697日目・・・「青きドナウ川」が「赤きドナウ川」になってしまっている・・・あの歌の歌詞が変えられて歌われるかも・・・。「ハンガリーの廃棄物流出事故で、警察当局は流出元となったアルミニウム製造会社の社長­の身柄を拘束しました」とのニュース・・・もし、木曽川や長良川、信濃川、天竜川、石狩川、それにロシア極東にあるアムール川が「赤色」に染まったら・・・「アルミニウム製造会社の社長」だけの責任で済まされるモノじゃぁないと思うけれど・・・名古屋で開催されれている­「コップ10」に関する報道では日本列島を取り巻く

 世界史的にみれば地球を汚染し始めたのは「イギリスの産業革命」による工場から出る「煤煙」であろう。そして「産業革命」はヨーロッパ全体を、そして「北米」を、そして近代化の「日本」を、韓国、中国、東南アジアを順次、汚染を伴って発展してきた。そんなプロセスの中で「戦争」もアッチコッチで起こされてきた。そして原水爆による放射能汚染までも蔓延させてきた。
 「人間」もこの「自然界」から生まれ出た「生物の一種」だから「人間の仕業である汚染」も、「人間の戦争」も「自然界の結果としての賜物」であるカナ・・・。それにしてもこの地球上で数千年、「バイブル(旧約聖書)」以前の時代から「領土の切り取り、奪い合い」で人間同士が「人種間」、「国家間」で殺し合い、いがみ合いをしているなんて「知恵」がない・・・
 今日の国会中継では「民族国家(?)」を基軸にしたら「イシバの理屈」が「国家エゴ」としたら筋が一番通っている。「ニッポン支配階級」のイデオロギーを担った「世界情勢の見方」も的確であるナッ。
 「自民党」の「企業減税」が「国際競争力」を高めるタメとの理屈は「安い賃金(発展途上国)」に「資本(資金)」が「流入」していくだけのハナシである。企業家の儲け、利潤、利益を生み出す「市場価格」の問題である。そして「儲けの高級分配」は「日本国内の労働者」にはしたくないだけのハナシである。「所得倍増」をぶち上げた「池田内閣」はそれを「実現」したし、働く人々も、「資本家」もそれを信じて頑張った(?)。
 「儲けの分配」・・・独り占めにしたいよなッ。
 「失業者」は当然「3K仕事」は高級賃金でも嫌うさ・・・教養も学問も「民主主義の自由平等の思想」もあるから・・・それなりの「職場」で仕事をしたいさ。外国人の「不法滞在者」は「3K仕事」は「日本基準の低賃金」でも逮捕覚悟で喜んでしている。
 1970年代のアメリカに不法滞在していた「日本人」も同じだったのに違いない。移民した日系アメリカ人も不法滞在する「日本人」には迷惑顔だったのに違いないが、アメリカ主要都市の「日本人街」に蔓延していた「不法滞在日本人」に対しては「先進アメリカ人(?)」としての「市民」としてのプライドもあった。
 「風俗嬢」だって日本市場では「高級」が得られる。好きで「風俗嬢」になるのは「日本人女性(?)」だけだろう。「外国人の娘さん」は本国の「家族の生活」がかかっているのが大半だろう。
 日本のリストラ、失業した「技術者(労働者)」が韓国、中国に数百人単位で「高級賃金」で雇われている現状の意味も同じである。「雇用関係の国際市場」である。かっては幕末、明治時代も欧米の「技術者・教養人」を高級で雇ったのは「日本の指導者階級」に成り上がった者たちであった。
 「国際的雇用関係の市場」は「知識と技術」を「高級賃金」で求め、現地の労働者には「低賃金」を求める、と言うことだ。そして「知識と技術」は現地の「ヒトビト」に習得、学習されていく、と言うことである。その知識と技術を有した「国民(現地人)」は「政治思想」的に「現地支配階級」に操られ「国家・民族主義者」になっていく、と言うことだ。