五拾九日目です・・・インドネシア・ジャワ地震・・・ボクのオフクロは大正生まれだが、「満月の前後」、「新月の前後」は「地震には注意しなさい」と電話してくる。オフクロの言うように「干支暦」があれば、「丑」、「辰」、「未」、「戌」が「満月・新月」の前後に重なる日は注意した方がイイのは彼女の「経験」からのモノである・・・5月27日は「新月・丙辰」の日だった。

 オフクロの「経験則」バカリではない、「月←地球←太陽・・・満月」、「地球←月←太陽・・・新月」は物理的な位置関係でも地球に影響を与えているの当然だ。「丑・辰・未・戌」は「土用」といわれて、地球の大地が不安定な時とされている。
 天災を予測して注意していても、「その時、ドウスルノカ?」の構えが無ければ無意味である。その時にどのように対処するのか、である。今のところ、災害予報が科学的に「迅速に予知、予報」しても地震津波の早さには対処しきれない。新幹線、鉄道、地下鉄、エレベターは電気系統の感知で停止しても「人間の避難行動」にはその時点から僅かな時間しかナイ。結果、「起こった事後の対処」が生存者の延命の鍵となる。
 日本は地震列島の上に「原子力発電所」が存在している。「チルノヴィリ原発事故」は直下型の地震ラインに建設されていた。そして、結果、「停止」されたにもかかわらず地震の影響が「炉心棒」の不作動を起こしたのは衆知の事実である。
 人間にとっての「自然災害」はこの地球上では「自然の営み」である。生きている「地球」は「人間」の蠢きによって「むず痒さを感じ」て身をサラにヨジッテいるのかも・・・地球の営みであるから台風、ハリケーン、豪雪豪雨、洪水、火山噴火、地震は「時間的未来」にも必ず起こる。
 自然災害は「人間の戦争での死、交通事故死、産業事故死」、「市民社会での殺人、自殺」以前に人の命を膨大に奪う。
 宇宙の動的なスケールでみれば、いずれは地球も地球上の生物も、太陽系、銀河系の星々も「宇宙の塵」となって飛散するのは天文学的な物理法則からは「予測済み」である。
 だが、「問題」はその科学的な認識を有している「今現在、生きている人間」である。すでに「死んだモノ」ではない、この生きている「現生の人間の生き方」である。
 「予言」の「今現在生きている人間は100年後には死滅」するのは当然であるのは「今年生まれた人間は100年後には100歳」であるが、「100年後に100歳で生きている人間は何人」いるのかを考えれば、その時は「地球人口の何%も存在」はしてい無いであろう。それを、「人類の滅亡」にすり替えている「予言者」は「修辞学者」なんだろう。

 「平均寿命」と言うことではなく、今現在、生きているスベテのモノは「実存的な死」は100歳であろうが、1歳であろうが「年齢に関係なく明日」カモ。

 5月29日の例の「名古屋嬢(綾小路まりさん)言うわよ(名古屋タイムズのコラム)」には「老人の甘え」としてのコラムが載っていた。
 アマイもカライも含めて「子供は養育されるべき存在」だが、「成人である老人を特別扱いにして甘えさせる根拠は何か?」・・・「老人」とは「年齢のコト」なのか?・・・成人であろうが、中壮年、高齢老人であろうが「肉体的な体力健康、障害・ボケ痴呆症」の問題を抱えていない「人間」は「年齢に関係なく対等な社会関係が必要」である。
 「年齢」でその人生を「社会的に差別」するのは「憲法違反(?)」である。

 ムカシ「甘えの構造」と言う面白い本があったが・・・どだい、「年金問題」の「年金」は「税金」ではない。「揺りカゴから墓場」までと言う「社会的福祉」に於いて、本来、「国家」がやるべきコトは「徴集年金の再配分」ではなく、「徴集税金での社会的再配分」であるべきなのだ。もちろん、医療に於ける「健康保険」もである。
 いまや、「日本国民の殆ど」が「保険システム」としての「国家の年金保険・医療保険」に不信を抱いているし、破綻するだろうとおもっているに違いない。
 蓄積された、あるいは蓄積されるべき「国民年金」の行方不明先・・・その理由が「少子化」なんかではないのは明白である。ダレかが「使いこんでいる(使いこんだ)」のだ。
 「少子化対策」なんかは「夜間の家庭用電源」を切ればスグ解決する。ニューヨークの大停電の時の十ヵ月後には大幅な出産が上がったのだから・・・発展途上国、「経済的な貧困国家」の出生率が高いのは「電気エネルギーが低い」・・・「電光、電源の無い暗い夜の楽しみ」は「人口増加を確実に保障」するに違いない・・・今現在の「石油高騰」にはグッドタイミングだろう・・・

 悟重苦日メ・・・でした。