2172日目・・・前回は「波斯(ハシ)人」と「斯波(しば)氏」の同義同字の逆配置から「Ha・Si=?=Si・Ha」を妄想したが、調べてみると、秋のハナはコスモス(Cosmos)であるが、「コスモス(こすもす)=cosmosはギリシャ語で秩序、調和のkosmos」であるらしい。だがコスモス(plains coreopsis、golden tickseed)は 

 「秩序立って統一・世界・宇宙・装飾・美麗」、
 「cosmos bi-pin-natus」
 「ビスケット(biscuit)」の
 「bi(ビ)=bis(ビス)=二つ」・・・であるらしく?・・・
 「pin-natus」=羽状の」
  であるらしい・・・羽子状?羽子板、badminton・・・
 「二枚の羽状の美しいモノ」・・・
 コスモスは「秋桜」で、「波斯菊(ハルシャギク)・大春車菊・春女苑(ハルジョオン)」で、「春車菊」そのものは「夏の花の名」であるらしいが、「春」。これはマッタクの「波斯=ハル=春」の同音の日本人の当て字の「車(くるま)の菊(きく)」であるかな・・・句弄魔の繰る眞、聴(聞・訊・効・利)くの起句の規矩・・・
 そして「Coreopsis(コレオプシス)は、
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 ギリシャ語の
 「coris(南京虫
  + opsis(似ている)
 が語源・・・?
 実の形が
 南京虫に似ているという意味・・・らしい・・・
 南京虫=床虱(とこじらみ)」
 花コト葉は
 「一目惚れ、陽気、上機嫌」であるらしいが、
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 これが、「コスモス」の「語源」としては「解(げ)」せない・・・なッ、「虱(しらみ)」・・・別名の「孔雀草(くじゃくそう)」は好しで是だが、
 「蛇の目」草(くさ)
 「蛇の目」菊(キク)
 「蛇視・邪視=イーヴィルアイ(evil eye)・邪眼・魔眼」では「一目惚れ」と云うわけにはいかない・・・「蛇=ヘビ=它=虺・虺=兀+中+ム」の「目」なら「斜視」だが、
 ↓↑        「兀(コツ・コチ)」=高い
            高山の突き出て聳えるさま
            高くて上が平らな様子
            草木がないさま
            禿(剥・はげ)たさま
            動じないさま
            一心不乱・・・一身腐乱?
 ↓↑         足斬りの刑罰 
 「ロンパリ=俗に眇(すがめ)・僻目・ひんがら目・藪睨(にら)み・ガチャ目・寄り目」と云われる・・・当然、差別、蔑称用語である。だが「偏見・偏視・偏眼」だらろう・・・
 「斜視」は医学用語である。藪睨(にら)みは「見当違いな見方や考え方」だが、医者の後継者が養子を得て「養父=やぶ=藪」の「やぶ医者」が重なったんだろう・・・
 蛇(へび)つかい座(Ophiuchus・the snake-holder the healer=神話の名医、アスクレーピオスの星座で、医学の象徴である蛇と杖は、彼が持っていた杖」である・・・しかも、「蛇」は「商人(あきんど)・交易、貿易人」の象徴でもある・・・「貿=卯は貿の原字」ならば貝(目+八)を真っ二つに叩き斬るが「卯」である・・・
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 で、
 「波斯(ハシ・ペルシャ)=波剌斯・ササン朝はイラン南西部のファールス地方より興ったが、波斯はこのファールスの古代ペルシア語形パールス(Pārs)に由来」・・・「pulse(パルス)」は脈拍である・・・「パルス(Pulse)=短時間に急峻な変化をする信号の総称・脈動」・・・
 「玻璃(はり)=ガラス=ギヤマン・瑠璃(琉璃・るり)は、仏教の七宝の一つ。サンスクリットの vaiḍūrya、そのプラークリット形の音訳で、金緑石、ラピスラズリ
 「瑠璃色=濃い赤みの青色」
 「玻璃(はり)=ガラス・ガラス工芸品の古称・コバルトガラス・毘瑠璃 (びるり)、吠瑠璃 (べいるり) の略語・青、青紫色の宝石ラピス-ラズリ、インド古代の七宝の一」・・・
