2029日目・・・卒業式、入学式、「仰げば尊し、我が師の恩(1884年・明治十七年)」・・・ナケるッ・・・なぜ、「問題」なんだか・・・「身を立て、名をあげ、やよ、励めよ」ですか・・・以前にも書き込んだかな・・・

ーーーーー
 仰げば尊し
 我が師の恩
 教えの庭にも
 はや幾年
 思えば
 いと、疾(と)し
 この年月(としつき)
 今こそ、別れめ
 いざさらば
  ↓
 互に睦(むつみ)し
 日ごろの恩
 別(わか)るる
 後(のち)にも
 やよ、忘るな
 身を立て名をあげ
 やよ、励めよ
 今こそ、別れめ
 いざさらば
  ↓
 朝夕馴(な)れにし
 学びの窓
 蛍の灯火(ともしび)
 積む白雪(しらゆき)
 忘るる間(ま)ぞなき
 ゆく年月
 今こそ、別れめ
 いざさらば
  ↓↑
https://www.youtube.com/watch?v=hff4LY8asTM

  ↓↑
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%B0%E3%81%92%E3%81%B0%E5%B0%8A%E3%81%97
  ↓↑
1871年
米国で出版
作曲者「H. N. D.」
作詞者「T. H.ブロスナン」・・・保険業界で活躍
 原文
We part today to meet, perchance,
Till God shall call us home
And from this room we wander forth,
Alone, alone to roam.
And friends we've known in childhood's days
May live but in the past,
But in the realms of light and love
May we all meet at last.
私たちは今日別れ、
まためぐり逢う、
きっと、神が私たちをその御下へ招く時に。
そしてこの部屋から私たちは歩み出て、
自らの足で一人さまよう。
幼年期から今日までを共にした友は、
生き続けるだろう、
過去の中で。
しかし、
光と愛の御国で、
最後には皆と再会できるだろう。
  ↓
Farewell old room, within thy walls
No more with joy we'll meet
Nor voices join in morning song,
Nor ev'ning hymn repeat.
But when in future years we dream
Of scenes of love and truth,
Our fondest tho'ts will be of thee,
The school-room of our youth.
さよなら古き部屋よ、
汝の壁の内で、
楽しく集うことはもう無い。
朝に声を揃えて歌うことも、
午後の賛美歌も、
もう繰り返すことはない。
だが、
幾年も後の未来に、
私たちは
愛と真実の場を夢見る。
私たちの最も
大切な思い出は、
汝、幼き日々の教室となるのだろう。
  ↓
Farewell to thee we loved so well,
Farewell our schoolmates dear;
The tie is rent that linked our souls
In happy union here.
Our hands are clasped,
our hearts are full,
And tears bedew each eye
Ah, 'tis a time for fond regrets,
When school-mates say "Good Bye."
さよなら私たちがかく愛した汝よ、
さよなら親愛なる級友たちよ。
私たちの魂を、
幸せなひとつの繋がりとしてきた絆は
解かれた。
私たちの手は固く握られ、
心は満ち、
そして目には涙をたたえ。
ああ、これぞ惜別の時、
級友たちの言葉は「さよなら」。
ーーーーー
 ここには、「級友たちの絆」があっても、ナゼか、「我が師の恩」がない・・・
ーーーーー
 「師」=もろもろ・シ・ス
     兵士の集団・軍隊
     師団・王師・出師 (スイシ)
     多くの人々の集まる所=京師 (ケイシ)
     人を教え導く人・先生
     師事・師匠・師弟・師範・恩師・教師・講師
    「軍隊」
    「周代では、二千五百人の軍隊」
    「易の六十四卦の一
