1680日目・・・相も変わらず同じことを書き込んでいる・・・すなわち、ボクの新たな知識と、その過去的な認識枠が広がっていない、と云うコトだが・・・窓から見える空には渡り鳥の群れがV字形に飛んでいく・・・薪ストーブを撤去して、居間の仕切りも外した。あとは、外の庭に水道管を設置するだけだが、残雪が完全に溶けてからの仕事・・・去年はこの水道管の繋ぎ目のバブルが凍結で破裂し、半日くらいは気が付きもせず、小屋の中が大洪水・・・同じ製品の鋳物のバブルの破裂は2度目の経験だ・・・

 視えなくなる、聞こえなくなる、臭わなくなる、味が判らなくなる、喋れなくなる、冷熱、寒暑を感じなくなる、歩けなくなる、持てなくなる、握れなくなる、起きられなくなる、記憶が薄れ、消失し、そして、食えなくなる・・・最期は息が出来なくなる・・・
 生まれてから健常だった人も、加齢、老化を必然的に経験することだろうが、身体上の機能的不具合は「歯・目・耳・鼻・舌」、「手足、膝・腰・踝」の筋肉と骨の間接、「頭髪・鬚」は「白髪、白鬢、禿」になるが、これには、アマリ、生理的に不自由を感じないだろうが、毛染め、植毛、鬘のTVコマーシャルが宣伝しているから、その外見上の心理的な不自由は甚大であるらしい・・・
 一生物の形態細胞の「腐敗」は必然的な「新陳代謝」の条件である。だが、「新陳代謝」の継続機能には限界があり、自然界の生態系の新陳代謝にバトンタッチされていく・・・
 コトバを変えれば「部分腐敗の中で全体秩序機能」が保たれている、というコトなんだか・・・いずれは「部分腐敗」が拡散し、「全体秩序機能」は停止し、「全体腐敗、崩壊」していくと、いうコトか・・・人間同士が造る「共同体・団体・組織」も「部分腐敗=新陳代謝」機能がなくなれば「全体腐敗・崩壊」である・・・
 TVでは昼に「昭和天皇実録」、夜には「ダッカハイジャック」、「オーム・サリン」・・・人間の仕業・・・カミもホトケもいない。
 ボクも随分と「精神機能」に於いて「腐敗」し、過去的な人間関係に於いて「腐敗」した行為をしてきた存在でもある・・・「精神の腐敗」とは生きている間の「エゴの膨張化」である。そして「実存リスクのアンバランス」である・・・歳をとって肉体的な老化の自覚がないと、中々、自覚出来ないシロモノらしい・・・それとも「自分と他者」の自覚化は立運から?
 兎に角、生きている間は、目で視えるモノ、視えているモノは見ていたい、ナッ・・・コレも個々人、コレです、と一般化される共通の「確かなモノ」ではないらしい・・・
ーーーーー
 旧約聖書
 創世記
第27章
27:1
イサクは年老い、
目が
翳(かすん)で
見えなくなった時、
長子エサウ
を呼んで言った、
「子よ」。
彼は答えて言った、
「ここにおります」。
27:2
イサクは言った。
「わたしは年老いて、
 いつ死ぬかも知れない。
27:3
 それであなたの武器、
 弓矢をもって野に出かけ、
 わたしのために、
 鹿(しか・ロク)の
 肉(にく・ジク)をとってきて、
27:4
 わたしの好きな
 おいしい食べ物を作り、
 持ってきて食べさせよ。
 わたしは
 死ぬ前にあなたを祝福しよう」。
27:5
イサクが
その子エサウに語るのを
リベカは聞いていた。やがて
エサウが、
鹿(しか・ロク)の
肉(にく・ジク)を
獲ようと野に出かけたとき、
27:6
リベカは
その子ヤコブに言った、
「わたしは聞いていましたが、
 父は兄エサウに、
27:7
 『わたしのために、
  鹿(しか・ロク)の
  肉(にく・ジク)をとってきて、
  おいしい食べ物を作り、
  わたしに食べさせよ。
  わたしは死ぬ前に、
  主の前であなたを祝福しよう』
