1753日目・・・「旧約聖書」の「コトバ」を「古事記・日本書紀」を踏まえ、幕末、明治から昭和に重ねるとどうなるのか・・・?・・・「国家」とは「臥薪嘗胆とは、復讐のために耐え忍び、その復讐成就のために辛苦に耐える」というコトである・・・「紀元前6-5世紀の呉と越の国家間の戦争に由来(初出は、嘗胆は『史記・巻四十一・越王句践世家』」で、「臥薪嘗胆」の四文字は「蘇軾(1037年〜1101年)の詩の『擬孫権答曹操書』」中の句「僕受遺以來・臥薪嚐膽」以降であるらしい・・・国家戦争のみならず、喧嘩での敗北はどんな時
明治国家ならば「三国干渉」である・・・太平洋戦争の緒戦も「臥薪嘗胆」の結果である。そして敗戦、戦後「日本国」は産業育成と貿易復興で「臥薪嘗胆」してきたのである・・・だが、その先は「リベンジ(revenge)戦争」ではない。「日本国憲法」の現実的な地球拡散である・・・難しいのは前提である・・・裏弁字
ーーーーー
旧約聖書
サムエル記
第15章
15:1
さて、
サムエルはサウルに言った、
「主(あるじ・ぬし・シュ)は、
或字 塗師 諏
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)を
渡し 倭託 史 横嶋 詞 務
つかわし、
あなたに
油(あぶら・ユ)を
阿武等 喩
注(そそい・チュウ)で、
楚々意 註(中)
楚=楚(?〜紀元前223年)
中国周代
戦国七雄の一
春秋時代
金春秋(新羅)
武烈王
後晋・後漢代の楚(青紫)
五代十国時代の楚
楚=木(き・モク・十八)
+ 記紀
木(き・モク・十八)
+ 目 十八番(おはこ)
疋(ひき・あし・ショ・ソ)
牽 足 書 素
その民
イスラエルの王
とされました。
それゆえ、
今(いま・コン)、
意撒 混(金)
主(あるじ・ぬし・シュ)の言葉を聞きなさい。
15:2
万軍(バングン・まんぐん・萬軍)の
磐郡 満 群 太萬万侶
異句差
主(あるじ・ぬし・シュ)は、
こう仰せられる、
『私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シム)は、
アマレク・・・・海人例句
が
イスラエル・・・以色列=虹(にじ)の七色
にした事、
すなわち
イスラエルが
エジプト・・・・埃及(ちり及ぶ)
幕末遣欧使節
から
上ってきた時、
その途中で
敵対したことについて
彼らを罰するであろう。
15:3
今(いま・コン)、
行ってアマレクを撃ち、
そのすべての持ち物を
滅ぼしつくせ。
彼らをゆるすな。
男も女も、
幼な子も
乳飲み子も、
牛(うし)も・・・・・丑
羊(ひつじ)も、・・・未
駱駝(らくだ)も、
驢馬(ろば)も
皆、殺せ』」。
15:4
サウルは民を呼び集め、
テライム・・・・・・・・出等意務(忌む)
で
人数を調べたところ、
歩兵は
二十万、
ユダ・・・・・・・・・・喩拿・諭拿
の人は
一万であった。
15:5
そして
サウルは
アマレクの町へ行って、
谷に兵を伏せた。
15:6
サウルは
ケニ・・・・・・・・・・化似・懸爾
びとに言った、
「さあ、
あなたがたは
アマレクびとを離れて、
下っていってください。
彼らと一緒に
あなたがたを
滅ぼすようなことが
あってはならない。
あなたがたは、
イスラエルの人々が
エジプトから上ってきた時、
親切にしてくれたのですから」。
そこで
ケニびとは
アマレクびとを
離れて行った。
15:7
サウルは
アマレクびとを撃って、
ハビラ・・・葉備等
から
エジプトの東にある
シュル・・・諏留・種留・首留(和歌)
にまで
及んだ。
15:8
そして
アマレクびとの王
アガグ・・・足掻く・跑(あがく)
阿臥句
を
生け捕(いけどり・捕虜・捕囚)、
剣(つるぎ・ケン)
敦 戯 懸(縣)
敦 賀
を
もって
その民を
尽(ことごとく・悉く・つくす・ジン)
糊塗語解く 筑紫 訊(壬・陣)
仁(字務)
滅ぼした。
15:9
しかし
サウルと民は
アガグをゆるし、・・・・サウルの慈悲?
