七拾八日目・・・「希望」・・・以下は今夜みたNHK番組(ダーウィンがきた)の紹介からのサワリの記事です。

 「メキシコ中部の森に1年に1度、数億匹ものオオカバマダラというチョウが大集結します。 越冬のために大集団を作っていたのです。春になると北上を開始、驚くことに世代を重ねながら、3500キロ離れたカナダ北東部までやってきます。秋には、一気にメキシコに帰ります。」

 蝶々の「オオカバマダラ」はその渡来期間の間に四世代もの経過をへてカナダへ到着。そしてその最期の世代が一気にメキシコを目指して飛んでいく・・・親→子供→孫→曾孫・・・「使命」、「志命」なんだろうか、「希望」なんだろうか・・・どうやら「食料となる植物の前線が北の方に移動し、その食物を追って、その経過点で産卵し、世代を重ねていくらしい」のだ。「生きるため」、「世代交代して命を繋ぐため」に・・・ソレ以外の「理由」は無いのだろうか?
 ・・・モシ、将来、人間も宇宙に飛び立ち、太陽系以外の恒星、その惑星に渡来する時には何十光年の旅を、親→子供→孫→曾孫→・・・→と世代を重ねて行くのであろうか・・・人間には「未知の世界を知りたい」と言う「目的」に対する「希望」と「願望」があるに違いない・・・「オオカバマダラの命を繋ぐ移動」とは違う・・・その「人間の希望・願望」が叶えられないかも知れない、「未知の世界を知りたい」と言う・・・「宇宙船」でなくても、この「地球」に乗っているコトがキット「宇宙空間の移動」に違いない。その「目的」はナンなんだろう?・・・ただ、生きながらえて、その世代の命を繋いでいくだけなのかな?
 とにかく、この地球に、この日本地域に「生き続けてこられた、生かし続けてきてもらったコト」に・・・梅雨の合間の青い大空を仰いで、深呼吸したい。