1659日目・・・「テサロニケ書(帖撒羅尼迦書)」・・・「帖(かきもの)=巾+占」を「撒(まく・まきちらす)=扌+散」、「羅(あみ)=罒+維」の「尼(あま)=尸+匕・ヒ」、「迦(くらべる・であう)=加+辶」・・・「一帖=3尺×6尺」、「帖=貼付」

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 テサロニケ書(帖撒羅尼迦書)
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 テモテの報告で
 自分の教えが
 信者に
 「間違って把握」されているコト、
 その
 誤りを正し、
 信者が
 「聖なるもの」になることを
 強調し、
 テサロニケの信者が
 疑問視している
 キリスト以前に死んだ
 死者たちが
 キリストの再臨時に
 共に蘇(よみがえ)ることができるのか?
 キリストの再臨の時は何時か?
 の疑問に答え
 その時期を明確にはせず
 彼らの生存中に
 突然に来ると
 している・・・
  ↓
 エレサル厶の
 パウロへの
 猶太教徒からの迫害、
 同僚からの圧迫は
 パウロ
 異邦人(異教徒)への
 宣教を活発化させた
  ↓
 ・・・ユダヤイスラエル・以色列)国内の「民族主義ユダヤ教教義・律法)」と「パウロの思想」の「キリスト教会内での政治的対立」・・・「異邦人への宣教」・・・
 国内の階級利害問題を排外主義的に他国からの脅威を強調し、煽ることで目を逸らさせ、他国を敵視させ、その「正当性」で自国階級支配の内部固めをし、鼓舞しているのに似る。そして、二国間の敵対を煽り、その「正当性」で、第三国の感情を自国の政治的な(私的)利益に利用するのに似ている・・・
  ↓
 テサロニケ書
 兄弟等よ、永眠せる人々に就ては、汝等が「希望なき他の人々」の如く歎かざらん為に、汝等の知ざるを好まず、
  ↓
 ・・・「希望なき他の人々」とは「地獄逝きのヒトビト」 なのか?・・・「希望」とは「天国逝き」らしい・・・ここには「愛すべき汝の敵」は見当たらない・・・「希望なき他の人々」がいる・・・
  ↓  
 蓋し我等、若し
 イエズスの死し給ひ
 且つ
 復活し給ひしことを
 信ぜば、又、
 神が
 「永眠せし人々」を
 イエズスに於て
 之と共に携へ給はん(ことを信ずべきなり)
 即ち我等、主の御言に由て汝等に告ぐ、
 主の再臨の時に
 生殘る我等は、
 永眠せし人々に
 先だつ事なかるべし。
 蓋し号令、大天使の聲、神の喇叭を合圖に、
 主、自から天より降り給ひ、
 キリスト(と共)に在る死者が
 先ず復活すべし、
 次に
 生殘る我等は、
 彼等と共に雲に取挙あげられて
 空中にキリストを迎へ、
 斯て
 何時も主と共に在るべし。
 然ば汝等、
 是等の言を以て相慰めよ
  ↓
 「相慰めよ」は、「期待するな」と言うコトか・・・
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 生者も死者も
 「何時も主と共に在るべし」
 そして、キリストの再臨は
 前触れなしに突然起こる
 信者は準備し、身を慎め、と・・・
  ↓
 兄弟等よ、
 時代と時刻とに就つきては、
 汝等、書遣らるるを要うせず、
 其は
 主の日が
 夜中の
 盗人の如くに來たるべきことを、
 自から確に知ればなり。
 人々が安心安全を口にせん時、
 亡びは
 妊婦に於る陣痛の如く
 俄(にはか)に來たりて、
 彼等は迯(のがれ)ざるべし
  ↓
 「彼等」とは
 「ユダヤ法主義者、異教徒」などの
 キリスト教徒以外・・・?
 「主の日(再臨)は
  夜中の盗人の如くに來る」・・・
 キリスト教徒をも含めて来る・・・?
