355日目・・・「インフレ」は市場から「物(商品)」が減少するコトである。「デフレ」は市場に「物(商品)」が増大するコトである。市場から商品が減少する要因は「自然災害」と「戦争」である。市場に商品が増大するとは「自然災害」も無く、「戦争」も無いと言うコトである。すなわち人間環境として農業、漁業、畜産業、鉱工業等の生産物が豊富で、国際環境が「平和」である、と言うことだ。買う物が減少するとは必要な買える物が少数の人々しか買えなくなると言うコトである。「不作貧乏」とは「インフレ」のコトである。買う物が増大する

青虫

 「不作」はマッタク生命、生活を脅かすのはワカルが、「豊作」が生命、生活を脅かすとはドウいうことだ。
 「資本主義的生産経済」の「自由競争の売買市場」では「モノが足りないインフレ(物価高=品物が買えない=金が無い=貯金出来ない)」も「モノが溢れるデフレ(物価安=品物が売れない=金が余る=貯金し過ぎ)」も困るのである。
 「貯金し過ぎる」とどうなるか?・・・余った金を利子を期待して「投資」したくなったり、一気に儲けようとして「博打」で使いたくなるのだ。「博打」では「大勢の客は損」をし、「胴元が儲かる」のである。「モノ」は動かず「カネ」だけが動く。
 「商品市場」も「金融市場」も「労働市場」も「情報に操作された心理」で動いているのである。
 「資本主義的経済市場」とは「損得情報」による「損得勘定の心理」で動いている。「博打胴元の最大親分」とは「剰余金(剰余生産物)」を「税金」として収奪している「国家(支配階級)」である。そして「博打国家」の胴元大親分にもレベルランクがある。そのランク付けは「最大資本が集中している国家」である。
 国際関係の中で中国もロシアもアメリカも北朝鮮も、もちろん日本も、あらゆる「国家」は「資本情報」の流れの中で蠢いている。
 スベテの「政治・経済」は「自然科学(1+1=2)」としての「体系的学問」としては成立せず、「非合理的」な「人間心理=非科学(1+1=11)OR(2+2=22)」の「情報」として動いている・・・らしい。故に「社会科学」とは「科学(自然法則)理論」としては成り立たないのである。
 「人間社会」の「法則」は「倫理・道徳・法律=約束=契約=掟」であるが、「自然科学」たりえないのは「法律(コトバ・言語)」が「合理的に体系化」されても「遵守」と「違反」が繰り返されるモノだからである。これらは、ソウ有るべきモノ、ソウすべきモノとしての心理的な「期待・願望」が基盤となっている。
 では、一体「法律」とはダレのモノか・・・
 そして「言語学」になり得ても、「文学」も「心理学」も「体系学」になり得ないのは「法律学」と同じである。
 「法律学」、この「心理の根幹」は「共同幻想(共同観念・共同妄想)」である・・・ホント?