879日目・・・銅鐸の謎・・・興味のある方は以下の「HP」ご訪問ください・・・

 http://www42.tok2.com/home/nikorao/tokepe/hime06b.htm

 以下は上の住所の「実験小説(?)」のさわりです・・・

 「大雨は川が氾濫して大洪水・・・七七=四拾九は旧約聖書のノアの洪水伝説が根源かも」
 「バイブルの洪水警報の警鐘器具・・・そして、その時期の豪雨を測定する器具。豪雨にならないように祈願する祭器なのよね」
 「そもそも銅鐸の鐸の漢字の意味はなんだ?」
 「エ〜ト、鐸の漢字・・・漢和辞典には・・・鐸(タク・ダク)、おおすず。大きな鈴。昔、命令を発するときに鳴らして大衆を戒めたもの。文事には木鐸、武事には金鐸を用いた、とあるわっ・・・それに前に話した神武天皇が引き連れて来た軍団、久米(くめ)の子等。彼等は大伴連の祖で、尾生(尾の生えた)土雲の八十建を宴会に招いてダマシ打ちにした・・・尾生(をある)の人で、尾張(をわり)の人だと思うけれど・・・再度、古事記原文から書き出すと、

 此の人、押-分巌(巖)而出来

 と記されている。この”押-分巌(巖)而出来”の巖(いわ・いわお・ガン)は銅鐸の形にも思えるわッ・・・巖=巌=岩(いわ)は違和。崖、穴、洞穴、高い、険しい等の意味とも・・・山が厳しくそそり立っているさまだわ」
 「まさに、ガンは眼だな。”押-分巌(巖)而出来”は銅鐸の製造出来る人だ。漢字は銅鐸=巖で、山+口+口+厂+敢(あえて・あへて・押し切って)だな。そして、厳しいは厳格な命令、戒めの意味だ」
 「・・・オジさん、厳はイズ、イツ、イツキ、タカ、ヒロ等とも訓んでいる。漢字に厳美をイズミ、厳木をキュウラギとも・・・キュウポラ・・・溶鉱炉・・・とにかく、命令するコトとあるわッ・・・広島湾の厳島神社は海に浮かんで、江田島呉市と緯度で並んでいる神社・・・安芸の宮島。平家の守護神社だわ・・・所在地、広島県の佐伯(さえき)郡宮島町・・・オジさん、佐伯だわ!」
 「空海の佐伯だな・・・とにかく、鐸は元々、命令を発するときに鳴らして大衆を戒めたモノなんだな。大雨洪水警報装置なんだ・・・銅鐸の鐸の漢字分解は金+睾か、睾(コウ)は睾丸のコウか、それとも更に分解して网(あみ)+幸(さち)で、トリ網、マナ網の幸だな」
 「睾丸って・・・」
 「乙女のユカちゃんには失礼だが、金の玉なんだけれど、ゴメン。この睾は鐸の右側の漢字だが、网(あみ・モウ)は四に似ているな。頼みズライけれど、調べてくれないかな」
 「イヤダワッ、オジさん。コレ、学問よ。チャンと調べます・・・睾丸の睾(コウ)は沢(澤)。高いさま。広大なさま・・・そしてオトコの子にぶら下がっている二つのモノ。モゥッ」
 「澤(さわ)かッ・・・佐波遅(遲)姫の佐波、佐和・・・別名、亦の名は沙本姫だな・・・コレは」
 「サワジひめ・・・第十一代・スイニン(垂仁)天皇の妃」
 「何故、四(よつ)はシなんだろうな?・・・目の漢字を横にしたモノなら四(シ)は視界の視るだな」
 「四は囗+八で、八は捌で国を四ッに分けた漢字だわ」
 「それって、四国そのものじゃないか」
 「!四国よね。でも目を横にした漢字は漢和辞典では・・・アミがしらだわ。网(ボウ・モウ)は罔で、鳥や魚を捕獲する網(あみ)・・・すだま・みずはで、山の精霊、山の化け物、山の神の魑魅魍魎・・・訓読みでなみする、あなどる、なかれとあるわ。意味は違うけれど、音を採ると、波する、穴執る、流れになる・・・そして熟語にコジツケルの意味で誣罔(フモウ)とあるわっ。そして、

 网(あみ・ボウ・モウ)=冂+艸+一=罔
 で、類字は
 鬥(戦い・とき)≠罔≠四

 で、罔は暗い、メクラ(盲)とも書いてあるわっ!」
 「网(ボウ・モウ)の漢字分解は冂+メ+メだぞッ。網のメだ」
 「!すごい、まさに邪視眼の銅鐸そのモノの形。銅鐸=冂+メ+メ=网(ボウ・モウ)だわッ!・・・冂(ケイ・キョウ・まきがまえ・けいがまえ)の中に女と女が並ぶ・・・景京の中に二人の女・・・歩足(ふたり)の女性・・・景(ひかり)を夾(はさむ)、その中で二つの眼を並ばせる、交叉で、交差させる・・・蟹のハサミ・・・ハサミを持ったカニがカキのメをキル・・・猿蟹合戦・・・沿海、遠海の合戦・・・?・・・白村江の海戦!」
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 目の奥、眼底には「網膜」と言う「アミの膜」が存在し、そこで「光の明暗、色彩の波長」を感じて脳ミソに「視覚映像」としての認識をもたらしている・・・認識対象→眼球レンズ→網膜→円柱細胞・円錐細胞→神経→脳ミソ→対象認識→認識思惟判断→反応行為、行動、実践・・・
 ・・・アメがフッタら、コジキは困るなナぁ〜・・・蛇の目傘か、唐傘、蓑笠が必要だ・・・針金で出来た西洋傘は蝙蝠傘・・・コウモリの眼は「視覚機能」がホトンドないが耳の「聴覚機能」は「超音波」で対象認識している・・・「アンブレラ」、「案(編・按・闇)は、振れ(付例・降・古)に、等(螺)」・・・河原の橋の下で凌ぐか・・・河川の増水、洪水で橋も壊れてしまえばどうにもならん・・・逃げる場所は丘の高台・・・であるけれど・・・土砂崩れで、鉄砲水・・・