1411日目・・・「三国史」と「旧三国史」・・・「唐書」と「旧唐書」、「新約聖書」と「旧約聖書」・・・「古事記」と「日本書記」・・・「新版」と「旧版」・・・「漢書」と「後漢書」・・・「人物の漢字の名前」は、その「漢字名」、「漢字文字」自体に意味が隠されている・・・「表音文字」を「表意文字」に転換できるのは「漢字」のみである・・・「もじ=摸事=letter=レター=例多・霊他・零汰」、「もじ=模示=character=キャラクタ=伽等句汰・脚等句他・記也等句多」・・・同音の漢字を選択して視覚から理解できた

 「而(しこうして・ジ)」は「頬髭」で、長く伸びた毛の形であるそうだが・・・「ひげ」に見えないこともない・・・だが「而」の意味は「結果として」、「加えるに」、「そして」など、接続詞、副詞と被修飾語とを結んだり、二人称の聞き手を指す代名詞としても用いられる。
 古漢語の接続詞、
 「而・然(しかるに)・爾(しかり)
    如(いかに・ごとく)
    乃(すなわち・そこで)・若(もし)」
 二人称代名詞の
 「而・汝(なんじ)・爾・乃・若」
 音の類似した「而(ジ)」を始めとする
 これらの字を借りて「文字表記」したもの・・・?
 「形而上=観念」、
  think・thinking・thought
  シンク シンキング ソォートゥ
振 矩 振 勤 具 想  頭・・・?
  idea・notion・concept
  意出亜・・・?
 「形而下=物体」
  things・something・anything
object
  嗚分示得矩頭・・・?
  suitable for something
 だが、
 「形は而(しこうして)上(うえ・かみ・ジョウ)」、
      思考・嗜好・志向
 「形は而(しこうして)下(した・げ・カ)」・・・
      施工・施行・試行
      ↓
 「而」=「一+ノ+冂+‖(Ⅱ)」
     「一+ノ」+「(皿・罒)−(一)=网」
            皿の底を抜いたモノは網(あみ)?
     「一+血」−「一」
       一の血から一を抜いたモノは空洞の血管?
  而=なんじ・おまえ・あなた・貴様・you
しかして・しこうして・そして・and
    しかも・しかるに・くわえるに・add
    しかれども・それでも・だけれども・but
しかるときは・そのときは・then
すなわち・thereby・therefore・resul・outcome
 ↓
 「而」は「獣の足跡」ではなく、「鳥の爪足跡」で、
 「頭、額、両眉毛、両目、鼻、口」の襾丣「丣」は「酉」と同
 「顔面+両耳(両側の髪の毛)」である・・・?
  而今而後(ジコンジゴ)=after this・hereafter
              from now on
in future
 ?・・・a thinking reed=考える葦(あし=足)・・・?「襾」は覆う、「丣」は「酉」と同じ・・・「形字定学」、「形字解学」・・・?
ーーー
 形而上
 「易経」の繋辞上
 形をもっていないもの
 「哲学」
 時間・空間の形式を制約とする感性を
 介した経験によっては認識できないもの
 超自然的、理念的、観念的なもの
 形而下
 形のあるもの
 空間的に五感で形を確認できるもの
 形而上
 形を知覚できないもの・無形
 精神的観念
 本体などに形がなく
 通常の事物や現象のような
 感覚的経験では捉えられないモノ
 需要・儒教
 需=もとめる・ジュ・シュ
  =雨の而(しこうして・ひげ・ジ)
 儒=よし・ジュ・ニュウ
 孺=おさない・ジュ・ニュウ
 擩=さしこむ・ジュ
 壖=あきち・ゼン
 濡=ぬれる・ジュ・ニュウ
 懦=よわい・ダ・ナ
ーー↓
 需=雨+而
 爾=T+x+x+冂+(xx)+(xx)
   帀+x+x+(xx)+(xx)
   日本字なら「x」が「目(メ・め)」ならば
   「爾」がナニを意味し、示唆しているか、
   理解出来るであろう。
  「目」から零(こぼ)れ出る涙である・・・
   ならば、これを踏まえて
  「需=雨+而(口元のヒゲ=髭・鬚・須・髯)」は
  「目」から「零(こぼ)れ出る涙」がヒゲを濡らして
  滴(したた)り落ちる落ちている「形象」である・・・
  「なみだ」が出るときは何時か・・・
  「喜怒哀楽」の時である。だが、ホトンドが
  「悲哀」、「哀」の時である。
  「哀」の熟語に関係した情況に陥った時にであろう・・・
  「哀哀·哀衣·哀咽·哀婉·哀艶·哀音·哀歌·哀壑·哀感·哀歓
   哀願·哀求·哀泣·哀矜·哀叫·哀吟·哀哭·哀号·哀恨·哀史
   哀思·哀詩·哀子·哀詞·哀辞·哀愁·哀傷·哀詔
   哀傷歌·哀情·哀色·哀請·哀惜」・・・
   四文字熟語での「哀」は
   涙(涕・泪)を流す状況か?