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 「ケイ酸化合物(ケイ酸塩鉱物)を主成分とする硬く透明な物質。グラス、玻璃(はり)、硝子(しょうし)」、「硝子=ガラス」、「化学的にはガラス状態となるケイ酸化合物(ケイ酸塩鉱物)」、「ケイ酸塩以外を主成分とするガラス状態となる物質と他の化学成分を主成分(アクリル・カルコゲン・金属・有機)とするガラス物質から区別しケイ酸ガラス、ケイ酸塩ガラスと云う」、「気相法や液相法でつくられたガラス」・・・「ガラス(硝子・烏・鴉・glass・オランダ語glas(フラス)」・・・
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 「ギヤマンとは、ガラスの古風な言い方
  オランダ語
  ダイヤモンド(diamant・ディアモンㇳ)が訛った言葉」
 「ポルトガル語のdiamaoから訛った」
  江戸時代、ダイヤモンドを呼んだ
  ガラス製品一般、ビードロ・玻璃(はり)」
 ↓↑
 ギヤマン
 オランダ(diamant)
 ポルトガル(diamante)
 の訛り
 江戸時代、ダイヤモンドを称した
      ガラスを切って細工するのに
      ダイヤモンドを用いたガラス製品
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 ぎやまん・ビードロ
 江戸時代、ダイヤモンド(金剛石)をよんだコトバ
 オランダ語(diamant)の訛(なま)り
 ポルトガル語(diamao)の訛り
 水晶などの宝石類、
 ダイヤモンドで加工されたカットグラス
 ガラス製品一般の呼称
 室町時代末期に、
 オランダ人によって製法が伝えられていた
 酒杯や瓶、鉢などの
 ガラス製の器具ビードロと混同され、
 板状のガラス板を除いたガラス製品の総称
 ビードロポルトガル語のvidroの訛り
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 「羽里・貼り・針・鍼・梁・播・張・榛・葉理」の「波斯(ハシ)」で、「守護大名」の「斯波氏」である・・・
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 玻璃(はり)
 古墳時代に日本に伝来した西アジア製のガラス碗
 ササン朝のカットグラス
 伝安閑陵古墳(大阪府羽曳野市)出土
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 ・・・付録・・・
 ガラスの歴史
 紀元前4000年より前
 エジプトやメソポタミア
 二酸化ケイ素(シリカ)の
 表面を融かして作製したビーズが始まり
 陶磁器などの製造と関連しながら用いられていた
 原料の砂に混じった金属不純物など
 不透明で青緑色に着色したものが多数出土
 天然ガラス
 火山から噴き出した溶岩が
 ガラス状に固まった
 黒曜石
 石器時代から石包丁や矢じりとして利用
 黒曜石は青銅器発明以前において
 最も鋭利な刃物のできる物質
 交易品として珍重
 産出地域から遠い地域で出土
 メソアメリカ文明
 インカ文明
 においては、
 黒曜石は刃物の材料で
 黒曜石を挟んだ木剣や石槍が武器であった
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 古代ガラス
 砂、珪石、ソーダ灰、石灰などの原料を
 摂氏1,200度以上の高温で溶融、冷却・固化で製造
 ガラス製造には大量の燃料が必要なため、
 ガラス工房は森に置かれ、燃料は木
 ガラス工房は各地の森を転々と移動
 ガラス工場が定在するようになったのは
 石炭と石油が利用されるようになってから・・・
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 エジプトや西アジア
 紀元前2000年代までに、
 一部の
 植物灰や天然炭酸ソーダとともに
 シリカを熱すると融点が下がることが明らかになり、
 これを利用して焼結ではなく
 溶融によるガラスの加工が可能になった
 鋳造ガラスの始まり
 紀元前1550年ごろ
 エジプトで
