183日目です・・・十二月十五日・・・あと10日で、クリスマス・・・タロットカードの「世界」は番号が「21」だけれど・・・その意味するコトは「完璧・完全」で、「成就・完成」で、「ヤッタッぁ!」ってコト・・・蠢いて存在する世界は人間存在も含めて「完全」なのはアタリマエだよ。じゃぁ「完全でないモノ・未完、未熟なモノ」って、この世界を認識する人間の「認知能力・認識能力」だよョなッ・・・人間がコトバ、観念で、世界を知る、意味を与える、と言う「認識能力」が不完全なのさッ。「脳構造」でなく、「脳機能の限界」で。

 サンタのオジサン、子ども達にとっては楽しい存在だけれども、「モーゼ」、「キリスト」、「マホメッド」は、世界の、宇宙の蠢きを「唯一のカミの創造」として「認識、表現する人間存在」として生まれてきたのは、他の人間にとって厄介な存在だよナッ。
 やっぱ、世界も宇宙も「ギリシャの神々」、「八百の神々」と共に存在すると考えた方が合理的だよ・・・「旧約聖書(創世記・第六章)」には「神の子達がヒトの娘達を娶って産ませたネピリム」と言う寿命「120歳」の人々が存在したと記録されている。「神の子達は神」だよなッ、複数の・・・神は「唯一神」ではなく、「神々」だった。
 シャカの教えかどうか、イマイチ、ハッキリしないが「龍樹」が説いたと言う「般若心経」の「空即是色」、「色即是空」は、「空」と「色」の漢字の意味を知れば、なるほど、と思う。

 空・・・スベテの存在
 空・・・未だコトバの意味を与えられていないモノ

 色・・・スベテの存在に色を施した認知、認識
 色・・・コトバでの意味を個々の存在に与えたモノ

 「初めにコトバありき」の「主語」は「カミ」であるが、「カミのコトバ」で創造したのは、「光」、「昼・夜」、「大空・天」、「陸・海」、「青草・種草・果樹」、「大光(太陽)・小光(月)・星」、「空の鳥・海の獣・海の魚」、「家畜・這うモノ・地の獣」等である。
 「水」は初めから存在していたらしい・・・「神の霊が水の表を覆っていた」らしいから。
 あらゆる動物に「名前(コトバ)」を与えたのは、「カミ」によって、この世界に「第六日目」に創造された「ヒト」である「アダム」だった。コレに関しては「カミ」は単に観察する存在であった。
 多分、「動物」のみならず、神が第一日から第六日までに「一般名詞」として創造したモノに人間である「アダム」は具体的な「個々の名前・固有名詞」を与えたのに違いない。
 「アダム」が特殊個別的な個々の実体に「名前」を与えた、と言うことは、「コトバ」でそれらの「意味」を区別して、「思考・理解」し、「体系的知識」として存在するモノを管理、あるいは支配した、と言うことであろう。
 「世界(完全)」とは「蠢いている存在=変化しつつある存在」である。人間はこの「蠢いている存在」を「コトバ」で知る事が出来るが、「完璧」ではない。
 人間の認識機能は「不完全=存在の近似値」、と言うことだ。
 ・・・なるほど(成る程)、「ありがたや」、「有り難し」、「有り難い」のである。
 オヤスミ、なさい・・・