   ↓
   哀哀父母(アイアイフボ)
  「自分を生んで苦労を重ねてくれた父母の死を悼み、
   その恩に報いることができず哀しむ」
   ↓
   哀毀骨立(アイコツリツ)
  「哀しみのあまり体を毀し、
   骨と皮ばかりになるほど痩せること」
   ↓
   哀矜懲創(アイキョウチョウソウ)
  「罰を与える者は相手を思いやる情け、
   悲しみ、哀れみの心を持つことの戒め」
   ↓
   哀鴻遍野(アイコウヘンヤ)
  「戦いに敗れた兵士や彷徨難民がいたる所にいる様子。
   哀しげに鳴く雁が野原にあふれる様子を
   流浪する兵士や難民にたとえた」
   ↓
   哀糸豪竹(アイシゴウチク)
  「悲しい音をだす琴と力強く明るい音をだす笛の
   見事な管弦は人を感動させる」
   ↓
   哀鳴啾啾(アイアイシュウシュウ)
  「鳥や虫の悲しそうに鳴く鳴き声
  「哀鳴=は鳥や獣が悲しそうに鳴いている様子」
  「啾啾=は鳥や虫が低い声で鳴いている様子」
   ↓
   鴻雁哀鳴(コウガンアイメイ)
  「離散してさまよう民が、苦労や窮状を訴えること」
  「鴻(おおとり)と雁(がん・かり)を流浪の民に比喩」
   ↓
   哀兵必勝(アイヘイヒッショウ)
        悲憤に満ちた兵士は決死の覚悟で
        戦うので必ず勝つ・・・?
        老子「第六十九章」
 ・・・「なみだ」にも種類があるらしい・・・が、
 なみだ
 淚=氵+戻(もどる)
 涕=氵+弟(おとうと)
 泪=氵+目(め・まなこ)
 ↓
 目の涙腺(ルイセン)から
 分泌される体液
 眼球を保護する役割の体液
 感情の発現として涙を流すことがある・・・
 「悲哀」ばかりではないが
 ・・・悔(くや)しい、残念、鳩尾(みぞおち)が空洞のようになった後、こみ上げる「わらい(哂・自嘲)」と共に・・・そして、欠伸(あくび)の時にも・・・
  ↓
 「鳩尾(みぞおち・キュウビ)」って、 水を流すため、地面を細長く掘った細長い窪(くぼ)み(凹)、鴨居(かもい)の窪み、人との間の意見、感情などの隔(へだ)たり、相異、夫婦間の溝、そして、
 古語の水が流れる小川、排水溝の「溝=せせなき・せせらぎ」の
 「溝(せせらぎ)」=「潺(せせらぎ)」=「湾(せせらぎ)」
