2355日目・・・利害関係の「利」・・・「あまり=甘利・天利・余・衍・贏」・・・磐の余り・・・「磐余彦=神武天皇=庚午年一月一日〜神武天皇七十六年三月十一日)=紀元前711年〜紀元前585年=神倭伊波礼比古命」・・・

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 「利」
 きく(効く)・するどい(鋭い)・とし(俊敏)
 よい(良い)・さとい(聡い)・かしこい(賢い)
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 「利=リ・きく・とし
    刃が鋭い・よく切れる
    利器・利剣・鋭利
    頭の回転がはやい・さとい・かしこい
    利口・利根・利発
    通りをよくする
    利水・利尿
    物事が都合よく運ぶ
    好都合
    するどい・とし・よく切れる
    すばやい・かしこい・さとい
    よい・役に立つ・つごうがよい・つごうよくする
    利点・利己・便利
    もうけ・とく
    利権・利潤・利子・利息・元利・金利
    梵語(ボンゴ)や外国語の音訳に用いられる
    舎利・伊太利・
    きく・ききめがある・はたらきがある
   「悧(リ)=忄+禾+刀=こざとい・怜悧」
    営利(エイリ)・鋭利(エイリ)・元利(ガンリ)・巨利(キョリ)
    金利(キンリ)・権利(ケンリ)・功利(コウリ)・高利(コウリ)
    舎利(シャリ)・純利(ジュンリ)・勝利(ショウリ)
    水利(スイリ)
    単利(タンリ)・薄利(ハクリ)・福利(フクリ)・複利(フクリ)
    不利(フリ)・便利(ベンリ)・暴利(ボウリ)・冥利(ミョウリ)
    有利(ユウリ)
    利かん気(きかんキ)
    利き酒(ききざけ)
    利く(き−く)
    利け者(きけもの)
    利鎌(とがま)
    利運(リウン)
    利益(リエキ)
    利害得失(リガイトクシツ)
    利器(リキ)
    利休鼠(りきゅうねずみ)
    利剣(リケン)
    利権(リケン)
    利己(リコ)
    利口(リコウ)
    利根(リコン)
    利鞘(リざや)
    利子(リシ)利潤(リジュン)利殖(リショク)利息(リソク)
    利他(リタ)利達(リタツ)利敵(リテキ)利点(リテン)
    利得(リトク)利鈍(リドン)利発(リハツ)
    利便(リベン)利回り(リまわり)
    利益(リヤク)利用(リヨウ)利率(リリツ)
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 「尼=あま・ニ・ジ
    さだ・ただ・ちか」
 「尼港・摩尼・牟尼・印尼」
 「インドネシア=印度尼西亜=印度尼西亞
         印尼=尼」
 「比丘尼 (びくに) 」の略
 「尼(ジ)=孔子・尼父(ジホ)」
 孔子
 氏は孔
 諱は丘
 字は仲尼
 孔子=尊称(子=先生)
 ヨーロッパでラテン語化された
 Confucius(孔夫子の音訳・夫子は先生への尊称)
 孔子の読みの
 「コウシ」は漢音
 「クジ」は呉音・・・久慈・公事・籤・九字
 周末、魯国に生まれ
 周初への復古を理想として
 身分制秩序の再編と仁道政治を掲げた
 弟子たちは教団を作り
 戦国時代、儒家となって諸子百家の一家をなした
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 「尼、止なり・尼、定なり(爾雅・釈詁)」
 字形
 「形声で声符は匕(説文)」
 「2人の人がもたれあう字(文源)」
 「仁と同源の字とする(古籀篇)
 「小児が父母に寄り添うところ(六書疏証)」
 尼=ジツ(漢音)・ジ(漢音)・ニ(呉音)
   訓読みは、あま・とどめる
 尼を声符とする漢字
 泥・怩・昵・柅・秜
 熟語
 尼僧・尼父・尼甫
 異体字
 「山+尼」は「尼丘の尼と同じ(字彙補)」
 「尼丘=孔子の父母が祈ったとされる山の名」
 「㞾=尼丘の意味の異体字・尼と同じ」
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 伴造には
 「秦氏(はた)・・・秦=はた=幡・・・八幡
            =陽侯氏(陽侯史・陽侯忌寸)
             隋の煬帝の子孫
             達率楊候阿子王の
             末裔を称する渡来系氏族
  東漢氏(やまとのあや)・・・・東=やまと=倭・大和
                 漢=あや
  西文氏(かわちのふみ)」・・・西=かわち=河内・川内
                 文=ふみ
  など代表的な帰化氏族
 他に、
 「弓削(ゆげ)、矢集(やずめ)、服部(はとり)、
  犬養(いぬかい)、舂米(つきしね)、倭文(しとり)」
 などの氏
 彼らは
 「連(むらじ)、造(みやつこ)
  直(あたい)、公(きみ)」
 などの姓(かばね)を称した。
 ↓↑
 律令制
 品部・雑戸などを率いて
 器具の製作などの実務を担当する
 下級官人である伴部は
 伴部(とものみやつこ)と読む
 「伴造=伴(とも)およびその支配下
     農民集団の統率・管理者
     軍事に携わる大伴・物部(もののべ)
     祭祀に携わる中臣(なかとみ)・忌部(いんべ)
     食膳に携わる膳(かしわで)
     部民制創設により
     本来
     伴である渡来技術者集団の統率者が
     伴造として部(べ)を率いて
     上番する体制が作られ
     旧来の伴がその支配下の農民集団とともに
     部に組織され
     伴造は実質的には
     部の管理者となった・・・
 ↓↑  ↓↑
 3世紀の高句麗には10階の官制が整っていた
 ただし
 相加・対盧・沛者・古鄒加
 は五族の有力者が称したものであり
 必ずしも王権の下に
 一元化された官制だったわけではない・・・
 ↓↑
 相加(そうか)
 対盧(たいろ)
 沛者(はいしゃ)
 古鄒加(こすうか)
 主簿(しゅぼ)
 優台(ゆうだい)=于台
 丞(じょう)
 使者(ししゃ)
 皁衣(そうい)
 先人(せんじん)
 ↓↑
 『隋書』や『新唐書』に見られる官位名も異同が多
 いずれも「十二階」
 第十五代
 美川王(在位:300年〜331年)
 王権の下に一元下された
 十三階の官制が整備された・・・
 ↓↑
 大対盧(だいたいろ)
 太大兄(たいだいけい)
 烏拙(うせつ)
 太大使者(たいだいししゃ)
 位頭大兄(いとうだいけい)
 大使者(だいししゃ)
 大兄(だいけい)
 褥奢(じょくしゃ)
 意侯奢(いこうしゃ)
 小使者(しょうししゃ)
 小兄(しょうけい)
 翳属(えいぞく)
 仙人(せんにん)
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