1952日目・・・本日も朝から大雪・・・蝦夷地に来て5年経つけれど、継続的に一気に降り積もる「ドか雪」は初めてカモ・・・朝の9時頃〜一休みして、夕方3時頃まで屋根の雪下ろし、家周辺の除雪作業・・・当然だが、この重労働にダレも日当を払ってくれるヒトはいない・・・「人権」問題もあろうが、「死刑」を廃止し、「強姦・強盗・誘拐・殺人罪」を犯した「人間」には「獄中での矯正は無理(?)」・・・危険地区での「強制労働を科すべき」だな、と妄想してしまう。だが、「冤罪事件」はワンサカで、監獄の官吏(職員と賭けマージャン、

 今現在、TV・21:10・NHKスペシャル・シリーズ激動の世界・第1回「テロと難民〜EU共同体の分断〜・激動の世界の行方。テロと難民の流入に直面するヨーロッパ。国境を無くし、平和で豊かな共同体を作ろうとしてきたEUが危機に陥っている(番組表の説明から添付)」・・・ヨーロッパの人びとは自分たちの親や自分自身がナゼ、「人間」として生き残ってきたのか、生き残っているのかを「忘却」しつつあるのか?・・・フランス映画「禁じられた遊び」や、イタリア映画「ゼロ地帯」、「緑の髪の少年」、「自転車泥棒」、「道」、「ひまわり」に描かれた人びとは何処へ行こうとしているのか・・・「チャプリンの映画」を観た人々は・・・
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 以下も番組表の説明から添付
 13:00「こころの時代・アンコールシリーズ・私の戦後70年「こころの壁を超える・再・シリーズ私の戦後70年アンコール。戦後を振り返り、未来を豊かに生きる指針につなげる年間企画。
 第二回は民族や心の壁をいかに超えるか(初回放送2015年9月13日)」
 「シルクロードを愛し、93歳の今も中央アジアで仏教遺跡を発掘する加藤九祚さん。原点は、現代史に翻弄され続けた生涯にある。朝鮮半島で生まれ、10歳の時、日本で働く兄を頼って移住。太平洋戦争では日本陸軍に志願、終戦後はシベリア抑留に。収容所で、仲間の間に起こった、いのちの根源にまつわる衝撃的な事件に遭遇。人間の本性とは何かを突きつけられる。国家、民族、そして、こころの壁を超えようと挑む生きざまに迫る」
 「加藤九祚さん」はインタヴューで「楽天的?」に笑っていたが・・・思いは「・・・生きて行きたい、人生は楽しいモノ(ゲーテ・毎日を生きよ?)、そう云う人間を目指したい」ですか・・・「加藤九祚さんの人生は楽しいモノ」は「苦(仏陀)もあり、楽(ゲーテ)もあり」で、コトバを替えれば「生きている間は、塞翁が馬・喜怒哀楽」だろう・・・シベリア抑留はボクの伯父さんでもあったが・・・
 「人生において重要なのは
  生きることであって、
  生きた結果ではない」
 「その夢を失くして、
  生きてゆけるかどうかで考えなさい」
 ・・・加藤九祚さんはコレを云っていたのカモ・・・ゲーテの別なコトバ(以下、ゲーテの名言・格言のブログ記事から抜粋添付)には
 「愚者と賢者はともに害がない。
  半端な愚者と半端な賢者が、
  いちばん危険なのである」
 「戦の前に敵を見くびるのは愚かなことであり、
  勝利のあとで敵に追い討ちをかけるのは
  卑怯なことである」
 「人間を堕落に導くもっとも大きな悪魔は、
  自分自身を嫌う心である」
 「人にだまされることは決してない。
  自分にだまされるのだ」
 「自分の心を支配できぬ者に限って、
  とかく隣人の意志を支配したがるものだ」
 「天には星がなければならない。
  大地には花がなければならない。
  そして、
  人間には愛がなければならない」
 「本当の自由な心とは『認める』ということである」
 もある・・・だが、ダレを認めるのか、ナニを認めるのか・・・単に「対象を認識」すると云う意味でなのか?
