1735日目・・・「理屈を捏(こ)ねる」・・・「捏造(ネツゾウ)」・・・「涅槃(ネハン)」・・・「擂りこぎ棒と擂り鉢」・・・「捏ね鉢」・・・「捏ねる罰」ですか・・・蟻と蜂、義と罰・・・捏ね鉢と擂り鉢、擂りこぎ棒の使い方・・・

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 捏鉢(こねばち)→擂鉢(すりばち)
 捏(つくね・ネツ・デツ)=手+日+土(十一)
 擂(すり)
 擂る=する=摩る・磨る
   rub・chafe・strike・file・fros
  「味噌を擂る」
   おべっか・へつらう・ごまをする
   おもねる
  「捏芋(つくねいも)」
 捏(ネツ・デツ・こねる・でっちあげ)
  「捏造(ネツゾウ・デツゾウ)」
  「親指と他の指で
   つまむ、挾む」
  「从米里 往外捏沙子
   米の中から砂粒をつまんで取り除く」
 捏防=論文不正・改竄・捏造・疑惑から
    研究者の身を守るサービス
    形だけ整えていい加減にまとめる
    捏造=実際には
       ありもしない事柄を
       事実であるかのように
       つくり上げること
       でっちあげ
  類字は
 「涅槃(ネハン)」の「涅」
  (梵)nirvāṇaの音写=吹き消すことの意
 煩悩(ボンノウ)の火を消して、
 知慧(チエ)の完成した悟りの境地
 一切の悩みや束縛から脱した、
 円満・安楽の境地
 仏教で理想とする仏の悟りを得た境地
 臨終後=死→「一+夕+ヒ」
 自己中心的な
 欲望である
 煩悩や執着の炎を滅した状態
 すなわち、「欲望」が無い状態は「死体・屍」である・・・
 「炎に身を焼いて」
 「即身成仏」が出来るなどとは不遜である・・・生きていては「ホトケ」になれないのである・・・
 勿論、死んだ存在も、生きていている存在も「ホトケ」にはなれないのである。それは「ロマンの領域」である・・・「覚醒できない」、「覚悟できない」、生きている「人間」は「それが人間である」と「悟る」より方法がないのである・・・「自然の摂理」には逆らえないのが「生死」である。だが、そのプロセスで「その摂理に反抗」し続けるし、ましてや「カミの理不尽な命令」には従えないのは「人間存在の道理」である・・・
 自覚し、認識している「自己中心的な欲望」である「煩悩や執着の炎」ならなんとか抑制、節制するだろうが「滅し」はしない。
 「無自覚、無認識」な「生きてきた、生きている、生きる欲望」は「人間生物の本質」である・・・
 「自覚(ジカク)」には自分と対峙するモノ、ヒトとの諸関係での経験的な「学習」が必要なのである・・・
 「モーゼ」は人間であって、「神」ではなかった・・・「人間のコトバ」なくして「カミ」をカタレない存在であった・・・当然である・・・如(ごとし・しかり→叱り)である・・・斯(か-く・シ)の通りで「然然、云々」である・・・
 「モーゼ」は「人間の本質」を考え抜いたのだ。「人間はカンガえるアシ」であると・・・
 「パスカル」は
 「十七世紀の哲学者、数学者、物理学者」で
 「パンセ」・・・・「Pensee(思索)」は「麵麭(パン)施(セ)」である
           ナゼか「瞑想録」・・・「迷走録」だろう・・・
 「人間は一茎の葦にすぎない。
  自然の中で 最も弱いものである。
  だが、それは考える葦で ある」
 で
 「人間は
  一本・・・・・・一(最初)の本とは「旧約聖書」である
  の
  葦(あし)・・・「あし」とは「悪・足・脚・肢・亜詞・亜史」である
であり、
  自然のうちで
  もっとも
  弱いものにすぎない。
  しかし、
  それは
  考える葦(あし)・・・風に靡き、川の流れに身を任せるアシである
  である」
  ・・・「あし(悪)」であるのは、秩序の中で弱いモノの道理であるの当然である・・・
  そして、「贖罪」と云うモノを考え出した・・・「懺悔(反省)」すれば「許される」と云う「システム思考」である・・・
 「善行を積んだり金品を出したり、
  実際の行動によって
  自分の犯した罪や過失を償うこと
  罪滅ぼし」・・・「償(つぐな)い・贖(あがな)い・購(あがな)い」・・・
  「罪滅ぼし」にも限界がある・・・購われる「人間の心情、怨恨」はそれを許すことが出来ない・・・
  「キリスト」ではなく、「パウロ(サウロ)」は巧妙な「ロジック」を考え出したのだ「キリストの死によって、人間の原罪が赦されのだ」と・・・これも「原罪」が何であるかを知らなくてはどうしょうもない。そして「原罪」が「生きてい存在しているコト(実存・現実存在)」であるとは「無理な論理」である・・・ここには「アダムとイヴゥ」である人間を創造した「神の責任所在」の追求はない・・・
 だが、「人間の疑問」は「アブラハム」、「モーゼ、及びその民」、「ソロモン」も「押しつけがましい神の存在」に「反論した」のである・・・「あなたが造り出した、あなたが救いだした人間のスルコトなんです。それをオイて、人間にはチョッと無理・・・この点を何とか情状酌量を」・・・
 「旧約聖書」の作者は意外と「本音」を漏(洩)らし記している・・・だが、「カミ」ではなく、「人間自身」が「目に目、歯には歯」でなければ、一族郎党、村落共同体、階級社会として国家を形成した「人間協働集団」のリーダーはその「組織」を維持するコトは困難であった・・・
 「モーゼ」は山に登り、「蟻」と「蜂」を観察し、「義(ギ)」と「罰(バチ)」を学習したのに違いない・・・そして「蝗(いなご)」は害虫である、と・・・?
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 旧約聖書
 申命記
第28章
・・・

