2353日目・・・「そこ(なう)=毒(ドク)・戔(セン)・害(ガイ)・残(ザン)・戝(サン)・殘(サン)・賊(ゾク)・傷(ショウ)・損(ソン)・銷(ショウ)・蠧・蠱・蠹」・・・「殲滅(センメツ・残さず滅ぼす)」・「殲撲(センボク・うちほろぼす)」・・・

 「銷=とかす・とける・つくす・つきる・けす
    そこなう・ちる
    ショウ
    銷鑠(ショウシャク)
    つ(尽)くす・つきる
    銷沈
    けす・きえる
    銷夏
    へる・おとろえる・そこなう
    銷刻
    ち(散)る・ちらす
 手書きで「高→郄」
 高橋・郄橋(たかはし・たかばし・コウキョウ)
 河川に架かる橋に由来する名称(人名・地名など)
 神道における天に届く柱、
 「階(たかはしら)」に由来・・・「高階」
 「八色の姓」・「冠位十二階」
 高橋真人
 高橋氏
 日本において、佐藤,鈴木に次いで多い姓
 東北地方に特に多い苗字
 ↓↑
 郄=すきま・くぼ(み)・ゲキ・キャク・ケキ
 「郄=乂(メ)+厷+阝」・・・「郤」の異体字
            ・・・「隙」・「希+刀」
 すき・すきま・ひま・あいだ・仲たがい。=隙
 春秋時代、晋の地名(山西省)にあった
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 高橋虫麻呂・・・「高橋・高椅・高梁・高階・郄橋・鷹嘴=タカハシ=多寡葉詞」、「虫磨(虫麿・虫麻呂)=むしまろ=無視馬賂?」・・・
 「高橋 虫麻呂(たかはし の むしまろ、生没年不詳)は、奈良時代万葉歌人・姓は連-高橋氏(高橋連)は物部氏の一族である神別氏族・『万葉集』巻九に虫麻呂作の検税使大伴卿(大伴旅人?)登筑波山時歌(長歌一首・短歌一首)」・・・
 ↓↑
 「高橋 虫麻呂」は
 「大伴旅人」の家来・・・
 「天平四 (732) 年
  藤原宇合 (うまかい)
  に歌を贈った
  天平四年(732年)壬申年
 「藤原宇合」の家来・・・宇合(ウゴウ)
  卿道
  西海道節度使之時
  高橋連虫麻呂
  作歌」と記録・・・
 「四年壬申
  藤原宇合卿の西海道節度使に遣はさるる時
  高橋連虫麻呂の作る歌一首 并せて短歌」
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 天平四年
 (732年)
 干支暦、壬申年・・・壬申(ジンシン・みずのえさる)
 誕生したのは
 「藤原百川(ふじわら の ももかわ)」
    ・・・百川=ヒャクセン=百撰(選)・・・百人一首
 奈良時代の公卿
 初名は「雄田麻呂(おだまろ)」
    「雄田麻呂(ゆたまろ・ユウデンマロ)?」
 藤原式家の祖
 参議
 藤原宇合の八男・・・宇合=うまかい・・・?
 ↓↑           うまあい・ウゴウ?
           藤原宇合(ふじわら の うまかい)
           ↓↑ ↓↑
           持統天皇八年(694年)
           〜
           天平九年八月五日(737年9月3日)
           初名は
           馬養(うまかい・バヨウ)
           右大臣
           藤原不比等の三男
           母は
           蘇我娼子(蘇我連子の娘)?
           藤原式家の祖
           官位は正三位・参議
           勲等は勲二等
           妻
           久米若女(久米奈保麻呂の娘?)
           八男
           藤原百川(732〜779)の母
           妻
 ↓↑        高橋阿禰娘(高橋笠朝臣の娘)?
 官位は従三位・参議、贈正一位太政大臣
 事件
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 732年10月10日
 トゥール・ポワティエ間の戦
 カール・マルテル
 フランク王国軍が
 ウマイヤ朝軍を破る・・・ウマイヤ?・・・宇合=うまかい?
