1943日目・・・本日(12月30日)はガンガンのお天気。三笠の従姉が年越し蕎麦やお菓子、それに川口市の従妹が送ってくれた贈り物の冬用靴下を持って訪ねて来てくれた。感謝です。その後、朝の9時半頃〜夕方の3時頃まで家の屋根とガレージに積もった1m半ぐらいの雪おろしで。フラフラ・・・

 先週の「サイエンス・ゼロ」で、「フラクタル(fractal・ラテン語fractus(破片)・自己相似性)」のプレゼンテーションがあった。その後のETVはハート形の地形を有する「冥王星探査機(探査機ニュー・ホライズンズ・new horizon)」だったが・・・
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 記憶が曖昧だが、以前、大須の古本屋で100円で買った「広中平祐」氏の本(広中平祐の数学教室)にも「フラクタクル」が記されてあったハズだが・・・本棚を捜してみた・・・結構「数学」に関する書籍が並んでいた・・・多分、中学、高校で学んだハズの「数学」が理解出来なかった結果なんだろ・・・今現在もであるが、「占いのコンピュータのプログラム」を作るのに、そのマニュアルの「数学概念」がチンプンカンプンだったから・・・
 「フラクタル」を検索してみれば、
 「自己相似性・数学的に表現したモノ・同じ式の繰り返しから自然界の無機物、有機物(生物)の同じ自己相似性を解くモノ」、
 「宇宙では土星の輪、天の川などの個々の相似形態の集合物」、
 「生物の神経構造はフラクタル図で表され、肺はフラクタル構造で表面積を有している・DNAの形成プロセスもフラクタルの繰り返しで生成」、
 「フラクタルは秩序と無秩序の境目にある」
 である・・・「存在論(現実論)」的には「眞円・眞球体」も存在しないが、「認識論(数学論)」的に於いては「論理学」として存在させることが出来るが、その「論理」には「無理数」を使用しなければならない・・・元々が現実的な動的存在としては「眞円・眞球体」は「無理」・・・
 TVでの研究発表者は「正八面体の結晶」、「巻き貝の形成」、「メロンの実の表面形成」を例に説明していた・・・本棚には「多面体と建築(宮崎興二著)」と云う本もあった・・・
 「フラクタクル」、これは若干、一時流行った「部分が全体、全体は部分」の同じ要素を有していると云う意味で使用されていた「ホメオスタシス(Homeostasis)=生物、鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向・恒常性」とは異なる概念であるが、ボク的には関連してしまう・・・
 今現在は「1個の細胞の遺伝子」は条件を整えさせれば「クローン生物」を生み出せる・・「iPS細胞(iPS cells)」は個別的で特殊な身体器官、臓器形成も可能になりつつある・・・
 「遺伝子=染色体中に一定の順序で配列され、各々一つずつの遺伝形質を決定し、両親から子孫へ、細胞から細胞へと伝えられる因子。遺伝子の本体はDNA(一部のウイルスではRNA)で、そのヌクレオチドの塩基の配列順序の一定の部分によって特定の形質を発現したり、調節したりする情報が伝えられる。遺伝因子」・・・染色体の二重螺旋状に並ぶ遺伝子配列も「フラクタル」だろう・・・
 宇宙の。銀河の、地球の。時間的なプロセスの変化のスベテが今現在、生きている人間の身体にも凝縮されている。しかも、生きていると云うコトは単純なモノの関係性での組み合わせで、それぞれが全体的には「複雑」に絡み合っての新陳代謝の繰り返しと云うコトである・・・だが、「単純なモノの関係性の組み合わせ」は数え切れない程の数であるし、「特殊、個別的に組み合わせられたモノ同士の関係性の組み合わせ」も累乗的になっていく・・・
 そして、その関係性の配列のホトンドが「渦巻き=螺旋」、「円形→球形」である・・・鳴門の渦、秋刀魚、鰯(鰮)の群れ、蛇の蛇行、とぐろ(塒。蜷局)、蛇の鱗、鳶の輪・・・形態、形状も、それらの物質、生物の動きは立体的な球形(楕円、放物形も含む)、螺旋と共に目指す・・・表面的に確認出来るモノは頭の髪の毛の生え、指紋など、目で確認できるスベテの自然界の存在物質は極大化したモノ、極小化したモノも、「3次元の立体的球形」を目指す、である・・・人間の「計算」では「円形・球形」には「無理数」が伴う・・・
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 ・・・玉葱、竹の子の皮、蜜柑・・・結構、自分の「記憶」も満更ではないと思う。「広中平祐の数学教室」の本の中(85ページ)には「オウム貝・台風・猟犬座の渦捲き星雲・頭髪の渦巻き・鳴門の渦潮」の白黒写真が掲載されていた・・・
 ブログ記事には
 「オウムガイ(オウム貝と誤って表記されることが多い)の殻を2つに割った断面を見ると、綺麗な曲線がある。この曲線は、極方程式であらわすことのできる対数螺旋になっている。
 また、縦横比を黄金比(1:1.618)で作った長方形(黄金矩形)を次々に並べてその頂点を曲線でつないでいくと、やはり対数螺旋になる。
 この2つの対数螺旋からなる曲線は、ぱっと見た目似ている。印象として似ている、というだけであるにもかかわらず、『オウムガイの中に「黄金比」がある』と言われることがある。たいていは『このように自然の中には黄金比がたくさんある』と続いて、自然の中にある黄金比の例証にされている」
 多分、存在論(現実論)と認識論(数学論)が未だ区別されていないらしい・・・「近似値」は「認識論」の範疇だろう・・・
 


 「オウム貝(chambered nautilus・esp. species Nautilus pompilius)」、「英語で preocular tentacle」
 「オウムガイ=ノーチラス(Nautilus)」、
 「アンモナイトの仲間」=頭足綱・オウムガイ
             亜綱・オウムガイ目
             に分類される
             軟体動物
 ・・・「ネモ船長のノーチラス号」は「海底2万マイル」・・・ジュール・ ヴェルヌが1870年に発表したSF冒険小説「Vingt mille lieues sous les mers」
 「登場人物はアロナックス博士、
       コンセーユ助手、
       銛打ちの名人ネッド・ランド)
       ノーチラス号
       海底に沈没したアトランティスを観、
       巨大な渦潮である
       メイルストロム(malstrøm)
       メルストロム(maelstrom)
       メイルストラム(日本語仮名)
       に遭遇。
       これは
       ノルウェーのロフォーテン諸島では
       モスケン島周辺海域の潮流から発生する
       大渦潮
       Moskenstraumen(モスケンスラウメン)
       モスケンの渦潮(モスケンの大渦巻
       その後3人はノーチラス号から脱出、
       ノーチラス号は海底に沈んでいく」
 「海底二万哩(20000 Leagues Under the Sea・1954年のアメリカ映画・ジュール・ヴェルヌSF小説海底二万里
 「ノーチラス(Nautilus)」は
 「ギリシア語で船乗り」の意・・・
 鳥類の
 「オウム=Cockatoo」
 「インコ=parrot」
 ・・・「オウム貝」は「鸚鵡(おうむ)」の貝ではない・・・では「天武天皇大海人皇子)」は「鸚鵡の改」なんだろう・・・それとも「海老(蝦)」と「巻き改(甲斐・蝦夷)」のボクの「オウム返し」であるかな・・・
 ボクの「脳ミソの妄想」は「認識論の範疇」です・・・?