28:14
今日(本日・キョウ・きょう)、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が
命じるこのすべての言葉を離れて
右または左に曲り、
他の神々に従い、
それに仕えてはならない。
28:15
しかし、あなたの神、主の声に聞き従わず、
今日(本日・キョウ・きょう)、
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が
命じる
すべての戒めと定めとを守り行わないならば、
このもろもろの
呪(のろい・ジュ)があなたに臨み、
あなたに及ぶであろう。
28:16
あなたは町のうちでも
呪(のろ・ジュ)われ、
畑でも呪(のろ・ジュ)われ、
28:17
あなたの
籠(かご)も、
捏鉢(こねばち)も・・・・・捏鉢
              捏=手+日(曰)+十+一
              鉢=金+本
呪(のろ・ジュ)われ、
28:18
あなたの
身から生れるもの、
地に産する物、
牛の子、
羊の子も呪(のろ・ジュ)われるであろう。
28:19
あなたは、
入(はい)るにも呪(のろ・ジュ)われ、
出(で)るにも呪(のろ・ジュ)われるであろう。
28:20
主はあなたが手をくだす
すべての働きに
呪(のろい・ジュ)と、
混乱と、
懲らしめとを送られ、
あなたはついに滅び、
すみやかに
失(う)せ果てるであろう。
これはあなたが悪をおこなって
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)を
捨てたからである。
28:21
主は
疫病を
あなたの身につかせ、
あなたが行って取る地から、
ついに
あなたを断ち滅ぼされるであろう。
28:22
主はまた
肺病

熱病

炎症

間けつ熱
と、
旱魃(かんばつ・干魃)と、
立ち枯れと、
腐り穂とを
もってあなたを撃たれるであろう。
これらのものは
あなたを追い、
ついに
あなたを滅ぼすであろう。
28:23
あなたの
頭の上の天は
青銅
となり、
あなたの
下の地は

となるであろう。
28:24
主は
あなたの
地の雨を、
塵(ちり)と、
埃(ほこり)に変らせ、
それが
天から
あなたの上にくだって、
ついに
あなたを滅ぼすであろう。
28:25
主は
あなたを
敵の前で敗れさせられるであろう。
あなたは
一つの道から
彼らを攻めて行くが、
彼らの前で
七つの道から逃げ去るであろう。
そして
あなたは地の
もろもろの国に
恐るべき
見せしめとなるであろう。
28:26
また
あなたの死体は
空のもろもろの鳥と、
地の獣との
餌食(えじき)となり、
しかも
それを追い払う者はないであろう。
28:27
主は
エジプトの腫物

