2507日目・・・「サイコロとツボ=賽子(骰子)&壷」・・・「ダイスカップ=dice cup=Cups for dice」・・・「筒=壷(壺)」?・・・「ダイのス=大の素」?・・・「壺(jar・pot)」と「筒(pipe・tube・cylinder・gun barrel・gun cannon)」は異なっているが・・・「dicebox・hub」・・・「井戸側=well-curb」・・・

ーーーーー
 局=尸+𠃌+口=尸+句(勹口)
 ↓↑部屋・宮殿で几帳や屛風などで
   一時的に簡便に仕切ったもの
   板や壁で固定的に仕切ったものもある
   江戸時代まで
   宮廷に奉仕する女官や幕府の大奥の女中などの称
   局(つぼね・キョク)
   局(キョク)
   官庁・企業などの機構を分割設置の部署の単位
   部やその下位機関とされる課・係・班などの部署を
   統括する部署=局
   内部部局(内局)・外局・総局(官の省庁)
   地方公共団体に設置される部署の単位
   交通局、水道局、下水道局
   郵便局、放送局、通信局、薬局、無線局などの略称
   囲碁、将棋、麻雀などの勝負の数の単位
   御局(おつぼね)
   宮中で局(つぼね=個室)を賜った女官の称
   典侍・権典侍掌侍・権掌侍命婦・権命婦
   江戸時代、個室をもっている奥女中の称
   女中を取り締まった老女の称
   時局
   時世のありさま・そのときの世の中の状態
   そのときの政治経済などの状況
   政局
   ある時点における政治の動向・政界の情勢
   政局の行き詰まり
   首相の進退、衆議院の解散
   政権闘争・与党内での主導権争い
   国会などでの論戦によらず、
   派閥や人脈を通じた多数派工作として行われる
   「政局になる・政局にする」・・・?
 ↓↑
   局
   区切る・仕切る
   区切り・仕切り
   つぼね(宮中や身分の高い人の邸宅で
       そこに仕える女性の居室として仕切った部屋)
   部屋・役所・事務所(事務局)
   つとめ・職責
   才能
   度量(相手の言行を受けいれ、おおらかな心・器局)
   碁・将棋などの勝負・回数(対局)
   事件の情勢や結果(戦局)
   かがまる・曲がる・縮まる
   せまい・小さい
   つぼね=職場を仕切る古参の女性社員
       意地悪・口うるさい女性
 ↓↑
 美人局(つつもたせ)
 夫婦が共謀し行う恐喝または詐欺行為
 本来、仕掛けが施してあるサイコロを使った
 「いかさま賭博(とばく)」の意味
 「二束三文の安物を高く売りつける行為」
 を指し
 「法外な料金で売春させること」
 を指す
 ↓↑
 中国の元の時代
 公娼を妾(めかけ)と偽って
 少年などを欺く犯罪の名称
 ↓↑
 鎌倉幕府の 
 御成敗式目
 第三十四条
 不倫罰則規定
 他人の妻を
 密懐する罪科の事
 右、
 強奸、和奸を論ぜず、
 人の妻を
 懐抱するの輩、・・・懐抱(カイホウ)=抱きかかえること
           男女が抱き合う、抱擁
           常に胸中にいだく思い・心に思うこと
 所領・半分を召せ被れ、
 出仕を罷め被る可し。
 所領・無んば、遠流に処す可き也。
 女の所領・同じく之を召せ被る可し。
 所領・無んば、又、之を配流せ被る可き也。
 ↓↑
 不倫は男女とも所領半分没収(無ければ遠流)
 男は公務罷免(ヒメン・免職)・・・罷(まか)る
 ↓↑
 美人局=筒持たせ
     「詐欺」や「インチキ(いんちき)」の意味
      いんちき 隠痴気・忌む稚気?
      昭和初年ごろから「いかさま」にかわり一般語化した?
      如何様(いかさま⇔異化様・烏賊様?)
 「筒持たせ」 の「筒」は、
 男性器もしくは女性器を表す隠語・・・
 博打用語から出た言葉で
 筒はサイコロ博打で使う筒・・・サイコロとツボ=賽子(骰子)&壷
                ダイスカップ=dice cup
                       Cups for dice
                筒=壷(壺)?