また
羊と
牛の最も良いもの、
肥(こ)えたもの・・・・肥後=熊本
肥前=佐賀県北部
唐津市西部
東松浦半島西部
佐賀・嵯峨・性
越えた=越後
ならびに
小羊(こひつじ・コヨウ)と、
古碑通字 雇用(古謡)
すべての
良いものを残し、
それらを
滅ぼし
尽すことを好まず、
ただ
値(ね)うちのない、・・・ネウチ=音得知
音雨知
詰(つ)まらない物を・・・つまる=吃音
滅(ほろ)ぼし尽した。・・補賂
15:10
その時、
主(あるじ・ぬし・シュ)の言葉が
サムエルに臨んだ、
15:11
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
サウルを
王としたことを悔いる。
彼が
背(そむ・背信・背反)いて、
配信・廃藩(葉意判・葉異版)
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)に
従わず、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
言葉を
行(おこな・ギョウ・アン)わ
緒古名倭
なかった
からである」。
サムエルは
怒って、
夜通(よどう・ヤツウ)し、
主(あるじ・ぬし・シュ)に
呼ばわった。
15:12
そして
朝
サウルに会うため、
早く起きたが、
サムエルに
告げる人があった、
「サウルは
カルメル・・・・化留目留
軽目留=一毛=100分の1分
↓ 10分の1厘
10糸
1/10000=0.01%
軽女留
↓
木梨軽皇子(と衣通姫)
軽王子(孝徳天皇)
珂瑠王子(文武天皇)
女(むすめ・おんな
ジョ)
↓
歌留女留
仮留目留
にきて、
自分のために
戦勝記念碑を建て、
身をかえして進み、
ギルガル・・・・・疑留臥留
へ下って行きました」。
15:13
サムエルが
サウルのもとへ来ると、
サウルは彼に言った、
「どうぞ、
主(あるじ・ぬし・シュ)が
あなたを祝福されますように。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
主(あるじ・ぬし・シュ)の
言葉
を
実行しました」。
15:14
サムエルは言った、
「それならば、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
耳にはいる、
この
羊の声と、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
聞く
牛の声は、
いったい、なんですか」。
15:15
サウルは言った、
「人々が
アマレクびとの所から引いてきたのです。
民は、
あなたの神、
主(あるじ・ぬし・シュ)に
ささげるために、
羊と牛の最も良いものを残したのです。
そのほかは、
我々(われわれ・ガガ)が
滅ぼし
尽しました」。
15:16
サムエルはサウルに言った、
「おやめなさい。
昨夜、
主(あるじ・ぬし・シュ)が
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)に
言われたことを、
あなたに告げましょう」。
サウルは彼に言った、
「言ってください」。
15:17
サムエルは言った、
「仮令(たとい・譬え・例・喩・譬)、
他問・多答
自分では
小さいと思っても、
あなたは
イスラエルの諸部族の
長(おさ・チョウ)ではありませんか。
主(あるじ・ぬし・シュ)は
あなたに
油(あぶら・ユ)を
注いで
イスラエルの王とされた。
15:18
そして
主(あるじ・ぬし・シュ)は
あなたに使命を授け、
つかわして言われた、
『行って、
罪びとなる
アマレクびとを
滅ぼし尽せ。
彼らを
皆殺しにするまで
戦え』。
15:19
それであるのに、
どうして
あなたは
主(あるじ・ぬし・シュ)の
声に聞き従わないで、
分捕(ぶんど・ブンホ)り物に
文 努 文 補
とびかかり、
主(あるじ・ぬし・シュ)の
目の前に
悪(あく・オ)を
おこなったのですか」。
15:20
サウルはサムエルに言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
主(あるじ・ぬし・シュ)の
声に聞き従い、
主(あるじ・ぬし・シュ)が
つかわされた使命を帯びて行き、
アマレクの王
アガグ
を連れてきて、
アマレクびとを滅ぼし尽しました。
15:21
しかし
民は
滅ぼし尽すべきもののうち
最も良いものを、
ギルガルで、
あなたの神、
主(あるじ・ぬし・シュ)に
ささげるため、
分捕(ぶんど・ブンホ)り物のうちから
羊
と
牛
を取りました」。
15:22
サムエルは言った、
「主(あるじ・ぬし・シュ)は
その
み言葉(ことば・ゲンバ)
に
聞き従う事を
喜ばれるように、・・・・コトバが第一
燔祭(ハンサイ)
や
犠牲(ギセイ)
を
喜ばれるであろうか。
見よ、
従うことは
犠牲
にまさり、
聞くことは
雄羊(おひつじ)
の
脂肪(シボウ)
に
まさる。
15:23
背(そむく・ハイ)ことは
素務句 葉意
占(うらな・セン)いの罪に等しく、
裏名意 選
強情(ゴウジョウ・剛情)は
合帖・号定・合条
偶像(グウゾウ)礼拝
の
罪(つみ・ザイ)に
等(ひと・トウ)しいからである。
あなたが
主(あるじ・ぬし・シュ)の
ことば
を
捨(す・シャ)てたので、
主(あるじ・ぬし・シュ)も
また
あなたを捨てて、
王の位から退けられた」。
15:24
サウルはサムエルに言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
主(あるじ・ぬし・シュ)の
命令
と
あなたの言葉に
背(そむ・背信・背反)いて
罪を犯しました。
民を恐れて、
その声に聞き従ったからです。
15:25
どうぞ、
今(いま・コン)
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
罪をゆるし、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)と
一緒に帰って、
主(あるじ・ぬし・シュ)を
拝(おが・ハイ)ませてください」。
15:26
サムエルはサウルに言った、
「あなたと一緒に帰りません。
あなたが
主(あるじ・ぬし・シュ)の言葉を
捨てたので、
主(あるじ・ぬし・シュ)も
あなたを捨てて、
イスラエルの王位から
退(のけ・タイ)けられたからです」。
15:27
こうして
サムエルが
去ろうとして
身(み・シン)を
見・実
返(かえ・ヘン)した時、
翻・替・変・換・・・蛙(anuran
frog
padda)
サウル
が
サムエルの
上着(うわぎ・ジョウチャク)の
裾(すそ)を捕えたので、
それは
裂けた。
15:28
サムエルは彼に言った、
「主(あるじ・ぬし・シュ)は
きょう、
あなたから
イスラエルの王国を裂き、
もっと良い
あなたの
隣人に与えられた。
15:29
また
イスラエルの栄光は
偽(いつわ)ることもなく、
悔(く)いることもない。
彼は・・・・・・・・ダレ?