 ・・・「せせらワラウ」との言葉もある。「あざける・嘲笑・自嘲・侮蔑笑」。「嘲=口+朝」ならば「挨拶」とも思われるが、それとも「潮騒の音」か・・・「哂(わらう)」は、「哂=口+西」で、「ほほ笑む・嘲笑・謗りわらう・含みわらう・失笑」で「西洋人のワライ」だろう。「嗤=口+屮+一+虫」で、「あざけり・侮蔑笑」で、「咍=口+台」も同じらしい・・・「蚩」は愚か、無知の意味らしいが、「蚩尤(シユウ)=蚩蚘」は、姓が「羌」で古代中国の三皇五帝の一人で、炎帝神農氏の子孫。兵器の発明者で、霧を操った。涿鹿(タクロク)の野で黄帝と戦い、濃霧を起こして苦しめたが、「指南車」を作って方位を測定した黄帝に敗北、殺された人物(神)である・・・「兵器」の発明は愚かだったカモ知れないが、無知ではなかっただろう・・・既存の辞書は、いずれの訓読みの「ワラウ」も漢字の文字字体の分析からの判断ではない・・・?・・・ナゼだろう。
  ↓
 「潺(サン・セン)=氵+尸+孑+孑+孑(ひとり・ぼうふら・ケツ・ケチ)」、「水に浮ぶ屍(しかばね・かばね)」の「孑(ぼうふら)が三匹」だが、「潺」の「孑」が「子(こ・ね・シ)」の漢字ならば、恐ろしい・・・
 「湾(氵+亦+弓)=灣(まがる・いりえ・ワン・エン)=氵+糸+言+糸+弓」、「水の糸と糸を挟むよう波が弓の弦の響きのように言っている」だが、「糸」が「幺(幼)+小」で、弓(ゆみ・まがった・キュウ・ク)の上の「小さな幼児」の「言」ならば・・・サンズイの弓(ゆみ・キュウ・ク)の上の幼い双子の言で・・・「湾」が水に溺れた「まがった・キュウ・ク」の幼い双子(双生児)の霊の囁きの場所で、波で遺体が打ち上げられる意味ならば恐ろしい・・・「弓」の示す形は「曲がった棒状のモノ」で「曲」は「ヨコシマ=邪」とも訓じる。「曲者(くせもの)」である。
  ↓
 「鳩尾」は
 水音を伴なう漢字とは違う・・・が、
  ↓
 鳩尾は「形(▽▽=扇形の半円形=ωの逆→胸の形)」で、「溝落」も「形(△△・凹)」は窪みの形で、共通項の意味は「水の落ちる所→セセラギの水音」である・・・「鳩の尾」は音が鳴らない?・・・羽音はするかも。で、「鳴き声」は「ポ、ポ、ポッ」ではない・・・
 「鳩」の中国語音である「キュウ(漢音)」や、「ク(呉音)」は、英語のハトの鳴き声「coo=クウ」、日本語のハトの鳴き声、ボクには「クク、クク、グゥ、グゥ、グゥ〜、クク、グゥ〜」と聴こえるのだが・・・?
 そして「神社のお使い」である・・・旧約聖書では「ノア」のお使いで、「陸地・島」の探索が使命で、その証しは「オリ−ブの葉」を銜えて戻って来るコトであった・・・箱舟には「ポパイ」も乗っていたんだろ?
 ↓
 英語=pigeon(ピジョン)・dove(ダヴ)
 阿蘭陀語=DUIF(ドイフ)
 西班牙語=paloma(パロマ
 葡萄牙語=pombo(ポンボ)
 独逸語=Taube(タウベ)
 羅典語=columba(コルンバ)
 希臘語=ペリステラー(περιστερα)
 露西亜=ゴールゥピ・・・ゴルバチョフの渾名?
