2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 417日目・・・今夜も「世界の書物」からの抜粋・・・この本の著者である紀田氏の書きだし・・・人間の地位・「ビーグル号航海記」(ダーウィン)・・・固有の種・・・ガラバゴス諸島はダーウィンの進化論に重要な暗示を与えた場所として名高い。十三の火山性大島と無数の小島からなり、特有の動植物が存在することで生物学の宝庫とされる。ガラパゴスはスペイン語の「亀」の意であるが、それはいうまでもなくこの地帯に棲息する巨大な陸産カメに由来する。

カメはその膀胱に生活に必要な水分を溜めておくことができる。従って、住民が渇きにたえかねると、この事情を利用して、殺したカメの膀胱から尿を飲む。「私の観たところでは、殺されたカメでは、液はまったく透明で、わずかに苦い味がしたばかりであった。…

 416日目・・・今夜も「世界の書物(紀田順一郎著)」からの抜粋・・・「ポー」です。紀田氏が・・・ただ一つのの効果・「ポー物語集」とタイトルを掲げ・・・「貧しき作家達・・・ポーは40歳で死んだ。処女詩集「チムールその他」が匿名で出版されたのは18歳の時であるから、作家歴は22年間ということになるが・・・マークトウェインは印刷工やs水先案内を経て作家となったが、それだけで喰えず、出版社を経営している。・・・そしてポーは雑誌編集者として糊口をしのいでいた。」と、記している。そして、ポーは「いかなることがあって

・・・ジャーナリズムの要求・・・推理小説の元祖となった「モルグ街の殺人」で、彼が設定したテーマは「分析的能力」である。今日の推理小説と異なるところは、このテーマのために他の要素・・・センセーショナリズム・・・が抑制され、ほとんどがフィクシ…

 415日目・・・「戦争論」・・・ボクが「恋人になりソコねた女性」・・・  

まさに、紺碧の晴天の下にハンドスピ−カーから耳障りな雑音とかすれた声が響きわたっていた。 ・・・イマヤ、ヴェトナム戦争の最中、日本国家権力は「沖縄返還」を大義名分として日米帝国主義的な更なる固い同盟を結ぼうとしている・・・ ・・・構内には学生…

 414日目・・・今夜は「世界の書物」の「144ページ」からの抜粋、「戦争論」・・・「平成20年1月24日」に、「414日目」で、「144ページ」・・・ゲマトリアの「9・九・IX」・・・なんか、Synchronizeする時ってあるんだよね・・・この本は、学生時代に上下二冊2千円で買ったけれど、当時は眼の玉が飛びでるような高価な本だった。アルバイトした金をたかられるのがイヤで、買った。質屋に持っていっては度々その定価の値段で金を借りていた。そして必ず、また自分の手に戻し、カバンの中に・・・そして真剣に読んだ

危険な博戯・「戦争論」(クラウゼヴィッツ) ・・・森鴎外が初訳・・・ 「・・・戦争は術や学の領域に属するのではなくて、社会生活の領域に属するものである・・・」 ・・・目的と手段・・・ 「戦争は一種の強力行為であり、その旨とするところは相手に我…

 413日目・・・今夜も「世界の書物」からの抜粋・・・独身愛書家の生涯「エリア随筆」(ラム)・・・”懐かしの母親”を求めて・・・おふくろ、ゴメン、毎晩、耳モトで聴こえている・・・「オマエはどうして帰ってこないんだろうね」って・・・「エリア随筆」なんて読んだ事も聞いたこともない。紀田氏は高校時代の英語の教科書で習ったと、この本に記している・・・「焼豚談義」・・・だそうである。

・・・夜明けまで待ちきれず・・・二十歳になるやならずで青春を終えた男が、齢50に近くなって、若き日の恋人と、ひょっとしたら築けたかも知れない家庭を夢見る。私にも子どもがいないので、この気持はいたいほどよくわかる。 ・・・私がラムにひかれたの…

