1385日目・・・「チョウチョウ・てふてふ」・・・枽・楪・葉・枼・楪・弽・褋・ 鰈・屟・渫・鍱・喋・揲・緤・諜・屧・牒・蝶・韘・媟・・・

 枼(ヨウ・薄い木札・窓)・枽(ソウ・ヨウ・くわ=桑→鍬・鋤?)・棄(キ・すてる)・蝶(チョウ・てふ)・喋(チョウ・しゃべる)・揲(セツ・かぞえる)・惵(チョウ・おそれる)・碟(セツ・カツ・ガチ・セツ・ゼチ・かわぐつ?・小皿)・諜(チョウ・ジョウ・うかがう・しめす)・渫(セツ・セチ・さらう)・幉(たづな)・緤(セツ・セチ・きづな)・堞(チョウ・ひめがき)・・・
 棄捐令(きえんれい)=江戸時代、幕府が旗本や御家人の生活難を救うために出した借金帳消し令。最初は1789年、「寛政の改革」で老中「松平定信」が発令・・・

 「黄檗オウバク)」は「キハダ (植物)・黄膚・黄柏・ミカン科キハダ属の落葉高木」の別名、「キハダの葉は、対生葉序(タイセイヨウジョ)で奇数羽状複葉(キスウウジョウフクヨウ)」、「円錐花序の小さい黄色い花が咲く・樹皮はコルク質で、外樹皮は灰色、内樹皮は鮮黄色」で、この樹皮からコルク質を取り除いて乾燥させたものは、「生薬の黄檗(おうばく、黄柏)」として薬用、他に染料の材料・・・
 「カラス−アゲ−ハの幼虫」、
   ↓
 からす=「鴉・烏・漢州・唐州・韓州・加羅
 あげは=「安芸把・揚解葉・挙解頗」
 の
 ヨウチュウ=「要注・用中」

 「ミヤマ−カラス−アゲハの幼虫」
   ↓
 みやま=「宮間・見山・深山・海山・美山・三山」
 いずれも「蝶々」のヨウチュウが好む食草で、

 「蜜源植物」としても利用・・・
 抗菌作用を持ち、
 「チフス(窒扶斯・サルモネラの一種)、
  コレラ(虎狼痢、虎列刺、暴瀉、見急)、
  セキリ(赤痢アメーバ赤痢菌)」・・・
 などの病原菌に対して効能、主に
 「健胃整腸剤」で、
 「陀羅尼助、百草」などの
 薬に配合され用いられているらしい・・・

 「アイヌ蝦夷)族」は、熟した果実を「香辛料」として用いている・・・

 「黄檗オウバク)」は
 「黄色の染料」で、黄色に染め上げる以外に赤や緑色の下染めにも利用。紅花を用いた染物の「下染め」に用いられ、紅花特有の鮮紅色を一層引き立てる効果・・・
 「桑」の代用材として使用される場合があり、
 「桑」と区別するために
 「女桑」と表記される・・・
ーー
 問題にしたかったのは昨日書き込んだ
 「隠元隆蒅(インゲンリュウキ)」
 なのだが・・・トンだ・・・
 「黄檗宗」は、日本の仏教の一宗派・・・「黄檗山・萬福寺」は、「黄檗宗の総本山・京都府宇治市の寺・黄檗公は、同市にある駅名、公園名」・・・「黄檗様」は、中国様式の一つで「瑞聖寺大雄宝殿」などの建築造作・・・
 唐の時代の禅僧の
 「黄檗希運オウバクキウン・?〜856)」は「百丈懐海」の弟子、「臨済義玄の師・臨済宗の間接的な始祖」・・・何が間接的なのかは・・・?
 黄檗宗の「隠元隆蒅(インゲンリュウキ)」・・・「隆(リュウ・たかい・さかん)」・・・「隆」の旧字体は 「阝+攵(ノ一)+一+生」・・・「西郷隆盛」の「隆」・・・さかん・さかんにもりあがるさま・ぶあつい・ていねいな・力強くもりあがる・さかんになる・さかんにする・たかくて・すぐれたもの・・・壁を塗り込む「左官屋」さんか、官吏の「左官」か、軍人の「佐官」・・・「隆起」のイメージなら「盛ん、裂かん、割かん、咲かん、壮ん」の突如として盛り上がって、海が裂け割れる「渤海」の海か、蕾(莟)が膨張し裂け割れて「満開」する花だろう・・・

