2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
カメはその膀胱に生活に必要な水分を溜めておくことができる。従って、住民が渇きにたえかねると、この事情を利用して、殺したカメの膀胱から尿を飲む。「私の観たところでは、殺されたカメでは、液はまったく透明で、わずかに苦い味がしたばかりであった。…
・・・ジャーナリズムの要求・・・推理小説の元祖となった「モルグ街の殺人」で、彼が設定したテーマは「分析的能力」である。今日の推理小説と異なるところは、このテーマのために他の要素・・・センセーショナリズム・・・が抑制され、ほとんどがフィクシ…
まさに、紺碧の晴天の下にハンドスピ−カーから耳障りな雑音とかすれた声が響きわたっていた。 ・・・イマヤ、ヴェトナム戦争の最中、日本国家権力は「沖縄返還」を大義名分として日米帝国主義的な更なる固い同盟を結ぼうとしている・・・ ・・・構内には学生…
危険な博戯・「戦争論」(クラウゼヴィッツ) ・・・森鴎外が初訳・・・ 「・・・戦争は術や学の領域に属するのではなくて、社会生活の領域に属するものである・・・」 ・・・目的と手段・・・ 「戦争は一種の強力行為であり、その旨とするところは相手に我…
・・・夜明けまで待ちきれず・・・二十歳になるやならずで青春を終えた男が、齢50に近くなって、若き日の恋人と、ひょっとしたら築けたかも知れない家庭を夢見る。私にも子どもがいないので、この気持はいたいほどよくわかる。 ・・・私がラムにひかれたの…
・・・ザルツブルグの小枝・・・「恋した」の意味は、恋(請い)を多くしたという意味ではなく、マチルドに恋し、ソレを通じて一つの人間認識に到達したということさすのである・・・ ・・・彼は次に恋愛のプロセスを七段階に分類する。1、感歎。2、あの人…
いやはや、これまで哲学も 法律学も、医学も 無駄つつとは知り進学まで 営々辛苦、きわめ尽くした。 その結果がどうだといえば 昔に比べて少しも利口になってはおらぬ。 学士だの、おこがましくも博士だのと名のって もうかれこれ十年間も弟子どもの鼻面を …
・・・「少子化論(納税人口減少)」は「人口論(納税人口)」の「部分論理」である。一方「生活保護(生活保護)」と言う一般会計からまかなう法律がある。金額的には「生活保護」を受け取っている人々の方が「年金受給者」より有利な場合も多い・・・だっ…
・・・文学者の独立・・・彼は容貌魁偉で醜いほうに属したが、これは幼児に瘰癧を患って相好が変わったためである。のみならず視神経を冒され、一方の眼は見えなかった。25歳のとき、自分の齢の倍くらいもある子持ちの未亡人と結婚したが、彼女の容姿は「…
「偉人伝」と言われる「伝記物」を子どもの頃に読んで、その人物のエピソードや生き方には感動したモンだけれど・・・歳をとっていくにしたがって、彼等に抱いた「幻想」が、お節介な暴露ジャーナリストによって壊されていく・・・壊される部分への最初のボ…
「世界の書物」からの抜粋・・・今日は、 ・・・情念の世界・「告白」(ルソー)・・・意識化下の欲望・・・自伝を書く時に最も難しいのは、当人が社会的にどんな功績を成し遂げたとかと言うような”公的”な経歴ではなく、情念の記録、とりわけそれが集約的に…
・・・スミスは大学の先生を経済人という概念で見ている。 ・・・とりわけ鋭いのは、大学の規則が学生達の便益のために案出されていす、教師達の利害と安楽のタメに案出されているという指摘である。 ・・・2000ポンド余の印税・・・「一般的に職業のど…
・・・悲惨の中の栄光・・・次は「哲学」という項目の一節。これは役にも立たなぬ知識のみに翻弄されて、生きるための原理的認識を獲得できないでいる、現代人への警告ともなっている。 「最も偉大な哲学者とは、最も多くの事物に理由を考える人のことであり…
____________ 以下、ウイッキペデア百科辞典から抜粋 ペルシャ湾掃海派遣 1991年(平成3年)6月5日〜9月11日。自衛隊法99条に基づき、海上自衛隊のペルシャ湾派遣掃海部隊を派遣する。 ペルシャ湾(公海・イラク領海・イラン領海・クウェート領…
403日目・・・「成人式」は「平穏無事」に終わったみたいだけれど・・・「成人・性人・正人・星人・生人・背人・所為人・誓人」等にオメデトウッ!・・・今日も「世界の書物」をくくって抜粋していこうカナ・・・
醜悪なるかな人間・「ガリヴァー旅行記」(スゥィフト)・・・大樽二杯の排泄・・・小人国に上陸したガリヴァーが大いに閉口したのは、自然の欲求の処理であった・・・巨人国・・・浮かぶ飛行島・・・ある教授からは、「反政府陰謀検挙心得」という書類を見…
ヒトのココロを「自分の判断」で動かす、動いてくれるようになってくれるのは並たいていジャァない。モチロン、「大きな自然界の動き」を制御するなんてコトは不可能に近いが、ここでは「人間社会の枠内」がテーマである。 相手が自分と同じような「判断レベ…
自然と人力・「天工開物」(天工=天のタクミ=自然のメグミ・開物=生産活動・人間が生活に自然物を活用するコト)・・・五穀を尊ぶ・・・「天工開物」は(中国)明末の崇禎十年(1637)に刊行された産業技術に関する啓蒙書である。著者は宋應星という…
巨人による巨人伝説・「ガルガンチョワ物語」・・・耳から生まれた話・・・再生への希求・・・作者はラブレー・・・(聖書の)福音主義はいうまでもなく、教会や制度を二の次とし、直接聖書にふれて信仰を体得せよという教義であって、ラブレーの思想的立場…
政治的人間・「君主論」・・・”戦争の犬”を追放・・・「人間には理想派と現実派の二つのタイプがあるけれども、いずれに属するにせよ、理想一点張り、現実一点張りというのは人を大きく動かす力はない」・・・1494年、無政府状態のフィレンッェに共和制…
英雄伝説・「イーリアス」は「女を発端とした争い」、「オデュッセイア」は「老兵の帰還」・・・虚しき営為・・・「そこには無限大の高揚がある。死と対峙する英雄達の勇敢さ、崇高さ、一途な友情、ちっぽけなモラルをよせつけない愛情の念・・・それがトー…
・・・お父さんも、お母さんもエライ、ッ!!・・・泣ける・・・ 以下、「はじめてのおつかい」番組の「公式HP」から参考抜粋 ______________ 琳(りん)ちゃん(5歳10か月) 晴れ渡る空の下、稲穂が豊かに実る岡山県でおつかいをする琳ちゃん…