1196日目・・・「つみ深きヒト(己・私・ム)」と思わぬヒトは、この「現世」で救われるのであろう・・・「つみ深きヒト(己・私・ム)」と思うヒトは、この「現世」で救われないのであろう・・・「でんでんムシムシ、かたつむり」は童謡・・・「かたつむり」に「でんでんむしむし かたつむり おまえのせなかはどこにある つのだせ やりだせ あたまだせ」・・・「伝伝虫虫(無視・無私)蝸牛(過誤)、御前(音全)の施名掛葉、何処爾亜留、通之(通史)拿施、埜(記紀位置拾異知)理拿施、亜(海士音詞)多真(球・多摩・魂・霊)拿施」

ーー↓ー
 陸に住む
 巻貝の一種
 「かたつむり」=「蝸牛(かぎゅう)」
 「でんでんむし」の愛称
 一
 でんでん
 むしむし
 かたつむり
 お前の
 あたまは
 どこにある
 つの出せ
 やり出せ
 あたま出せ
 二
 でんでん
 むしむし
 かたつむり
 お前の
 めだまは
 どこにある
 つの出せ
 やり出せ
 めだま出せ
ー↓?
 でんでんむしむし
 かたつむり
 おまえのせなかは
 どこにある

 つのだせ
 やりだせ
 あたまだせ
ーー↓?
 古くから伝わる・・・?
 「でんでんむしむし、つのだせ、やりだせ〜」
 というわらべ唄を下敷きにしたと思われる作品
 1911(明治四十四)年、
 『尋常小学校唱歌(一)』に発表
 作詞は、「早春賦」などを作り、
 後の童謡運動の先駆者の一人として知られる
 吉丸一昌(よしまる・かずまさ)
 尋常小学唱歌編さん委員
 (1873〜1916)
 の作品ではないかとの研究が進められている・・・
 吉丸一昌
 よしまる・かずまさ
 「かたつむり」の作詞家?
 大分県出身
 明治六年(1873年)九月十五日生
 大正五年(1916年)三月七日没
 「蛍狩り」、
 「早春賦」、
 「故郷を離るる歌」などの
 作品(作詞)で知られる
 国文学者
 東京帝国大学を卒業ののち、
 明治四十一年に
 東京音楽学校教授
 『尋常小学校唱歌』(全六冊)の
 編纂委員(作詞)
 芳賀矢一(作詞委員長)
 上田万年
 高野辰之、
 佐佐木信綱らとともに
 日本の唱歌成立に携わった
 中心的人物の一人
 『尋常小学唱歌』に収められた
 「桃太郎」や「池の鯉」
 「かたつむり」も
 吉丸の作品ではないかと言われている・・・
 豊後国
 北海部郡(臼杵市)出身
ーー↓
 一、
  でんでん蟲蟲かたつむり、
  お前のあたまはどこにある。
   角だせ、槍だせ、
   あたま出せ。
 二、
  でんでん蟲蟲かたつむり、
  お前のめだまはどこにある。
   角だせ、槍だせ、
   めだま出せ。
ーー↓
 1940年(明治四十三年)の
 「尋常小学読本唱歌」から
 1944年(昭和十九年)の
 「高等科音楽一」までの教科書に
 掲載された楽曲
 1910年代から
 尋常小学校で教えられた
 1900年代までの
 翻訳唱歌
 「文部省唱歌」に含まれない
ーー↓
 「尋常小学読本唱歌
 学年別に振り分けた
 「尋常小学唱歌」に収録された
 唱歌(全120曲)は、
 全て
 日本人による
 新作
 当時、
 文部省は
 作詞者・作曲者に
 高額な報酬を払い、
 名は一切出さず
 また
 作者本人も
 口外しないという
 契約を交わした
ーー↓
 『尋常小学読本唱歌
 (1910年)
 『尋常小学唱歌(第一学年用〜第六学年用)』
 (1911年〜1914年)
 『高等小学唱歌
 (1930年)
 『新訂尋常小学唱歌(第一学年用〜第六学年用)』
 (1932年)
 『新訂高等小学唱歌
  (男子用・女子用)
 (第一学年用〜第三学年用)』
 (1935年)
 『ウタノホン(うたのほん)上、下』
 (国民学校初等科1、2年生)
 (1941年)
 『初等科音楽(一〜四)』
 (国民学校初等科(三〜六年生))
 (1942年〜1943年まで)
 『高等科音楽一(男子用・女子用)』
 (1944年)
ーー↓
 かたつむり(唱歌
 作詞作曲不詳、
 「尋常小学唱歌
 明治四十四
 (911年)発表
 昭和年発行
 『新訂尋常小学唱歌(第一学年用)』
ーー↓
 一
 でんでん虫々 かたつむり
 お前の頭は どこにある
 角だせ槍(やり)だせ 頭だせ
 二
 でんでん虫々 かたつむり
 お前の目玉は どこにある
 角だせ槍だせ 目玉出
ーー↓
 ・・・ドコへいってしまったんだろう「背中」・・・
 でんでんむしむし
 かたつむり
 おまえの
 せなかはどこにある
 つのだせ
 やりだせ
 あたまだせ
 ・・・「妹背(いもせ)」・・・「妹背牛(もせうし)」・・・蝦夷(えぞ・カイ)・・・ウシガエル(牛蛙=牛蝦?・赤蛙・大蛙・蝦蟇蛙)は「日本に大正六年・1918年に、東京帝国大学教授、動物学者の渡瀬庄三郎が食用としてアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズ)から十数匹を導入した」モノらしい・・・蝸牛(カギュウ・ケギュウ)・・・「蝸」は訓読みで「にし・にな」、音読みで「カ・ケ」・・・
ーー↓ー
 「蝸牛」
 かたつむり
 内耳の一部
 カタツムリの
 殻状をした
 聴覚に
 たずさわる器官
 基底膜などによって
 三つに仕切られ、
 人間で
 二回転半ほど巻き、
 中は
 内リンパで
 満たされている
 底部は
 内耳道に面し、
 伝わってきた音を受ける
 神経の終末が分布する
 渦巻き管・蝸牛殻
 ・・・音声、音波をキャッチする器官・・・
ーー↓
 蝸牛(かぎゅう・cochlea)
 蝸牛管は生物では
 「うずまき(渦巻)管(cochlear duct)」と呼ばれる
ーー↓
 白居易
 白楽天
 (772年・大暦七年〜846年・会昌六年)
 中唐詩人・字は楽天・号は酔吟先生・香山居士
 弟は「白行簡」・・・曰く、行の間?
 蝸牛角上爭何事・・・過誤各条総難字
 石火光中寄此身・・・赤化項中記私心
 隨富隨貧且歓楽・・・隋附隋頻書巻絡
 不開口笑是癡人・・・付会考証是疑訊
  ↓
 蝸牛(かぎゅう)の角の上に
 何事をか争ふ
 石火光中此身を寄す
 ・・・日本には白居易存命中の承和十一年(844年)に、平安時代の留学僧恵萼により六十七巻本の「白氏文集」が伝来・・・
 幸田露伴(別号・蝸牛庵)の忌日
 七月三十日
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 枕草子
 (八九段)・・・八十九段・八拾九段・捌足玖段
         8+9=17=十七=壱拾七=足漆
         8×9=72=七十二=漆足弐(仁)