 「細工した筒を使う」の意・・・ダイス=dice
 ダイス(dies)=雄(をす)型を成形するための、
         雌(めす)型の工具
         一般には雄(をす)ねじを切る工具
         プレス加工で
         型を押し込むために
         ポンチpunch(押抜き具)を用い
         この両方を型
         ポンチを雄型(おがた)
         ダイスを雌型(めがた)
         と区別する
         ダイスは
         丸棒に雄ねじを切るのに
         使われる工具
 ↓↑
 「美人局」は
 中国の
 「武林旧事」游手にあるのを当てたもので
 元王朝の頃
 娼妓を妻妾と偽って少年などを欺いた犯罪
 「ハニートラップ=美人局」
ーーーーー
 筒=竹(𠂉l𠂉l)+同(冂一口)
 ↓↑
 同=おなじ・ドウ
   同一・同音・同時・同然・同等・同様
   異同・混同
   ともにする・いっしょに
   同居・同乗・同情・同封
   同盟・共同・協同・帯同
   集まる・仲間になる
   一同・会同・合同・大同団結
   他人と考えや調子を合わせる
   賛同・雷同
   当の・その
   仝・々・〃
   同胞 (はらから)
ーーーーー
 底筒 男命(そこつつのおのみこと)
 中筒 男命(なかつつのおのみこと)
 表筒 男命(うわつつのおのみこと)書紀
 底筒之男命
 中筒之男命
 上筒之男命(古事記
 住吉大神の三神
 住吉大社に祀られている
 息長帯姫命神功皇后)を含む
 海の神、航海の神
 平安朝に和歌の神
 オリオン座の
 三つ星に由来・・・
 住吉
 元は「すみのえ」
 住吉の「住=スミ」
    「吉=エ」
 平安時代の頃から「スミヨシ」
 住吉=澄江、清江とも記録・・・
 ↓↑
 神仏習合
 ↓↑
 薬師 如来底筒男命)・・・綴等・ヤクシ
 阿弥陀如来中筒男命)・・・註等・アミダ
 大日 如来表筒男命)・・・拿異似知・ダイ二チ
ーーーーー
 伊邪那岐命
 黄泉(よみ)の国の・・・黄泉=よみ=読み
 伊邪那美命から追いかけられ
 「筑紫の
  日向の
  橘の
  小戸の
  阿波岐原」
 で、
 黄泉国の汚穢を洗い清める禊をし
 このとき、瀬のに
 深いところで底筒男命
 瀬の流れの中間で中筒男命
 水表で表筒男命
 が、それぞれ生まれた
 住吉大社
 211年
 神功皇后の摂政十一年
 神功皇后によって鎮斎
 ↓↑
 「ツツ」は「ホシ(星)」・・・?
 「つつ」は同時進行の動作
 食べつつ(ながら)歩く
 「二つの動作、作用が同時に
  並行して行われることを表す
  それぞれが…して。…ながら」
 筒=つつ=鶺鴒
  =ツツ・つつ(伝つ)・つつ(接助)
   つつい(筒井)
   つついづつ(筒井筒)
   つつお(筒落)
   つつおごめ(筒落米)
   つつおと(筒音)・・・鹿威し=獅子脅し=添水?
   つつが(恙)
   つつがき(筒牡蠣)
   つつがき(筒描き)
   つつがない(恙無い)
   つづら(葛篭・葛籠・廿楽・九十九=つくも)
             廿楽=雅楽の二十人演奏集団
   つづる(綴る)
   つづく(続く)
   筒香和歌山県高野山の奥
      奈良県との県境付近にある地名
      江戸時代には
      上筒香村・中筒香村・下筒香
      の三つにわかれ
      それぞれ
      伊都郡
      高野町の大字
      「香」は「河」から変化
      当初は
      「筒河=つつが」・・・
      漢字が変化して
      「筒香(つつこう)」⇔香炉・香呂
      トウコウ=陶工・刀工・当行
      問う項・・・
   ツツジ躑躅)花が筒状、連なって咲く
   通訳字・・・字を訳(と)いて通す?
 オリオン座の腰ベルトの
 三つ星・・・つつ?
 金 星・・・つつ?
 つつ(筒)は望遠鏡の「筒型」ではないのか?
