2133日目・・・「ベイカー茉秋(ましゅう・1994年9月25日〜甲戌・癸酉・甲寅=印綬-正官)」さんもエライし、「嘉納治五郎」先生も、偉いねッ・・・「一切の教訓・主張を包含して、動すべからざる真理に本づいている精力善用・自他共栄の旗を掲げ、天下すべての人々と共に邁進していこうとするのが我らの主張である」・・・「精力善用・自他共栄」・・・だが、現実は国家間戦争、市民社会での「精力活用・自他共滅」・・・あの「東北大震災・大津波・原発事故」では一瞬だったが「精力善用・自他共栄」の兆しは視えていたのだが・・・

 ブログニュースの「始原的生命」の記事を読んでいて「手塚治虫」先生の「アトム大使」を思い出した・・・モノガタリでの「アトム」の願いは、本当に「精力善用・自他共栄」の実践者(?)であった・・・産みの親の「地球人の天馬博士」は「人間社会の生き方の善悪表裏」の体現者的な象徴であったかな・・・
 彼は息子(飛雄)を交通事故で失った嘆きと苦悩から「科学省」の頭脳を結集させ、息子に似せた「アトム」を産みだしたが、彼はロボットのアトムが「人間」のように肉体的にも(精神的にも?)生長しないアトムに八つ当たりし、挙句の果てに二束三文でサーカスに売り飛ばしてしまった。
 まったく「地球に現存する人間個々人と双子のように相似する宇宙から来訪者」・・・タマちゃんも、シブガキも、ケンちゃんも、近所のオジさん、オバさん、ヤクザもんも、そっくりな相似の宇宙人、だが「宇宙人のアトム」は存在しなかった・・・宇宙人の故郷は大爆発で消滅・・・それで、大規模な宇宙船で地球にヤッテきた・・・地球規模で現存する家族、人間。人口の数と同等、そして個々人がマッタク相似な宇宙人の来訪・・・
 彼らは地球に移民しての地上での生活が許され・・・地球の人口は2倍になった・・・最初は平和に共存出来たのだが・・・地球人と宇宙人のトラブルが起こり出した・・・
 理由は宇宙人が「地球人の食糧」を喰いだしたのだ・・・「地球人」は「生物」として「食物連鎖の中」で食糧(家畜・魚類・穀物)を消費していたが、「宇宙人の食糧」はスベて炭水化物、蛋白質、脂肪などを「元素からの化学分子合成物」として自給していたのである。
 地球の喰い物、生きていたモノの調理はウマかったのだ。焼き鳥も、ステーキも、生寿司(鮨)も宇宙人には初めて口にする食べ物だった・・・
 だが、生き物の「屠殺・屠畜」からの食糧だとは宇宙人は知らなかったのだ。「屠殺・屠畜」、調理場を観た宇宙人はその残酷さに驚愕したが・・・「化学合成物」の食糧はまずい、ナマが旨かった・・・
 「宇宙人の天馬博士」が造り出したモノはロボットではなかった。「人間縮液」の化学物質である・・・
 「地球人の天馬博士」は「宇宙人の天馬博士」から「人間収縮(縮小)液」を盗みだし、その液体を「秘密警察の赤シャツ隊」に命令し、地球に「移民してきた宇宙人のスベテ」を縮小してしまう実行作戦を始めた・・・
 地球人と宇宙人の戦争が勃発、そして、アトムは「地球軍の大使」として「宇宙人と平和条約」を結ぶ・・・
 地球人と宇宙人が半々の人口数で「金星」に移住する、と云う・・・今現在のモノガタリなら「金星」は無理・・・可能性としては「火星」か、木星の「衛星」かも・・・1950年代の「金星」の知識を前提にしたモノガタリだったから・・・
 ・・・以前にも上述したことは既に再三書き込んだかな・・・ 