 粘土の型に流し込んで器を作る
 コア法によって
 最初のガラスの器が作られ、
 エジプトでは様々な技法の作品が作製され、
 西アジアへ製法が広まった
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 新アッシリア
 ニムルド
 象嵌のガラス板数百点が出土
 サルゴン2世(紀元前722年〜紀元前705年)の銘入りの壷
 アケメネス朝ペルシアでは、
 新アッシリアの技法を継承したガラス容器が作られ
 紀元前4世紀〜同1世紀の
 エジプト
 高度技法のガラスが作られ、
 ヘレニズム文化を代表する工芸品の一つとなった
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 中国
 紀元前5世紀
 鉛ガラスを主体とする
 ガラス製品や印章が製作
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 エジプトのアレクサンドレイア
 宙吹きと呼ばれる製造法が
 紀元前1世紀後半に発明
 現代においても使用されるガラス器製造の基本技法
 安価なガラスが大量に生産
 食器や保存器として用いられた
 この技法はローマ帝国全域に伝わり、
 ローマガラスと呼ばれるガラス器が大量に生産
 この時期には
 板状のガラスが鋳造
 ごく一部の窓にガラスが使用された
 ローマ帝国の衰退とともに
 ヨーロッパでの技法は停滞
 東ローマ帝国
 地中海東部
 サーサーン朝ペルシャ
 中国の
 北魏南朝では
 引き続き高水準のガラスが製造
 5世紀頃、
 シリアで
 クラウン法の原形となる板ガラス製造法が生み出され
 一旦、
 手吹き法によりガラス球を造り、
 遠心力を加えて平板状にするもので、
 仕上がった
 円形の板を、
 適宜、望みの大きさや形に切り出すことができた
 平板なガラスを製造の成功
 ↓↑
 中世のガラス
 イスラム
 8世紀
 ラスター彩色の技法が登場
 この技法は陶器にも用いられ、ガラスに先に使われた
 9〜11世紀の中東
 カット装飾が多用
 東ローマ帝国では
 ステンドグラスが製造
 8世紀頃から、
 西ヨーロッパでもガラスの製作が再開
 12世紀には教会に
 ゴシック調のステンドグラス
 13世紀には不純物を除いた
 無色透明なガラスが
 ドイツ南部
 スイス
 イタリア北部
 に伝来
 ↓↑ 
 ヴェネツィアのガラス技術
 大火事の原因となった事と
 機密保持の観点から
 1291年
 ムラーノ島に職人が集中・隔離
 精巧なガラス作品を作成
 15世紀
 酸化鉛と酸化マンガン
 添加により屈折率の高い
 クリスタルガラスを完成
 ↓↑
 技法は各地に伝わり、
 16世紀
 北ヨーロッパ
 スペイン
 でも盛んにガラス製造
 中央ドイツ
 ボヘミア
 でもガラス工房が増大
 15世紀には西欧各地で
 ステンドグラスが製造
 平坦なガラスを吹いて作ったガラスを延べて
 アイロンがけで延ばした
 ↓↑
 日本
 8世紀〜16世紀まで
 ガラス製造が衰退
 ↓↑
 近世
 1670年代
 ドイツ・ボヘミア・イギリスの各地でも
 同時多発的に、
 無色透明なガラスの製法が完成
 精製した原料に
 チョーク
 または
 酸化鉛を混ぜるもの
 厚手で透明なガラスが得られ、
 高度な装飾のカットやグレーヴィングが可能になり、
 バロックガラス
 ロココ様式のガラスが作られた
 ↓↑
 アメリカ合衆国
 ヴァージニア州に来た
 ヨーロッパからの移民がガラスの生産を開始
 18世紀末
 豊富な森林資源を背景に工場生産
 ↓↑
 18世紀
 フランスで
 板ガラスの鋳造法が開発
 同時期に
 吹きガラス法を利用して大型の円筒を作り、
 それを切り開いて板ガラスを製造
 ↓↑
 日本
 徳川吉宗の書物の輸入解禁によって
 江戸切子などが作られた
 19世紀
 ガラス工業の近代化が進んだ
 1791年
 炭酸ナトリウム(ソーダ灰)の
 大量生産法が
 フランスの
 ニコラ・ルブラン
 によって発明
 1861年
 ベルギー
 エルネスト・ソルベー
 よって
 ソルベー法が開発
 さらにソーダ灰の増産は進み
 ガラスを溶かす窯にも大進歩
 フリードリヒ・ジーメンス
 らが
