1660日目・・・「園児の人権?」を問われ、紐や囲い枠に拘束した「幼稚園の先生の解雇」・・・ボクが幼稚園児だった幼い頃、幼稚園の近くに緑の芝生に囲まれた大きな運動グランドがあった。そこはボクたち園児が集団で若い女性の先生に連れられて、お絵描きや、遊びに行く場所だった。そのグランドに沿った街の直線道路と山際に挟まれて施設されていた単線の蒸気機関車が走る鉄道線路・・・その鉄道は山間に囲まれた街の人々と石炭運搬の輸送路だった。勇ましく煙を吐いて汽車が通り過ぎ去った後、ボクは線路に向かって走り出していた。そして

ーーーーー
 テモテ(提摩太前書・手紙一)・(提摩瓄)
 キリスト教会での
 儀式のやり方や
 教会の組織、共同体の
 責任者=「監督(Episcopi=司教)
     「奉仕者(Diaconi=助祭
 ありかたに関する書
 「偽教師」への警告
 「擬似パウロ書簡」と呼び真筆性が否定・・・
 後代の付加(6:20-21)・・・
 66年頃にマケドニアで書かれた・・・ 
 ↓
 テモテ(提摩太・提摩瓄)書・手紙二)
 パウロがローマの監獄に拘束され、
 裁判での処刑を覚悟しながら
 「世を去る時が近づきました(4:6)」
 と考え、
 パウロ
 「愛する子、テモテ(1:2)」に
 迫害の下での
 忍耐、信仰
 裁きの時の準備を
 記述・・・した書簡・・・
ーーーーー
  ↓
 異なる
 誤った教えの注意、勧告
  ↓
 異なる教えを説いたり、
 作り話や
 系図の詮索は
 無駄である
 無益な
 論争で迷うな・・・・唯々「神の存在」を
           信じろ・・・
 (だが)
 律法の
 有用性は
 用い方次第である
  ↓
 律法は、
 不法者
 不従順者
 不信心者
 犯罪者
 神を畏敬せぬ
 俗悪な者
 父母を殺す者
 人を殺す者
 猥褻行為者
 男色者
 誘拐者
 虚偽者
 偽証者
 の為に与えられ、
 健全な教えに反する者に
 与えられている。
 これらは
 「キリスト福音」に
 一致している
  ↓
 ・・・と、記述・・・
 ・・・「犯罪者」は「律法」で裁かれる・・・
  ↓
 1:13
  以前、
 わたし、パウロ
 神を冒涜する者、
 迫害する者、
 暴力を振るう者だった。
 しかし、
 信じていない時に
 知らずに行ったこと
  ↓
 ・・・「キリスト」を信じる以前に「モーゼの律法」はあった・・・「モーゼ律法」は「誰を罰する法」だったのか・・・
 ・・・「認識なき過失」、「未必の故意」・・・「原発事故」は「過失」なのか・・・地震津波発生後の先生達の判断下の「子供たちの死」は・・・
  ↓
 ・・・「知らずに行った犯罪」は「過失罪」・・・
 「過失とは、ある事実を認識・予見することができたにもかかわらず、注意を怠って認識・予見しなかった心理状態、あるいは結果の回避が可能だったにもかかわらず、回避するための行為を怠ったこと」、
 「現行刑法(日本)は故意犯の処罰を原則とし、過失は法律に特別の規定がある場合にのみ処罰される (38条1項) 」、
 「重過失とは、結果の予見が極めて容易な場合や、著しい注意義務違反のための結果を予見・回避しなかった場合」
 「過失相殺とは、ローマ法に由来し、債務不履行または不法行為責任が成立し、損害賠償の額を認定するに際し、債権者(被害者)側の「過失」も一定の割合において認められるとき、その旨を考慮し損害賠償額を減額するこ。加害者と被害者間の公平な損害の分担を図るための制度(民法)」・・・
  ↓
 1:15
 「キリスト・イエスは、
  罪人を
  救うために
  世に来られた」
 という言葉は真実であり、
 そのまま受け入れるに値する。
 わたし、
 パウロはその罪人の中で
 最たる者である・・・(だった?)
