1687日目・・・「易(やさ)しさ」は「容易=簡単」であると云う意味である。それは「理解」に於いても「行動、行為」に於いても「イージィ(easy)」であると云うコトだが、「易」は「易経」の「易=占い」である。そして音訓のヨミは「易(かえる・かわる・やすい・あなどる・おさめる・エキ・イ)」であり、「易占」は「変化」と云うことである。「易の内容をを記録している漢字」を見れば「難解」である。だが、基本は「+(陽)」と「−(陰)」の組み合わせで、「問いかけた問題の答え」を、その表示される「サイコロ(賽の目の数)

 「易=三義」といって「変易(かわる)・不易(かわらず)・簡易(たやすい)」の三つの意味がある・・・・・・そして「優(やさ)しさ」とは・・・漢字は「優=イ(人)+憂」であるから、英訳の「gentle(‐mannered)・ tender・affectionate・kind・kindly・kind‐hearted・kindlytenderly」とは異なるのではないか・・・「have a heart of gold」は「おもいやり」で使用されているらしいが、ボクなら「金銭欲」となってしまう・・・
 「優しい」
 穏やかで、警戒心を与えない様子・・・
 「優(ユウ・ウ)」
  すぐれる
  やさしい
  まさる
  ゆたか
  わざおぎ
 「一視同仁」
 「仁」=思いやり・優しさのこと
 優曇華うどんげ)=三千年に一度花が咲く
           芭蕉の花
           フサナリイチジク(無花果
           クサ蜉蝣(蜻蛉)の卵塊
 優婆塞=在家の仏教男性信者
 優婆夷=在家の仏教女性信者
 優優閑閑(悠々閑々)
 優渥·優位·優越
 優艶·優雅·優美
 優先·優待·優遇
 優形·優弧·優姿
 優者·優女·優男
 優駿
 優勝
 優勢·優性·優生
 優退
 優長·優等
 優利·優良
 「優柔寡断」・・・意志薄弱寡婦
 「優柔不断」・・・決断力の無さ
 「優勝劣敗」
 「優孟衣冠」・・・真似ても本物に及ばない
 「優悠閑適」
 「優游不断」
 「優游涵泳」
 「温良優順」
 「優遊自適・優游自適」=「悠悠自適」
   ↓
 「優婆塞戒経」
 三乗の修行の悟りにも深浅があること
 兎・馬・象
 の三獣が河を渡る譬え
 象の足が水底に達する(菩薩)
 馬の足が水中にある(縁覚)
 兎の足が水上に浮かぶ(声聞)
 三獣渡水・・・
 「優=イ+憂」・・・人が憂えるが「やさしい・すぐれる」?
      憂=頁(頭)+心+夊(足・歩む様)
        頁=一+ノ+目+冖+心+夊
          壱のメのワの心の
          夊(ゆっくり、ひきずって、遅れて
             歩く)
        頁→大貝・ページ(page)
        憂←夏+心
          夊=すいにょう・すいにゅう
            なつあし「夏」字の脚から
          戞(ほこ=鉾・カツ・ケチ)
 「憂」=思い悩みふらふらと歩くさま
 「愛」=「爫(爪)+冖+心+夊」