 物の・・・物体の・対象物の
 あはれ・・亜葉例
 知らせ・・知ったかぶり
 がほ・・・我保
 (が・・・臥
  ほ)・・保
 なる・・・名留
 もの
 鼻・・・・葉名
 たる・・・多留・他留・足
 まも・・・間も・真摸
 なく、・・名句
 かみて・・可見出・加味出・神出・上出
 もの
 いふ・・・委付・畏怖・移付・意附・異附
 聲。・・・音声
      声=こえ・セイ
        士+尸+|(コン・棍棒
         「|」の書き順↓↑で
          (↓しりぞく・↑すすむ)
      士(十一)の屍を越えて進退する
          巴→ともえの曲がった尻尾
          巳+|←尸+1
几=つくえ・ひじかけ・キ
又=て・みぎうで・ユウ・ウ
耳=みみ・ジ
 まゆ・・・眉・繭・真由
      真喩
      真鍮=黄銅(brass)は、
      「銅(Cu)」と「亜鉛(Zn)」 の
      「合金」
       亜鉛が20%以上のものをいう
       真鍮→真喩・真諭
       横道・混同・阿延→合筋・劫筋
           ↓
          信瑜・賢瑜
      「現存古事記真福寺本)」
      「信瑜」の
       弟子の
      「賢瑜」による写本
      本居宣長
      全四十四巻の
      註釈書「古事記傳」は
      「賢瑜」の「古事記」を
      下敷きにした研究
 ぬく・・・貫く・抜く
 も。・・・模
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 ・・・「カエルのウタ」・・・「作詞・岡本敏明(おかもと としあき)」、「明治四十年(1907年)三月十九日〜 昭和五十二年(1977年)十月二十一日」、宮崎で生まれる・・・戦前「玉川学園教師」・・・
 「ドイツ童謡音楽」・・・土逸、逸脱、脱兎、免罪・・・土井晩翠・・・
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 土井 晩翠(どい ばんすい)
 明治四年十月二十三日
 1871年12月5日
   〜
 昭和二十七年
 1952年10月19日)
 詩人、英文学者
 仙台県仙台
 北鍛治町で誕生
 (宮城県仙台市青葉区木町通2丁目)
 質屋の
 父、土井「林七」と
 母、「あい」の長男
 本名は林吉
 本来、姓は「土井(つちい)」だったが
 土井(ドイ)改称
ーー
 ・・・土肥藩(叛)衰・・・