１４１日目デス・・・権利（けんり）の問題・・・昨日は「権力」だったが・・・「権力」と「権利」は漢字が似ているけれど、その意味するところは違うよね・・・ボクやアナタの「権利」ってなんだろう・・・「権力の利益」・・「権力行使実行による利益・権力が保持する利益」・・・「権力が保持する利害（？）」かな・・・
権利って、「inforseek」の英和辞典で見てみると、
a [the] right *1
《請求権》a claim *2
《主張する資格》(a [the]) title *3
《特権》a privilege.
・〜を主張［行使］する assert [exercise] one's rights.
・〜を放棄する renounce [give up] one's right.
・…する〜がある have a right [be entitled] to〈do〉.
・〜と義務 rights and duties.
権利落ち 【株】ex-rights *4; rights off.
権利金 a premium; 《借家人が払う》〔英〕key money.
権利（証）書 a certificate of title; a title (deed).
の説明文がある。「rights（ライト）＝権利」・・・で、「ライト＝light＝あかり」ジャァないし、まさか「right（field）＝右翼＝ライト＝right」じゃぁナイょなっ・・・らしいな、スペルがオナジだし・・・
ボクの時代は、たいがいは「dutties（義務）」と対になっているコトバとして小学校の高学年（四〜六）ぐらいに習ったと思う。なんせ、「ホームルーム」って時間があったし、教室の「ルール」は大概はその時間で決まった。
「ホームルーム」は「議会」みたいなモノで、議長、副議長、書記なども選出されて、クラスの学級委員長なども選出される「時間帯」だった。担任はオブザバーとして存在しているみたいだったが、ホームルームの進行のやり方を教えてくれるアドバイザーでもあった。
で、「権利と義務」って、「権力」に連なっているコトバである。
「クラス全員」は、「ホームルーム」で決まった「ルール」の「命令の権利（チェック）」を選出した「学級委員」や、「各係り員（当番）」に与え、「クラス各個人、あるいは全員」にその「ルール」の「義務」を実行（施行）させる。小学四年生頃に「衛生チェック係り」なんかは毎日「ハンカチとチリ紙」の有無を調べて検査し、記銘ノートに○×をつけていたが・・・あれは、「係り」の権利なのか、義務なのか・・・イガイと威張っていたな。当時は「チリ紙」なんて高かったから・・・トイレを今考えると・・・ジィって・・・新聞紙の切れ端・・・ツクヅク感謝しているよ、シャワレットの便器。
六年生には「看護」と言う役目の選出もあった。下級生の面倒係りみたいなモノだけれど、「風紀委員（警察）」みたいな「学校生活の規律」をまもらせる役目だったみたいである。どうやら、この場合「権力基盤」は「クラス全員の組織制度」にあるらしい・・・しかも、「番外権力」に「番長グループ」的なモノもあった。
そして、「各学級委員長」は全校の「生徒会」に・・・中学校では「生徒会役員の選挙」が全校全学年規模で行われた、と思うのだが。そして、生徒会では「各サークル」の「サークル室」の利用、占有、そして、体育館や、野外運動場、音楽室等の「使用時間帯」の「権利」が決められ、与えられた。もちろん、「番外権力」に「番長グループ」的なモノもあったが、単なる「悪」ではなく、このグループは他校生からのイジメ、暴力排除として「自校生徒の防衛機関の役目」を果たしていた・・・彼等、「番外権力」の「義務」だったのかな。
・・・「ホームルーム」、今現在の「義務教育の学校」で、一体どうなってんだろう・・・？・・・「民主主義教育」の根幹は、やっぱし「暴力ふるうな」、「ウソをつくな」、「ヒトのモノを盗むな」、災害、事件発生の時は「上級生（強い者）は下級生（弱い者）をまもれ」、出来る出来ないの「能力区別」はしてもイイが「差別はするな」、それらを前提に「ホームルーム」の「形態」と「ルール」を生徒自らが身につけさせる「場所」ではないのか・・・
「教育人＝先生」は「外部」からの「異常な大人」の侵入者と戦い、「大人社会の現実的なズルさ」を教え、「異常なPTA」の干渉を「生徒」から排除し許さず、肉体的にも精神的にも「生徒の逃げれる場所」を確保し、子供達をまもり、「育む立場」であるハズ。
子供にとって「受験合格必勝先生」、「サラリーマン先生」、「公務員先生」ではネッ・・・「学習塾の先生」がイイに決まっている。
「義務教育」なんて今ドキ言われてもね・・・子供の将来の「子供の権利としての教育」・・・でしょう、ッ。
