173日目・・・NHKの「ダーウィンが来た」をみたけれど・・・生きるって厳しい・・・「カナダの北部ハドソン湾」での動物達の生態系、「アカギツネ」と「ガン」の「種=子供達」を育てるタメに生死を賭けたドキュメント・・・カミがいるなんていう発想がどっから出て来るんだか・・・「ロシアのウランゲル島」、「ハクガン」と「ホッキョクギツネ」、しかも「カモメ」までが「子ガン」襲撃に加わっての熾烈な戦い・・・ヒナが親達をヨチヨチ追って50キロ離れた水辺へと目指す・・・「運」がナクチャァ、「命」の保障は無い・・・人間の子供

 人間は違ゥんだッ・・・「生き残っていく動物」って、多くの命を犠牲にして生きていかなければならないんだけれど、その「生態系上での犠牲」は事実だけれど・・・自然を大枠に社会の中で生活している「人間諸関係」と、自然界で棲息している「動物達の諸関係」の「区別性」が「ヒゲジイ」の質問にはナイ・・・当然、「人間の社会生活」が「自然界の弱肉強食」から「解放」されるべき否定のコトバは映像にはない。

 あれじゃぁ、人間が歴史上、延々とやって来た人間同士の命の消耗、「殺人」、「戦争」なんかの「善悪」は吹っ飛んじゃう・・・子供達、ワカッタよなッ、この世の中での「生存競争」は厳しいぞ・・・暴力的に「強い奴」が生き残るんだ、「ずる賢い奴」が生きのびるんだ、ッて。
 ダョナッ・・・デモ、「いじめる人間」って「勝ち残る人間」じゃないよな・・・プロセスで「立場の逆転」があるカモ・・・本当は「イジメル人間」も「イジメラレル人間」も、その「能力・実力」に於いて「差別(階級・階層・序列)」されながら「妥協・共存」していくんだ。

 「ダーゥイン」の申し子(?)、「エンゲルス」はモチロン、「ヒトラー」も「昭和天皇」も、「ムッソリニー」も、「チャーチル」も「ルーズベルト」も、「スターリン」も、「毛沢東」も、「進化論=自然淘汰」をその時代的な「科学思想」として、「自然弁証法(?)」として学んでいたのは当然だ。そして、「人間の社会」に「人種・民族差別思想」として持ち込んだ・・・極端な奴が「ヒトラー」だったけれど・・・「拝金主義」を持ち込んだのが「ユダヤ支配階級」だったけれど。
 「自然科学」と「社会科学」はその「体系」は根本的に違うんだからねっ。ゴッチャにされたら、「理不尽」と言うもんだ。

 「人間社会」に必要なモノは「自然界の弱肉強食」なんかじゃない、と言う「思想」なんだ。何時かは未来的に「自然界の弱肉強食の法」から「解放」される、と言う「思想」さッ。
 「愛」なんてもんじゃない、毎度、言っているけど、

 ヌスムナ
 ダマスナ
 コロスナ
 サベツスルナ

 の簡単なコトバの実践、実行だけなんだけれど・・・