 丸い井戸の側壁・井筒(いづつ)
ーー↓↑ーー
 島 義勇(しま よしたけ)
 文政五年九月十二日
 (1822年10月26日)
  〜
 明治七年(1874年4月13日)
 1822年10月26日   1822年10月26日
 壬 午(丙・ ・丁)甲 戌(辛・丁・戊)
 庚 戌(辛・丁・戊)戊 辰(乙・癸・戊)
 癸 未(丁・乙・己)庚 子(壬・ ・癸)
   申酉=空亡
 安政三年〜四年(1856年〜1857年)
 藩主
 鍋島直正の命で
 箱館奉行
 堀利煕の近習となり
 蝦夷地と樺太を探検調査し
 『入北記』という記録
 安政五年(1858年)帰藩
 御蔵方
 同組頭から
 香焼島
 守備隊長
 慶応三年(1867年)藩命で
 軍艦奉行
 朝令で
 陸軍先鋒参謀の
 佐賀藩兵付
 慶応四年(1868年)三月
 佐賀藩海軍軍監
 東上し
 下野鎮圧軍大総督軍監
 新政府の東北征討に従う
 明治二年(1869年)六月六日
 新政府で
 藩主
 鍋島直正
 蝦夷開拓督務になり
 蝦夷開拓御用掛に任命
 同年七月二十二日
 開拓使判官に就任
 十月十二日
 銭函(北海道小樽市銭函)に
 開拓使仮役所を開設
 札幌を本府と決め、建設に着手
 無人の原野であった札幌に
 「五州第一の都」
 を造るという構想で
 碁盤の目の整然とした町並みを目指し工事
 厳冬酷寒の雪国での都市建設は
 多額の費用と労力と困難を要した
 石狩や小樽など
 西部13群の場所請負人を呼びつけて
 請負人制度の廃止を通告
 函館から、
 制度名を「漁場持」と変えて
 制度自体は「従前通リ」とするよう
 通達が回ってき
 岩村通俊が制度廃止を時期尚早とし
 開拓費用を
 彼ら請負人に負担させるべき
 という意見書を書き送っている
 鍋島直正の後任である開拓長官
 東久世通禧とも予算をめぐり衝突
 明治三年(1870年)一月十九日
 島は志半ばで解任
 後任には岩村
 そして
 松浦武四郎が函館に赴任
 松浦は偶然に函館の料亭で
 役人が漁場持に、
 島同様松浦も罷免に追い込むと
 口約束しているのを耳にし
 松浦は陰謀を非難して
 1250字に及ぶ
 辞表を東久世に突きつけた・・・
 島は
 同年三月二十五日
 帰京
 四月二日
 大学少監に昇任
 侍従
 明治五年一月(1872年3月)
 秋田県の初代
 権令(知事)
 八郎潟干拓施策を打ち出すが
 同年六月(1872年7月)
 退官
 ↓↑
 明治七年(1874年
 佐賀で
 憂国党の党首に担がれ
 江藤新平
 と共に
 「佐賀の乱
 敗北し鹿児島まで逃亡
 島津久光を頼り
 大久保利通
 に助命の旨を取り次いでもらうが
 受け入れられず
 同年三月七日逮捕され
 四月十三日
 斬罪梟首
 墓は
 佐賀市
 金立町
 来迎寺・・・
ーー↓↑ーー
 島 義勇(しま よしたけ)
 佐賀藩士、官吏
 札幌市の都市開発
 「北海道開拓の父」
 佐賀の七賢人の一人
 文政五年(1822年)
 肥前国
 佐賀城下
 精小路(佐賀県佐賀市精町)
 佐賀藩
 島市郎右衛門
 の長男として生まれる
 通称は団右衛門
 字は国華、楽斉
 号は桜陰
ーー↓↑ーー
 筒=つつ・トウ
   竹+同
   異体字、筩=竹+甬(龴用)
   甬=筒型の升・酒・穀物の量をはかる升
 筒=つつ・竹づつ・筒状のもの
   円柱状で中のうつろなもの
   つつ・銃身・鉄砲・砲身
   木筒(きづつ)
   竹筒(たけとう)
   筒井(つつい)
   筒地(つつじ)
   筒尾(つつお)
   円筒・煙筒・気筒・水筒・封筒・発煙筒
   筒先・井筒・大筒・茶筒・花筒・筆筒
   まる
   小筒 (ささえ) ・竹筒 (ささえ)
   筒元 (どうもと) ・喞筒 (ポンプ)
 ↓↑↓↑
   弾丸が通過する細長い円筒形のもの
   鉄砲・大砲
   検査で俵にさしこんで
   米などを取り出すために用いる
   先のとがった竹製の器具
   轂(こしき-車輪の軸を覆う・囲う部分)
   酒を入れる竹で中が空洞のもの
   円筒(エントウ)・気筒(キトウ)
   水筒(スイトウ)・竹筒(たけづつ)
   封筒(フウトウ)
   筒袖(つつそで)
   筒抜け(つつぬけ)
   筒元(ドウもと)
ーーーーー 
 ・・・「つつましい(慎ましい)=遠慮深い・控えめ・しとやか・質素なさま・つましい(倹しい・約しい)」・・・「地味=じみ=滋味・事見・時見・地見」・・・「字見」・・・