 「亡びは
  妊婦に於る
  陣痛の如く、
  俄(にはか)に來る」・・・
 ・・・「盗人」も「妊婦の陣痛」も、それらの「譬え」はイカガナモノか・・・それとも、他意が込められてのコトバなのか・・・
 「盗」=「次+皿」、
 「妊婦」=「女+壬+女+帚」・・・
 「帚(ほうき・シュウ・ソウ)」=彐(∃)+冖+巾
 「彐(ケイ)=⺕・ヨ
        彑(けいがしら・ケイ・カイ)
          いのこがしら
        ブタの頭・ブタの鼻・針鼠の頭
        片仮名の「ヨ」は
        「與(新字体=与)」を崩したもの
     部首字「彐」との関連性は無い・・・?
         関連性はアルだろう・・・
             ケイ頭は
             鶏頭で鶏冠(とさか)
             Radical snout
             pig snout
             ムジナ=貉・狢
             snout=突き出た鼻
     snout=スナウト
        豚・鯨などの突き出た鼻
        昆虫の口先
        ゾウムシなどの吻(フン)
        吻=動物の口先
          頭部で、
          目より前方に突出した部分や、
          口またはその周辺から出て
          伸縮のできる管状の構造物
          象の鼻、昆虫の
          ストロー状の口器
          吻仔魚=シラス(白子)
              シラウオ(白魚)
              シロウオ(素魚)
          体に色素がなく
          白い稚魚の総称
          塩ゆでにして干したものは、
          ちりめんじゃこ、
          白子干し(白子乾し)
          釜揚げ・太白・かちり
          シラスウナギ
          スペイン料理
          アングーラス(angulas)
          接吻=キッス(KISS)
        snout beetle=ゾウムシ科の
               甲虫の総称
        筒先、銃身、自動車の前部
        人の突き出たデカ鼻・鉤鼻
        犯罪者の情報を
        警察に教える
        タレコミ屋
        タバコ・葉巻
     Radical=人・思想の
         「急進的な・過激な・革命的な」
  +
  冖(わかんむり・ベキ・ミャク)
  +
  巾(はば・きれ・キン・コン)」・・・
 明暗の鍵は
 パウロが信じる
 「キリストの言行履歴」を
 信じるか、信じないか
  と
 「キリストの教えの実践」
 するか、しないかが
 分かれ目である・・・
 「奇蹟」も「復活」も信じなくてもイイ・・・
 「汝の敵」は「汝自身」・・・
 如(し)かる後
 「汝の敵を愛せ」・・・
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 ・・・スベテは「しらす・シラス・吻仔魚=口+勿+イ(人)+子+魚(まな)」に関連する・・・「手紙・音信・通信・便り・郵便・逓信」は「飛脚の文」・・・「知らす」・・・「赤いポスト」と「〒マーク」、「はがき」に「切手」・・・「便箋」に「封筒」・・・
 逓信省=Ministry of Communications
         and Transportation
 郵便局= a post office
 ・・・ポストマン・・・
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 「郵便配達は二度ベルを鳴らす
 The Postman Always Rings Twice
 1934年に出版された
 ジェームズ・M・ケインの小説
 郵便配達は登場しない
 作品は
 13社から出版を断られ続け
 14社目で採用
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 共謀して夫を殺した妻とその愛人の関係
 イタリア映画
 ルキノ・ヴィスコンティ監督
 イタリア語=Ossessione(妄執の意)
 1942年(昭和17年)製作
  ↓
 4度映画化
 1939年
 ピェール・シュナール監督
 フェルナン・グラベ
 コリンヌ・リュシエール
 ミッシェル・シモン主演
 タイトル
 LE DERNIER TOURNANT
 (最後の曲がり角)
 舞台をフランスのパパス
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 1942年
 ルキノ・ヴィスコンティ監督
 舞台はイタリア
 出演
 マッシモ・ジロッティ
 クララ・カラマイ
  ↓
 1946年
 テイ・ガーネット監督
 ジョン・ガーフィールド
 ラナ・ターナー
 日本では劇場公開されなかった
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 1981年:ボブ・ラフェルソン監督
 ジャック・ニコルソン
 ジェシカ・ラング
 マイケル・ラーナー
 などが出演・・・・ボクが観たのはコレ・・・