 1:16
 しかし、
 わたしが
 憐れみを・・・・「アワレミ?」
 受けたのは、
 キリスト・イエス
 その
 わたしに限りない
 忍耐をお示し
 この方を信じて
 「永遠の命」を
 得ようとしている
 人々の
 手本となるため
 1:19
 ある人々は
 正しい良心を捨て、・・・「良心」
 その
 信仰は
 挫折した
 1:20
 その中には、
 ヒメナイ・・・「許米乃」
     ・・・許(言午→言馬)す亜米利加の難事?
     ・・・「秘めない・比女名意・姫名意」
 と
 アレクサンドロ・・・「亞歴山大」
            アレキサンダー大王
 わたし、パウロは、
 神を
 冒涜・・・・・・・「冒=日+目」→比目
          「涜=水+売(賣)」
 してはならないことを
 学ばせるために、
 彼らを
 サタン・・・・・・・・「青焔魔・嗟嘆」
 に引き渡した
  ↓
 ・・・・?
ーーーーー
 第2章
 2:2
 祈りは
 王たちや
 すべての
 高官のためにも捧げよ
 わたしたちが
 常に
 信心と
 品位を・・・・「品」=ほん
 保ち、
 平穏で
 落ち着いた
 生活を送るためです。
  ↓
 2:4
 神は、
 すべての人々が
 救われて
 真理を
 知るように
 なることを
 望んでる・・・・?
 2:5
 神は唯一であり、
 神と
 人との間の
 仲介者も、・・・・「仲介者」
 人である
 キリスト・イエス
 唯一人である
 2:7
 わたしは、
 その証しのために
 宣教者また使徒として、
 すなわち
 異邦人に
 信仰と真理を説く
 教師として
 任命された・・・ナゼ異邦人の教師に?
 わたしは
 真実を語っており、
 偽りは言っていない。
 2:8
 だから、
 わたしが望むのは、
 男は怒らず争わず、
 清い手を上げて
 どこででも
 祈ることです。
 2:9
 同じように、
 婦人は
 つつましい身なりをし、
 慎みと
 貞淑をもって
 身を飾るべきであり、
 髪を編んだり、
 金や真珠や
 高価な着物を
 身に着けたりしてはならない。
 2:10
 むしろ、
 善い業で身を飾るのが、
 神を敬うと
 公言する婦人にふさわしい。
 2:11
 婦人は、
 静かに、
 全く
 従順に学ぶべき。
 2:12
 婦人が教えたり、
 男の上に立ったりするのを、
 わたしは許しません。・・・イスラムと同類
 むしろ、
 静かにしているべきである。
 2:13
 なぜならば、
 アダムが最初に造られ、
 それから
 エバが造られたからです。
 2:14 しかも、
 アダム(男)は・・・・「亜當(アダム)」
 だまされませんでしたが、・・・誘惑された
 エバ(女)は・・・・・「夏娃(イヴ)」
 だまされて、・・・「蛇」はダレが創造したのか?
 罪を犯してしまった。
 2:15
 しかし婦人は、
 信仰と愛と清さを保ち続け、
 貞淑であるならば、
 子を
 産むことによって
 救われます。・・・・「石女・馬ずめ」は
            救われないのか?
 ↓
 第3章
 3:3
 また、
 酒におぼれず、
 乱暴でなく、
 寛容で、
 争いを好まず、
 金銭に執着せず、
 3:4
 自分の家庭をよく治め、
 常に品位を保って
 子供たちを
 従順な者に育てている人であれ。
 3:5
 自分の家庭を治めることを知らない者に、
 どうして
 神の教会の世話ができるだろうか。
 3:8
 同じように、
 奉仕者たちも
 品位のある人でなければなりません。
 二枚舌を使わず、
 大酒を飲まず、
 恥ずべき
 利益をむさぼらず、
 3:9
 清い良心の中に
 信仰の秘められた・・・秘められた?