 「憂」=うれえる・心配する・気が沈む
     滅入る・しょ気(げ)る
 「憂鬱=幽鬱=悒鬱」
 心が塞(ふさ)いで落ち込む
 憂鬱(ユウウツ)=鬱憂
 「心配・悩み・とどこおる・つまる
 「鬱=木+缶+木+冖+鬯(チョウ)+彡
            木と木で
            造られた缶とは
           「樽」か「桶」である
            鬯=※+凵+ヒ
              ※=米印
                注釈の「約物」記号
                 ↓↑
                *=アステリスク
                  星印・雪印
                コメン注釈
                発音不可能な音素に付ける
                外国からの輸入馬に付ける
               (*=asterisk)と※は異なる
            鬯=メ+::(液・水)+凵+ヒ
            鬯=X+::(液・水)+凵+ヒ
              乄+::(液・水・雨)+凵+ヒ
            鬯=凶+::+ヒ(匙)
              ヒ=匙(さじ)・お玉杓子
              凶の雨を掬う(汲み取る)桶
              汲み桶=釣瓶=つるべ=釣瓶
            鬯=酒器・香酒・香草
            彡=さんづくり・サン・セン
              毛筆跡・刷毛跡
              毛髪の飾り・長い毛の形容
    鬱=茂る・群がる・盛ん
      ふさがる・こもる・つまる・蒸れる」
   「内憂外患」
   「内憂外禍」
 ・・・「躁鬱」=「双極性障害」・・・「循環精神病、気分循環症、重複精神病」・・・「躁状態=気分の異常な高揚」・・・「鬱状態=幻聴や妄想、気分が落ち込む、滅入る」・・・メイル・・・目入る、メイル(male・郵便)・・・通信便、便り、手紙・・・?
 「優しい」とは「人を我が身と同じように憂(愁)える」ことだろう・・・遠くにある親子相互の「気持ち(心)」である・・・そして、「夏+心」は「水の心配」、「秋+心」は「禾の火の心」で、「火の心配」だろう・・・母親の便りに込められた気持ちが今、解る・・・「飲み水には気をつけて、火の元には気をつけて」・・・
ーーーーー
第41章
41:1
二年の後・・・・・字念
パロ・・・・・・・葉賂

夢・・・・・・・・喩メ
を見た。
夢に、
彼は
ナイル川の・・・・名意留臥話
ほとりに
立っていた
41:2
すると、
その川から美しい、
肥え太った
七頭の・・・・・・漆の問
雌牛・・・・・・・目素得詞
が上がってきて
葦を食っていた・・足=拾
41:3
その後、
また
醜い、・・・・・・視難い
やせ細った他の
七頭の雌牛
が川から上がってきて、
川の岸にいた
雌牛のそばに立ち、
41:4
その
醜い、
やせ細った雌牛が、
あの美しい、
肥えた
七頭
雌牛を
食いつくした。
ここで
パロは目が覚めた
41:5
彼はまた眠って、
再び夢を見た。
夢に、
一本の茎に
太った・・・・・出部
良い
七つの穂
が出てきた
41:6
その後また、
やせて、
東風に
焼けた
七つの穂が出てきて、
41:7
その
やせた穂が、
あの
太って実った
七つの穂を
のみつくした。
ここで
パロは目が覚めたが、
それは夢であった
41:8
朝になって、
パロは
心が騒ぎ、
人をつかわして、
エジプトの
すべての
魔術師と
すべての
知者とを呼び寄せ、
彼らに夢を告げたが、
これを
パロに
解き明かしうる者がなかった
41:9
そのとき
給仕役の長は
パロに告げて言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
 きょう、
 自分の
 過(あやまち)・・・・文馬知
 を思い出しました
41:10
 かつて
 パロが
 しもべらに向かって憤り、
 私(わたし・ム・よこしま)
 と
 料理役の長とを
 侍衛長の家の
 監禁所に
 お入れになった時、
41:11
 私(わたし・ム・よこしま)も
 彼も
 一夜のうちに
 夢を見、
 それぞれ
 意味のある夢を見ましたが、
41:12
 そこに
 侍衛長のしもべで、
 ひとりの
 若い・・・・・・和解・和諧
         和歌意
 ヘブルびとが
 われわれと共にいたので、
 彼に話したところ、
 彼は
 われわれの夢を解き明かし、
 その夢によって、
 それぞれ
 解き明かしをしました
41:13
 そして
 彼が
 解き明かした
 とおりになって、
 パロは
 私(わたし・ム・よこしま)を
 職に返し、・・・・初句に翻訳し
          諸句に翻訳し
 彼を
 木に・・・・・・・記紀
 掛けられました」
41:14
そこで
パロは
人を
つかわして
ヨセフを呼んだ。
人々は急いで
彼を地下の獄屋から出した。
ヨセフは、
髭(ひげ)・・・・比解

