280日目・・・「状況」が変われば「心」が変わる・・・心が「変われば」、状況も「変えられる」・・・「不思議」でもナンでもない、アタリマエのことだけれど・・・今夜のNHKクローズアップ現代によれば「日本人」も捨てたモノじゃない、と思うのは「国の減反政策」によって荒れ放題になっていた「休耕水田」が「穀物」から造られる「エタノール」を「お米」からつくろうととしていることだ。石油、ガソリン価格の高騰によってトウモロコシが「エタノール原料」にされて、トウモロコシ畑が拡張されオレンジ、砂糖黍などに影響し、国内産の豚

naie2007-05-15


 ボク的には田圃にお水が注がれ、苗が青々と生長して稲穂をタワワに実らせる・・・田圃の一年間のサイクル、その最盛期を「タラチネ」に観るとナゼか、オフクロの姿と重なって気持ちが落ち着く・・・後は210日、220日の台風、水害さえこなければ、今年は「シメタ」ものだ、と・・・

 「商業、工業」と言っても「喰うモノ」がなければ如何ともシ難い・・・その「米」を作らないで「外米」を買う、「小麦」を買う、「トウモロコシ」を買う・・・かっては「今現代の大陸中国」のような公害ニッポン、農村疲弊・・・そして今現在、中国はもとより、世界中は「日本食ブーム」だそうである。そして輸入大豆を原料としている「お醤油」の輸出が最高で、アメリカ、諸外国での売り上げが国内消費の倍以上であるそうだ。「醤油の味」がわかる「砂糖・塩・胡椒だけの味音痴の白人」とは生意気な奴だ・・・
 だが、ビールのアメリカ産「バトワイザー」の原料は「お米(?)」だと聞いたことがあるが・・・結構日本人も飲んでいるらしい。

 「新・米欧回覧の記(一世紀をへだてた旅)・泉三郎著・ダイヤモンド社・昭和62年発行」を今更ながらに読んでフゥ〜ンって思う・・・「泉三郎」さんの本、100年前当時の欧米世界のエッチングの絵がタクサン貼り付けられていて面白い。二十年前の、この本発行時、1987年には「日本」は「絶頂期(?)」にあったらしく、日本人は世界中に溢れ、ニュヨークの日本人設計のツインタワーもまだ存在していた。今年、2007年はまたもや「日本」は海外貿易で儲かって「絶頂期(?)」であるらしいが・・・「政治家・官僚屋・財界屋・情報屋」の高級とりを省いて、「日本国国民」はマタモヤ、別な意味での「パンク」を「予感」しているのではないか・・・