 真理を・・・・・・・・真理は秘密
            心理は秘密
 持っている人でなければなりません。
 3:12
 奉仕者
 一人の妻の夫で、
 子供たちと
 自分の家庭を
 よく治める人でなければなりません。
 3:13
 というのも、
 奉仕者の仕事を立派に果たした人々は、
 良い地位を得・・・「良い地位」とはナニか?、
 キリスト・イエスへの
 信仰によって
 大きな確信を
 得るようになるからです。
 3:16
 信心の秘められた
 真理は
 確かに偉大である
 すなわち、
 キリストは
 「肉」において現れ、
 「霊」において義とされ、
 天使たちに見られ、
 「異邦人の間」で宣べ伝えられ、
 「世界中」で信じられ、
 「栄光」のうちに上げられた。
 第4章
 4:1
 しかし、
 「霊」は
 次のように明確に告げている。
 終わりの時には、
 惑わす霊と、
 悪霊どもの教えとに
 心を奪われ、
 信仰から
 脱落する者がいます。
 4:4
 というのは、
 神がお造りになったものは
 すべて良いものであり、
 感謝して受けるならば、
 何一つ捨てるものはないからです。
 4:8
 体の鍛練も
 多少は役に立ちますが、
 信心は、
 この世と来るべき世での
 命を約束するので、
 すべての点で
 益となるからです。
 4:9
 この言葉は真実であり、
 そのまま
 受け入れるに値します。
 4:10
 わたしたちが
 労苦し、
 奮闘するのは、
 すべての人、
 特に信じる人々の救い主である
 生ける神に
 希望を・・・・・・「希望」って?
 置いているからです。
 第5章
 5:1
 老人を叱ってはなりません。
 むしろ、
 自分の父親と思って諭しなさい。
 若い男は兄弟と思い、
 5:2
 年老いた婦人は母親と思い、
 若い女性には常に清らかな心で
 姉妹と思って諭しなさい。
 5:3
 身寄りのない
 寡婦(やもめ)を
 大事にしてあげなさい。
 5:6
 放縦な生活をしている
 やもめは、
 生きていても
 死んでいるのと
 同然です。
 5:9
 やもめ
 として
 登録するのは、
 六十歳未満の者ではなく、
 一人の夫の
 妻であった人
 5:11
 年若い
 やもめは
 登録してはなりません。
 彼女たちは、
 情欲にかられて
 キリストから離れると、
 結婚したがるようになり、
 5:12
 前にした約束を破ったという
 非難を受けることになるからです。
 5:13
 その上、
 彼女たちは
 家から家へと回り歩くうちに
 怠け癖がつき、
 更に、ただ怠けるだけでなく、
 おしゃべりで
 詮索好きになり、
 話してはならないことまで話しだします。
 5:14
 だから、
 わたしが望むのは、
 若いやもめは
 再婚し、
 子供を産み、
 家事を取りしきり、
 反対者に
 悪口の機会を
 一切与えないことです。
 5:16
 信者の婦人で
 身内にやもめがいれば、
 その世話を・・・・・・・・再婚の世話?
 すべきであり、
 教会に
 負担を
 かけてはなりません。
 そうすれば
 教会は
 身寄りのない
 やもめの世話を
 することができます。
 5:17
 よく指導している長老たち、
 特に御言葉と教えのために
 労苦している長老たちは
 二倍の報酬を
 受けるにふさわしい、・・・?
