447日目・・・ィヤァ〜ッ、オモシロカッタです・・・「人類」と言う「実体」的な存在としての「身体器官」の解明・・・「進化の傷あと・身体が語る人類の起源・エレイン・モーガン著・望月弘子訳・どうぶつ社・1999年1月20日発行」・・・「進化」かどうかは知らんけれど、人間が「人間」として他の動物から分岐したソノ「理由」が面白く記されてあった・・・「北京オリンピック」には「参加するコトに意義がある」クーベルタン男爵も憂えているだろうが、「人間の身体的、肉体的」な能力を発揮する「人間の肉体」のナゾである・・・

naie2008-04-26


 この本は「1999年発行」だから既に読んだ人もいるかもしれないけれど、以下にこの「進化の傷あと・身体が語る人類の起源」の「目次」も面白いので抜粋・・・もちろん、「人間」に関しての「身体器官」に関してである。「↑」はボクの独り言、つぶやき・・・

  1・人類の出現
    ↑
    宇宙が太陽系ー地球が生態系を形成し始めた時点だろう
    出現を考えているのが「人間=認識思考主体」だから
    二本足歩行でなくても他の生命体も
    「認識思考」しているかも

    四ッの謎・・・のボクのコタエ?
      ↓
    1)何故二本足で歩くようになったのか?
      ↑
      四本足じゃ、車の運転が無理だろう
      特にママチャリの自転車は無理

    2)何故体毛がないの?
      ↑
      衣服を着る為さ
      ケムジャラの犬に服を着せているのは不自然で
      迷惑だと思うよなッ、ワンちゃん

    3)何故脳みそが大きいの?
      ↑
      量は質を兼ねるからだろう

    4)何故言葉を話すようになったのか?
      ↑
      テレパシイーの欠点を補うためだろう
      あるいは
      誤解、曲解、無理解も多いけれど
      コトバの方がテレパシーより確実だから
      小説や物語がコトバじゃなくなったら面白くないし

  2・化石の読みかた
    ↑
    分子生物学者の推定では500〜700万年前?
    「DNA交雑法」・・・?
    「化石」を捜す人は大変ダヨナ
    生きた「シーラカンス」を「化石」とは言えないし、
    化石の「シーラカンス」を「進化論」として扱えない

  3・直立歩行がもたらす悩み
    ↑
    腰痛は大変ダヨナ。最近は立ちくらみも多い。痔の痛さには参るけれど、シャワレットには感謝している。「直立歩行動物」でなくても肉体上のナヤミは多くあるさ。「車椅子生活」の人はどうなんだろう?

  4・人はなぜ二本足で歩くようになったのか?
    ↑
    地球史の規模で考えるなんて、壮大だ。自然環境と人間のライフスタイルは切っても切れないからなッ。

  5・裸の代償
    ↑
    確かに「ハダカ」になった理由は不思議ダヨナ・・・最近、夢を見ながら金縛り状態にもなるんだけれど、ザワァ〜って、鳥肌も立っているのが・・・「鳥肌」だから鳥肌にも意味があるのはあるさ。皮膚癌になりやすいのは皮膚に問題があるらしいけれど、「紫外線とメラニン色素」の関係性らしい。
 「生命体」は「紫外線」に限らずあらゆる「電磁波」と「地球環境」の関係性で「生命維持」をしている。「宇宙環境=自然」である限り、受身の生命体は自分自身の「生命体の形態、生態変化」をしなければならないのは必然である。「メラニン色素」に限って言えば、「人類発生時の色」は「黒色」か「灰色」であるだろうな。ニキビは青春のシンボルだけれど、なるほど・・・

  6・人はなぜ体毛を失ったのか?
    ↑
    確かに「ナガシマ選手」は胸毛の濃いのが売り物だった記憶があるんだけれど、「毛皮」って言うほどのモノじゃないよな。ジジィになったカレ、白髪、白髭・・・胸毛も「白毛」になったんだろうな?・・・ボク、子どものころから体毛は元々薄いんだけれど、最近、白髪と白髭が目立つ。指と甲の毛は黒いけれど・・・

  7・汗かきは死の原因
    ↑
    汗をかく意味などあんまり考えたコトがなかったが「アポクリン腺」と「エクリン腺」は異なったモノであるらしい。人間には「エクリン腺」がその器官機能を担っているらしいけれど・・・体内の水分と塩分の排出を必ずしも合理的に調節していないらしい。
 常にバランスのとれた「塩分」、「水分」が必要だけれど、「不足」は生命維持に支障をきたす。「過分」は「貯蓄予備」であるから「不足」よりはるかに「生命体維持」にはイイ。「余分」、「余裕」は今現在の生命活動の絶対ではないが、必要条件である。それに「過分摂取」はそれなりに普段に「過分摂取」ができ、「無駄」に排出できる環境があった、アル、と言うことだ。だが今現在の地球は、酸素呼吸の生命体にその過分環境である「空気・大気」のバランスを人間自ら崩しつつある。多分、未来的な「人類」は「炭酸ガス呼吸の器官」を有する生命体になるかも・・・
 動物は余分に「喰いすぎ」ても排泄機能でバランスを維持している。肉体の生命、健康維持に必要なコトは「バランス」である。旨いモノも、不味いモノも「食わない」では「バランス以前」の問題である。

  8・人はなぜこんなに汗や涙を流すのか?
    ↑
    ヤァヤァッ、悲しい時に流す涙と、タマネギの刺激で流す涙は違うんだ。アタリマエだけれど、生理的に涙が出てくるまでの「機能回路」が違うらしいのだ。悲しい時の涙が出てくる前段階は「喉にこみ上げてくるボールのような感じ」を経てからであるのは、タシカだな。

  9・太りすぎがもたらすひけめ
    ↑
    太るには合理的な「理由」があった・・・「太ってヒケメを感じる人」は考え直した方がイイかも。

 10・人はなぜこんなに太るのか?
    ↑
    女性の肥満は「母(妊娠・出産・授乳)」になると言う存在が必然的に要求しているコトらしい・・・

 11・人だけに特殊な呼吸システム
    ↑
    爬虫類や有袋類は呼吸の通り道(鼻→気管→肺)と、食べ物の通り道(口→喉→食道→胃)が別々であり、一般的な哺乳動物では・・・食道と気管肢を繋ぐところに蓋(軟口蓋)があり、鼻でも口でもこの蓋の開閉により呼吸が出来るようになっている。病気になったら鼻からもチュウブで流動食をとおせる・・・知らなかった。
 だが、人間のこの蓋(軟口蓋)は穴が開いたままで、開閉機能を失っているらしい。ソコには「のどちんこ」がぶらさがっている。この気管と食道をその時の機能によって開閉させるのが舌で、モノを飲食すると気管が咽喉をせり上がって舌の奥がその孔を塞いでしまうのである。
 この部分、人間の「コトバの起源」は「音声=呼吸変化=発声」の「調節器官」が無ければ無理だ。肺→咽喉→口(鼻)→音→コトバ

 12・現代のセックス考
    ↑
    考えてはみたいけれど・・・「人間」のみが可能な限りの交接方法考え出してやっているみたい。

 13・人はやはり海辺で生まれた
    ↑
    ボクもソウ思う。森からサバンナは無理なような気もするが・・・海→陸→森→海辺、沼地・・・二足歩行だろうな。「貝塚」は海辺の近辺だし、「貝類」は砂浜に埋まっている塩分のミネラル豊富な蛋白源で、道具を有さなくても人間の狩には一番だったハズだから。

 14・最新科学の新証拠
    ↑
    水生哺乳動物のネオテニー現象?

 とにかく、ナルホド、でした。