 ・・・「ゲーテゲーテの名言・格言」の前後の文章や、そのコトバがどのような状況で吐かれたモノなのかを知らないと「名言・格言」を切り取って並べて行くと「矛盾」も感じるが・・・
取り敢えずは「ナルホドだ、藝重弖(氐・手・照・出・弟」である・・・
 で、「国家、民族、こころの壁」って、原点は「個々人」としての「人間自身の壁=エゴ」だろう・・・
 ソウいえば「人間の壁」って云う「映画」があったな・・・「人間の壁」は、1959年(昭和34年)10月18日公開の日本映画・・・中学校の団体観賞映画だった・・・別の学校の教頭先生の親戚にあたる女子の同級生が、「ナゼ、あんな映画を団体観賞させるのか?」と「感想文」で発表していたが、当時のボクには、その「意味するところの批判」が理解できなかったが・・・「階級意識にしがみ付く教育者の影響」は「おそろしい」・・・
 「ウイッキペデア」でしらべたら・・・「忍びの者」の映画監督、山本薩夫であった・・・「新東宝配給」は「エログロ・ピンク映画製作の会社」との印象しかなかったが・・・「社長」はワンマン「大蔵貢」氏・・・だが、「新東宝の歴史」は、左右中庸、曖昧、複雑怪奇で、その社歴は、発端から末路まで、現在までの「戦後日本史」に重なる・・・みんな、カネの問題で右往左往・・・
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 山本プロダクション製作、新東宝配給
 監督、山本薩夫
 主演、香川京子
 モノクロ、シネマスコープ、146分
 日教組のカンパで製作
 第33回キネマ旬報ベスト・テン
 第6位
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 石川達三
 佐賀県で起こった
 佐教組事件
 を基に執筆した同名小説が原作で、
 女教師が
 岸信介内閣下の
 教育労働争議を通して、
 「人間」として、「教師」として
 成長していく姿を描いた・・・
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 懐かしい俳優、女優が出演しているが、ボクの記憶は「俳優・女優」ではなく、彼らが演じたキャラクターとして重なった「主役・脇役・善人・悪人」の「登場人物」=「俳優・女優」である・・・だから意地悪な役、悪役を演じた「俳優・女優」は大嫌いであった・・・
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 志野田(尾崎)ふみ子:香川京子・・・スキ
 沢田先生:宇野重吉・・・・・いやな爺でキライ?
 穴山先生:宇津井健・・・・・スパージャイアントは好き
 志野田健一郎:南原伸二・・・嫌い
 庄司春子:沢村貞子・・・・・ややスキ
 与田消防団長の夫人:岸輝子・・・?
 須藤先生:高橋とよ・・・・・・・?
 和田澄江:北林谷栄・・・・・キライ
              「ビルマの竪琴」の
               マンゴ売り婆
               と同一人物だと知り、
               スキになった
 神倉先生:三ツ矢歌子・・・・?
 一条先生:高橋昌也・・・・・?
 澄江の夫:殿山泰司・・・・・彼の文章を読んでスキになった
 与田消防団長:松本克平・・・?
 吉沢委員長:永田靖・・・・・?
 熊井校長:清水一郎・・・・・?
 竹越先生:大町文夫・・・・・?
 直木薬局店主:三島雅夫・・・?
 北見先生:長浜藤夫・・・・・?
 大川市会議員:嵯峨善兵・・・?
 永井智雄・・・・・徳川家康役?でキライ
 山岸夫人:菅井きん・・・・・?
 奥田夫人:三戸部スエ・・・・?
 辻伊万里・・・・・・・・・・?
 杉山徳子・・・・・・・・・・?
 長田夫人:文野朋子・・・・・?
 雲海和尚:松本染升・・・・・?
 大久保先生:武内文平・・・・?
 松下校務主任:福原秀雄・・・?
 金山の父:中村栄二・・・・・?
 駅長:福地悟朗・・・・・・・?
 刑事:井上昭文・・・・・・・?
 松山夫人:岬たか子・・・・・?
 田所千鶴子・・・・・・・・・?
 安藤用務員:広田新二郎・・・?
 浅井の父:東野英治郎(特別出演)・・・・・キライ
 キヨ子:水戸光子(特別出演)・・・?
 山岸勘吉:多々良純(特別出演)・・・・・キライ
 有馬教育長:小沢栄太郎(特別出演)・・・キライ
 新井代議士:伊藤雄之助(特別出演)・・・大嫌いだったが
                    「忍びの者」で
                     大好きになった
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 ・・・未だに「役者」と「役柄」を混同させる傾向がある・・・
 TV番組でタケシが「悪人役ほど善人が多く、主役、善人役ほど人柄が悪い」と云っていたが、ギャラを考えれば当然だろう・・・タケシは「演技」が旨いのは確かだが・・・「人柄」はドウなんだか・・・「司会」は「下手」でも受けている?・・・