 1856年に特許を取得した
 蓄熱式槽窯を用いた製法により、
 溶融ガラスの大量供給が可能となった(ジーメンス法)
 この平炉法はガラス炉として成功し、
 以後の工業的ガラス製造の基本
 改良を加え
 製鋼にも使用された
 ガラス供給の増大によって価格が低落し、
 瓶や窓ガラス、
 望遠鏡や顕微鏡
 光学用のガラスなどの用途・需要が急増
 1851年
 世界初の万国博覧会
 ロンドン万国博覧会が開催
 メイン会場として建設された
 水晶宮は鉄とガラスによって作られた巨大な建物
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 19世紀末〜20世紀初頭
 アール・ヌーヴォー
 ガラス工芸にも大きな影響を与え
 エミール・ガレ
 ルイス・カムフォート・ティファニー
 ガラス工芸家が多くの作品を残した
 ↓↑
 現代
 1903年
 板ガラス製造用の自動ガラス吹き機がアメリカで開発され、
 熟練工を必要としないことから各国に急速に普及
 機械による引上げ式にとってかわられた
 1950年代
 ピルキントンが
 フロートガラスの製造を開始
 現在使用されている
 板ガラスの基本技術が完成
 ↓↑
 1970年
 ドイツ人のディスリッヒ
 ゾル-ゲル法が、ガラスの新しい製造法として登場
 ガラスを製造する方法は原料を
 摂氏2,000度前後の高温によって溶融
 ゾル-ゲル法では
 ガラスの原料となる化合物や触媒を
 有機溶液に溶かし込んで、
 摂氏数十度の環境で加水分解と重合反応を経て、
 溶融状態を経由せずに
 直接ガラスを得る
 実際は完成したゲルが気泡を含むため、
 最終的には
 摂氏1,000度程度に加熱して気泡を抜く
 ↓↑
 ガラスとそれをつくる技術は地中海沿岸から
 シルク・ロード
 海路で中国に渡り、
 約2000年前に
 日本へ渡来した
 正倉院
 カットガラス=白瑠璃碗(るりのわん)
 同型のものがシルク・ロードに沿って発見されている
 エジプト王朝時代には
 るつぼがなかったので、
 棒の端に砂と粘土の塊をつくり、
 その表面にすこしずつガラスを溶かして
 巻き付ける操作を繰り返して成形し、
 細工などを施してから冷ましたのち
 砂や粘土をかき出してガラス器とした
 溶融も不完全で、泡や不純物も多く、
 黄、緑、青、赤などの色模様は美しいが
 透明なものは少ない
 紀元前1世紀ごろ
 軟らかいガラスを
 鉄パイプの先に付け吹いて中空の器をつくる技術が現れた
 ガラスを溶融するための
 耐火物
 るつぼ
 急速に発達
 3世紀末には
 窓ガラスが現れた
 寺院が
 ステンドグラスで飾られた
 9世紀末に記録
 現存する最古のものは
 12世紀のもの
 ↓↑
 中国では
 紀元前数世紀
 ガラス玉などの装飾品
 ↓↑
 日本の弥生、古墳時代
 ガラスの勾玉(まがたま)
 管玉(くだたま)
 などの多くは中国から渡来したもの
 弥生中期には国内でつくられ始めた
 平安時代には衰えて、
 16世紀ごろ
 スペイン、ポルトガル、オランダ
 などからの
 鏡、望遠鏡、コップなどの流入
 18世紀以降、大坂、江戸、薩摩
 などでふたたびガラスの生産が始まった
 ↓↑ 
 ヨーロッパで
 12世紀ごろ
 ベネチアのガラス工芸が急速に発展
 ベネチア・ガラス
 その影響は
 北欧からボヘミアまで、ヨーロッパ全域に及んだ
 ↓↑
・・・「波斯菊(ハルシャギク)・大春車菊」と「はし・はる」が又、トンだ・・・
 「cosmos」
 「bi(ビ)=bis(ビス)=二つ」・・・
 「pin-natus」=羽状の」であるらしい・・・
        羽子状の美=二枚の羽状の美しいモノ
 ならば、「nuts」は「pea-nut」の「皮(かわ・ヒ)」のタグイだろうが・・・黒豆に羽子の「badminton」・・・美しいか、ドウかは?であるが「加藤清正」の「落花生・南京豆・peanut または groundnut )はマメ亜科ラッカセイ属の一年草。別名はナンキンマメ(南京豆)、方言名は「地豆(ぢまめ・ジーマーミ=沖縄方言)、唐人豆(とうじんまめ)、異人豆(いじんまめ)」で・・・「関東豆」・・・
 「玻璃(はり)=ガラス=ギヤマンビードロ・瑠璃・琉璃・るり」・・・