2453日目・・・「羊たちは何時まで沈黙するのか?」・・・「羊」は「我」なり・・・TV画面・・・アマリにも笑顔で「ジンギスカン(成吉思汗)」を頬張っている人々・・・旨いんだろうナッ・・・ツミなんかは毛頭感じないんだろうナッ・・・「マトン(成羊肉)やラム(仔羊肉)などの羊肉を用いた日本 の焼肉料理・鍋料理に分類されることもあるが調理方法は鉄板料理の調理方法)」・・・タダ、タダ喰われる為の「家畜」?・・・喰うのは「鬼畜」?・・・植物から「肉のような蛋白質の合成」・・・天馬博士、早く「チッソ合成蛋白質機械」を

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 「義(よい・ギ)」=「羊」+「我=ノ+扌戈(弋+丿)」
 人間の行動・志操・道徳で
 「よい・ただしい」とされる概念
 「義人=堅く正義を守る人
     わが身の利害をかえりみずに
     他人のために尽くす人
     奸=行動・志操・道徳が
      「わるい・よこしま」
 漢字における「義」
 本来「外から来て固有ではないもの」という意味
 義手・義足・義父母・義兄弟
 後に
 血縁関係にない仲間同士を結び付ける倫理を意味
 更に時代が下って後漢末期に
 「他者と共同で行う第三者のための事業」
 という意味も発生
 「義舎・義学・義田」などの
 無償の施設などを指す言葉としても用いられた
 「慶応義塾」って、授業料はタダなんだ・・・?
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 「儒教の義」
 五常(仁・義・礼・智・信)のひとつ
 正しい行いを守ること
 人間の欲望を追求する
 「利」と対立する概念
 「義利の辨」
 孟子は「羞悪」の心が義の端であると説いた
 「羞悪の心」=「ほしいままに振舞う心性」
        を
        「羞(は)じる心のこと」・・・羞恥心?
        ・・・自己反省・自己批判・・・?
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 「仏教の義」
 仏教の本来の思想ではない
 中国における「義の観念」と結びついき
 「(公共)事業を指す語」として用いられた
 「後漢末期から南北朝時代にかけての中国では
  戦乱によって多くの人々が故郷を離れて流浪し
  それまでの
  血縁・地縁による結合が解体した
  折しも仏教の中国伝来と重なり
  大乗仏教が持つ
  利他思想と他者と結びつく
  救済するという
  中国の義の観念が融合し
  同じ仏教徒の間で
  血縁や地縁を越えて共同して
  造寺・造仏・慈善事業が行われた
  中国ではこうした集団を
  「法義・邑義」
  と称し
  朝鮮半島や日本では
 「知識」と称された・・・「義」が「知識」ですか・・・
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 「キリスト教の義」
 ギリシア語の
 Δικαιοσυνη dikaiosynee
 ディカイオシュネー
 と呼ばれるもの
 罪の対立概念
 これは
 他者に対して
 義(ただ)しい、誠実な、偽りのない態度で臨むこと
 そのような態度が可能である魂の状態
 義(ただ)しい人を
 「義人」と呼ぶ
 ↓↑
 福音書パウロ書簡
 神によって
 「義とされる(義とする:ディカイオオー)」
 ことも同問題
 真に義であるのは神のみ
 「義人はいない」が
 人間は神を信じることにおいて
 義(ただし)さに近づくことができる
 信じないことは
 不義と同義
 「ヤコブの手紙によれば義(ただ)しさは
 神への信仰を表明することのみならず
 他の人間に対する行為において現れる
 ↓↑
 ルターは
 人が行動において義とされること(行為義認)を
 否定し
 信仰によってのみ人が義とされる(信仰義認)
 とし
 それまでのキリスト教で行われていた
 苦行、断食などを否定
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 「義(ギ)」
 日本語で漢字を用いる際の
 「意味」
 を表す
 漢字の三要素は
 字形
 音
 字義
 ↓↑
 「己の威儀なり・我+羊の会意」
 「羊+我声」・・・?