 412日目・・・「恋愛論」(スタンダール)・・・今夜は「恋愛論」をまた「世界の書物」から抜粋・・・女と書物と・・・「モンマルトにあるスタンダールの墓には、みずからの撰したところの「生きた、書いた、恋した」と言う墓碑銘をもって飾られている」そうである・・・ボクなら、さしずめ「寝た、喰った、やった」って地面にでも指で書こうかなッ・・・墓碑銘、死んでも墓に刻みたいんだ。ピラミッドみたいなデカイ墓に納まっても、5000年後にはミイラでのさらし者、見世物だから・・・「オレの墓碑銘は建てるな(?)」って、フランス(

・・・ザルツブルグの小枝・・・「恋した」の意味は、恋(請い)を多くしたという意味ではなく、マチルドに恋し、ソレを通じて一つの人間認識に到達したということさすのである・・・ ・・・彼は次に恋愛のプロセスを七段階に分類する。1、感歎。2、あの人…

 411日目・・・今夜も「世界の書物」からの抜粋で、「19世紀前半ごろ」に突入・・・営々辛苦・「ファウスト」(ゲーテ)・・・「もっとゲーテを!」・・・文字通りのライフワーク・・・

いやはや、これまで哲学も 法律学も、医学も 無駄つつとは知り進学まで 営々辛苦、きわめ尽くした。 その結果がどうだといえば 昔に比べて少しも利口になってはおらぬ。 学士だの、おこがましくも博士だのと名のって もうかれこれ十年間も弟子どもの鼻面を …

 410日目・・・「130」ページ・・・「世界の書物」に記されているコトは、マルサスの「人口論」である。この本の著者、「紀田順一郎」氏は「あとがき」で「世界の書物」の文章は「週刊新潮(1975年8月7日号〜12月25日号)」に連載したものであるコトを記述している。そして、ボクが手にしている古本には著者の「1977年6月」の署名がある。現在から、2008年−1977年=31年前の本である・・・去年(2007年)は、随分と「少子化論」が「年金問題(保険料支払い期間・保険料受給時期)」と絡んで主張されたもんだが

・・・「少子化論(納税人口減少)」は「人口論(納税人口)」の「部分論理」である。一方「生活保護(生活保護)」と言う一般会計からまかなう法律がある。金額的には「生活保護」を受け取っている人々の方が「年金受給者」より有利な場合も多い・・・だっ…

 409日目・・・「世界の書物」からの抜粋・・・偉大なる常識人・「サミュエル・ジョンソン伝」・・・英国の名物・・・「サミュエル・ジョンソン伝」(1791年)は、伝記文学の傑作である・・・彼等(英国人)にとって、ジョンソンという人物は”national insutitute”(国の名物、なくてはかなわぬ存在)であり、平たく言えばジョン・ブルの代表者である。その中正主義、保守的気質、独立不羈(フキ)の精神、伝統主義、ユーモア・・・。ジョンソン自身は1755年に刊行された「英語辞典」は、言語学的方法を取り入れた

・・・文学者の独立・・・彼は容貌魁偉で醜いほうに属したが、これは幼児に瘰癧を患って相好が変わったためである。のみならず視神経を冒され、一方の眼は見えなかった。25歳のとき、自分の齢の倍くらいもある子持ちの未亡人と結婚したが、彼女の容姿は「…

 408日目・・・今日、寒かったけれど観音様の近くにフラフラぁ〜と・・・また、古本屋で物色していたら「絵本と違い過ぎる・原典アンデルセン童話・杉山明俊・1999年8月10日・ぶんか社発行」と言う本を見つけて100円で買った・・・ブックカバーの「人魚姫」の絵が気にいったからなんだけれど・・・ボクが知っている「童話」とは違う、らしい・・・目次には「親指姫」、「人魚姫」、「しっかり者のすすめの兵隊」、「みにくいアヒルの子」、「赤い靴」、「マッチ売りの少女」、ボクの知っているストリーは、みんな「感動的なモノガタリ

「偉人伝」と言われる「伝記物」を子どもの頃に読んで、その人物のエピソードや生き方には感動したモンだけれど・・・歳をとっていくにしたがって、彼等に抱いた「幻想」が、お節介な暴露ジャーナリストによって壊されていく・・・壊される部分への最初のボ…