 と言いました。
27:8
 それで、子よ、
 わたしの言葉にしたがい、
 わたしの言うとおりにしなさい。
27:9
 群れの所へ行って、そこから
 やぎの子の良いのを
 二頭
 わたしの所に取ってきなさい。
 わたしはそれで父のために、
 父の好きなおいしい食べ物を作りましょう。
27:10
 あなたはそれを持って行って
 父に食べさせなさい。
 父は死ぬ前にあなたを祝福するでしょう」。
27:11
ヤコブは母リベカに言った、
「兄エサウ
 毛深い人・・・・・・・毛人・蝦夷
 ですが、
 わたしは
 滑(なめらか)です。
27:12
おそらく父は
わたしにさわってみるでしょう。
そうすればわたしは
父を欺く者と思われ、
祝福を受けず、かえって
のろいを受けるでしょう」。
27:13
母は彼に言った、
「子よ、あなたがうける
 のろいはわたしが受けます。
 ただ、わたしの言葉に従い、
 行って取ってきなさい」。
27:14
そこで彼は行って
山羊(やぎ)の子を取り、
母の所に持ってきたので、
母は父の好きな
おいしい食べ物を作った。
27:15
リベカは家にあった
長子エサウの晴着を取って、
ヤコブに着せ、
27:16
また
子やぎの皮を




滑(なめら)かな所
とにつけさせ、
27:17
彼女が作った
おいしい食べ物と
パンとを
その子ヤコブの手にわたした。
27:18
そこでヤコブは父の所へ行って言った、
「父よ」。
すると父は言った、
「わたしはここにいる。
 子よ、あなたは
 ダレか」。
27:19
ヤコブは父に言った、
「長子エサウです。
 あなたがわたしに
 言われたとおりにいたしました。
 どうぞ起きて、すわって
 わたしの
 鹿(しか・ロク)の
 肉(にく・ジク)を食べ、
 あなた
 自(みずから)わたしを祝福してください」。
27:20
イサクはその子に言った、
 「子よ、どうしてあなたは
  こんなに早く手に入れたのか」。
 彼は言った、
 「あなたの神、
  主がわたしに
  しあわせを授けられたからです」。
27:21
イサクはヤコブに言った、
 「子よ、近寄りなさい。
  わたしは、さわってみて、
  あなたが確かに
  わが子エサウであるかどうかをみよう」。
27:22
ヤコブが、父イサクに近寄ったので、
 イサクは彼にさわってみて言った、
 「声はヤコブの声だが、
  手はエサウの手だ」。
27:23
ヤコブの手が
エサウ
手のように
毛深かったため、
イサクは
ヤコブ
見わけることが
できなかったので、
彼を祝福した。
27:24
イサクは言った、
「あなたは確かに
 わが子エサウですか」。
彼は言った、
「そうです」。
27:25
イサクは言った、
「わたしの所へ持ってきなさい。
 わが子の
 鹿(しか・ロク)の
 肉(にく・ジク)を
 食べて、
 わたし自(みずから)、
 あなたを祝福しよう」。
ヤコブがそれを
彼の所に持ってきたので、
彼は食べた。
また
ぶどう酒を
持ってきたので、
彼は飲んだ。
27:26
そして父イサクは彼に言った、
「子よ、さあ、
 近寄ってわたしに
 口づけしなさい」。
27:27
彼が近寄って
口づけした時、
イサクは
その着物の
かおりをかぎ、
彼を祝福して言った、
「ああ、わが子のかおりは、
 主が祝福された
 野のかおりのようだ。
27:28
 どうか神が、
 天の露と、
 地の肥えたところと、
 多くの穀物と、
 新しいぶどう酒とを
 あなたに賜わるように。
27:29
 もろもろの民は
 あなたに仕え、
 もろもろの国は
 あなたに身を
 かがめる。
 あなたは兄弟たちの主となり、