人ではないから・・・栄光は人では無い?
悔いることはない」。
15:30
サウルは言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
罪を犯しましたが、
どうぞ、
民の長老たち、
および
イスラエルの前で、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)を
尊び、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)と
一緒に帰って、
あなたの神、
主(あるじ・ぬし・シュ)を
拝ませてください」。
15:31
そこで
サムエルは
サウルのあとについて帰った。
そして
サウルは
主(あるじ・ぬし・シュ)を拝んだ。
15:32
時にサムエルは言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シム)の所に
アマレクびとの王
アガグ
を引いてきなさい」。
アガグは
うれしそうに
サムエルの所にきた。
アガグは
「死の苦しみは
きっと過ぎ去ったのだ」
と思った。
15:33
サムエルは言った、
「あなたの剣(つるぎ・ケン)は
多くの女に
子供を失わせた。
そのように
あなたの母も
女のうちで
最も無惨に
子供を失う者となるであろう」。
サムエルは
ギルガルで
主(あるじ・ぬし・シュ)の前に、
アガグ
を
寸断(スンダン)した。・・・・斬殺した?
15:34
そして
サムエルは
ラマ・・・・・・・等万・等馬・覶魔
に行き、
サウルは故郷の
ギベア・・・・・・疑経阿(阿含経)
に上って、
その家に帰った。
15:35
サムエルは
死ぬ日まで、
二度と
サウルを見なかった。
しかし
サムエルは
サウルのために悲しんだ。
また
主(あるじ・ぬし・シュ)は
サウルを
イスラエルの王
としたことを
悔いられた。・・・・主とは神?
神が後悔したとは?
あるいは
主はサムエルか?
↓
第16章
16:1
さて
主(あるじ・ぬし・シュ)は
サムエルに言われた、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が
すでに
サウルを捨てて、
イスラエルの王位から退けたのに、
あなたはいつまで
彼のために悲しむのか。
角に
油(あぶら・ユ)を満たし、
それをもって行きなさい。
あなたを
ベツレヘム
びと
エッサイ・・・・・・えっさい?