 と考えるべきです。
 5:18
 聖書には、
 「脱穀している
  牛に口籠をはめてはならない」
 と、また
 「働く者が報酬を受けるのは当然である」
 と書かれています。
 5:20
 罪を犯している者に対しては、
 皆の前でとがめなさい。
 そうすれば、
 ほかの者も
 恐れを抱くようになります。
 第6章
 6:7
 なぜならば、
 わたしたちは、
 何も持たずに世に生まれ、
 世を去るときは
 何も持って行くことが
 できないからです。
 6:8
 食べる物と
 着る物があれば、
 わたしたちはそれで満足すべきです。
 6:9
 金持ちになろうとする者は、
 誘惑、罠、無分別で
 有害なさまざまの欲望に陥ります。
 その欲望が、
 人を滅亡と破滅に陥れます。
 6:10
 金銭の欲は、
 すべての悪の根です。
 金銭を追い求めるうちに
 信仰から迷い出て、
 さまざまのひどい苦しみで
 突き刺された者もいます。
 6:11
 しかし、神の人よ、
 あなたはこれらのことを避けなさい。
 正義、信心、信仰、愛、忍耐、柔和
 を追い求めなさい。
 6:16
 唯一の不死の存在、
 近寄り難い
 光の中に住まわれる方、
 だれ一人見たことがなく、
 見ることのできない方です。
 この神に
 誉れと永遠の支配がありますように、アーメン。
 6:20
 テモテ、
 あなたにゆだねられているものを守り、
 俗悪な無駄話と、
 不当にも知識と呼ばれている
 反対論とを避けなさい。
 6:21
 その知識を鼻にかけ、
 信仰の道を
 踏み外してしまった者もいます。
 恵みがあなたがたと共にあるように。
  ↓↑
 ・・・男女は平等ではないらしい。
 それ以前に
 現実の「階級社会」の「特権序列」の否定はない・・・
ーーーーー
 ・・・「常識」の根源は「人と人の諸関係での生活」・・・多分、「律法」だけではムリだった・・・「神」の「天国」、「煉獄」、「地獄」が無ければ「人間社会としての秩序」を「維持・保持」して生きて行く事は出来なくなったからなのだろう・・・「旧約聖書パウロ(サウロ)」は初代の「イスラエルの王」となった・・・「王」となってからの「世俗社会」は一方的で押し付けがましい「アブラハム」と「モーゼ」の「絶対的な(ネタミの)神の権威」を俗なモノにしてしまった・・・
  ↓
 サウル(サウロ)・・・パウロの異称
  ↓
 同名の
 サウル(Saul)
 紀元前1053年
 ユダヤ統一国家
 サウロが
 30歳の時、
 王に即位
 12年間
 イスラエルの王に在位
  ↓
 旧約聖書『サムエル記』に登場する、
 紀元前
 十世紀頃の
 イスラエル王国
 最初の王
 サムエルが
 士師として
 イスラエルを指導していたころ
 人民が「王」としての人物を望んだ
  ↓ 
 サウル
 ベニヤミン族の出身
 父はキシュ
 背が高く
 美しい若者
 ロバを探しに出て
 サムエルに会い、サムエルは悟って油を注ぐ
 「アンモン人の来襲時、
  霊が下って
  先頭にたって出陣」
 したことから選ばれた・・・
 サウルは
 息子
 ヨナタンや家臣たちと共に
 イスラエル軍を率いて、
 ペリシテ人や周辺民族と戦った。
 しかし
 アマレク人との戦いで
 「アマレク人とその属するものを一切滅ぼせ」
 という
 神の命令に従わなかったため、
 神の心は彼から離れた。
 神の声を伝えていた
 サムエルも
 これ以降
 サウルに会うことはなかった・・・
 サムエルは
 サウルをあきらめ、
 神の言葉によって
 エッサイの
 八番目の子・・・・・八郎→八幡太郎
 ダビデに油を注いだ
  ↓
 ダビデ
 ペリシテ人との戦いで
 石を投げ
 ペリシテの勇者
 ゴリアテの額にあて
 ゴリアトの剣を引き抜き、
 その剣で
