1155日目・・・割り切れないことが世の中には多いなぁ〜・・・ワって、アマリとなったスウ・・・このアマリをドウするのか・・・コタエは・・・ブンスウ・・・する・・・倭雛(ワスウ)・海部理(アマリ)・同諏得(ドウスウ)・拠多重(コタエ)・文素得(ブンスウ)・愚得主有(グウスウ)・記諏得(キスウ)・・・取得(とりどく・シュトク)→朱徳・習得・修得・収得・拾得・・・空飛ぶ円盤・・・フライングソーサー・・・UFO・・・サイエンスゼロ・・・鳥説(とりとく)・・・

 人形町佐平次捕り物帳
 銭形平次捕り物控え帳
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 枕草子
 (四八段)・・・四拾八段・四十八段・肆足捌段
         4+8=12=十二=壱拾弐=壱足弐
         4×8=32=三十二=参拾弐=参足弐

 鳥は
 他處の
 物
 なれ
 ど、
 鸚鵡
 いと
 あはれ
 なり。
 人の
 いふらん
 ことを
 まねぶ
 らん
 よ。
 杜鵑。
 水鷄。
 鴫。
 みこ鳥。
 鶸。
 火燒。

 山鳥
 友を
 戀ひて
 鳴く
 に、
 鏡を
 見せたれば
 慰む
 らん、
 いと
 あはれ
 なり。
 谷
 へだて
 たる
 ほど
 など
 いと
 心ぐるし。
 鶴は
 こち
 たき
 さま
 なれ
 ども、
 鳴く
 聲
 雲井
 まで
 聞ゆ
 らん、
 いと
 めでたし。
 頭赤き
 雀斑。
 斑鳩
 雄。
 巧鳥。

 鷺は
 いと
 見る
 目
 も
 みぐるし。
 まな
 こゐ
 など
 も、
 うたて
 萬に
 なつかし
 から
 ね
 ど、
 万木の
 森に
 ひとりは
 寢じと、
 爭ふ
 らん
 こそ
 をかし
 けれ。

 容鳥。
 水鳥は
 鴛鴦
 いと
 あはれなり。
 互に
 居
 かはりて、
 羽の
 うへの
 霜を
 拂ふ
 らん
 など
 いと
 をかし。
 都鳥。
 川
 千鳥は
 友
 まどはす
 らん
 こそ。
 雁の聲は
 遠く
 聞え
 たる
 あはれ
 なり。
 鴨は
 羽の
 霜
 うち
 拂ふ
 らんと
 思ふに
 をかし。

 鶯は
 文
 など
 にも
 めでたき
 物に
 つくり、
 聲より
 はじめて、
 さま
 かたちも
 さばかり
 貴に
 美しき
 ほど
 よりは、
 九重の
 内に
 鳴かぬ
 ぞ
 いと
 わろき。
 人の
 さなん
 ある
 と
 いひしを、
 さしも
 あらじと
 思ひ
 しに、
 十年
 ばかり
 侍ひて
 聞き
 しに、
 實に
 更に
 音も
 せざりき。
 さるは
 竹も
 近く、
 紅梅も
 いと
 よく
 通ひぬ
 べき
 たより
 なりかし。
 まかでて
 聞けば、
 あやしき
 家の
 見どころ
 も
 なき
 梅など
 には、
 花やかに
 ぞ
 鳴く。
 夜
 なかぬ
 も
 いぎ
 た
 なき
 心地
 すれども、
 今は
 いかが
 せん。
 夏秋の
 末まで
 老聲に
 鳴きて、
 むし
 くひ
 など、
 ようも
 あらぬ
 ものは
 名を
 つけかへて
 いふぞ、
 口惜しく
 すごき
 心地する。
 それも
 雀などの
 やうに、
 常に
 ある鳥
 ならば、
 さも
 おぼゆ
 まじ。
 春
 なく
 ゆゑ
 こそは
 あらめ。

 年
 立ち
 かへる
 など、
 をかしき
 ことに、
 歌にも
 文にも
 作る
 なるは、
 なほ
 春の
 うち
 なら
 まし
 かば、
 いかに
 をかし
 から
 まし。
 人を
 も
 人げ
 なう、
 世の
 おぼえ
 あな
 づらはしう
 なり
 そめに
 たる
 をば、
 謗り
 やは
 する。
 鳶、
 烏
 などの
 うへ
 は、
 見いれ
 聞きいれ
 など
 する人、
 世に
 なし
 かし。
 されば
 いみじ
 かる
 べき
 ものと
 なり
 たればと
 思ふ
 に、
 心
 ゆかぬ
 心地する
 なり、
 祭の
 かへさ
 見るとて、
 雲林院
 知足院などの
 前に
 車を
 たてたれば、
 杜鵑も
 しのばぬ
 にや
 あらん
 鳴く
 に、
 いと
 よう
 まねび
 似せて、
 木
 高き
 木どもの
 中に、
 諸
 聲
 に
 鳴き
 たる
 こそ
 さすがに
 をかし
 けれ。

 杜鵑は
 猶
 更に
 いふべき
 かた
 なし。
 いつ
 しか
 したり
 顏
 にも
 聞え、
 歌に、
 卯の花
 花橘
 など
 に
 やどりを
 して、
 はた
 かくれ
 たる
 も、
 ねた
 げ
 なる
 心
 ばへ
 なり、
 五月
 雨の
 短夜に
 寢ざめをして、
 いかで
 人
 より
 さきに
 聞かんと
 またれて、
 夜
 深く
 うち
 出で
 たる
 聲の、
 らう
 らう
 じく
 愛敬
 づき
 たる、
 いみじう
 心
 あくがれ、
 せんかたなし。
 六月に
 なり
 ぬれば
 音
 も
 せず
 なり
 ぬる、
 すべて
 言ふ
 も
 おろか
 なり。

 夜
 なく
 もの、
 すべて
 いづれ
 も
 いづれ
 も
 めで
 たし。
 兒ども
 のみ
 ぞ
 さし
 も
 なき。
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