             ゴルビー
 中国語=鴿子・鸽子(コーツ・gēzi)=合+鳥+子
 ↓
 「瀧=滝」は「ロウ・リョウ・リュウ・ル・ロン」
 「嚨(のど・ロウ)=口+龍」→咽喉(のど・インコウ)
 「鳴瀧(滝)塾」はシーボルト先生
 ボク的には「鳩尾」は内臓器官の食道と胃を繋ぐ部分だと思うのだが・・・「グーグゥ〜」と腹が鳴る部分である・・・
 「水落ち(みずおち)」が変化した語で、飲んだ水が落ちる所。「みぞおち」の発音は明治以降らしく、ブログ辞典には、1603年の『日葡辞書』には「Mizzuvochi」・・・「ミズブォチ?」・・・漢字の「鳩尾」は、人間の腹の上方中央にある窪んだ部位、胸の中央のへこんだ所。胸骨の剣状突起の下部、左右の肋骨弓が相合するところで,ちょうど胸骨の下端にある「形」が「鳩の尾」に似ているところから「水落・溝落=みず(みぞ)おち=鳩尾」になった・・・水月(すいげつ)、心窩(シンカ・シンワ)とも。「窩」はクボミである。「眼窩」は眼のクボミである。
「みぞおち」の内部背中側には腹腔神経叢がある・・・創造的、知的などの第3チャクラが「鳩尾」にあるらしく、ここは人体の急所で、臍(へそ・毘)上部にある・・・
 「冓(かまえる・コウ・グ)」・・・溝・構・講・・・「冓(かまえる・くむ=組む・コウ・グ)」だが、「冓」が「組む」なら「凸凹」を組み合わせた構造物であろう・・・「編む」は糸の編み物で、本の「編(篇)纂」である。
ーーー
 軾=車+式(弋+工)・・・車の形式?
       弋工=鳶工(とび)
          建築での高所での工事人
          足場を「組む」工事人
     弋(ヨク・イキ)
      いぐるみ・杭(杙・くい)
      わな(罠)
      形は
   「卩→7→P→9→6→ワ→ク」
      鳥を獲る道具
      紐のついた矢
   車式=シャシキ・・・写私記・写史記
    式は「形式・儀式・礼式・結婚式」で
    進行の「次第、順序、順番」である
 軾(しきみ・シキ・ショク)
 ↓
 車の前に設けた横木
 車中で敬礼するときに手をついたところ
  ↓↑
 「軋(きしみ・きしむ)」・・・轍=わだち・テツ・車輪の跡
  ↓↑            軌轍・車轍・転轍機
  ↓↑            筋道・行き方・先例
  ↓↑            途轍・同一轍
 同意あるいは調和の欠如漣・不協和音・軋轢・摩擦
 不一致・仲違・間隙・隙意・風波・入り組み・細波
   軋=軋轢・不仲・相克・入組み・不和
   轍=車+育+攵・・・徹・撤=テツ=綴(つづる)
ーーー↓
   軾
ーーー↓
 金富軾
 高麗の
 王党派・儒教的な正統思想を掲げ、遷都に強く反対する運動を起こした
 対立する
 西京派は遷都推進派
 1135年
 西京に自立して国号を
 「大為」
 年号を
 「天開」とし、
 開京の中央政府に対して反乱を起こし
 金冨軾はこれを鎮圧
 軾(ひざつき・ショク・式?)=「車+式」
 御神前にて用いられる敷物の一種
 一畳の畳表を裏合わせにし、
 両表面の広縁をつけた三尺角の形状
 縁を前後とし、折目を上位にして敷く
 宮中行事などで庭において
 跪いて座するときに用いる
 昔、中国で、車の前に設けた横木
 車中で敬礼するときに手をついたところ
ーーーーー
 金 富軾(キン フショク)
 1075〜1151年
 高麗の官僚・儒学者
 慶州
 金氏出身の門閥貴族
 朝鮮、最古の歴史書
 「三国史記」を編纂し、
 後、
 楽浪郡
 開国侯を賜った
ーー
 妙清の乱(1135年〜1136年)
 門閥貴族の
 李資謙の乱(1126年)
 荒れ果てた国都
 開京(開城)を見て、
 西京(平壌)出身の僧
 妙清は西京出身の
 白寿翰らとともに、
 風水地理説を根拠として
 仁宗に西京への遷都を迫った
 金富軾は
 王党派として儒教的な思想を掲げ、
 遷都に反対
 西京派は
 1135年
 西京に自立し
 国号を「大為」、
 年号を「天開」とし、
 開京の中央政府に対して大規模な反乱
 高麗を
 二分して一年余り内乱
 金富軾は元帥として軍を率いて
 西京を平定
ーー
 「三国史記」の編纂
 1142年に官職を辞任
 1143年ころに編纂開始
 「高麗史」
 仁宗世家二十三年条や
 同書の金富軾伝で、
 1145年12月には撰上
 当時すでに勅撰の
 「旧三国史」が存在した・・・?