重通差異
のもとにつかわします。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
その子たちのうちに
ひとりの王を
捜し得たからである」。
16:2
サムエルは言った、
「どうして
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
行くことができましょう。
サウルがそれを聞けば、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)を
殺すでしょう」。
主(あるじ・ぬし・シュ)は言われた、
「一頭の
子牛を引いていって、
『主(あるじ・ぬし・シュ)に
犠牲をささげるためにきました』
と言いなさい。
16:3
そして
エッサイ
を
犠牲の場所に呼びなさい。
その時
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
あなたのすることを示します。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が
あなたに告げる人に
油(あぶら・ユ)を
注がなければならない」。
16:4
サムエルは
主(あるじ・ぬし・シュ)が
命じられたようにして、
ベツレヘムへ行った。
町の長老たちは、
恐れながら出て、
彼を迎え、
「穏やかな事のために
こられたのですか」
と言った。
16:5
サムエルは言った、
「穏やかな事のためです。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
主(あるじ・ぬし・シュ)に
犠牲をささげるためにきました。
身を清(きよ・セイ)めて、
犠牲の場所に
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)と
共にきてください」。
そして
サムエルは
エッサイと
その子たちを
きよめて
犠牲の場に招いた。
16:6
彼らがきた時、
サムエルは
エリアブ・・・・・重理阿武(虻→蚊・蛙)
を見て、
「自分の前にいるこの人こそ、
主(あるじ・ぬし・シュ)が
油(あぶら・ユ)を
注(そそが)れる人だ」
と思った。
16:7
しかし
主(あるじ・ぬし・シュ)は
サムエルに言われた、
「顔かたちや
身のたけを
見てはならない。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
すでに
その人を捨てた。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が
見るところは人とは異なる。
人は
外の顔かたちを見、
主(あるじ・ぬし・シュ)は
心を見る」。
16:8
そこで
エッサイ
は
アビナダブ・・・・・阿鼻名拿部
を呼んで
サムエルの前を通らせた。
サムエルは言った、
「主(あるじ・ぬし・シュ)が
選ばれたのは
この人でもない」。
16:9
エッサイ・・・
は
シャンマ・・・写務磨(萬・馬・眞・摩・麻)
を通らせたが、
サムエルは言った、
「主(あるじ・ぬし・シュ)が
選ばれたのは
この人でもない」。
16:10
エッサイは
七人の子に
サムエルの前を通らせたが、
サムエルは
エッサイに言った、
「主(あるじ・ぬし・シュ)が
選ばれたのは
この人たちではない」。
16:11
サムエルはエッサイに言った、
「あなたの
息子(むすこ・ソクシ)たちは
皆ここにいますか」。
彼は言った、
「まだ
末の子が残っていますが
羊を飼っています」。
サムエルはエッサイに言った、
「人をやって
彼を連れてきなさい。
彼がここに来るまで、
我々(われわれ・ガガ)は
食卓につきません」。
16:12
そこで人をやって
彼をつれてきた。
彼は
血色のよい、
目のきれいな、
姿の美しい人であった。
主(あるじ・ぬし・シュ)は
言われた、
「立って
これに
油(あぶら・ユ)を
そそげ。
これが
その人である」。
16:13
サムエルは
油(あぶら・ユ)の
角をとって、
その兄弟たちの中で、
彼に
油(あぶら・ユ)を
注(そそい・チュウ)だ。
この日からのち、
主(あるじ・ぬし・シュ)の
霊は、
はげしく
ダビデの上に臨んだ。
そして
サムエルは立って
ラマ
へ行った。
16:14
さて
主(あるじ・ぬし・シュ)の
霊は
サウルを離れ、
主(あるじ・ぬし・シュ)から
来る
悪霊が
彼を悩ました。
16:15
サウルの家来たちは彼に言った、
「ごらんなさい。
神から来る
悪霊が
あなたを
悩ましているのです。
16:16
どうぞ、
我々(われわれ・ガガ)の
主君(シュクン)が、
あなたの前に仕えている
家来たちに命じて、
じょうずに
琴(こと・キン)をひく者
ひとりを捜させてください。
神(かみ・シン)から来る
悪霊が
あなたに臨む時、
彼が手で
琴をひくならば、
あなたは
良くなられるでしょう」。
16:17
そこで
サウルは
家来たちに言った、
「上手(じょうず・巧み・旨く・うまく)に
琴をひく者を捜して、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
もとに連れてきなさい」。
16:18
その時、
ひとりの若者がこたえた、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
ベツレヘムびと
エッサイの子を見ましたが、
琴がじょうずで、
勇気もあり、
いくさびとで、
弁舌(ベンゼツ)にひいで、
姿の美しい人です。
また
主(あるじ・ぬし・シュ)が
彼と共におられます」。
16:19
そこでサウルは