 「白川静」氏は、「コウ(降)」と「リュウ(隆)」では音が合わないとし、「夂+土+阝(阜)」による会意字で、「神梯の前に土を盛りそこに心霊が降下するところを表し、霊威の盛んであること」らしい・・・「出来上がって使用された漢字」の意味からの説ではなく、「字形の原意」かららしいが、「隆の阝」は「左にある部首」だから、「阜(おか・こざと)」ではなく、「阝=邑(くに・むら・おおざと)」だろう・・・「阜(こざと)」は狭い山間の里で、「邑(おおざと)」は広い平野部の里であろう・・・それに「隆」と「降」の漢字の異なりと意味の違いは「隆=下から盛り上がる」か、「降=上から降り注ぐ」である・・・
 「隆」は「降を略した字で、(下におりる)と生(草が上へのびる)を組み合わせた字。下向きにかかる力をおしのけて、上へ上へともりあがることを表した字」ではなく・・・「降」は「阝(邑)+夂+ヰ(井)」であるから掘り進める井戸、掘った井戸に降りていく、井戸を埋めていくのさ。もちろん、「緯度」を南下する「異土」のコトである・・・
 文久元年(1861年)十二月二十二日、遣印欧使節として品川を出港し、「緯度・経度」と「異土・温度(華氏)」を見聞録としの「尾蠅欧行漫録」に記録したのは「市川渡(清流)」であった・・・
 意図、伊都で、緯度、異土の奄美大島竜郷へ潜居を命ぜられ、菊地源吾と変名し、南方に降りたのが「西郷隆盛」である・・・上野公園の犬の名前は・・・薩摩犬で、名前は「ツン」・・・「藤川天神(菅原道真が逃れて最後を迎えた地?)で出会った」・・・らしい・・・
 隆=高い・盛り上がっている・盛ん・盛んに盛り上がるさま・分厚い・丁寧な・力強く盛り上がる・高くて優れたもの・隆隆=雷や車輪がゴロゴロと鳴る音の形容・「豊隆」神の名・雲を司る雲師・雷を司る雷師・・・
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 蒅=すくも・キ・・・国字
ー↓     ↓
 ↓    同音の「宿毛(すくも)」は
      四国
      伊予(愛媛)
      宇和島藩
      伊達宗城
     (藍山・幼名は亀三郎・伊達正宗の分家)
      の領土と
      元々、
      長宗我部元親の領地であった
      高知土佐
      の南西部に位置し
      隣接
      ↓
      中世から
      土佐領と
      伊予(愛媛)の
      宇和島領に分かれ、
      野中兼山の
      ↓
      野中兼山
     (元和元年・1615年)
       〜
      寛文三年十二月二十日・1664年1月18日)
      江戸時代初期の土佐藩家老
      藩政改革者
      過酷な労働を領民に強いたとの訴えで
      失脚、一族絶滅まで家族全員幽閉
      諱は良継(よしつぐ)
      一名は止
      通称は伝右衛門・主計・伯耆
      最後に伝右衛門に復した
      幼名は左八郎
      兼山は号
      後に高山と改め、
      致仕して
      明夷軒と号
      南学(土佐朱子学)の儒者
       ↓
      土佐、伊予(土伊)国境争いを経て、
      万治二年(1659年)
      幕府の裁定で
      土佐側の領土と確定
      明治七年高知県編入
      黄色い蝶々のハナシは