 彼の首を切り落とした
 ダビデ
 サウルに仕えたが、
 サウルは
 ダビデの人気を妬んで命を狙うが
 サウルの息子
 ヨナタンに知らされ
 ダビデは逃れ、
 エン・ゲディの洞窟に隠れているとき
 サウルがそこに入ってき
 ダビデの周囲の者たちは
 サウルを殺せと云ったが
 サウルの上着の裾を切り取って
 洞窟を出たサウルに裾を示た
 サウルの
 ダビデ討伐で
 ダビデ
 サウルの陣内に
 侵入した時
 サウルと従者は眠っていた
 ダビデの従者は
 サウルを殺すことを進めたが、
 ダビデはこれを拒み、
 サウル王の
 槍と
 水差しをもって陣営を出、
 「神の選んだ人に手をかけられない」
 と云ってサウルを殺さなかった。
 その後
 ダビデ
 立琴によって
 サウルから
 悪霊が出て行き・・・・・・
 ペリシテ軍との戦いの中で、
 ギルボア山で
 剣の上に身を投げて死んだ
 また
 「重傷だった
  サウルに頼まれて
  家臣がとどめをさした」・・・異伝・・・
 サウルとヨナタンの遺骨は、
 次の王となった
 ダビデによって、
 ベニヤミンの地
 ツェラの父の墓に葬られた。
 ダビデは神の託宣を受けて
 ユダの
 ヘブロン
 油を注がれて
 ユダの王となった
  ↓
 サウル王の
 四男の
 イシュ・ボシェテ
 がただ一人生き残り、
 将軍
 アブネルに支持され
 マハナイムで
 サウル王朝
 第2代目の王になったが
 後
 イシュ・ボシェテは
 暗殺され
 サウル王朝滅亡
 ユダとイスラエルを統一した
 ダビデ王朝が始まった・・・・
  ↓
 サムエルが目をつけた
 エッサイの
 第八子で
 羊飼いの
 美しい少年
 竪琴の名手
 ダビデ・・・・アポロン
ーーーーー
 ???・・・ダビデダヴィデ)・・・
      「大闢」、「大辟」
 「辟=罪。重い刑罰・処刑を命じて平伏させる君主・刃物で切り裂く処刑」・・・
  ↓
 ダビデ
 30歳で王
 在位40年間
 33年間
 エルサレム
 イスラエル全土を統治
 ↓
 ダビデ
 部下の
 ウリヤの妻、
 バテシェバ
 と関係し、
 彼女を妊娠させ
 これを隠蔽する策謀で
 夫の
 ウリヤを
 戦場に派遣し
 戦死させ
 バテシェバを妃にするが
 子は死亡
  ↓
 次子の
 ソロモンが
 第3代の王として後継に就く
  ↓
 預言者
 ナタンは
 ダビデの罪を告発し
 ダビデ(大闢・大辟)は
 神に
 自分の罪を告白
 許し乞う・・・
ーーーーー
 ・・・
 「新約聖書
 元「ユダヤ法主義者」
 回心した
 キリスト宣教者、殉教者パウロ(サウル)」の周辺・・・
 と
 「旧約聖書
  ユダヤ初代王「サウル(サウロ)」の前後の周辺・・・
  ↓
 預言者
 サムエル(彼の名は神の意)
 父
 エルカナ・・・得る仮名?
 母
 ハンナ・・・・判名?
 サムエルは
 シロの祭司
 エリに仕えた
 サムエルは老いると、
 2人の息子に
 ベエルシバでの裁きを委ねるが、
 息子たちは
 賄賂をとるなど道をはずした
 イスラエルの長老たちから、
 他の国のように
 人々をさばく王を立てて欲しいと訴え
 サムエルは主に祈ると
 「彼らは
  私(神)が王であることを認めず、
  今日まで私を捨てて
  他の神々に仕えてきた
  と言いつつも、
  彼らの
  望み通りするよう」
 にと告げる。
 サムエルは、
 「王を立てると
  息子や娘を
  兵役や使役にとられたり、
  税金もとられ、
  奴隷となることもある」
 と
 「また、
 (王は)
  あなたがたの
  羊の十分の一を取り、
  あなたがたは、
  その奴隷となるであろう。
  そして
  その日
  あなたがたは
  自分のために
  選んだ王のゆえに
  (苦しみを、あるいは神に救済を?)