 「李奎報」の
 「東明王篇」などでも知られるが、
 重撰となる
 正史の編纂がなぜ必要とされたのか・・・
 1.中国中心的・中国史書の利用が多
 2.儒教的立場を強調
  「三国遺事」と比べて、
   古い記述を儒教的観点から切り捨て
 3.高麗における
  新羅門閥である
  金富軾自身の立場を優位とした造作・・・
ーー
 新羅朝鮮半島を統一
 8世紀末〜9世紀まで
 王位継承戦争が起き、地方でも農民の反乱
 真聖女王の時に一層激しくなり、
 地方の有力な豪族たちが
 新羅を分裂させた
 892年
 半島西南部で
 甄萱(ケンケン)
 が
 「後百済」を建国
 901年
 弓裔(キュウエイ)
 「泰封」を建国
 以降を
 後三国時代と呼ぶ
ーー
 高麗
 918年〜1392年
 王建(太祖)の建国
 都は開城
 「高麗」は
 「高句麗」の後期における正式な国号
 当時の日本や中国でも
 「高句麗」を「高麗」と称していた
 高句麗の別称
 渤海の別称
 当時の日本では高句麗の再興とみなした
 「六国史」などで「高麗」と記す
 「高麗」は「高句麗」の後継国家を称して
 「高麗」を国号とした。
 「李氏朝鮮」または「朝鮮半島」そのものを
 高麗と呼ぶ場合がある
ーー
 日本の地名
 朝鮮半島からの
 帰化人(亡命の高句麗人)が
 集団で居住した場所にその名が付いた
 ↓
 高麗郡武蔵国の郡
     現在の
     埼玉県
     日高市
     高麗本郷
 高麗川=埼玉県内の川
 高麗山=神奈川県の山
     一帯の県有林は、高麗山
     県民の森に指定
 高麗駅西武鉄道の駅
 高麗 =神奈川県
     中郡大磯町の
     町丁
 高麗町=鹿児島県鹿児島市
     町丁
 高麗村=日本各地にかつて存在した村
 高麗島=長崎県
     あったとされる島・・・?
  ↓
 「高麗(こま)」氏=朝鮮半島からの帰化人の氏
 「高麗 (菓子)」=和菓子の一種
          関西では
         「村雨」と呼ぶ・・・?
ーー↓ーーーーーーー↓
 村雨(むらさめ)
 強く降ってすぐ止む雨
 「群(む)れた雨」の意味・・・?
 群雨
 叢雨
 類義の語
 俄(にわ)か雨
 通り雨
 驟雨(シュウウ)
 白雨(ハクウ)
 繁雨(しばあめ)
ーー↓
 松風・村雨(まつかぜ・むらさめ)
 平安時代
 須磨に暮らしていたという
 伝承上の姉妹
 姉が松風
 妹が村雨
 須磨伝説
 多井畑の村長の娘たちで
 姉の名は「もしほ」
 妹の名は「こふじ」
 須磨に
 汐汲みに出たところ、
 須磨に流されていた
 在原行平と出会い、
 「松風・村雨」と名づけられて愛され
 行平は赦されて都に帰る際、
 松の木に
 形見の烏帽子・狩衣を掛けて残した
 「小倉百人一首」の
 「立ち別れ
  いなばの山の
  峰に生ふる
  待つとし聞かば
  いま帰り来む」
 の歌
 「松風・村雨」姉妹は尼となって
 在原行平の旧居に庵を結び、彼を偲んだ・・・
ーー
 村雨(むらさめ)
 読本「南総里見八犬伝滝沢馬琴)」
 に登場する架空の刀
 村雨丸(むらさめまる)
 登場人物、
 「犬塚信乃(八犬士の一人)」が用いる宝刀
 鞘から抜くと
 刀身に露が浮かぶ
 「抜けば玉散る氷の刃」=村雨丸・・・
 「氷の刃」なら
 「氷柱(つらら)」である
  ↓
 雨の村雲の剣・・・・村雲=群雲
 叢雲剣=草薙の剣=草那芸之大刀
 「三種の神器」と称される神宝の一
 熱田神宮と皇居で奉斎・・・?