 あなたの母の子らは、
 あなたに身を
 かがめるであろう。
 あなたを呪(のろう)者は
 呪(のろわ)れ、
 あなたを祝福する者は
 祝福される」。
27:30
イサクがヤコブを祝福し終って、
ヤコブが父イサクの前から出て行くとすぐ、
エサウが狩から帰ってきた。
27:31
彼もまたおいしい食べ物を作って、
父の所に持ってきて、言った、
「父よ、起きてあなたの子の
 鹿(しか・ロク)の
 肉(にく・ジク)を
 食べ
 あなた自(みずから)、
 わたしを祝福してください」。
27:32
父イサクは彼に言った、
「あなたは、だれか」。
彼は言った、
「わたしはあなたの子、
 長子エサウです」。
27:33
イサクは激しくふるえて言った、
「それでは、
 あの鹿(しか・ロク)の
 肉(にく・ジク)を取って、
 わたしに持ってきた者はだれか。
 わたしはあなたが来る前に、
 みんな食べて彼を祝福した。
 ゆえに彼が祝福を得るであろう」。
27:34
エサウは父の言葉を聞いた時、
大声をあげ、
激しく叫んで、
父に言った、
「父よ、
 わたしを、
 わたしをも祝福してください」。
27:35
イサクは言った、
「あなたの
 弟が偽ってやってきて、
 あなたの
 祝福を奪ってしまった」。
27:36
エサウは言った、
「よくも
 ヤコブ
 名づけたものだ。
 彼は
 二度までも
 わたしをおしのけた。
 さきには、
 わたしの長子の特権を奪い、
 こんどは
 わたしの祝福を奪った」。
また言った、
「あなたはわたしのために
 祝福を
 残しておかれませんでしたか」。
27:37
イサクは答えてエサウに言った、
「わたしは彼をあなたの主人とし、
 兄弟たちを皆しもべとして彼に与え、
 また
 穀物
 ぶどう酒を
 彼に授けた。
 わが子よ、今となっては、
 あなたのために
 何ができようか」。
27:38
エサウは父に言った、
「父よ、あなたの祝福は
 ただ一つだけですか。
 父よ、
 わたしを、
 わたしをも祝福してください」。
エサウは声をあげて
泣いた。・・・・・啼いた・鳴いた
27:39
父イサクは答えて彼に言った、
「あなたの
 すみかは
 地の肥えた所から離れ、
 また上なる
 天の露から
 離れるであろう。
27:40
 あなたは
 つるぎをもって世を渡り、
 あなたの
 弟に仕えるであろう。
 あなたが勇み立つ時、
 首から、
 その
 頸木(くびき)を
 振り落すであろう」。
27:41
こうして
エサウ
父が
ヤコブに与えた祝福のゆえに
ヤコブを憎んだ。
エサウ
心の内で言った、
「父の喪の日も
 遠くはないであろう。
 その時、
 弟ヤコブを殺そう」。
27:42
しかし
リベカは
長子エサウのこの言葉を
人づてに聞いたので、
人をやり、
ヤコブを呼んで言った、
「兄エサウ
 あなたを殺そうと考えて、
 みずから慰めています。
27:43
 子よ、今わたしの言葉に従って、
 すぐ
 ハランにいるわたしの兄
 ラバン
 のもとにのがれ、
27:44
 あなたの
 兄の怒りが解けるまで、
 しばらく彼の所にいなさい。
27:45
 兄の憤りが解けて、
 あなたのした事を
 兄が
 忘れるようになったならば、
 わたしは人をやって、
 あなたを
 そこから迎えましょう。
 どうして、わたしは
 一日のうちに
 あなたがた
 ふたりを
 失ってよいでしょうか」。
27:46
リベカはイサクに言った、
「わたしは
 ヘテびとの娘どものことで、
 生きているのが
 嫌(厭・いや)になりました。
 もしヤコブがこの地の、
 あの娘どものような
 ヘテびとの娘を
 妻にめとるなら、
