1586日目・・・「許す・許可する・許認可・許諾・許容・茲許・許婚(いいなずけ、いいなづけ)」・・・

 「もと(許・下)」
 「本(もと)」と同語源
 物の下の部分。また、そのあたり
 その人のところ。そば
 その規則や支配力の及ぶところ
 「かあり(処在)」の転
 人を表す名詞または代名詞に付き
 「…の所へ」、「…の許(もと)に」の意
  「聞き入れる、引き受ける、婚約する、かくの、この、進む」の意
 「許」=「言」+「午」→「うま=馬(め)・宇摩」
       ↓
      司「馬」遷の言(亠+二+口)
      言=亠(トウ・ズ・鍋蓋)+二+口
        ↓
        二の口にのる鍋の蓋(の冠)
 「許」→「水滸伝」→「滸=氵+言+午(𠂉+十)
           𠂉(かみさし)+十
           ↓
           簪・かんざし・櫛
           髪飾り・小串
           阿毎→アベ・あまい
            毎=𠂉+毌(カン・貫く)
           毋(ブ・ム・ない・なかれ)
           母(ボ・ム・はは)
           毌(カン・つらぬく)
 おこがましい=痴がましい・烏滸がましい
 をこがま・し
 身の程をわきまえない
 差し出がましい
 ふとどきな
 なまいきだ
 いかにもばかばかしい
 ばかげている
 分不相応である
 さしでがましい
 出過ぎたこと
 ・・・語源は不明?・・・
 「滸」
  ↓
 コ・ほとり・みぎわ
 岸辺の平地
 「烏滸(おこ)」
 愚かなこと(人)・ばかげたこと(人)
  「烏滸の沙汰(ばかばかしいこと)」
  ↓
 「尾籠・・・尾張の籠(加護・過誤・歌語)
  嗚呼・・・素戔男尊素戔嗚尊日本書紀
       建速須佐之男命
         須佐乃袁尊(古事記
        神須佐能袁命(出雲国風土記
  痴」
 とも記される
 「烏滸(おこ)がましい」
 おこがましい・ばかげている
 みっともない
 「烏滸(おこ)」とは、
 馬鹿げていて、
 滑稽で人の笑いを誘う有様
 を指す
 南北朝室町時代には
 「気楽な、
  屈託のない、
  常軌を逸した、
  行儀の悪い、
  横柄な」
 「日葡辞書辞書」などの説明?
 「烏滸」とは
  ばかげていること・愚かなさま
  ふとどきなさま・不敵なさま
  
 「嗚呼・烏滸(おこ)」とは
 古くはヲコ,ウコとも
 おろか、愚鈍の意味
 人を笑わせようとするような行為や
 常軌を逸した行為など
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  ↓
 許(キョ)
 中国河南省にある都市
 許昌の異称・略称
 中国春秋時代の諸侯の一つ
 中国
 隋代末期(618年〜619年)
 に
 宇文化及
 が建てた政権=許(ホ)
  ↓
 許されざる者 (1960年の映画)
 アラン・ルメイの原作小説を映画化
 ジョン・ヒューストン監督
 バート・ランカスター
 オードリー・ヘプバーン
 主演のアメリカ合衆国の西部劇
 ・・・美化された「人種差別」問題だなッ・・・
  ↓
 許 靖(キョセイ・? 〜222年)
 ・・・「靖」国神社を許す人物か?・・・
  ↓
 中国後漢末期から三国時代の政治家
 当初は
 後漢の官僚であったが、
 晩年は
 蜀漢に仕えた
 字は文休
 豫州汝南郡平輿県の人
 従兄は許湯
 従弟は許虔(許子政)・許劭(許子将)
 子は許欽
 孫は許游
 ・・・孫が「許游」って、 「およ(游)ぎ遊ぶのを許す」・・・「游=川の流れ・下游(下流)・上游(上流)」・・・「あそぶ・ぶらぶらする・あちこち歩く」・・・「游士・游民」・・・遊説・・・「遊」を代用字とする・・・ならば、「有税・憂税」を説く政治屋の「游説」か・・・キョ(嘘)・・・?