二十三日目デス・・・念、惨の日のメ・・・

 昨夜、ロシア(露西亜旧ソ連)の「チルノヴィル原発」のメルトダウン事故から二十年目だ、と言うTV番組をやっていた。「500万人の被爆者(?)」・・・私は「政治体制」がどうであれ、「ソ連国家の崩壊の原因」の80%以上はあの事故にある、と考えている。
 もちろん、「ソ連国家崩壊」の原因の根幹は「ロシア革命」の当初からその「階級存在」を疎外し、「ソ連邦の人々」を「だまし」て引っ張ってきた「ソ連国家高級官僚」の末路だが・・・「階級的な人間の命の尊厳」を忘却し、その「国家主義的政治的立場」が狂っていたコトに尽きる。
 そして、軍事目的での過った操作の「ミサイルの核爆発」では無かったコトに今現在生きているボクもキミも肝に銘じて置くべきだナッ。ごく日常生活、市民生活の「必要電源」使用中に勃発したのだ・・・
 広島、長崎への原爆投下、終戦後の西太平洋上での原水爆実験での島民の被爆、そして第五福竜丸事件・・・それ以前にアメリカ政府は1945年七月16日、ニューメキシコ州アラモゴードでの原爆実験(実験名「トリニティ( Trinity )」・モチロン、帝国ニッポンへの投下目的)で数千人のアメリカ軍人、軍関係者の放射線被爆者を出し、いまだにその被爆者を苦しめているコトを知るべきである。
 戦後、原子力発電の「原子科学謳歌」の中、原発事故はアメリカ・スりーマイル島で勃発したのだ。「チルノヴィリ原発事故」も「スリーマイル原発事故」も意図的で無いにしろ、「国家の科学技術管理の杜撰」さで勃発した。「杜撰な管理」以前の「存在自体」の問題である・・・「原子力」の「安全な管理」などは無いからだ・・・

 「鉄腕アトム」はその原子力、科学主義時代の複雑な歴史的状況を背景にして誕生させられた。モチロン、弟「コバルト」も、妹「ウラン」も・・・産みの親は「オサ虫」・・・
 日本の現在的な原発状況はどうだ!?・・・日本国内で原発事故が再三、再四勃発していると言うのに、大手マスコミの原発事故の報道は米粒よりも小さく、昨夜のTV報道番組も「日本原発事故」との関連は皆無に等しく、他国、「ロシアの問題枠内」、しかも、二十年後の被爆した人々の現状を映し出し、その因果関係の統計に疑問を示すのみだった・・・その「存在そのモノの危険性」の訴えは微弱・・・
 暇があったら以下のボクの下手な「小説部分」を開けてヨンでくれ。

  http://www1.odn.ne.jp/~haa98940/fanin/blue/blue9b9.htm