  呼ばわるであろう。
  しかし
  主(神)は
  その日に
  あなたがたに
  答えられないであろう」
 ところが
 民は
 サムエルの声に
 聞き従うことを拒んで言った
 「いいえ、
  われわれを治める
  王がなければならない。
  われわれも
  他の国々のようになり、
  王が
  われわれをさばき、
  われわれを率いて、
  われわれの
  戦いに
  たたかうのである」
 (サムエル記上:8: 17 - 20)
  主(神)は、
  サウルを王にするように
  サムエルに告げる。
  サムエルは
  サウルの頭に油を注ぎ
  主の言葉を伝える。
  そして皆の前で
  クジを行うと、
  サウルが最後に選ばれた。
  その一方で人々に対して、
  主がいかにして
  人々を救ってきたかを説き、
  この先もそれができるのは
  主だけであることを強く説き、
  不思議な力で雷と雨を降らせ、
  皆を畏れさせた。
 「あすの今ごろ、
  あなたの所に、
  ベニヤミンの地から、
  ひとりの人をつかわすであろう。
  あなたはその人に油を注いで、
  わたしの民
  イスラエルの君としなさい。
  彼はわたしの民を
  ペリシテびとの手から救い出すであろう
  (サムエル記上:9: 16 ) 」
 「またベニヤミンの部族を
  その氏族にしたがって呼び寄せた時、
  マテリの氏族が、
  くじに当り、・・・・籤(くじ)って?
  マテリの氏族を
  人ごとに呼び寄せた時、
  キシの子
  サウルが、
  くじに当った
 (サムエル記上:10: 21) 」
 「わたしは
  主に呼ばわるであろう。
  そのとき
  主(神)は
  雷と・・・・雷はギリシャ神話の「ゼウス」
  ↓     雷神図=俵屋宗達
  ↓ 寛永十四(1637)年
     or
    元和末期(1624年)頃の作品
      ↓
    寛永十四年十月二十五日
    1637年12月11日〜1638年の事件
    島原の乱勃発
    ルネ・デカルトの著書
    『方法序説』公刊
    月桂冠の前身、酒屋の
    「笠置屋」が開業
      ↓
    雷神図の模写順→
   (俵屋宗達尾形光琳酒井抱一→鈴木其一)
        風袋を両手にもつ風神、
        天鼓をめぐらした雷神
        北野天神縁起絵巻
       (弘本系)巻六第三段
       「清涼殿落雷の場」の図様からの転用
        三十三間堂
  ↓     木造風神・雷神像は
  ↓     鎌倉時代
  雨を下して、
  あなたがたが
  王を求めて、
  主の前に
  犯した罪・・・・「王を求めるコト」は
           犯罪である
  の
  大いなることを見させ、
  また知らせられるであろう」
 そして
 サムエルが
 主に呼ばわったので、
 主はその日、
 雷と雨・・・雷はギリシャ神話の「ゼウス」
         雷神(俵屋宗達
 を下された。
 民は皆
 非常に
 主(神)と
 サムエルとを恐れた
 (サムエル記上:12: 17 - 18)」
 あるとき
 サウルが逼迫した戦況のため、
 サムエルが来るのを待ちきれず
 燔祭を行う。
 サムエルはそのことを責め、
 主の命じられたことを
 守らなかったために、
 違う者が王になるだろうと言った。
 「その時サムエルは言った、
  『あなたは何をしたのですか』
  サウルは言った、
  『民はわたしを離れて散って行き、
  あなたは
  定まった日のうちにこられないのに、
  ペリシテびとが
  ミクマシに集まったのを見たので、
  わたしは、
  ペリシテびとが今にも、
  ギルガルに下ってきて、
  わたしを襲うかも知れないのに、
  わたしは、
  まだ主の恵みを
  求めることをしていないと思い、
  やむを得ず燔祭をささげました』
 サムエルは
 サウルに言った、
  『あなたは愚かなことをした。
   あなたは、
   あなたの神、
   主の命じられた
   命令を守らなかった。
   もし守ったならば、
   主は今