 407日目・・・「今現在、この時間に生きているコト」を問題にセズ、過去をグダグダ愚痴る人や、未来に対する不安と杞憂を取り越し苦労として怯えている人が多い。問題は「目の前の出来事」であり、この解決にはどう対処し、それを行動とするかである。予期せぬ出来事、予期できる出来事に準備万端は大切であるが、妄想なんていう時間はない。いつも問われるのは次の敏速、瞬時の行動である・・・あらゆるコトの「対処基準」が「今」でしかない。眠るも、食べるも、トイレに行くのも、喧嘩するのも、仲良くするのも・・・恋愛するのも、別れるの

「世界の書物」からの抜粋・・・今日は、 ・・・情念の世界・「告白」(ルソー)・・・意識化下の欲望・・・自伝を書く時に最も難しいのは、当人が社会的にどんな功績を成し遂げたとかと言うような”公的”な経歴ではなく、情念の記録、とりわけそれが集約的に…

 406日目・・・今日も「世界の書物」からの抜粋・・・見えない手・「国富論」(アダム・スミス)・・・オクスフォードに失望・・・

・・・スミスは大学の先生を経済人という概念で見ている。 ・・・とりわけ鋭いのは、大学の規則が学生達の便益のために案出されていす、教師達の利害と安楽のタメに案出されているという指摘である。 ・・・2000ポンド余の印税・・・「一般的に職業のど…

 405日目・・・今日も「世界の書物」から抜粋・・・無言の声援「百科全書」(ドニ・ディドロ・1713〜1784年)・・・風雨強かるべし・・・第一巻が刊行されえるや否や、案の定、教会勢力(イエズス会士)の攻撃がはじまった。ディドロの唯物論的な立場を「無神論」ときめつけ、「発禁にせよ」とわめきたてた。執筆に協力した進歩派の僧侶は国外へ亡命し、ディドロは投獄され、第二巻は発禁となった・・・

・・・悲惨の中の栄光・・・次は「哲学」という項目の一節。これは役にも立たなぬ知識のみに翻弄されて、生きるための原理的認識を獲得できないでいる、現代人への警告ともなっている。 「最も偉大な哲学者とは、最も多くの事物に理由を考える人のことであり…

 404日目・・・主体性の無い「フクちゃん」が「結構、今国会で多くの法案が通ってよかった」といっていた。この「法案の目玉」は「自衛隊海外派遣法」・・・「衆議院法案可決」→「参議院法案否決」→、「衆議院再可決」→「二院議員制度」ってナンなんだろう。特に「参議院」の存在は「議員屋」の食客を「税金」で無駄飯食わせているだけ?・・・それに、「自衛隊法」って「日本国憲法」を土台にした「法律」なんだろうかね・・・それとも逸脱した違反・・・中米の「コスタリカ国家憲法」には「軍隊・軍事力はコレを国家として有しない」とある

____________ 以下、ウイッキペデア百科辞典から抜粋 ペルシャ湾掃海派遣 1991年(平成3年)6月5日〜9月11日。自衛隊法99条に基づき、海上自衛隊のペルシャ湾派遣掃海部隊を派遣する。 ペルシャ湾(公海・イラク領海・イラン領海・クウェート領…

 403日目・・・「成人式」は「平穏無事」に終わったみたいだけれど・・・「成人・性人・正人・星人・生人・背人・所為人・誓人」等にオメデトウッ!・・・今日も「世界の書物」をくくって抜粋していこうカナ・・・

醜悪なるかな人間・「ガリヴァー旅行記」(スゥィフト)・・・大樽二杯の排泄・・・小人国に上陸したガリヴァーが大いに閉口したのは、自然の欲求の処理であった・・・巨人国・・・浮かぶ飛行島・・・ある教授からは、「反政府陰謀検挙心得」という書類を見…

 402日目・・・13日の日曜日・・・「ダーゥインがきた」・・・陸で生きる「ヨダレカケ」、スゴイナァ〜ッ。生きるって凄い。大河ドラマの「篤姫」・・・「私の心は私だけのモノ。誰にも縛られるモノではありません」・・・タシカに、「ココロ」だけは何を考えようが、空想、妄想しようが「自由」である。そして、「ココロの自由」とは「判断の選択」である、ナッ・・・だが「ココロの自由」は、また他人に押し付けるモノでもない、他の人にも「判断」の、「選択」の「自由」があるからだ・・・万人を納得させる「科学知識・判断」とは違う領域