 「羊」を含む漢字は
 「祥・善 に羊を含むのと同じく
  ヒツジ(羊)を神に捧げる
  ギセイ(犠牲)に常用した習慣に基づく
 ↓↑
 もともと「宜」と同じく神への供物が
 くっきりと角張って美しく揃っていること・・・
 切り揃えた犠牲の肉の形が
 方形、長方形に揃っているコト・・・
 「書経・文侯之命」の「父義和の鄭注」に
 「義とは匹(そろう)なり」
 とある・・・
 「礼記・中庸」に
 「義とは宜なり」
 「礼記・祭義」に
 「義とはこれに宜(よろ)しきなり」
 とある・・・「義=宣伝」・・・?
 転じてすべて
 角(かど)のあるさまを
 「義・儀」という
 「娥(美しい女)」とも同系・・・「女の我」が「義」?
 ↓↑
 解字
 会意-兼-形声
 我=ギザギザと角(かど)めのたった
   戈(ほこ・矛・鋒・戛・桙・鉾)
   を描いた象形文字?・・・鋸(のこ)だろう・・・
 義=「羊(形のよいひつじ)+音符我」で
   もと、角目(かどめ)がたって
   形が方形でよいこと?・・・
   整って格好(恰好・カッコウ)が
   よいと認められるやり方を義(宜)という
   ・・・「郭公」・・・「郭務悰」?・・・
           「武士彠=武士彟」・・・
              尋=ヨ+エ+ロ+寸
                  =ヨ+寸
              蒦=艹+隹+又=萑+又
   「彠」在康熙字典中的解释(廣韻)
   「說文」本作蒦。蒦、度也。
       或从尋,尋亦度也。(馬融·長笛賦)
 ↓↑
 義→議(言義)→儀(イ義)=角目(かどめ)を立てる
 「義」=ベッタリと癒着することの反対・・・「貴の花」?
 ↓↑
 「君臣の義」
 君臣の間で角目(かどめ=門目)を立てた
「ギヴ アンド テイク」の関係
 封建制度=生産地(土地)を媒介にした「主従関係」・・・
 ↓↑
「君の臣を視ること手足のごとく親しければ
  臣は君を視ること腹心のごとし
  君の臣を視ること
  犬馬のごとくなれば
  臣は君を視ること国人(ふつうの平民)のごとし
  君の臣を視ること土芥(ドカイ)のごとくなれば
  臣は君を視ること寇讎(コウシュウ・かたき)のごとし」
  (孟子・離下)
 ↓↑
 「われ
  一夫紂を殺すを聞く
  いまだ
  君を弑(シイ)せりとは聞かざるなり
 (孟子・梁恵王篇)」・・・?
 ↓↑
日本の「君臣の義」 との違い・・・
 「予譲の逸話」?・・・
 「語義」=コトバどうしの「かどめ」・・・ニュアンス?
 その「かどめ正しい違い」を語義または意義という・・・?
 ・・・「かどめ」=「詳細な差異」のコト?
 ↓↑
 「義理の文」
    「議」=「すじめ」を立てた論法・・・筋の道目
    「儀」=「かどめ」を正した作法・・・碁盤の枠目
        計画、整備された碁盤目の都市・・・
 ↓↑
 「すじ道・かどめ・かどめが正しい」
「よしあしの判断」によって
 「適宜にかどめ」をたてること(孟子
「長い経験によって社会的によいと
  公認されている筋道・(荀子)・・・慣習・風習?
