1707日目・・・「レビ記」は基本的には「食生活の衛生上、安全性の戒め」であり、「疫病蔓延の対策」のように思われる・・・「祭司」といわれる「アロンとその子たち(アロンの子なる祭司たち)」の人々は「検疫官」であり、「医者的存在」のように思われる・・・そして、「罹患患者の治療方法」を「モーゼ」は彼らに教えているのだ・・・「アロンの子孫であっても非健常者」の「聖なる場所(垂幕、及び祭壇)」に近ずくコトには厳しく禁止し、「健常者」とは「区別」している。だが、「非健常者」であっても「彼(アロンの子孫である非健常者

 「日本語」の「たくみ」と訓読みする漢字は「匠・工・左・医・巨・巫・差」である。「たくみ(巧)」とは「土木建築」の技術者のみならずあらゆる「芸術・技芸」の「神官・坊主・陰陽師(占師)・おかんなぎ=覡男・めかんなぎ=巫女」、そして「医者」である。
 「芸術は長く、人生は短し」は古代ギリシャの医者「ヒポクラテス」のコトバである。ここでの「芸術」は「医術=医者の知識と技」である。
 「芸=ゲイ=藝」は問題がある漢字である。
 「藝(芸)亭」=「ウンテイ」とヨマせている・・・「石上宅嗣」の平城京に設置された最古の公開図書館とされる「芸亭院(ウンテイイン)である・・・「芸=ゲイ=藝」も「藝=ウン=芸」も漢字構成は同じである・・・漢字を読む人間にとって「どちらの音なの?意味なの?」であるからだ・・・
 「藝=ウン=芸」を「ウン」と読む
 「藝(ウン)=蓺(ゲイ)+云(ウン)」
        艸(ソウ) +坴(リク)+丸+云(ウン)
           「++」+坴(リク)+丸+云(ウン)
        「坴」は「六六」を重ねた字形
        「六十六」の小さな「丸」の
        テント(天幕・幕屋→幕府)張りの営舎
        奠 都→エルサレム(Jerusalem)
            耶路撤冷のバリの営舎
        ユダヤ(奠→猶太)の天幕の都
            奠(まつる・さだめる
              テン・デン)
        艸(草冠→草の原)の
        「坴」=「六六=陸十陸=六拾六」
         の  六=亠(なべぶた・音)+八
        丸天幕を連ねている状態を云う
         ↓
 「藝」が新漢字によって字体が
 「芸(ウン)」になった字で、
 「芸亭」の芸(ウン)は
 「直物に手を添え土に植える」
 「たがやす・植物を植える」
 「書物の防虫剤の香草」
   ↓↑
 「芸=ゲイ・わざ=藝・技芸」は
 「くさぎる=雑草を刈る」
  天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
   叢書=本のシリーズ=双書=集大成した書物 
  草薙剣(くさなぎのつるぎ)
   薙刀なぎなた・長刀)
   薙(なぎ)=磲(国字)=弓+前+力
  草那芸之大刀(くさなぎのたち)
  草磲(くさなぎ)
   磲(国字)=弓+前+力+=薙(なぎ)
         キュウのゼンのリョク(リキ)
         旧   前  録   理記
         旧約の 全書 記録  利記
  ↓             レビ記=利未記
 漢字構成の「区別」としては
 「芸(ウン)」の草冠(艸・廾・サ)を「++」とし
 「芸(ゲイ)=藝(ゲイ)」と区別している
 「++」は「康熙字典に従って四画」とした漢字・・・
 「++」=「拾拾」=「足足」→「あしあし=葦蘆・芦肢」
      「葦=芦=よし・あし」→善悪
ーーーーー
 旧約聖書
 レビ記=利未記
  ↓
第10章
10:1
さて
アロンの子
ナダブ・・・・名拿部

アビフ・・・・阿部附
とは、
おのおの
その香炉を取って
火をこれ(香炉)に入れ、
薫香(クンコウ)をその上に盛って、
異火(イビ)を主の前にささげた。
これは
主の命令に反することであったので、
  ↓
  ?・・・ナゼ、香炉(行賂)
         の中の火に盛る
  ↓      薫香(クンコウ←訓行)
         の
  ↓      異火(イビ←意比)
  ↓      が命令(名例)違反なのか
10:2
主の前から火が出て
彼らを焼き滅ぼし、
彼らは主の前に死んだ。
  ↓
  ?・・ナゼ・・・焼き滅ぼされたのか
  ↓
10:3
その時モーセはアロンに言った、
「主は、こう仰せられた。
 すなわち
 『わたしは、わたしに近づく者のうちに、
  わたしの聖なることを示し、
  すべての民の前に栄光を現すであろう』」。
 アロンは黙していた。
10:4
モーセはアロンの叔父
ウジエルの子
ミシヤエル

エルザパンとを呼び寄せて彼らに言った、
「近寄って、
 あなたがたの兄弟たちを聖所の前から、
 宿営の外に運び出しなさい」。
10:5
彼らは近寄って、
彼らをその服のまま宿営の外に運び出し、
モーセの言ったようにした。
10:6
モーセはまた
アロン
およびその子
エレアザル