潰瘍

壊血病

疥癬(ヒゼン・ひぜん・itch・scabies・mange)・・・肥前の虫
とをもって
あなたを撃たれ、
あなたは癒(いや)されることはないであろう。
28:28
また主はあなたを撃って
気を狂わせ、
目を見えなくし、
心を混乱させられるであろう。
28:29
あなたは
盲人が
暗やみに手探りするように、
真昼にも手探りするであろう。
あなたは行く道で栄えることがなく、
ただ
常に虐(しえたげ)られ、
掠(かすめ)られるだけで、
あなたを救う者はないであろう。
28:30
あなたは
妻を娶(めと)っても、
ほかの人が
彼女と寝るであろう。
家を建てても、
その中に住まないであろう。
葡萄(ぶどう)畑を作っても、
その実を摘み取ることがないであろう。
28:31
あなたの牛が
目の前で
屠(ほふ)られても、
あなたはそれを
食べることができず、
あなたの
驢馬(ろば)が目の前で奪われても、
返されないであろう。
あなたの
羊が敵のものになっても、
それを救ってあなたに返す者はないであろう。
28:32
あなたの
息子(むすこ)や娘(むすめ・女)は
他国民にわたされる。
あなたの目はそれを見、
終日、
彼らを慕って衰えるが、
あなたは手を施すすべもないであろう。
28:33
あなたの地の産物
および
あなたの労して獲た物は
みな
あなたの知らない民が食べるであろう。
あなたは、
ただ
常に虐(しえたげ)られ、
苦しめられるのみであろう。
28:34
こうして
あなたは
目に見る事柄によって、
気が狂うにいたるであろう。
28:35
主はあなたの
膝(ひざ)と、
脛(はぎ)とに
悪い、癒(いや)し得ない
腫物を生じさせて、
足の裏から
頭の頂にまで及ぼされるであろう。
28:36
主は
あなたとあなたが立てた王とを携えて、
あなたもあなたの先祖も
知らない国に移されるであろう。
あなたは
そこで



で造った
ほかの神々に仕えるであろう。
28:37
あなたは主が
あなたを追いやられる
もろもろの民のなかで驚きとなり、
諺(ことわざ)となり、
笑い草
となるであろう。
28:38
あなたが
多くの種を・・・・・多田種子
畑に携えて出ても、
その収穫は少ないであろう。
蝗(いなご)が
それを食いつくすからである。
28:39
あなたが
葡萄(ぶどう)畑を作り、
それに
培(つちか)っても、
その葡萄(ぶどう)酒を飲むことができず、
その実を集めることもないであろう。
虫がそれを食べるからである。
28:40
あなたの国には
あまねく
オリブ(オリ−ブ)


があるであろう。
しかし、
あなたは
その油を
身に塗ることができないであろう。
その実がみな落ちてしまうからである。
28:41
息子、娘があなたに生れても、
あなたのものにならないであろう。
彼らは捕えられて行くからである。
28:42
あなたの
もろもろの木、
および
地の産物は、
蝗(いなご)

取って食べるであろう。
28:43
あなたのうちに
寄留する他国人は、
ますます
高くなり、
あなたの上に出て、
あなたはますます
低くなるであろう。
28:44
彼はあなたに貸し、
あなたは
彼に貸すことができない。
彼は
頭目(かしら)となり、
あなたは

となるであろう。
28:45
このもろもろの呪(のろい・ジュ)が、
あなたに臨み、
あなたを追い、ついに追いついて、
あなたを滅ぼすであろう。
これは
あなたの神、主の声に聞き従わず、
あなたに命じられた
戒めと定めとを、
あなたが守らなかったからである。
28:46
これらの事は長く
あなたとあなたの子孫のうえにあって、
しるしとなり、
また
不思議となるであろう。
28:47
あなたがすべての物に豊かになり、
あなたの神、
主に心から喜び楽しんで仕えないので、
28:48
あなたは
飢え、
渇きき、
裸になり、
すべての物に乏しくなって、
主が
あなたに
つかわされる敵に・・・・神の派遣した敵
仕えるであろう。
敵は
鉄の
頸曳(くびき)を
あなたの
首(くび・頚・頸)にかけ、
ついに
あなたを滅ぼすであろう。
28:49
すなわち
主は遠い所から、
地のはてから
一つの民を、
禿鷹(はげたか)が飛びかけるように、
あなたに攻めきたらせられるであろう。
これは
あなたが
その言葉を知らない民、
28:50
顔の恐ろしい民であって、
彼らは
老人の身を顧みず、
幼い者を憐(あわれ)まず、
28:51
あなたの家畜が
産むものや、
地の産物を食って、
あなたを滅ぼし、
穀物をも、
酒をも、
油をも、
牛の子をも、
羊の子をも、
あなたの所に残さず、
ついに
あなたを全く滅ぼすであろう。
28:52
その民は
全国ですべての町を攻め囲み、
ついに
あなたが頼みとする、
堅固な高い石垣(いしがき)を
ことごとく撃ちくずし、
あなたの神、
主が賜わった国のうちの
すべての町々を攻め囲むであろう。
28:53
あなたは
敵に囲まれ、
激しく攻めなやまされて、
ついに
あなたの神、
主が賜わったあなたの身から生れた者、
息子、