 剣は
 「須佐之男古事記
  須佐乃袁尊(古事記
  須佐能袁(風土記
  スサノヲ
  素戔嗚(日本書記)
  素戔男(日本書記)」命
 から
 「天照大神」に奉納され、
 天孫降臨の際に
 「邇邇芸(古事記
  ニニギ
  瓊瓊杵(日本書記)」尊
 に手渡された
 草薙剣(くさなぎのつるぎ
     くさなぎのケン)
 都牟刈大刀(つむがりのたち)
 都牟羽大刀(つむはのたち)
 八重垣剣(やえがきのつるぎ)
 沓薙剣(くつなぎのケン)
 とも・・・
 『海部氏系図』、
 『先代旧事本紀』の
 尾張氏系図
 「津」守氏古系図等に載る
 「天村雲命」
 外宮祀官家の
 「渡会」氏の祖先にも
 「天牟羅雲命」の名・・・
 (豊受・・・・外宮
  大神宮
  禰宜
  補任次第)・・・
  ↓
 天智天皇七年(668年)
 新羅の僧
 道行が
 熱田神宮の「神剣」を盗み、
 新羅に持ち帰ろうとしたが
 船が難破して果たせず
 その後は宮中で保管
 朱鳥元年(688年)六月
 天武天皇の病が
 「神剣」の祟りとして・・・・?
 熱田神宮に戻された・・・
 ・・・高句麗新羅朝鮮半島からの「渡来人・同族」の確執のモノガタリだろう・・・そして、「モノガタリ」は「ギリシャ神話」を下敷きにしたモノである・・・
 「村雨の剣(須佐之男(須佐能袁・素戔嗚・素戔男)=朝鮮半島
   ↓
  九州→出雲=大山津見神の子=足名椎命・手名椎命
        娘は櫛名田比売(くしなだひめ)
        ↓↑
        アシナ・アテナ・アテナイアンドロメダ
        ↓↑
       =脚摩乳(あしなづち)・手摩乳(てなづち)
        女は奇稲田姫(くしいなだひめ)
          湯津爪櫛(ゆつつまぐし)
   ↓
  「八岐大蛇・八俣遠呂智・八俣遠呂知
   ヤマトのオロチ
  (大和・倭・ヤマト→越の国・蝦夷←メドゥーサ)」を退治・・・
    ↓
 「メドゥーサ(Μέδουσα, Medoūsa・メデューサ)」
  ギリシア神話に登場する怪物で
 海神
 「ゴルゴーン(醜い、恐ろしい女)
  ゴーゴン・ゴルゴ・Gorgon」?・・・・「ゴルゴ13」
  ・・・ゴルゴーン自体が一体化された
  三姉妹の・・・ゴルゴーン三姉妹、グライアイ三姉妹等の
   ↓     物語は複数重なっているが海神の血縁
   ↓     母親は「ケートー」
   ↓     巨大クジラ(ケートス)
 「ステンノー(強い女)」
 「エウリュアレー(飛ぶ女)」
 「メドゥーサ(蛇の女・岩の女)」は三女の末
  語源
 「medousa(女支配者、女王)」なら
 「卑弥呼」か、「壱與」だろう・・・
 「仁徳天皇の后は
 「黒比売・八田皇女」に嫉妬する
 「磐(巌・岩)之媛」だった・・・
 「木花之佐久夜毘売」の姉も醜い
 「イワナガヒメ(石長比売、磐長姫)」である
 「メドゥーサ」
   ↓
 見たものを「石」に変え、
 頭髪は無数の
 「毒蛇」で、
 「猪(イノシシ)の歯」・・・伊吹山の白猪神
 「青銅の手」・・・・・・・・銅剣・銅鐸
 「黄金の翼」・・・・・・・・金=渤海女真・燕
 を持ってい、
 絵画には
 「腰」に
 「蛇」を巻き、
 「下半身(下肢)」が
 「猪(イノシシ)」の胴体と
 「馬」の下半身になった姿でも描かれる・・・
ーー↓
 海を支配するのは厭だ、
 「母の国=根の国」へ行きたいと
