1019日目・・・深夜を0時も過ぎたTV番組でボクにとっては興味深いものをみた。言語に「現在形」しかないらしい「ピダハン語・ピラハン語・Pirahã language・ポルトガル語=Língua pirarrã」は、「ブラジル・アマゾナス州」に居住する「ピダハン族」固有の言語であるらしい。ピダハン族は、「アマゾン川」の支流のひとつであるマイシ川沿いに住んでいるらしい・・・

 ムラン語族に属し、
 現在は、この語族の唯一の言語である
 ムラン語族の他の言語は、
 ポルトガル語の拡大によって、
 ここ数世紀の間に
 消滅した
 近縁関係にある可能性の言語として、
 マタナウイ語が存在する
 使用人口
 250〜380人と見積もられている
 言語の使用状況は活発で、
 ピダハン族の殆どが
 モノリンガルであるため、
 危機に瀕する言語ではないらしい。

 サピア=ウォーフの仮説を証明する可能性があるらしいのだが・・・

 ピダハン語研究
 TV画面に出ていた「言語学者ダニエル・エヴェレット」はキリスト教宣教師であったらしく、その「ピダハン語」を研究している過程で「宣教師」を廃業し、「無神論者」になり、妻と離婚し(離婚された?)、家族、親族からも疎遠になって生活しているらしい・・・

 極端に限定された節構造を持ち、
 「太郎は結婚したと次郎は考えていると三郎は言った」といった
 「入れ子状」の
 再帰的な文は作れない。
 明暗以外に、
 色を表す抽象的な語が存在しない。
 他の研究者によって、これには異議があるらしい。

 人称代名詞まるまる一式が、
 ニェエンガトゥ語
 (かつて北ブラジルでリンガ・フランカであったトゥピ語を基礎とする言語)からの借用らしい。
 昔のピダハン語に関しては全く史料がないものの、形態の類似から考えると、この仮説はもっともらしい。
 ピダハン語
 口笛にも鼻歌にもでき、
 音楽として記号化が出来る。
 ダニエルの
 元妻で
 言語学者
 カレン・エヴェレットは、
 現在の
 言語研究は、
 言語の韻律には殆ど注目しないために、その意味を多く見逃していると考えている。
 子音と
 母音は全く
 省略でき、
 意味は、
 音の
 高低や
 アクセントや
 リズムの変化によってのみで
 伝えられるかもしれない。
 カレンによれば、母親は子供に、同じ音楽的パターン歌って、言語を教えるという。
 エヴェレットは、この言語に
 「再帰(recursion)が無い」ことは、
 もし正しいならば、
 「チョムスキー言語学」の根底を崩すモノらしいが
 「エヴェレット」も「チョムスキー」も知らないが、「生物的な言語機能、すり込み的な生理機能遺伝」ではなく、「言語そのものが生物的に固体遺伝(?)」スルと言う「学説」自体が「比喩」でないならば「チョムスキー言語学」自体がイカレポンチである。
 それよりも「言語学者ダニエル・エヴェレット」の「神の破棄」の「理由」である。
 「過去形のコトバ」が無い、
 「未来形のコトバ」無い。
 あるのは
 「現在形のコトバ」だけである。
 これは
 「自分自身の過去の想い出のコトバ」が無いと
 同時に
 「自分自身の過去への悔やみ、悔しさ、恨み、辛み」が無い
 「懺悔、反省」も無い
 そして
 「自分自身の未来への願望、希望、志望、切望のコトバ」が無いと
 同時に
 「自分自身の未来への絶望のコトバ」が無い
 「不安」も無い
 である・・・
 「現在形」のみのコトバで生きている・・・
 そして
 現実、事実として
 あるのは「生きている現在」が「全て」である。
 バクたち、ワタシたちには
 昨日は無い、明日は無い、今が現在のみがある。
 昨日のコトバ、明日のコトバ、「カミのコトバ」も・・・
 今現在の「ことばの中」にあるダケである。
今現在、19時45分・・・
 「粉雪・・・ココロまでシロクしてしまう・・・の・・・かい」

 抜粋原文
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ピダハン語 - Wikipedia