 「原子生命体の熟れの果て」が「人類」なのか、それとも新たな「地球を支配する生物」が現れるカモだが、きっと殺生を嫌う動物で、「自らの精力(動的エネルギー)は光合成を主体にした動的生命体」かも・・・
 人類は技術として「自然からの食糧不足=飢饉」を克服しようとしてきた。そして簡単な「食糧不足」の簡単な解決方法は他者からの食糧を含めた掠奪の戦争であった。戦争の武器、兵器の応用は「食糧増産」にも利用されてはきたが・・・
 兎に角、「地球上の始原的生命体」は「自然の摂理」である食物連鎖からは「解放」されてはいない。一応、その「連鎖」の上に人類が存在するが、国家規模、市民規模、社会規模、地域共同体規模で・・・階級、階層規模で「人類一般」として「連鎖の頂点」には存在しない・・・一部の人間が「食糧の分配」を独占しているし、相場の賭博、博打で一喜一憂している・・・
 トラとブタの共存・・・ネコとネズミ、イヌとサル、天敵の同士とみられている異種族でも双方、子供の時から人間に飼われ、餌さえあれば「仲良し、小好し(小良し)」だろう。最近は仲良し、小好し(小良し)の動物たちの動画がワンサカである・・・ボクもネコとワンちゃんと一緒のベッドで寝起きしていた時期があったが・・・
 だが、多産の動物の赤ん坊は母親のオッパイに喰らいつく時は目が視えてなくても兄弟姉妹の頭を押え付けての、「必死のオッパイの奪い合い」である・・・歩けるようになった子猫達も、充分に餌をあげても唸りながらの餌の奪い合いである・・・
 異種間のペットであろうが、家畜であろうが、問題は「餌(えさ)」が確保できているかどうかが「仲良し、小好し(小良し)」の絶対条件である・・・「仲良し、小好し(小良し)」の「小好し(小良し)」の語源由来の説が色々あるらしい・・・「仲良し」は「人の中の良し」であるから、「小よし」はマァマァの関係だろう。きっと「大良し(好し・大吉)」は日本人はアマリ好きではないんだろう・・・「大好き」は「盲目的」になりやすいし、相手に服従し易くなる。「独裁国家」では個人のミスが一族郎党、親友は連帯責任を問われやすい・・・
 自然界の生物は鳥類でも獣類でも餌の奪い合いは更に激しい。当然である・・・食べて生きていくコトが自己存在の絶対条件である・・・そして、夫婦のツガイになれば、お互いが天敵から衛り合う。親になったら子供達の犠牲になる・・・人間もその生き方が様々ではあるが・・・ボクも「エゴ」に関しては他人ゴトではない・・・
 人間にとって、「自然界からの解放」とはなんなんだろ・・・結果論的には「涅槃」だろう・・・「自然界に食糧」を頼らずに、殺生せずに「生きて逝く(?)こと」が出来るか、どうかの問題である・・・シャカに訊いてみたい。植物は「生物」なのか。ドウなのかを・・・
 だが、「殺生無しの食糧」、それでも、「宇宙人の化学分子化合物の食糧」は不味かった?きっとグルタミン酸を発明していなかったんだろう・・・舌の味覚は進化せず、退化かも・・・将来的に直接、脳ミソに味を感じさせる「科学&化学」を確立しているカモだが・・・
 「弱肉強食の食物連鎖」を断ち切れるのか・・・充分な餌さえあれば、諍(いさか)いは無い・・・?
 「精力善用・自他共栄」・・・この「精力」の源って・・・?・・・「食事の回数」、「筋肉隆々」を誹謗中傷に矮小化するつもりはないが、「柔ら」の「道」は・・・Olympicでは「柔能く剛を制すワザだけ」ではないらしい・・・?・・・
 難民の子供達・・・「栄養失調」・・・「精力善用・自他共栄」・・・「精力善用」を・・・キン至上主義だけではなく、「自他共栄」へ・・・