エッサイのもとに
使者をつかわして言った、
「羊を飼っている
あなたの子
ダビデを
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シム)の
もとによこしなさい」。
16:20
エッサイは、
驢馬(ろば)に
パン(麵麭)を負わせ、
皮袋にいれた
葡萄(ぶどう)酒一袋と、
山羊(やぎ)の子とを取って、
その子
ダビデの手によって
サウルに送った。
16:21
ダビデ
は
サウルのもとにきて、
彼に仕えた。
サウルはひじょうに
これを愛して、
その武器を執る者とした。
16:22
また
サウルは人をつかわして
エッサイに言った、
「ダビデを
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シム)に
仕えさせてください。
彼は
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シム)の
心にかないました」。
16:23
神から出る
悪霊がサウルに臨む時、
ダビデは琴をとり、
手でそれをひくと、
サウルは気が静まり、
良くなって、
悪霊は彼を離れた。
↓
第17章
17:1
さて
ペリシテびとは、
軍を集めて戦おうとし、
ユダに属する
ソコ
に集まって、
ソコ
と
アゼカ・・・・阿是化
の間にある
エペス・・・・重経諏(素)
・
ダミム・・・・拿見務
に
陣(ジン)取った。
訊
17:2
サウルと
イスラエルの人々は集まって
エラ
の
谷(たに・ヤ)に陣取り、
ペリシテ
びとに対して戦列をしいた。
17:3
ペリシテびとは
向こうの山の上に立ち、
イスラエルは
こちらの山の
上に立った。
その間に谷があった。
17:4
時に、
ペリシテびとの陣から、
ガテの
ゴリアテ
という名の、
戦いを
いどむ者が出てきた。
身のたけは
六
キュビト
半。
17:5
頭には
青銅
の
兜(かぶと)を頂き、
身(み)には、
鱗(うろこ)とじの
鎧(よろい)を
着(き)ていた。
その
鎧(よろい)は
青銅(あおあかがね・あかがね
セイドウ=政道・正道・生動)
で重さ
五千
シケル。
17:6
また
足(あし・たり・ソク)には
青銅の
脛(すね・臑)当を着け、
肩(かた)には
青銅の
投げ槍(やり)を
背負(せお・しょ・ハイフ)って
いた。
17:7
手に持っている
槍(やり)の柄は、
機
の
巻棒
のようであり、
槍(やり)の
穂
の
鉄(くろがね・テツ)
は
六百
シケルであった。
彼の前には、
盾(たて・ジュン)
を
執(と・シツ)る者が進んだ。
17:8
ゴリアテ・・・・・語理当出(て)
は立って
イスラエルの戦列に向かって叫んだ、
「なにゆえ
戦列を
つくって出てきたのか。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
ペリシテびと、
おまえたちは
サウルの家来ではないか。
おまえたちから、
ひとりを選んで、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
ところへ下ってこさせよ。
17:9
もし
その人が戦って
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)を
殺すことができたら、
我々(われわれ・ガガ)は
おまえたちの家来となる。
しかし
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が
勝って
その人を殺したら、
おまえたちは、
我々(われわれ・ガガ)の
家来になって
仕えなければならない」。
17:10
また
このペリシテびとは言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は、
きょう
イスラエルの戦列に
いどむ。
ひとりを出して、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)と
戦わせよ」。
17:11
サウルとイスラエルのすべての人は、
ペリシテびとの
この言葉を聞いて驚き、
非常(ひじょう)に恐れた。
17:12
さて、
ダビデ
は
ユダ
の
ベツレヘムにいた
エフラタ・・・・重附等(覶)他
びと
エッサイ
という名の人の子で、
この人に
八人の子があったが、
サウルの
世には年が進んで、
すでに
年老いていた。
17:13
エッサイ
の
子らのうち、
上の三人は
サウルに従って戦争に出た。
その戦いに出た
三人の子の名は、
長子を
エリアブ
といい、
次を
アビナダブ
といい、
第三を
シャンマ
と言った。
17:14
ダビデは末の子であって、
兄
三人はサウルにしたがった。
17:15
ダビデはサウルの所から
行ったりきたりして、
ベツレヘムで
父の
羊
を飼っていた。
17:16
あの
ペリシテびとは
四十日の間、
朝夕出てきて、
彼らの前に立った。
17:17
時に、
エッサイ
は
その子
ダビデ
に言った、
「兄たちのため、
この
いり麦(むぎ・バク)・・・
「炒・煎」り麦
一
エパ・・・・重葉(場)
と、
この
10個
の
パン(麵麭)をとって、
急いで陣営にいる
兄の所へ持っていきなさい。
17:18
また
この
十
の
乾酪
を取って、
千人の
長にもって行き、
兄たちの
安否(アンピ)
を見とどけて、
その
しるしをもらってきなさい」。
17:19
さて
サウルと
彼ら
および
イスラエルのすべての人は、
エラの谷で
ペリシテびとと戦っていた。
17:20
ダビデは朝はやく起きて、
羊を番人に託し、
エッサイ
