386日目・・・「セイント(Saint)=聖人」・・・「セント(Saint)=サン・セン(San)」、「サンタ(Santa)=ニコラオ=ニコラス」・・・前回の「ウィリアム・アダムス」こと「三浦按針」が乗って来、豊後沖で漂着した「船の名前」は「リーフデ号」であった。「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」には5隻の船名が次のように記されてある。

naie2007-12-15

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 ホープ号("希望"の意・旗艦)
 リーフデ号("愛"の意)
 ヘローフ号("信仰"の意・ロッテルダムに帰還した唯一の船)
 トラウ号("忠誠"の意)
 フライデ・ボートスハップ号("良い予兆"あるいは"陽気な使者"の意)
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 ココでは「慈悲(ジヒ)」ではなく、「愛(アイ)」とされているが、この「愛」と言う漢字は日本語で

 いつくしみ
 かわいがる
 あわれむ
 めでる
 このむ
 おしむ(をしむ)
 ものおしむ

 そして、「仏教的な意味」では、

 「異性やモノをむさぼる(貪る)」

 である。「アイ」がこんな意味になるとは困ったぁ〜ッ?!

 兎に角、アダムスは母国に帰りたかったが、徳川家康は許さなかった。第一に「世界の情報源」がアダムスであった。第二には「先端科学的知識の源泉」がアダムスであった。その代わりに家康は徳川家臣団の一員、いやそれ以上の「政治顧問」としての地位と権力を与えた。もちろん、オランダ、イスパニアポルトガル、外国使節に対する外交顧問としての地位を与えた。しかも家康のみならず「幾何学や数学、航海術」を徳川家臣である旗本にも授けた。
 そして、アダムスは「1602年頃日本橋大伝馬町の名主で、家康の御用商人でもあった馬込勘解由の娘、お雪(マリア・Maria)と結婚し、息子ジョゼフ(Joseph・よせふ)、娘スザンナ(Susanna・Susan・Sue・すう)を得た。妻の名が「お雪(Snow)」で、「マリア(Merry)」は「切支丹」の洗礼名であろう。
 
 Maria・・・Marilyn(海)・毬=球・・・球磨
 Joseph・・よせふ=寄せ譜
 Suanna・・すうざん=数算

 「馬込(?)」は「九州佐世保の事件」・・・
 「切支」の「」は赤色、紅色 を意味する。漢字の示唆からは「切(七刀=七区分=七曜日)」の「七刀支(十二支・360÷12=30度=一支)」が「丹=赤=火」ならば「丹」は「南方」で、「巳ー午支(子支から七番目の支)ー未」の「午=六(月)=亠(音略・ナベ蓋)+ハ(葉・捌)」、「午支(ゴシ)の端(ハ・ズイ)」とは「端午(五月五日)・井宿」である。気門遁甲の「九紫(九州・筑紫)・火」。人間ならば「南蛮人」である。航海での目印は「南十字星(Southorn Cross)」、中国での南の星座は「赤鳥・朱鷺」、二十八宿(7宿X4=28宿・360÷4=90度)では「午支=鬼宿」に重なっている。西洋では天体円周十二区分、一区分30度の「蟹宮・獅子宮・乙女宮」であるが、「十二星座=蟹座・獅子座・乙女座」は天体を散らばめている実際の星々の図柄の位置である。

 「リーフデ号」は江戸湾で沈没。アダムスは「西洋式の帆船」の建造を要請され、「伊東に日本で初めての造船ドック」を設け、「80t」の帆船を建造、1604年(慶長9年)に完成させ、更に「120t」の大型船を1607年に完成させた。この船は1610年、房総の御宿海岸で遭難し救助された前フィリピン総督ロドリゴ・デ・ビベロに貸し出されて、「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」と名付けられた。

 その後、アダムスは250石取りの旗本に取り立てられ

 相模国・逸見(へみ)・・・「逸見=イツミ=何時見」

 に領地を与えられたのである。「逸見(イツミ)」と読むならば、「いづみ」でもある。「いづみ」ならば、

 いづみ =泉(セン
 泉・・・宮城県中部の山名、仙台北西の都市名
 泉・・・千葉市東部の町名
 泉・・・熱海市北部の温泉地名
 泉・・・京都相楽郡の木津町
 泉・・・大阪府南部の地名
 泉・・・兵庫県加西市中部の地名
 泉・・・熊本県中部

 和泉・・旧国名で、大阪の和泉・機内五の一
   ・・泉州セン・シュウ=Saint・San)
 和泉・・大阪南部の市名
 和泉・・福井県東部大野郡の村名

 泉水・・
 泉美・・

 出水・・鹿児島県北西部、八代海に面する郡町名

 いすみ
 夷隅・・千葉県南東部の郡町名
 ↓
 いずも=何時模
 出雲・・島根県東部の旧国名

 伊豆見
 ↓
 伊豆・・静岡県東部と伊豆諸島の旧国名

 九州の「いづみ」は幕末、「蘭学者の根拠地」であった。

 「アダムスの手紙」
 ・・・あらゆる海図、地図、地球儀に於いて日本の位置が間違っている。なぜならその岬は「35度30分」に位置しており、これは大変な間違いです。結局「32度30分」で島影をみたのは、4月19日のことでした・・・

 緯度「33度」は殆ど「阿蘇山山頂」を東西に線引きする「緯度」である。この線上に地名の「横島(よこしま)」が存在している。そして、中国の「会稽」・・・
 緯度「35度以北〜38度近辺の間」、世界地図をみれば「仙台」の延長線に中国の「天津」、イランの「テヘラン」、トルコの「アダナ」、「イズミル」、そしてギリシャの「アテネ(アテナ)」、ポルトガルの「リスボン」が並んでいる。
 緯度「33度」近辺はイラクの「メソポタミア」、イスラエルにある三大宗教の聖地「エレサレム」が存在する。
 北米大陸は「ロスアンゼルス」、「サンデゴ」、「メヒカリ」、「フェニクッス」・・・「火の鳥」である。
 ・・・来る12月25日、「メリー・クリスマス」!!・・・サンタくろうす・・・Sun・・・Santa・・・San・・・セント・・・Saint・・・泉都・船都・船頭・選図・・・CENT・・・Center・・・Century(壱〇〇年・一世紀)・・・