剃(そり)、・・・素理
着物を・・・・・・記物
着替えて・・・・・記変えて
         紀換えて
パロ

もとに行った・・・元に似た行
41:15
パロは
ヨセフに言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
 夢を見たが、
 これを
 解き明かす者がない。
 聞くところによると、
 あなたは
 夢を聞いて、
 解き明かしが
 できるそうだ」
41:16
ヨセフは
パロに答えて言った、
「いいえ、
 私(わたし・ム・よこしま)
 ではありません。
 神がパロに
 平安を
 お告げ
 になりましょう」
41:17
パロはヨセフに言った、
「夢に
 私(わたし・ム・よこしま)は
 川の岸に立っていた
41:18
 その川から
 肥え太った、
 美しい
 七頭
 雌牛が
 上がってきて
 葦を食っていた
41:19
 その後、
 弱く、
 非常に醜い、
 やせ細った
 他の
 七頭
 雌牛が
 また上がってきた。
 私(わたし・ム・よこしま)は
 エジプト全国で、
 このような
 醜いものを
 まだ見たことがない
41:20
 ところがその
 やせた醜い雌牛が、
 初めの
 七頭
 肥えた
 雌牛を
 食いつくしたが、
41:21
 腹に・・・・・葉等似
 はいっても、・葉意通出摸
 腹に
 はいった事
 が知れず、
 やはり
 初めのように
 醜かった。
 ここで
 私(わたし・ム・よこしま)は
 目が覚めた
41:22
 私(わたし・ム・よこしま)は
 また夢をみた。
 一本の茎に
 七つの実った
 良い穂が出てきた
41:23
 その後、
 やせ衰えて、
 東風に
 焼けた
 七つの穂が出てきたが、
41:24
 その
 やせた穂が、
 あの
 七つの良い穂をのみつくした。
 私(わたし・ム・よこしま)は
 魔術師に話したが、
 私(わたし・ム・よこしま)に
 その
 わけ・・・・・・訳・理由・和気
 を
 示しうる者はなかった」
41:25
ヨセフはパロに言った、
「パロの夢は一つです。
 神がこれからしようとすることを
 パロに示されたのです
41:26
 七頭の良い雌牛は
 七年です。
 七つの良い穂も
 七年で、
 夢は一つです
41:27
 あとに続いて、
 上がってきた
 七頭
 やせた
 醜い雌牛は
 七年で、
 東風に焼けた実の入らない
 七つの穂は
 七年の
 飢饉(キキン)・・・基金・記務
 です
41:28
 私(わたし・ム・よこしま)が
 パロに申し上げたように、
 神がこれからしようとすることを
 パロに示されたのです
41:29
 エジプト全国に
 七年の
 大豊作があり、
41:30
 その後
 七年の飢饉(キキン)が起り、
 その
 豊作・・・・・豊国、豊臣の作?
        豊=曲+豆→ヨコシマをマメ
          邪を問う、当う
 はみな
 エジプトの国で
 忘れられて、
 その
 飢饉(キキン)は
 国・・・・・・語句
 を滅ぼすでしょう
41:31
 後に来る
 その飢饉(キキン)が、
 非常に激しいから、
 その豊作は
 国のうちで
 記憶されなくなる
 でしょう
41:32
 パロが
 二度
 重ねて
 夢を見られたのは、
 この事が
 神によって定められ、
 神が
 すみやかに
 これをされるからです
41:33
 それゆえ
 パロは
 今、
 さとく、
 かつ
 賢い人を
 尋ね出して
 エジプトの
 国を治めさせなさい
41:34
 パロはこうして
 国中に監督を置き、
 その七年の豊作のうちに、
 エジプトの国の
 産物の
 五分の一を取り、
41:35
 続いて来る
 良い年々の
 すべての食糧を
 彼らに集めさせ、
 穀物を食糧として、
 パロの手で
 町々に
 蓄(貯・たくわ)え守らせなさい
41:36
 こうすれば食糧は、
 エジプトの国に臨む
 七年の飢饉(キキン)に備えて、
 この国のためにたくわえとなり、
 この国は飢饉(キキン)によって
 滅びることがないでしょう」
41:37
この事は
パロと
そのすべての
家来たちの
目に
かなった
41:38
そこで
パロは家来たちに言った、
「われわれは
 神の霊・・・・・・・カミの例
 を
 もつこのような人を、
 ほかに見いだし得ようか」
41:39
また
パロは
ヨセフに言った、
「神がこれを
 皆あなたに示された。
 あなたのように
 さとく
 賢い者はない
41:40
 あなたは
 私(わたし・ム・よこしま)
 の家を治めてください。
 私(わたし・ム・よこしま)
 の民はみな
 あなたの
 言葉に従うでしょう。
 私(わたし・ム・よこしま)は
 ただ
 王
 の
 位でだけ
 あなたに
 まさる」
41:41
パロは更に
ヨセフに言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
 あなたを
 エジプト全国の
 つかさとする」
41:42
そして
パロは
指輪
を手からはずして、
ヨセフの手にはめ、
亜麻布・・・・・・アマフ