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 「藤原宇合」の家来・・・
 「地方官として東国(常陸国)に下り、常陸国に住んでいたと推定される・宇合の下僚・高橋虫麻呂は浦島伝説や筑波山の歌垣、不如帰(ホトトギス・杜鵑・時鳥)の托卵など三十六首(三十四首は虫麻呂歌集)」、「詠水江浦嶋子」(9-1740・1741)、「見菟原處女墓歌」(9-1809〜1811)物語性の濃い長歌の作家・「万葉集に三十三首」
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 蟲=むし・チュウ=虫+䖵
   爞・赨・融
 ↓↑
 蠧=蠹=きくいむし・ト・ツ
 ↓↑
 蠹=むしばむ・ト
   木などを食う虫
   蠹魚=書蠹=虫が食い破る・むしばむ
   蠹害・蠹毒・「蠧」は異体字
   蠹魚 (しみ)
 ↓↑
 蠹=きくいむし・しみ・むしばむ・そこなう・ト
   異体字は「蠧=士+冖+石+䖵」
   「蠹=十+中+冖+石+䖵」
      十+口+冖+石+䖵」
     =市+冖+石+䖵」
   「橐=ふくろの意
      袋の中に入るように巣食う虫(蓑虫)の意」
   「蠹(きくいむし)
    蠹魚(しみ・トギョ)
    蠹害(トガイ)
    蠹毒(トドク)
  蠹=市+冖+石+䖵
    異体字は蠧(俗字)
    「橐」の省略形
    「橐」はふくろ
     袋の中に入るように巣食う虫
    「蠹毒(トドク)」
 ↓↑
  蠱=まじない・そこなう・まどわす・コ
    巫蠱(フコ)・蠱毒(コドク)・蠱惑( コワク)
    蠱=まじないに使う虫・人を害する呪いや毒薬
      蠱毒・巫蠱 (フコ)
      惑わす・乱す
      蠱惑
 ↓↑
  蠱毒(コドク)=古代に虫を使った呪術
          蠱道(コドウ)
          蠱術(コジュツ)
          巫蠱(フコ)
          蠱毒(コドク)
          畜蠱(チクコ)
 ↓↑
  巫蠱(フコ)=蠱(さながら)+巫(みこ)
         蠱(コ)は邪道で人を惑わす者
         巫蠱(フコ))は
         神に仕える身分を悪用し
         人心や政治を混乱させる者
         ザンガン(山や巌(いわお)が 険しく高いこと)
         ともがら、とも(友)
         つちふる(大風が土砂を巻き上げ散らす)
 ↓↑
 「蠱=三虫+皿」
    是培育毒蟲的象形
    相傳古時中國西南的少數民族
    將多隻毒蟲放入一密封容器內
    毒蟲互相咬殺並吞食對方
    使最後生存下來的
    毒蟲集多毒於一身
    並以此做害人之毒物
    故「蠱」字除指人工培育而
 ↓↑
 蠹=きくいむし・しみ・むし ばむ・そこなう・ト
   異体字は「蠧」
   きくいむし・キクイムシ科の甲虫
   「蠹居」
   しみ(衣魚・紙魚
   シミ科の昆虫・衣類や書物を食う虫
   「蠹簡」
   むしばむ
 ↓↑
 蠹=木などを食う虫
   蠹魚・書蠹
   虫が食い破る・むしばむ
   「蠹害・蠹毒」
   「蠹魚 (しみ)」
 ↓↑
 蠹=きくいむし・キクイムシ科の甲虫の総称
   体は一般に黒褐色の円筒形でかたく
   体長1〜9?・幼虫・成虫とも樹木の皮下や材部を食害
   蠹魚(しみ)
   シミ科の昆虫の総称
   体長10?前後
   体は細長く、
   尾端に
   二本の
   尾角と
   一本の
   尾毛がある
   体は銀白色の鱗
 ↓↑
 蜚蠊=御器嚙(ゴキブリ)
    米搗匾蛋(コメツキバッタ)
    叩頭虫(こめつきむし)
    蜾蠃・腰細蜂・似我蜂(ジガバチ)
    小灰蝶・蜆蝶(シジミチョウ)
    埋葬虫(しでむし)
    衣魚・紙魚・白魚蟫・蠹魚・ 蠹・蛃魚・白魚(シミ)
    尺蠖・枝尺蠖(しゃくとりむし)
    女郎蜘蛛・斑蛛・詻新婦(じょろうぐも)
 ↓↑
 蜊 あさり(リ)・・・浅蜊
 虻 あぶ(ボウ)・・・・阿武・阿部・煬・焙
 蜑 あま(タン)・・・・阿万・海女・海部・贏・雨・尼