が命じたように
食料品を携えて行った。
彼が陣営に着いた時、
軍勢は、
鬨(とき)の声
を
あげて戦線に出ようとしていた。
17:21
そして
イスラエルと
ペリシテびととは戦列を敷いて、
軍と軍と
向き合った。
17:22
ダビデは
荷物をおろして、
荷物を守る者にあずけ、
戦列の方へ走って、
兄たちの所へ行き、
彼らの安否を尋ねた。
17:23
兄たちと語っている時、
ペリシテびとの戦列から、
ガテの
ペリシテ
びとで、
名を
ゴリアテ・・・・・語理当出
呉の王
闔閭は
復讐として
越に侵攻し敗北
後継者の
夫差に「必ず仇を取るように」
と遺言
夫差は
「三年以内に復讐する」と誓う
呉越戦争
「僕受遺以來 臥薪嚐膽」
(十八史略)
という、
あの戦いを
いどむ者が上ってきて、
前と同じ言葉を言ったので、
ダビデはそれを聞いた。
17:24
イスラエルのすべての人は、
その人を見て、
避けて逃げ、
非常(ひじょう)
に
恐れた。
17:25
イスラエルの人々はまた言った、
「あなたがたは、
あの上ってきた人を見たか。
確かに
イスラエルに
いどむために上ってきたのだ。
彼を殺す人は、
王が
大いなる
富を与えて富ませ、
その娘を与え、
その父の家には
イスラエルのうちで
税を免れさせるであろう」。
17:26
ダビデは
傍(かたわ)らに
立っている人々に言った、
「このペリシテびとを殺し、
イスラエルの恥を
すすぐ人には、
どうされるのですか。
この
割礼なき
ペリシテびとは何者なので、
生ける
神の軍を
挑(いど)むのか」。
17:27
民は前と同じように、
「彼を殺す人には
こうされるであろう」
と答えた。
17:28
上の兄
エリアブ
は
ダビデが人々と語るのを聞いて、
ダビデに向かい怒りを発して言った、
「なんのために下ってきたのか。
野にいる
僅(わず)かの
羊は
だれに託したのか。
あなたの
わがまま
と
悪い心はわかっている。
戦いを見るために
下ってきたのだ」。
17:29
ダビデは言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シム)が
今(いま・コン)、
何をしにきたと
仮令(たとい・譬え・例・喩・譬)うのですか。
ただ
ひと言
云(い)った
だけではありませんか」。
17:30
また
ふり向いて、
ほかの人に前のように語ったところ、
民は
また
同じように答えた。
17:31
人々は
ダビデの語った言葉を聞いて、
それを
サウルに告げたので、
サウルは
彼を呼び寄せた。
17:32
ダビデは
サウルに言った、
「だれも彼のゆえに
気を落してはなりません。
しもべが行って
あのペリシテびと
と戦いましょう」。
17:33
サウルはダビデに言った、
「行って、
あのペリシテびとと
戦うことはできない。
あなたは年少だが、
彼は若い時からの
軍人だからです」。
17:34
しかし
ダビデはサウルに言った、
「しもべは
父の羊を飼っていたのですが、
獅子(しし)、
あるいは
熊(くま)がきて、
群れの
小羊を取った時、
17:35
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
そのあとを追って、
これを撃ち、
小羊を
その口から救いだしました。
その獣が
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)
髭(ひげ・鬚・髯)を
つかまえて、
それを撃ち殺しました。
17:36
しもべは
すでに、
獅子(しし)と、
熊(くま)を殺しました。
この
割礼なきペリシテびとも、
生ける神の軍を
いどんだのですから、
あの獣の一頭のようになるでしょう」。
17:37
ダビデはまた言った、
「ししのつめ、
くまのつめから
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)を
救い出された
主(あるじ・ぬし・シュ)は、
また
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)を、
このペリシテびとの手から
救い出されるでしょう」。
サウルはダビデに言った、
「行きなさい。
どうぞ
主(あるじ・ぬし・シュ)が
あなたと共におられるように」。
17:38
そして
サウルは自分の
いくさ衣(ころも・イ)を
ダビデに着せ、
青銅の
兜(かぶと)を、
その頭に
かぶらせ、
また、
鱗(うろこ)とじ
の
鎧(よろい)を
身(み)
に
まとわせた。
17:39
ダビデは、
いくさ衣の上に、
剣(つるぎ・ケン)を
帯びて行こうとしたが、
できなかった。
それに
慣れていなかったからである。
そこで
ダビデはサウルに言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
これらのものを
着けていくことはできません。
慣れていないからです」。
17:40
ダビデは
それらを
脱ぎすて、
手につえをとり、
谷間から
滑(なめ)らかな
石(いし)
五個
を
選(えら)びとって
自分の持っている
羊飼の
袋(ふくろ・タイ)
に入れ、
手
に
石投げ
を
執って、
あの
ペリシテびとに近づいた。
17:41
その
ペリシテびとは
進んできてダビデに近づいた。
その
たて
を
執る者が
彼の前にいた。
17:42
ペリシテびとは
見まわして
ダビデを見、
これを侮った。
まだ
若くて
血色がよく、
姿が
美しかった
からである。
17:43
ペリシテびとは
ダビデに言った、
「杖(つえ・ジョウ)を持って、