衣服を着せ、
金の鎖
を首(くび)にかけ、
41:43
自分の
第二の車・・・・・題字・題辞・大字の句留馬
に彼を乗せ、
「ひざまずけ」
とその前に呼ばわらせ、
こうして
彼を
エジプト全国の司(つかさ)とした
41:44
ついで
パロは
ヨセフに言った、
「私(わたし・ム・よこしま)は
 パロである。
 あなたの許しがなければ
 エジプト全国で、
 だれも
 手足を
 上げることはできない」
41:45
パロは
ヨセフの名を
ザフナテ・パネア・・・・
と呼び、
オン・・・・・・
の祭司
ポテペラ・・・・
の娘
アセナテ・・・・


として彼に与えた。
ヨセフは
エジプトの
国を巡った
41:46
ヨセフが
エジプトの王
パロの前に立った時は
三十歳であった。・・・・みそじ
ヨセフは
パロの前を出て、
エジプト全国を
あまねく
巡った
41:47
さて
七年の
豊作のうちに
地は豊かに物を産した
41:48
そこで
ヨセフは
エジプトの国に
できたその
七年間の食糧を
ことごとく集め、
その食糧を
町々に納めさせた。
すなわち
町の周囲にある畑の食糧を
その町の中に納めさせた
41:49
ヨセフは
穀物を海の砂のように、
非常に多くたくわえ、
量りきれなくなったので、
ついに
量(はか)ることをやめた
41:50
飢饉(キキン)
の年の来る前に
ヨセフに
ふたりの子が生れた。
これらは
オンの祭司
ポテペラの娘
アセナテ
が産んだのである
41:51
ヨセフは
長子の名を
マナセ
と名づけて言った、
「神が私(わたし・ム・よこしま)
 に
 すべての苦難と
 父の家の
 すべての事を
 忘れさせられた」
41:52
また
次の子の名を
エフライム・・・・重附等意務
と名づけて言った、
「神が私(わたし・ム・よこしま)
 を
 悩み
 の
 地で
 豊かにせられた」
41:53
エジプトの国にあった
七年の豊作が終り、
41:54
ヨセフの言ったように
七年の飢饉(キキン)が始まった。
その飢饉(キキン)は
すべての国にあったが、
エジプト全国には
食物があった
41:55
やがて
エジプト全国が
飢えた時、
民はパロに
食物を叫び求めた。
そこで
パロは
すべてのエジプトびとに言った、
「ヨセフのもとに行き、
 彼の言うようにせよ」
41:56
飢饉(キキン)が
地の全面にあったので、
ヨセフは
すべての穀倉を開いて、
エジプトびとに売った。
飢饉(キキン)は
ますます
エジプトの国に
激しくなった
41:57
飢饉(キキン)が
全地に激しくなったので、
諸国の人々が
エジプトの
ヨセフのもとに
穀物を買うためにきた
ーーーーー
 ・・・