肉を
食べるに至るであろう。
28:54
あなたがたのうちの
優(やさ)しい、
温和な男でさえも、
自分の兄弟、
自分の懐(ふところ)の妻、
最後に残っている
子供にも
食物を惜しんで与えず、
28:55
自分が
自分の子供を食べ、
その肉を少しでも、
この人々の
だれにも
与えようとはしないであろう。
これは
敵があなたのすべての町々を囲み、
激しく攻め悩まして、
何をも
その人に残さないからである。
28:56
また
あなたがたのうちの
優(やさ)しい、
柔和な女、
すなわち
柔和で、優しく、
足の裏を
土に付けようともしない者でも、
自分の懐(ふところ)の
夫や、息子、娘
にも隠(かく)して、
28:57
自分の
足の間からでる
後産や、
自分の産む子を
密(ひそ)かに食べるであろう。
敵が
あなたの町々を囲み、
激しく攻め悩(なや)まして、
すべての物が
欠乏するからである。
28:58
もし
あなたが、
この書物にしるされている
この律法の
すべての言葉を守り行わず、
あなたの神、
主という
この栄えある
恐るべき名を
恐れないならば、
28:59
主は
あなたと
その子孫の上に
激しい災を下されるであろう。
その災は
厳(きびし)く、
かつ
久(ひさ)しく、
その
病気は重く、
かつ
久しいであろう。
28:60
主はまた、
あなたが恐れた病気、
すなわち
エジプトのもろもろの病気を
再び臨ませて、
あなたの身に
つかせられるであろう。
28:61
また
この律法の書に
載(のせ)てない
もろもろの病気と、
もろもろの災とを、
主は
あなたが滅びるまで、
あなたの上に下されるであろう。
28:62
あなたがたは
天の星のように多かったが、
あなたの神、
主の声に聞き従わなかったから、
残る者が少なくなるであろう。
28:63
さきに
主が
あなたがたを良くあしらい、
あなたがたを多くするのを喜ばれたように、
主は
今あなたがたを
滅ぼし絶やすのを喜ばれるであろう。
あなたがたは、
はいって取る地から
抜き去られるであろう。
28:64
主は地の
このはてから、
かのはてまでのもろもろの民のうちに
あなたがたを散らされるであろう。
その所で、
あなたも
あなたの先祖たちも知らなかった



で造った
ほかの神々にあなたは仕えるであろう。
28:65
その国々の民のうちで
あなたは
安きを得ず、
また
足の裏を休める所も得られないであろう。
主はその所で、
あなたの心を
慄(おののかせ)、・・・小野の枷(隋書)?
目を衰えさせ、
精神を打ちしおれさせられるであろう。
28:66
あなたの命は
細い糸に
かかっているようになり、
夜昼
恐れおののいて、
その命も
おぼつかなく思うであろう。
28:67
あなたが
心にいだく恐れと、
目に見るものによって、
朝には
『ああ夕であればよいのに』・・・アトン神
 と言い、
夕には
『ああ朝であればよいのに』
 と言うであろう。
28:68
主は
あなたを
舟に乗せ、
かつて
私(わたし・わたくし・ヨコシマ・シ・ム)が
あなたに告げて、
『あなたは
 再びこれを見ることはない』
と言った道によって、
あなたを
エジプトへ連れもどされるであろう。
あなたがたは
そこで
男女の奴隷として敵に売られるが、
だれも買う者はないであろう」。
ーーーーー
 ・・・蟻と蜂、義と罰・・・捏ね鉢と擂り鉢、擂りこぎ棒の使い方・・・