   あなたの王国を長く
   イスラエルの上に確保されたであろう。
   しかし今は、
   あなたの王国は続かないであろう。
   主は自分の心にかなう人を求めて、
   その人に
   民の君となることを命じられた。
   あなたが
   主の命じられた事を
   守らなかったからである』
  (サムエル記上:13: 11 - 14)
 サムエルは
 サウルにかつて
 イスラエルに敵対した
 アマレク人と
 その持ち物すべてを
 滅ぼし尽くすように命ずる。
 サウルは行ってこれを滅ぼすが、
 家畜などの良いものなどは残し、
 アマレクの王
 アガクを
 捕らえたものの
 これを許した。
 そのため
 サムエルは、
 主はサウルを捨てて
 王の位から退けられたと、
 サウルに告げた。
 そして
 二度とサウルに逢うことは無く、
 しかしサウルのために悲しんだ。
 「サウルは
  サムエルに言った、
  『わたしは主の声に聞き従い、
   主がつかわされた使命を帯びて行き、
   アマレクの王
   アガグを連れてきて、
   アマレク人を滅ぼし尽しました。
   しかし
   民は滅ぼし尽すべきもののうち
   最も良いものを、
   ギルガルで、
   あなたの神、
   主にささげるため、
   ぶんどり物のうちから
   羊と牛を取りました』
  サムエルは言った、
  『主は
   その
   み言葉に聞き従う事を喜ばれるように、
   燔祭や犠牲を喜ばれるであろうか。
   見よ、
   従うことは
   犠牲にまさり、
   聞くことは
   雄羊の脂肪にまさる。
   そむくことは
   占いの罪に等しく、
   強情は
   偶像礼拝の罪に等しいからである。
   あなたが
   主のことばを捨てたので、
   主もまた
   あなたを捨てて、
   王の位から退けられた』
  (サムエル記上:15: 20 - 23)
  ↓
 、ダビデ
  ↓
  サウルは
  ダビデが王になることを恐れ
  彼を殺そうとする
  ダビデ
  サムエルがいる
  ラマに行き隠れた。
  年老いた
  サムエルは亡くなり、
  ラマに葬られた
 「そこで人をやって
  ダビデをつれてきた。
  彼は
  血色のよい、
  目のきれいな、
  姿の美しい人であった。
 主は言われた、
 『立ってこれに油をそそげ。
  これがその人である』
 サムエルは油の角をとって、
 その兄弟たちの中で、
 ダビデに油をそそいだ。
 主の霊は、ダビデの上に臨んだ。
 そして
 サムエルは立って
 ラマへ行った(サムエル記上:16: 12 - 13)」
 「ダビデは逃げ去り、
  ラマにいるサムエルのもとへ行って、
  サウルが
  自分にしたすべてのことを彼に告げた。
  そして
  ダビデ
  サムエルは行って
  ナヨテに住んだ(サムエル記上:19: 18) 」
 「さてサムエルが死んだので、
  イスラエルの人々はみな集まって、
  彼のために非常に悲しみ、
  ラマにあるその家に彼を葬った。
  そして
  ダビデは立って
  パランの荒野に下って行った
 (サムエル記上:25: 1)」
 この後、
 サウルは
 ペリシテ人との最後の決戦を前に、
 占い師に
 サムエルの霊を呼び出させ、戦の結果を聞く。
 しかし、
 サムエルの預言は
 生前同様に厳しい内容であり、
 それを聞いたサウルは気を失い、
 翌日その預言は実現し、
 サウルもその子供たちも殺されてしまった。
 『主はまた
  イスラエルをも、
  あなたと共に、
  ペリシテびとの手に渡されるであろう。
  あすは、
  あなたも
  あなたの子らも
  わたしと一緒になるであろう。
  また主は
  イスラエルの軍勢をも
  ペリシテびとの手に渡される』
 そのときサウルは、
 ただちに、
 地に伸び、倒れ、サムエルの言葉のために、
 ひじょうに恐れ、
 またその力はうせてしまった
 (サムエル記上:28: 19 - 20)」
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 ・・・蛇足でした・・・