向かってくるが、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
犬なのか」。
ペリシテびとは、
また
神々の名によって
ダビデ
を
呪(のろ・ジュ)った。
17:44
ペリシテびとはダビデに言った、
「さあ、向かってこい。
おまえの
肉(にく・ジク)を、
空(そら・クウ)
の
鳥(とり・チョウ)、
野の
獣(けもの・ジュウ)の
餌食(えじき)
にしてくれよう」。
17:45
ダビデはペリシテびとに言った、
「おまえは
剣(つるぎ・ケン)と、
槍(やり)と、
投げ槍(やり)を持って、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)に
向かってくるが、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
万軍(バングン・まんぐん・萬軍)の
主(あるじ・ぬし・シュ)の名、
すなわち、
おまえが
挑(いど)んだ、
イスラエルの軍の
神の名によって、
おまえに立ち向かう。
17:46
きょう、
主(あるじ・ぬし・シュ)は、
おまえを
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
手に
わたされるであろう。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は、
おまえを
撃って、
首を
刎(は・フン)ね、
ペリシテ
びと
の
軍勢の
死かばねを、
きょう、
空の鳥、
地の野獣の
餌食(えじき)
にし、
イスラエルに、
神がおられることを
全地に知らせよう。
17:47
また
この全会衆も、
主(あるじ・ぬし・シュ)は
救(すくい)を施すのに、
剣(つるぎ・ケン)と
槍(やり)を
用いられないことを
知るであろう。
この戦いは
主(あるじ・ぬし・シュ)の戦いであって、
主(あるじ・ぬし・シュ)が
我々(われわれ・ガガ)の
手に
おまえたちを
渡される
からである」。
17:48
その
ペリシテびとが立ち上がり、
近づいてきて
ダビデに立ち向かったので、
ダビデは急ぎ戦線に走り出て、
ペリシテびとに立ち向かった。
17:49
ダビデは
手を袋に入れて、
その中から
一つの
石を取り、
石投げで投げて、
ペリシテびと
の
額
を撃ったので、
石
は
その
額
に
突き入り、
俯(うつむき)に
地に倒れた。
17:50
こうして
ダビデは
石投げ
と
石
を
もって
ペリシテびとに勝ち、
ペリシテびとを撃って、
これを殺した。
ダビデの手に
剣(つるぎ・ケン)
が
なかったので、
17:51
ダビデは
走りよって
ペリシテびとの上に乗り、
その剣(つるぎ・ケン)を取って、
鞘(さや)から
抜きはなし、
それをもって
彼を殺し、
その
首
を
刎(は・フン)ねた。
ペリシテの人々は、
その
勇士が
死んだのを見て逃げた。
17:52
イスラエル
と
ユダ
の人々は立ちあがり、
鬨(とき)をあげて、
ペリシテびとを追撃し、
ガテ
および
エクロン
の門にまで及んだ。
そのため
ペリシテびと
の
負傷者は、
シャライム
から
ガテ
および
エクロン
に
行く
道
の上に倒れた。
17:53
イスラエルの人々は
ペリシテびとの
追撃を終えて帰り、
その陣営を
略奪した。
17:54
ダビデは、
あの
ペリシテびとの首を
取って
エルサレム
へ持って行ったが、
その
武器は
自分の
天幕に置いた。
17:55
サウルは
ダビデが
あのペリシテびとに
向かって出ていくのを見て、
軍の長
アブネルに言った、
「アブネルよ、
この
若者は
だれ
の
子か」。
アブネルは言った、
「王よ、
あなたの
命(いのち・メイ)に
かけて誓います。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シム)は
知らないのです」。
17:56
王は言った、
「この若者が
だれの子か、
尋ねてみよ」。
17:57
ダビデが、
あのペリシテびとを
殺して
帰ってきた時、
アブネルは、
ペリシテびとの
首を手に持っている彼を、
サウルの前に連れて行った。
17:58
サウルは彼に言った、
「若者よ、
あなたは
だれの子か」。
ダビデは
答えた、
「あなたのしもべ、
ベツレヘムびと
エッサイ
の子です」。
↓
第18章
18:1
ダビデが
サウルに語り終えた時、
ヨナタン
の心は
ダビデの
心に結びつき、
ヨナタンは
自分の
命のように
ダビデ
を愛した。
18:2
この日、
サウルは
ダビデを
召しかかえて、
父の家に
帰らせなかった。
18:3
ヨナタンと
ダビデとは
契約を結んだ。
ヨナタンが
自分の命のように
ダビデ
を愛したからである。
18:4
ヨナタンは
自分が着ていた
上着を脱いで
ダビデに与えた。
また、
その
いくさ衣(ころも・イ)、
および
剣(つるぎ・ケン)も
弓(ゆみ・キュウ)も
帯(おび・タイ)も、
そのようにした。
18:5
ダビデは
どこでも
サウル
がつかわす所に出て行って、
手柄(てがら)を立てたので、
サウルは
彼を
兵の隊長とした。
それは
すべての
民の心にかない、
また
サウルの家来たちの
心にもかなった。
18:6
人々が
引き揚げてきた時、
すなわち
ダビデが、
かの
ペリシテびとを
殺して帰った時、
女たちは
イスラエルの町々から出てきて、
手鼓
と
祝い歌
と
三糸の琴
をもって、
歌いつ
舞いつ、
サウル王を迎えた。
18:7
女たちは
踊りながら
互に歌い
かわした、
「サウルは
千を撃ち殺し、
ダビデは
万を撃ち殺した」。
18:8
サウルは、
非常(ひじょう)に怒り、