 啼きわめいたのは
 「須佐之男(素戔嗚・素戔男)」である。
 だが「須佐之男(素戔嗚・素戔男)」には
 母は存在せず、
 男の
 「伊邪那岐(いざなぎ)」の
 「鼻(はな・ビ)」から産まれたのだ・・・
 母無き子である・・・貰い子、トリコ
 母は
 「伊邪那美(いざなび)」ではない。
 「ヤマトタケル日本武尊小碓命」の
 母は
 「播 磨 稲 日 大 郎姫
 (はりまのいなびのおほいらつめ)
  針 間之伊那毘 能大郎女
  印南別嬢」で、・・・隠何捌条?
 父は
 「第十二代
  景行天皇」=大足彦忍代別
       (おおたらし
          ひこおしろわけ)
        ダイソクゲンニンダイベツ
        代 則 元 認 題 捌
        ↓
       大帯日子淤斯呂和氣天皇古事記
       大足日足天皇常陸風土記
       大帯日子天皇
       大帯日古天皇
       大帯比古天皇(播磨風土記
       ダイタイビコ
       ケイコウ=経口・蛍光・携行
            傾向・径行・稽行
            景行=陽行・比行
 皇子は
 「第十四代
  仲哀天皇」・・・日本武尊の第二子
          母は「垂仁天皇」の皇女
          両道入姫命
         (ふたじいりひめのみこと)
          双 字意理
          蓋 字易理・・・蓋=亠
          亠=音の略字・ふた冠・トウ・ズ
 伯母は
 「倭媛」・・・・・第十一代「垂仁天皇」の第四皇女
 妻は
 「弟橘媛弟橘比売命)」
 ・・・走水海を渡りたまひし時、
 ・・・神浪を興し、船を廻らして、
 得進み渡りたまはざりき
 ・・・后、名は弟橘比売命白したまひしく、
 「妾御子に易りて海の中に入らむ。
  御子は遣はさえし政遂げて復奏したまふべし」
 とまをしたまひて、海に入りたまはむとする時に、
 菅疊八重・皮疊八重・絹疊八重を
 波の上に敷きて、その上に下りましき。
 是に其の暴
 自ら伏ぎて、御船得進みき。
 ここに其の后、
 歌曰ひまひしく、
 ↓
 さねさし 
 相武の小野に 
 燃ゆる火の
 火中に立ちて 
 問ひし君はも
 と、うたひたまひき。
 かれ、
 七日の後、その后の
 「御櫛」海辺に依りき。
 すなわち
 その櫛を取りて、
 御陵を作りて治め置きき
 ・・・「カミ」の「ケ」を「トク」ものは「クシ」の同音異字漢字・・・
ーー↓
 「メドゥーサ」は 
 「海の神」、「ポセイドーン」の愛人であり、
 「ポセイドーン」との間に
 天馬
 「ペーガソス」と
 黄金の剣である
 「クリューサーオール」がいる。
  ↓
 「メドゥーサ(八俣遠呂智)」は
 「ペルセウス須佐之男=須佐能袁・素戔嗚・素戔男)」
 によって首を切り落とされ退治された・・・
 「ペルセウス」は
 「ゼウス(金の雨)」と
 「ダナエー(青銅の箱中に閉じ込められた
       アルゴスの王アクリシオスの娘)」の子。
 妻は
 「アンドロメダー」・・・
ーー↓↑
 モノガタリ
  ↓
 アルゴス
 アクリシオスには
 娘ダナエーがいたが、男の子がおらず、
 アクリシオスは神託を求めたが
 神託は
 「息子は生まれず、
  アクリシオスは
  彼の孫によって殺される」
 であった。
 アクリシオスは
 ダナエーを
 「青銅の部屋」に幽閉・・・・銅鐸?
