38日目です・・・

 昨日はサボリでした・・・セルフッシュで、エゴなワタクシの「私記念日」だからネッ。今日は「国民の日」だってね。「国民」の「概念規定」はナンダロウ?・・・天下、ゴメンの、旗本退屈オトコ・・・「酷民」だったりなんかして。
 「憲法記念日」・・・「記念日」って、「メデタイ日」のコトなのに、「メデタクナイ人」も結構いるんだよな。ムカシ、フランスをウロウロしてた時、ボクのブロークンな英語は何とか「理解(?)」してくれてるようなんだけれど、返ってくるコトバがフランス語でね・・・それに「ユースホステル」で一緒になった日本人の男がフランス語ワカランけれど、「ラ・マルセイエーズ」を知っていたんで、あるフランス人の前で「フランス万歳」のつもりで歌ったらしいんだ・・・が・・・

1.
いざ祖国の子らよ!
栄光の日ぞ来たりぬ。
我らと討たんと、暴君の
血染めの旗は揚がれり。
聞ゆるか、野辺に吼ゆる
暴虐なる兵らの声が。
彼奴らは汝が妻子を縊らんと
此方へと迫り来たれり!


(繰り返し)
武器を執れ、市民よ!
隊列を組め!
前進、前進、
かの不浄の血もて
我らの畑をば赤く染めん!


2.
隷属者に売国奴、陰謀尽きぬ
君主らの軍 覬覦するは何ぞ?
誰が為ぞ、かの醜き桎梏、
備へられたる鉄鎖は?
そは我らフランス人を縛らんとするもの!
噫!此の侮辱に如何なる憤激あるべき!
かの者ら為さんと欲するは
古き隷属への回帰なり。

3.
何ものぞ!異国の軍勢、
祖国に仇なる法規を立てんとす!
何ものぞ!傭兵の群れ、
我らが丈夫を撃たんとす。
おお!枷はめられし手に
我らが血潮は軛の下流れ、
忌まわしき専制者らが
運命の首座を占めんとす!

4.
恐怖せよ!暴君と売国奴どもよ、
恥づべき徒党らよ、
恐怖せよ!汝が不孝の姦計は
必ずその酬いを受けん。
縦ひ若き勇士ら 斃れるも
みな挙りて汝らを討たんと起つ。
国土は新たに貔貅産みて、
汝らを摧かんと備へ満てり。

5.
フランス人よ 高潔なる戦士よ!
撃攘するか、然もなくば其手を已めよ。
望まで剣戟 執らされし
憐むべき犠牲者を撃つべからず。
然れど かの血に飢ゑたる暴君ら、
絶対王政の信奉者ら、
我らの親を鏖戮せし狼虎どもは、
断乎 屠り尽くすべし!

6.
先人の絶ゆる時には、
生ら出でて道を往かん。
その先に見るは、
彼の亡骸と武勇の戦痕ぞ。
永らへん事を欲し
柩に身を置くよりは、
生らは いと崇き矜持胸に
仇を討つか、先人の跡を追ふのみ!

7.
神聖なる愛国心よ、
我らが復仇の師を導き佑けよ!
自由よ、愛しき自由の女神よ、
護り手たる我らと共に戦ひ賜へ!
御旗の下 雄誥ぶ勇士らに
凱歌揚がる日まで、
必敗の寇賊ども
我らが大捷と光栄仰ぐ日まで!
(ヒェ〜ッ、難しい漢字がいっぱい・・・訳文は他のサイトから拝借)


 ・・・だが、その「おフランス人」は怒りだし、「そんなウタはキキたく無い」って・・・フランス語のわかる奴に理由を訊いたら、彼は「元フランスの貴族(?)階級出身」だって、言っていたらしい・・・「フランス国歌を嫌うフランス人(?)」・・・確かに存在してもおかしく無いよなッ!
 で、さぁッ、その「革命」の「おフランス」がだョ〜ゥ、ナニをヤッタンダカ・・・「我らフランス人を縛らんとするもの」から解放されて、「フランス以外の国民」に?・・・頭の中では「国民レベル」の時代はとっくの昔に終わってるんだけれど・・・「市民」なっても、「市民レベル」でね、「私民」・・・「シミン」かッ・・・ローマ帝国時代は「バーバリアン」でね、ローマ帝国も「古代ギリシャマケドニア)帝国」からみたら「バーバリアン」でね。イギリス帝国なんかはブルタニアの田舎の「バーバリアン」でサッ。
 「コトバ」としての「国家憲法」を有する「国家」が「上品な国家」であったコトなんか一度もないのさ。「憲法」があろうが、なかろうが、「国家」は「法を護らない奴」の「国家」で下品なんだから・・・

  惨拾葉知爾知メ・・・でした。