この
言葉に気を悪くして言った、
「ダビデには
万と言い、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)には
千と言う。
この上、
彼に与えるものは、
国のほかないではないか」。
18:9
サウルは、
この日からのち
ダビデを
うかがった。
18:10
次の日、
神から来る
悪霊が
サウルに
はげしく臨んで、
サウルが
家
の
中
で
狂い
喚(わめ)いたので、
ダビデは、
いつものように、
手で琴をひいた。
その時、
サウルの手に
槍(やり)があったので、
18:11
サウルは
「ダビデを
壁に
刺し通そう」
と思って、
その槍(やり)を
ふり上げた。
しかし
ダビデは
二度
身を
かわして
サウルを避けた。
18:12
主(あるじ・ぬし・シュ)が
サウルを離れて、
ダビデ
と共におられたので、
サウルは
ダビデ
を恐れた。
18:13
それゆえ
サウルは、
ダビデを遠ざけて、
千人の長としたので、
ダビデは
民の先に立って
出入りした。
18:14
また
ダビデは、
すべて
そのすることに、
手柄(てがら)を立てた。
主(あるじ・ぬし・シュ)が
共に
おられたからである。
18:15
サウルは
ダビデが
大きな
手柄(てがら)を
立てるのを
見て
彼を恐れたが、
18:16
イスラエルと
ユダのすべての人は
ダビデを愛した。
彼が
民の
先に立って
出入りした・・・・・・出入り=戦争・喧嘩
からである。
18:17
その時
サウルは
ダビデに言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
長女
メラブ・・・・目等分
を、
あなたに
妻として与えよう。
ただ、
あなたは
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
ために
勇ましく、
主(あるじ・ぬし・シュ)の戦いを
戦いなさい」。
サウルは
「自分の手で彼を殺さないで、
ペリシテびと
の
手で殺そう」
と思ったからである。
18:18
ダビデはサウルに言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)は
何者なのでしょう。
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
親族、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
父の一族は
イスラエルのうちで
何者なのでしょう。
その
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が、
どうして
王の
婿(むこ)に
なることができましょう」。
18:19
しかし
サウルの娘
メラブ
は、
ダビデ
に
嫁(とつ)ぐべき時になって、
メホラ
びと
アデリエル・・・阿出理重留
に
妻として与えられた。
18:20
サウルの娘
ミカル
は
ダビデを愛した。
人々が
それを
サウルに
告げた
とき、
サウルはその事を喜んだ。
18:21
サウルは
「ミカルを
彼に与えて、
彼を欺く手だてとし、
ペリシテ
びとの手で
彼を殺そう」
と思ったので、
サウルは
ふたたび
ダビデに言った、
「あなたを、
きょう、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
婿(むこ)にします」。
18:22
そして
サウルは家来たちに命じた、
「密(ひそ)かに
ダビデに言いなさい、
『王は
あなたが気に入り、
王の家来たちも
皆
あなたを愛しています。
それゆえ
王の
婿(むこ)になりなさい』」。
18:23
そこで
サウルの家来たちは
この言葉を
ダビデ
の
耳に語ったので、
ダビデは言った、
「私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)の
ような
貧しく、
卑しい者が、
王の婿(むこ)になることは、
あなたがたには、
たやすいこと
と思われますか」。
18:24
サウルの家来たちは
サウルに、
「ダビデはこう言った」
と告げた。
18:25
サウルは言った、
「あなたがたは
ダビデにこう言いなさい、
『王はなにも
結納を望まれない。
ただ
ペリシテびとの
陽(ペニス)
の
皮
一百
を
獲て、
王の
仇(あだ)を
討つことを望まれる』」。
これは
サウルが、
ダビデを
ペリシテびとの手によって
倒そうと思ったからである。
18:26
サウルの家来たちが、
この言葉をダビデに告げた時、
ダビデは
王の婿(むこ)になることを
良しとした。
そして
定めた日が
まだこないうちに、
18:27
ダビデは従者をつれて、
立って行き、
ペリシテびと
二百人を
殺して、
その
陽(ペニス)の
皮を
携え帰り、
王の婿(むこ)になるために、
それを
尽(ことごとく・悉く・つくす・ジン)
王にささげた。
そこでサウルは娘
ミカル
を
彼に妻として与えた。
18:28
しかし
サウルは見て、
主(あるじ・ぬし・シュ)が
ダビデと共におられること、
また
イスラエルの
すべての人が
ダビデを愛するのを
知った時、
18:29
サウルは、
ますます
ダビデを恐れた。
こうして
サウルは
絶えず
ダビデに敵した。
18:30
さて
ペリシテびとの
君たちが
攻めてきたが、
ダビデは、
彼らが攻めてくるごとに、
サウルの
どの家来よりも
多くの
手柄(てがら)を
立てたので、
その名は
非常(ひじょう)に
尊敬された。
ーーーーー
・・・サウルのナニがワルイのか?