 そこへ
 ゼウスが「黄金の雨」なって忍び込み、
 ダナエーと関係し
 ペルセウスを産んだ。・・・半神半人
 アクリシオスは、
 二人を箱に閉じこめて川に流した。
 ダナエー母子は
 セリーポス島の
 漁師
 ディクテュスによって助けられる。
 ペルセウスは成長し、
 ディクテュスの兄で
 セリーポス島の領主である
 ポリュデクテースが
 ダナエーに恋慕し、
 邪魔な息子の
 ペルセウス
 ダナエーから
 遠ざけるために
 ゴルゴーンの一人の
 メドゥーサの首を取ってくるように命じた
 ペルセウス
 アテーナーと・・・アテーナー(Ἀθηνᾶ, Athēnā
                Ἀθήνη, Athēnē
          アテーネー(Ἀθάνα, Athana
          アタナ=叙事詩
          (Ἀθηναίη
           Athēnaiē=アテーナイエー)
          当て音?  当て 奈井江
          宛て名?
          知恵、芸術、工芸、戦略を司る
          ギリシア神話の処女神
          梟(ふくろう)→袋迂?
          ミネルウァ(ミネルヴァ)
 ヘルメースの・・・旅人、商人、盗人の守護神
          伝令使・羽の生えたサンダル
          郵便・電信
 助力で、
 アテーナーの楯、
 ヘルメースの翼のあるサンダル、
 ハーデースの隠れ兜などを身につけ
 メドゥーサの居場所を知るため
 ゴルゴーンの妹である
 グライアイ三姉妹の元に行った。
 彼女たちは生まれつき
 醜い老女で、
 三人で一つの眼、
 一本の歯しか持っていない。
 この眼と歯を奪って脅し、居場所を聞き出し
 死者の国の洞窟の中でゴルゴーン姉妹を発見
 顔を見ないようにしながら剣で
 メドゥーサの首を取り取った
 メドゥーサの首を袋に入れて飛行中のペルセウスは、
 エチオピア
 王女アンドロメダーが
 母親のカッシオペイアのために
 海神ポセイドーンの怒りを買って
 大鯨(クジラ=ケートス)の
 生贄とされかけていた
 アンドロメダーを見つけ、
 海の怪獣を倒し
 アンドロメダーを救った。
 その後
 アンドロメダーと結婚し
 セリーポス島に戻った
 ペルセウスは、
 ポリュデクテースに
 メドゥーサの首をつきつけて石にし、
 ディクテュスを新たな王に就けた。
 ペルセウスは妻や母と共にアルゴスに帰国
 アクリシオスはペルセウスを恐れて
 アルゴスから逃亡し、
 ペルセウスアルゴスの王となった
 ペルセウスはラーリッサの街で競技会に出場し
 投げた円盤が老人に当たってその老人は死んだ。
 老人はアクリシオスで、
 神託がは成就
 ペルセウスは殺してしまった
 祖父の国土を継承することを恥じ、
 ティーリュンスの王
 メガペンテースと
 国土の交換を行い、
 ミデア、
 ティーリンス、
 ミュケーナイの支配者となった
 死後、アテーナーにより
 ペルセウス座となった・・・
ーー↓
 「日本建(たける)」は
 「宮簀媛(ミヤズヒメ
      尾張国造
      乎止与(オトヨ)命の娘
      美夜受比売=宮簀媛
      建稲種命の妹」
  の裏切り?にあって
 「草薙の剣」をおき忘れ、
 武装するコト無く、
 「伊吹山の白猪(新羅・北西=亥・猪)」
 に敗北・・・
 三重で死亡・・・「白鳥」になって昇天
ーー
 ・・・