     多くの人を統率する主君・将軍を表す」
    「僧侶や神父など宗教上の指導者」
 「説文解字」の「師」
  ↓↑
  二千五百人を師と為す、
  帀に従ひ、・・・㞢の反字 帀. めぐる・ソウ
          類字は凧(たこ)・佩(はく)
          匝(帀)=木を3周する
          満ちる=密匝匝=びっしり詰まった
              匝地
  𠂤に従ふ、・・・𠂤=つちくれ・タイ・シ「丿+㠯」
          𠂤=師の初文で
            甲骨文・金文では
            𠂤=師の意
            𠂤+帀=𠂤は軍隊が携行していた
                ひもろぎの肉で
                帀は曲刀、
                ひもろぎの肉を扱う儀礼人 
  𠂤の四帀なるは、衆の意なり
  ↓↑
 「甲骨文有兩種字形
  一種象垂直豎立的山丘、本意是小「阜」(孫海波)
  裘錫圭認為「𠂤」是古「堆」字、指古時人工堆築的堂基
  一種作兩個彎曲的扁圓形相連、
  加藤常賢認、為象人的臀尻。疑為「臀」的初文」
 「甲骨文有兩種字形、
  本來分別為兩個字、
  後相混為一(裘錫圭指出、
        第三期以後的卜辭裏、
        二字的區分就不那麼嚴格了)
  第一種字形垂直、象山丘、是「堆」的古字
  指人工堆築的堂基一類建築、引申表示高地
  「堆」是高出於地面的、
  故從「隹」聲的字、往往含有高出的意思。
  第二種字形彎曲、象臀部。
  「臀」從「殿」聲、「殿」是高大的堂。
  兩種字形都有高出之意。
  「𠂤(堆)」、「殿」是同源詞。
  第二種字形多用來表示師旅、軍隊,
  季旭昇認、為由於軍隊多駐紮於高地。
  甲骨文通假為「殿」、表示殿堂、
  合集
  「庭=𠂤」、即「庭=殿」、
  指大庭的殿堂(裘錫圭)。
  「𠂤」甲金文多讀作「師」、
  「說文」、「官」字下云
  「𠂤猶眾也。此與師同意」
  表示軍隊駐紥止息之意、
  合集
  「王宿𠂤=師」、表示商王駐紥軍隊。
  又表示軍隊、師旅、
  如甲骨文「今夕師無禍、寧」、
  金文小臣(言逨)簋
  「白懋父以殷八𠂤(師)征東夷」
  金文又見
  「京師」一詞、表示國都、多友鼎
  「武公命多友䢦(率)公車羞追于京𠂤(師)」。
  參見「師」、「帀」。
  「說文」
  「𠂤、小𨸏也。象形。凡𠂤之屬皆从𠂤」
   段玉裁注」=「其字俗作堆、堆行而𠂤廢矣」
  ↓↑
 ・・・織田信長岐阜城(別名、稲葉山城金華山城、井口城)の「岐・阜」の「阜」は「地名の熟語」からしてナルホドだが・・・
 「岐阜城は、岐阜県岐阜市美濃国井之口)の金華山稲葉山)にあった日本の城。織田信長が、斎藤龍興から奪取した稲葉山城の縄張りを破却し、新たに造営したものが岐阜城」で、「濃州稲葉山へ御越しなり。井口と申すを今度改めて、岐阜と名付けさせられ」と記載されている。稲葉山(井口山)からの続きが瑞龍寺山」、「小眞木(小牧)山より濃州稲葉山へ御越しなり。井口と申すを今度改めて、岐阜と名付けさせられた(信長公記)」、「稲葉山(井口山)からの続きが瑞龍寺山」
 ・・・「小山、丘」が重なり、連なっているように見えるが・・・
 ・・・「𠂤」はボク的には字形が「旗」が靡いているように見えるし、「ノ+呂」の変形にも・・・?・・・そして、「自(おのずから・みずから)」の字の右が開いた漢字である・・・自分の目を開(ひら)いた、開(あ)けたのだ・・・
 ・・・「𠂤」=「旗・幡・播・羽田(多)」なら
    「群集・兵隊」が密集する
    「京師」の意味も解かるが・・・
 「師」の異字体

 十口口𠆢仐(説文)にある古文

 品十(字彙補)にある古文

 北帀(五音篇海)にある古文

 口口帀(字彙補)にある古文
 「石鼓文」にあるという

 非帀(字彙補)にある古文
 「遁甲開山図」に見えるという

 阝丶帀(金石文字弁異)にある異体字
 「漢楊震碑」に見えるという
 师は、簡体字。俗字
ーーーーー
 矯
 キョウ・ためる
 矢+喬
 通仮字
 僑·撟·橋
 異体字
 驕·撟·繑·
 轎·屩·獢·趫·鷮
 同訓異義
 いつはる
ーーーーー
 「師」が「軍隊の長」ならば・・・「いつわり」は当然である・・・「戦士、戦友の死」は生き残った、生き残っている者たちの「悲しみのナミダ」である・・・
 キミは観たかな「西部戦線異状なし」の「教室で戦争を煽っている恩師」を・・・
 いまこそ、ワカレ目、いざ・・・