 蟻 あり(ぎ)・・・・
 蚫 あわび(ホウ)・・・
 螽 いなご(トウ)・・・稲子
 蝗 いなご(コウ)
 蛆 うじ(ソ)・・・・氏・宇治
 蠎 うわばみ(ホン)
 蟒 うわばみ(ホン)
 蛯 えび(ロウ)・・・・螧・海老
 蝦 えび(カ)・・・・鰕
 蛮 えびす(バン)
 蠻 えびす(バン)
 蚊 か(ブン)
 蛾 が(ガ)
 蚕 かいこ(サン)
 蠶 かいこ(サン)
 蛙 かえる・かわず(ケイ)
 蛎 かき(レイ)
 蠣 かき(レイ)・・・・・牡蛎・牡蠣・柿・下記・掻き
 蝸 かたつむり(カ)・・・蝸牛・蝦夷
 蟹 かに(カイ)
 蠏 かに(カイ)
 蠹 きくいむし(ト)・・・しみ・むしばむ・そこなう
 蠧 きくいむし(ト)
 蜘 くも(チ)・・・・・蜘蛛
 蛛 くも(シュ)
 螻 けら(ロウ)・・・・・螻蛄
 蛄 けら(コ)
 蛩 こおろぎ(キョウ)・・・蟋蟀
 蛬 こおろぎ(キョウ)・・・きりぎりす
 蠍 さそり(カツ)・・・・蠆・佐曽利
 蝎 さそり(カツ)
 蛹 さなぎ(ヨウ)
 蜆 しじみ(ケン)・・・・志染・みのむし(蓑虫)
              蜆蛤(ケンコウ)
 虱 しらみ(シツ・シチ)
 蝨 しらみ(シツ・シチ)
 螟 ずいむし(メイ)
 蝉 せみ(タン)
 蛸 たこ(ショウ)
 蛋 たまご(タン)
 蝶 ちょう(チョウ)
 蝪 つちぐも(エキ)
 蚌 どぶがい(ボウ・ホウ)・・・からすがい・はまぐり
                 イシガイ科の二枚貝
                 マルスダレガイ科の二枚貝
                 蚌蛤(ボウコウ)
 蛞 なめくじ(ゼツ)
 虹 にじ(コウ)
 蜷 にな(カン)
 螺 にな(ルイ)
 蛻 ぬけがら・もぬけ(ダ)
 蝿 はえ・はい(ジョウ)
 蠅 はえ・はい(ヨウ)・・・蠅頭(ヨウトウ)・青蠅(セイヨウ)
               蒼蠅(ソウヨウ)・蠅帳(はいチョウ)
               蠅取草(はえとりぐさ)
               蠅虎=蠅取蜘蛛(はえとりぐも)
                  蠅捕蜘蛛(はえとりぐも)
               牛蠅・金蠅・刺蠅・青蠅・肉蠅
               馬蠅・羊蠅・縞蠅
               五月蠅い(うるさい)
 螯 はさみ(ゴウ)・・・蟹螯(カイゴウ)
             車螯(シャゴウ)・おおはまぐり
 蜂 はち(ホウ)
 蛤 はまぐり(ゴウ)
 蝟 はりねずみ(イ)・・・針鼠
 蟇 ひきがえる(バク)・・・引き換える
 蟆 ひきがえる(バク)
 蟾 ひきがえる(セン)・・・蟾蜍(たにぐく・センジョ)
           蟾蜍(ヒキガエル
           西王母の秘薬を盗んだ
           姮娥(コウガ)が
           月に逃げてヒキガエルになった
          (後漢書
 蜩 ひぐらし(シュウ)
 蠡 ひさご(レイ・ラ・リ)・・・にな・ほらがい
                 ヒョウタンを割って作った器
                 管窺蠡測=了見が狭い・無見識
                 管窺
                 管を通して空を見ること
蠡測
法螺貝で海の水の量を量ること
巻貝の蜷(にな)
                 法螺貝(ほらがい)
 蚋 ぶゆ・ぶと(ノウ)
 蛇 へび・くちなわ(ダ)
 蛍 ほたる(ケイ)
 螢 ほたる(ケイ)・・・・・蛍雪
 蝮 まむし(フク)
 蛟 みずち(コウ)
 蜜 ミツ・・・・・・蜂蜜
 蚯 みみず(キュウ)
 蚓 みみず(イン)
 蚣 むかで(ショウ)・・・・・百足
 虫 むし(チュウ)・・・・・・無視・無死・無私・蒸
 蟲 むし(チュウ)
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 ・・・「氏=うじ=蛆・宇治・右治・烏児・得字」・・・やがては「蠅・蝿・生え・栄え」になる・・・藤原一族・・・
 「頁=かしら・おおがい(大貝)・ケツ・ヨウ・ページ(page)」・・・「頁(一ノ目ハ)=ヨウ=葉(艹世十八)=ページ=経得字」・・・