2449日目・・・掬(扌+匊)=すくう=匊(勹+米)=すくう=救う=巣食う=スクウ=諏句ウ」・・・「う=ウ=雨(あめ・あま)・鵜(鸕・う)・卯(兎・兔・莵・菟・うさぎ)・宇・烏(鴉・からす)・鴎(鷗・かもめ)・鶖(かけす)・鄔(塢・とりで・土手・つつみ)・胡(えびす)・羽・鰞(烏賊・いか)・得・有・・・」・・・「掬=扌+匊=手(手に)+勹(包む・にぎる=握・把)+米(こめ・氺+一)」・・・「たなごころ」?・・・

 ボク自身の「記憶と知識の曖昧さ、イイカゲンさ」には自分自身でもアレ、レレレッと驚くが、「ドナルド・キーン」氏や「ルース・ベネディクト」氏を混乱・・・
 「日本人は『内部の基準でなく、外部の声を意識して良心を組み立てる「恥の文化」の持ち主』」・・・コレって、「認識論」なら当然と思うが・・・彼の「内部の基準」って初めからあるもんじゃないだろうに・・・「悪魔や神の聲=幻聴」のコトなんだか、どうなんだか・・・既に形成された「倫理・道徳」のコトなんだか?・・・漢字は言うまでもなく「恥=耳+心=無知」で、「知らないコト=恥」・・・その「文化」は日本人だけとはかぎらないだろ・・・
  「鯂=魚+酉=よみがえる=蘇=よみがえる=甦=よみがえる=読み替(かえる=変・代・換・還・孵・蛙)」・・・鰌(どじょう)・鱒(ます)・・・何故、「鯂=魚+酉」が「よみがえる」?んだか・・・
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 䱡=魚+匊=キク
  =魚+勹+米
  =⺈+田+灬+匊
  =⺈+囗+十+灬+勹+丷+十(一亅)+八
  =海豚(イルカ)の一種・・・・入鹿・射る鹿
   ドルフィン(dolphin)・・・鯱=しゃち=柘植
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 「匊=すくう・たなごころ・むすぶ・キク・コク・handful」
    たなごころ(掌)=手の平の中心・手のひら・手の裏
             掌にする・手に握る
             思いのままに支配する
             中手の中、思いのままになる
             掌の玉手の中の宝玉・大切なもの
             愛児、愛妻のたとえ
             掌中の珠
   =勹+米
    異体字は「掬・𦥑」
    声 符は「匊・掬・鞠・䗇・椈・䱡・趜
         菊・麴」
    匊=米(こめつぶ)+勹(つつむ)
      勹(ホウ)=人が身体を曲げる形で、つつむ意
      米=米粒をつつむように「すくいとる」形
        掬(すくう・キク)の原字
        まるく包む




 「菊=艸+匊(勹米)」
   「匊」は穀物を丸く手で囲んだ様
    花びらが丸く囲まれた花
    植物もキク
    菊(キク)は
   『万葉集』には詠まれていない
   『古今和歌集』、『源氏物語
    などから登場
 ・・・「菊(キク・きく)=艸(くさかんむり)
              匊(すくう・たなごころ・むすぶ)
                   救う  他名語比賂
                       庋 語拠賂
      庋=广+支=さじき(桟敷)=さずき(仮床)
      庋=庪=棚板・床板
    菊=キク科の多年草
      主に秋に咲き
      花の色・形など、非常に多くの品種がある
      大きさにより大菊・中菊・小菊と大別
      中国から渡来
      江戸時代には改良が進み
      観賞用に広く栽培され、食用もされた
 「キク(菊)=キク科キク属の植物
        狭義のキク(イエギク、栽培ギク)」
        観賞用多年草植物としての
        品種群を和菊
        西ヨーロッパの品種群を洋菊
 「キク科(学名:Asteraceae・保留名:Compositae)」
  被子植物真正双子葉類に属する1分類群
  もっとも分化している植物
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 イワニガナ(岩苦菜・学名:Ixeris stolonifera)
 キク科ニガナ属の多年草
 別名
 ジシバリ(地縛り)
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 オオジシバリ(大地縛り・学名:Ixeris debilis )
 イワニガナより花茎が高く、花、葉ともに大型で
 葉の形が披針形で縁に
 鋸歯がある
 キク、タンポポのように
 小さな花(小花)がたくさん集まり
 さらにそれが一個の花に見える点が
 形態上の主な特徴
 このような花の形状を
 頭状花序(トウジョウカジョ・略して頭花)
 その基部のガク(萼)のように見える部分を
 総苞片(ソウホウヘン)と称す
 頭状花序(頭花)をつくる小花に
 筒状花(管状花)
 と
 舌状花の二種類がある
 ハハコグサは前者のみで花ができ
 タンポポは後者のみで構成
 ヒマワリの花では
 周囲を
 舌状花
 中央を
 筒状花
 が占める