 ↓↑
儒教五常(仁・義・礼・智・信)の一つ
 「節義」
 「君臣有義=君臣には義有り(孟子・滕上)」
       よい(よし)
       (私)利欲に引かれず
       すじ道をたてる心
       みさお
       かどめただしい
 日本
 主君への義理だての意
 「正義・義士」
 公共のためにつくすこと・そのさま
 公⇒対語⇒私
「義倉=公共救済の米を入れておく倉」
 「義捐金(ギエンキン)」
 ことばや行いに含まれている理由・わけ・意味
 誼(ギ)=字義・意義
 ↓↑
 約束してちかった親類関係
 「結義(義兄弟のちかいを結ぶ)」
 「義兄」
 「義子(養子)」
 ↓↑
 名目上の・かりの・人工の
 「義足・義手・義眼・義髻(ギケイ・のせたまげ)」
 ↓↑
 家族
 我-義-宜-雁-岸-顔-言?・・・「かどばっている」家族
 ↓↑
 人のふみ行うべき正しい筋道
 「義務・義理・恩義・信義・仁義
  正義・大義・忠義・道義・徳義
  不義」
 ↓↑
 私欲を捨て公共のためにすること
 「義塾・義倉・義捐金
 ↓↑
 意味・主旨
 「意義・奥義・疑義・教義・原義・語義・広義」
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 孟嘗君(モウショウクン)
 田 文(デンブン)
 ?〜紀元前279年
 中国戦国時代の戦国四君の一人
 姓は嬀(ギ・女+爲)
 氏は田
 諱は文
 諡は孟嘗君
 斉の威王の孫
 ↓↑ 
 斉に帰った田文は宰相になり
 紀元前298年
 匡章を統帥とする
 韓・魏との連合軍で
 秦を討った
 田文は
 宣王の子の
 湣王のもとで宰相
 斉の国力を高めた
 湣王は増長し
 他国に強圧的な外交を行い
 それを諌める
 田文を
 湣王は宰相を罷免
 ↓↑
 田文のもとにいた食客3000人も立ち去ったが
 馮驩(フウカン)
 という食客だけは残り
 田文を斉の宰相に復職させるため策を用い
 田文を宰相に復職させた
 馮驩は
 立ち去った食客たちを呼び戻すように進言
 田文は自分が貧窮していたときに
 立ち去った食客を見限った
 馮驩は
 食客
 好悪の情で去ったのではなく
 自分の識見を活かせなくなったので
 去っただけと諭して呼び戻すことを認めさせた
 ↓↑
 田文と馮驩(フウカン)=馮諼(フウケン)
 「孟嘗君伝(史記)」
 田文=デンブン=伝聞=伝文
 孟嘗君=モウショウクン=申章(称)訓
 馮驩=フウカン=封緘
 馮諼=フウケン=附得懸(建)
 ↓↑
 狡兎三窟(コウトサンクツ)
 ↓↑
 「孟嘗君伝(史記)」
 「一芸に秀でたものを迎えると公言している孟嘗君」に
 「特技は特にない」と言い放ち
 食客となるや
 「食事に魚がつかない」
 「外出時に馬車がない」
 「家がなければ妻子ももてない」
 と無心まがいの要求を続け
 孟嘗君を呆れさせた・・・
 ↓↑
 その後
 馮驩(フウカン)は
 弁才に優れることを買われて
 孟嘗君の領地である
 薛(山東省滕州市付近)の民から
 借金を取り立てる役を任されたが
 馮驩は集めた金で宴会を開き
 借用書の一部は焼き捨てた
 これを知った孟嘗君
 馮驩を詰問したが
 馮驩は
 「嘘をつかせないためには
  領民を一カ所に集める必要があり
  そのための宴会だった」
 「返済能力がある者には完済を約束させたが
  返済能力がない者には何をしても取り返せない
  厳しく迫れば夜逃げする者も出よう
  そうなれば、
  『領主は領民よりも金を大事にし
   領民も領主を裏切って逃げ出す』
  と悪評が立つ
  私は、返済不可能の証文を使って
  領民の忠誠心と諸侯の歓心を買いました」
 と釈明し、孟嘗君もその考えを受け入れた
 ↓↑ 
 その後、孟嘗君
 湣王(ビンオウ)
 によって罷免されるが
 馮驩は策をもって
 孟嘗君を宰相に復職させた。
 その時、去った食客を呼び戻すことを進言
 孟嘗君は難色を示したが
 彼らは好悪の情で去ったのではなく
 自分の識見を活かせなくなったので
 去っただけと諭して呼び戻すことを認めさせた
 ・・・食客・・・クウネルトコロの居場所の提供だろう・・・
ーーーーー
 ・・・「義=ギ=嬀」を詰めれば・・・「嬀=女+為=わるがしこい・キ・ギ」・・・「詰=言+士(十一)+口=つめる・つまる・つむ・なじる・キツ・問いつめる・詰(なじ)る・詰責・詰問・難詰・面詰・論詰・かがまる・詰屈」・・・結局は便秘・・・糞(雰・頒・運・韻・云)詰まりってコトか・・・句素・・・「頒布」、「雰囲気」じゃぁ、ドウしょうもない・・・疑義、解の記太弄・・・