イタマル
とに言った、
「あなたがたは
 髪の毛を乱し、
 また
 衣服を裂いてはならない。
 あなたがたが
 死ぬことのないため、
 また
 主の怒りが、
 すべての
 会衆に及ぶことのないためである。
 ただし、
 あなたがたの兄弟
 イスラエルの全家は、
 主が火をもって
 焼き滅ぼしたもうたことを
 嘆いてもよい。
10:7
 また、
 あなたがたは死ぬことのないように、
 会見の幕屋の入口から外へ出てはならない。
 あなたがたの上に
 主の注ぎ油があるからである」。
彼らはモーセの言葉のとおりにした。
 ↓
19:9
「あなたがたの地の実のりを
 刈り入れるときは、
 畑のすみずみまで刈りつくしてはならない。
 また
 あなたの刈入れの落ち穂を拾ってはならない。
19:10
 あなたの
 ぶどう畑の実を取りつくしてはならない。
 また
 あなたのぶどう畑に落ちた実を拾ってはならない。
 貧しい者と寄留者とのために、
 これを残しておかなければならない。
 わたしはあなたがたの神、主である。
19:11
 あなたがたは
 盗んではならない。
 欺いてはならない。
 互に偽ってはならない。
 ↓
19:26
 あなたがたは
 何をも血のままで食べてはならない。
 また
 占いをしてはならない。
 魔法を行ってはならない。
 ↓
19:31
 あなたがたは
 口寄せ、
 または
 占い師のもとにおもむいてはならない。
 彼らに問うて汚されてはならない。
 わたしはあなたがたの神、主である。
19:32
 あなたは白髪の人の前では、
 起立しなければならない。
 また
 老人を敬い、
 あなたの神を恐れなければならない。
 わたしは主である。
19:33
 もし
 他国人が
 あなたがたの国に
 寄留して共にいるならば、
 これを
 虐(しいた)げてはならない。
19:34
 あなたがたと共にいる
 寄留の他国人を、
 あなたがたと
 同じ国に生れた者のようにし、
 あなた自身のように
 これを愛さなければならない。
 あなたがたも、かつて
 エジプトの国で
 他国人であったからである。
 わたしはあなたがたの神、主である。
19:12
 わたしの名により偽り誓って、
 あなたがたの神の名を汚してはならない。
 わたしは主である。
19:13
 あなたの隣人を
 虐(しい)たげてはならない。
 また、
 掠(かす)めてはならない。
 日雇人の賃銀を
 明くる朝まで、
 あなたのもとにとどめておいてはならない。
19:14
 耳しいを、のろってはならない。
 目しいの前につまずく物を置いてはならない。
 あなたの神を恐れなければならない。
 わたしは主である。
19:15
 さばきをするとき、
 不正を行ってはならない。
 貧しい者を片よってかばい、
 力ある者を曲げて助けてはならない。
 ただ正義をもって
 隣人をさばかなければならない。
19:16
 民のうちを行き巡って、
 人の悪口を言いふらしてはならない。
 あなたの隣人の
 血にかかわる偽証をしてはならない。
 わたしは主である。
19:17
 あなたは心に
 兄弟を憎んではならない。
 あなたの隣人をねんごろにいさめて、
 彼のゆえに罪を身に負ってはならない。
19:18
 あなたは
 仇(あだ)を返してはならない。
 あなたの民の人々に
 恨みをいだいてはならない。
 あなた自身のように
 あなたの
 隣人を愛さなければならない。・・・
 わたしは主である。
19:19
 あなたがたは
 わたしの定めを守らなければならない。
 あなたの家畜に
 異なった種をかけてはならない。
 あなたの畑に
 二種の種をまいてはならない。
 二種の糸の混ぜ織りの
 衣服を身につけてはならない。
19:20
 だれでも、
 人と婚約のある
 女奴隷で、
 まだ
 購(あが)なわれず、
 自由を与えられていない者と
 寝て交わったならば、
 彼らふたりは罰を受ける。
 しかし、
 殺されることはない。
 彼女は
 自由の女ではないからである。
19:21
 しかし、
 その男は
 愆祭を主に携えてこなければならない。
 すなわち、
 愆祭の雄羊を、
 会見の幕屋の入口に連れてこなければならない。
19:22
 そして、
 祭司は
 彼の犯した罪のために
 その愆祭の雄羊をもって、
 主の前に
 彼のために、購(あがな)いをするであろう。
 こうして
 彼の犯した罪はゆるされるであろう。
ーーーーー
 ・・・よしあし
 ・・・善 悪
 ・・・清 濁
 ・・・清 汚(穢)
 ・・・澄 塵
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 「石上宅嗣」は、この時代に存在した人物なのか?・・・そもそも、実在の人物なのか、太安万侶くんに訊いてみたい・・・
   ↓
 物部氏の末裔
 「藤原仲麻呂の乱」の討伐で活躍
 大納言
 知識人・文人仏教徒
 自分の邸宅を
 阿閦寺(あしゅくじ)として改築し
 敷地の一郭に古今の漢籍を中心とした
 書籍を収蔵し
 希望者に閲覧を許可
 「賀陽豊年」・・・・?
  に
 「石上宅嗣」自身の全知識を伝授・・・
 天応元年(781年)
 六月
 死亡(続日本史)
 「芸亭(ウンテイ)」の
 創設経緯の転載記録記事
  ↓
 「内外の両門は
  本(もと)一体たり。
  漸く極まれば
  異なるに似たれども
  善く誘ければ殊(ことな)らず。
  僕、家を捨て寺と為して心を帰すること久し。
  内典を助けんが為に
  外書を加え置く。
  地はこれ伽藍、事すべからく禁戒すべし。
  庶(こいねがわ)くば、
  同志を以て入る者は
  空有に滞ることなく、
  兼ねて
  物我を忘れ、
  異代
  来たらん者は
  塵労を
  超出して
  覚地に
  帰せんことを・・・」
ーーーーー
 ・・・???・・・