 花が筒状花のみまたは周囲に舌状花を持つ
 キク亜科と
 舌状花のみからなり
 茎葉に乳液を含むタンポポ亜科とに分類
 さらに数亜科に分類・・・
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 薬草や観賞用植物として
 平安時代より用いられ
 宮中では
 「菊の節句
 とも呼ばれる
 「重陽節句(旧暦9月9日)」が
 明治時代まで行われ、現在も
 皇室園遊会(観菊御宴)の行事
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 日本の秋を象徴する花
 鎌倉時代の初め
 「後鳥羽上皇が菊の花の意匠」を好み
 「菊紋」を皇室の家紋とした頃から・・・
 九州の豪族
 「菊池氏」も家紋に「菊花」、「菊葉」を使用
 育種が一気に展開したのは江戸時代
 元禄期(17世紀末)以降
 正徳頃からは
 「菊合わせ」と呼ばれる新花の品評が行われ
 江戸、伊勢、京都、熊本などで
 独自の品種群、系統が生じた
 「三段仕立て」などの
 仕立ての様式
 やその丹精の仕方なども発達
 菊花壇、菊人形など様々に仕立てられた菊が観賞
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 『菊と刀』(きくとかたな、原題:The Chrysanthemum and the Sword: Patterns of Japanese Culture)は、米国の文化人類学ルース・ベネディクトによる、日本文化を説明した文化人類学の著作
 『菊と刀
 ベネディクトの戦時中の調査研究をもとに
 1946年出版
 ベネディクトは
 フランツ・ボアズ
 より教わった
 急進的な文化相対主義の概念を
 日本文化に適用するべく
 恩や義理などといった
 日本文化『固有』の価値を分析
 本書は
 戦争情報局の
 日本班チーフだった
 ベネディクトがまとめた
 5章から成る報告書
 「Japanese Behavior Patterns
  (日本人の行動パターン)」
 を基に執筆
 ベネディクトは
 日本を訪れたことはなかったが
 日本に関する文献の熟読と日系移民との交流を通じ
 日本文化の解明を試みた
 『菊と刀』は
 アメリ文化人類学史上最初の日本文化論
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 『菊と刀
 日本文化の価値体系の独自性を強調・・・
 日本文化が西洋文化とは
 対極の位置に置かれていることに批判・・・対極じゃない?
 日本の文化を外的な批判を
 意識する
 「恥の文化」
 と決め付け
 欧米の文化を内的な良心を
 意識する「罪の文化」
 と定義した・・・
 ベネディクトが最初に考えていたタイトル
 “We and the Japanese”
 だったが、執筆中に
 “Japanese Character”
 に変更
 I章を読んだ段階で出版社は、第I章につけられた
 “Assignment: Japan”
 がよいとした。ベネディクトは同意したが
 代表作である
 "Patterns of Culture"
 を使った
 “Patterns of Culture: Japan”
 への変更を希望、容れられない場合は
 日本に行ったことがないので
 “Assignment: Japan”
 ではなく
 “Assignment: The Japanese”
 にしてほしいと要望
 その後出版社は
 “Patterns of Japanese Culture”
 を提案するも、編集会議で
 “The Curving Blade”
 “The Porcelain Rod”
 “The Lotus and the Sword”
 の3案が浮上したことを告げ
 とくに
 “The Lotus and the Sword”
 を推してきたため、ベネディクトは
 「Lotus(蓮)」を
 「菊」に変えることを希望し
 現題に決定した・・・ 
 原題
 The Chrysanthemum and the Sword
  (クリサンセマム)
 菊の名前=窮(きわま)るが語源
      一年の最後に咲く花
      学名
     「Chrysanthemum(クリサンセマム)」
      ギリシア語の
     「chrysos(黄金)」+「anthemon(花)」
      が語源・・・
 ・・・「黄金の花」・・・「Lotus(蓮)」・・・
 「南無妙法蓮華経
 「南無妙法-蓮(艹+聯)華-経」・・・
     「蓮=艹+連=艹+聯(聨)」
 は仏教で用いられる言葉で
 「南無=namo(サンスクリット語)=私は帰依します」
 と意味
 「妙法蓮華経」の五字は サンスクリット語
 「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ
   (saddharma-puNDariika-suutra)」を
 鳩摩羅什が翻訳し
 「法華経南妙法蓮花」・・・
 「南無妙法蓮華経」の
 七字で
 「法華経の教えに帰依をする」の意味・・・?
 「南には妙なる法は無い、聯解の御経」・・・?