      新城山遺跡に彼岸に現れ、群れる
      横島−阿蘇山
  ↓   緯度33度線上に存在する
ーー↓      
 藍(あい)の葉を発酵させてつくった染料
 藍玉にして用いる
 「蒅」
 タデアイの葉を醗酵させて堆肥のようにし、
 保存可能にしたもの。
 これを固めて藍玉を作る
 藍玉(あいだま)
 藍の葉を
 発酵・熟成させた染料である蒅(すくも)を
 突き固めて固形化したもの
 玉藍とも
 蒅
 藍の茎葉を乾かし、
 集めて水を打ち、
 重ねて発酵させたのち、
 放冷し、
 乾燥させて保存しやすくしたもの
 これを
 藍甕の中に入れ、
 水をアルカリ性として温度を保たせ、
 助剤を入れて再び発酵させ、
 さらに
 還元させて使う
 徳島の藍
 徳島県
 板野郡
 藍住町は、
 藍染めの染料である
 蒅(すくも)作りの日本一の産地
 明治以前は地元の藍商人が
 全国各地に売りに回った
 藍染めの元となる
 藍染料「蒅(すくも)」づくりの
 本場のモノは
 徳島
 阿波藍とも呼ばれている
 海部藍(あまべあい)
 海部藍をつかって、
 麺づくりしたのが
 「藍の手延べ麺
 天然藍灰汁醗酵建
 蒅と灰汁の他に、
 日本酒、
 ふすま(小麦の外皮)、
 石灰を使用し、
 徐々に
 かさを上げながら
 液を発酵させていく
 建てはじめてから
 一週間ほどで、
 布を染められる状態になる
 液面に浮いている
 泡(あわ)は、
 藍の華と呼ばれている・・・
 ・・・「蒅=サ+幺+九+木」
 ・・・「染=  氵+九+木」
ーー
 次は
 「浄=淨=きよい・ジョウ・セイ」の漢字の
 「争=あらそう・ショウ・ソウ」だが・・・
 「淨=氵+爫(爪)+彐(ヨ)+亅(J)」・・・
ーー
 争
 あらそう・いかで
 ソウ(サウ)
 あらそう・あらそい
 争議・争奪・争点・争覇
 競争・係争・抗争・政争
 戦争・闘争・内争・紛争
 論争
 いさめる=「諍(そう)」と同義
 「争子・争臣・諫争(かんそう)」
 争=爭
 ソウ(サウ)
 言い争う・反論する・否定する
 徒然草 七三
 「わがため面目(めんぼく)あるやうに
  言はれぬる虚言(そらごと)は、
  人
  いたく
  あらがはず」
 甍を争ふ
 棟瓦(むながわら)の
 高さを競い合うように
 ぎっしり家が立ち並ぶ。
 家の高さを競う
 方丈記
「たましきの
 都のうちに、
 棟を
 並べ
 いらかを
 あらそへる」
ーー↓ーー
 旧字は
 「爭」
 争う・競う・比べる・引っ張る・奪う・弁論
 「諍」と通じて「諫める」
 「怎(いかで・シン・ソモ)=乍+心」と通じて
  如何(いか)で、という意味がある
 「説文解字・巻四」には「引くなり」
 新字体の「争」は、
 「韻会」に「爭」の俗字、爭の簡体字
 字形
 「説文解字
 「爪+又という上下に手がある形の字で、
  引きずるという字」
 「爪+又+礀」の会意で、
 両手で棒を引っ張り合う字という説・・・
 争
 あらそう・いかで
 争(爭)を声符とする漢字
 埩・淨(浄)・琤・蘩・箏・錚・靜(静)
 諍・・・
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 ・・・「争い」は「日常性」である・・・口争いが暴力争いに、目線の「眼(ガン)つけ」が暴力争いに、チョット触れてもイチャモン、痴漢・・・月桂樹か、生きるための「競争」か・・・オリンピック・・・「アマ」の名誉じゃなく、「プロ」のカネである・・・