ヒトのココロを「自分の判断」で動かす、動いてくれるようになってくれるのは並たいていジャァない。モチロン、「大きな自然界の動き」を制御するなんてコトは不可能に近いが、ここでは「人間社会の枠内」がテーマである。 相手が自分と同じような「判断レベ…

 401日目・・・簡単にいけるかと思ったら、結構シンドイんだよねッ、「世界の書物」・・・こんなモノにこだわっていたら「世の中の動き」もそっちのけで、日が暮れちゃうんだけれど・・・昨日の続き・・・

自然と人力・「天工開物」(天工=天のタクミ=自然のメグミ・開物=生産活動・人間が生活に自然物を活用するコト)・・・五穀を尊ぶ・・・「天工開物」は(中国)明末の崇禎十年(1637)に刊行された産業技術に関する啓蒙書である。著者は宋應星という…

 400日目・・・「世界の書物」のつづき・・・四百・四〇〇・肆百・・・「τετρακοσιοι(テトラコシ)」・・・fourhundred(社交界の人々・上流人士)・・・よんひゃく日目・・・「読む釈」カモ・・・

巨人による巨人伝説・「ガルガンチョワ物語」・・・耳から生まれた話・・・再生への希求・・・作者はラブレー・・・(聖書の)福音主義はいうまでもなく、教会や制度を二の次とし、直接聖書にふれて信仰を体得せよという教義であって、ラブレーの思想的立場…

 399日目・・・昨日のつづき・・・「世界の書物」からの抜粋・・・

政治的人間・「君主論」・・・”戦争の犬”を追放・・・「人間には理想派と現実派の二つのタイプがあるけれども、いずれに属するにせよ、理想一点張り、現実一点張りというのは人を大きく動かす力はない」・・・1494年、無政府状態のフィレンッェに共和制…

 398日目・・・モゥ、08年の1月9日ですか・・・ハヤイなァ〜ッ・・・「世界の書物・紀田潤一郎・新潮社・昭和52(1977)年発行」を古本屋で買って目を通してみた。ほとんど知っている「世界の著作の紹介とその批評」だが、読んでみて「本」に対する読みかたの「立場」、「姿勢」が面白いので・・・以下抜粋してみた・・・

英雄伝説・「イーリアス」は「女を発端とした争い」、「オデュッセイア」は「老兵の帰還」・・・虚しき営為・・・「そこには無限大の高揚がある。死と対峙する英雄達の勇敢さ、崇高さ、一途な友情、ちっぽけなモラルをよせつけない愛情の念・・・それがトー…

 397日目・・・ボクも「もっと、もっと、世界を知りたい・・・宇宙を知りたい」・・・そして「自分自身の存在を知りたい」・・・この世の中、ワカらないコトばかり・・・NHKの「篤姫」は日本を救った「女性」であるらしいのだが、今現在、人間達は「世界を地球を救いたい」と言う人間ばかり・・・「自分自身を救いたい」と言う人があまりいないけれど、「自分自身をも救う」って言う人もあまりいないみたい・・・ドラマの進展に期待したい・・・「篤姫(とくひめ)」、名前からして、きっと「トクヒメ(解く秘め)」に重ねられているのだろう

 396日目・・・元旦、NHKの「エジプト文明の謎」か、タケシの「古代文明ミステリー」をみたかったけれど、「はじめてのおつかい」をみてしまった。子供達の、「一所懸命なオツカイ」・・・「親(大人)」は子供達の可能性を「信頼してやる」、「導いてやる」って、本当だョね・・・でも、「親子の関係」での育みは、「友達関係」であってはダメだと思う、なッ。もちろん、過保護も、度し難い厳しさも・・・子供にとってはすべてが「試練の道」だけれど、「試練の壁を乗り越えられる環境と時期」のレベルを注意深く見守って・・・子供にとって

・・・お父さんも、お母さんもエライ、ッ!!・・・泣ける・・・ 以下、「はじめてのおつかい」番組の「公式HP」から参考抜粋 ______________ 琳(りん)ちゃん(5歳10か月) 晴れ渡る空の下、稲穂が豊かに実る岡山県でおつかいをする琳ちゃん…