 わたしは生きていて、
 何になりましょう」。
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第28章
28:1
イサクはヤコブを呼んで、
これを祝福し、
命じて言った、
「あなたは
 カナンの娘を
 妻にめとってはならない。
28:2
 立って
 パダンアラム
 へ行き、
 あなたの母の父
 ベトエルの家に行って、
 そこであなたの母の兄
 ラバンの娘を
 妻にめとりなさい。
28:3
 全能の神が、あなたを祝福し、
 多くの子を得させ、
 かつ、ふえさせて、
 多くの国民とし、
28:4
 また
 アブラハムの祝福を
 あなたと子孫とに与えて、
 神がアブラハムに授けられた
 あなたの
 寄留の地を
 継がせてくださるように」。
28:5
こうして
イサクは
ヤコブを送り出した。
ヤコブ
パダンアラム
に向かい、
アラムびと
ベトエルの子で、
ヤコブエサウとの母
リベカの兄
ラバンのもとへ行った。
28:6
さて
エサウは、
イサクが
ヤコブを祝福して、
パダンアラム
につかわし、
そこから
妻をめとらせようとしたこと、
彼を祝福し、命じて
「あなたは
 カナンの娘を
 妻にめとってはならない」
 と言ったこと、
28:7
そして
ヤコブ
父母の言葉に従って、
パダンアラム
へ行ったことを
知ったとき、
28:8
彼は
カナンの娘が
父イサクの
心にかなわないのを見た。
28:9
そこで
エサウ
イシマエル
の所に行き、
すでにある妻たちのほかに
アブラハムの子
イシマエルの娘で、
ネバヨテの妹
マハラテ
を妻にめとった。
28:10
さて
ヤコブ
ベエルシバを立って、
ハランへ向かったが、
28:11
一つの所に着いた時、
日が暮れたので、
そこに
一夜を過ごし、
その所の
石を取って・・・・
枕(まくら)・・・
とし、
そこに
伏して
寝た。
28:12
時に
彼は
夢をみた。
一つの
はしごが
地の上に立っていて、
その頂は
天に達し、
神の使たちが
それを
上り下りしているのを見た。
28:13
そして主は
彼のそばに立って言われた、
「わたしはあなたの父
 アブラハムの神、
 イサクの神、
 主である。
 あなたが
 伏している地を、
 あなたと
 子孫とに与えよう。
28:14
 あなたの
 子孫は地
 の
 塵(ちり)のように
 多くなって、
 西、東、北、南
 にひろがり、
 地の諸族は
 あなたと子孫とによって
 祝福をうけるであろう。
28:15
 わたしは
 あなたと共にいて、
 あなたが
 どこへ行くにも
 あなたを守り、
 あなたを
 この地に
 連れ帰るであろう。
 わたしは決して
 あなたを捨てず、
 あなたに語った事を
 行うであろう」。
28:16
ヤコブ
眠りからさめて言った、
「まことに
 主がこの所におられるのに、
 わたしは知らなかった」。
28:17
そして彼は恐れて言った、
「これはなんという
 恐るべき所だろう。
 これは神の家である。
 これは天の門だ」。
28:18
ヤコブは朝はやく起きて、
枕(まくら)としていた
石・・・・・・・ペテロ
を取り、
それを立てて
柱とし、
その頂に
油を注いで、
28:19
その所の名を
ベテル
と名づけた。
その町の名は初めは
ルズ・・・・・
といった。
28:20
ヤコブは誓いを立てて言った、
「神がわたしと共にいまし、
 わたしの行く
 この道でわたしを守り、
 食べるパンと
 着る着物を賜い、
28:21
 安らかに
 父の家に帰らせてくださるなら、
 主を
 わたしの神
 といたしましょう。
28:22
 またわたしが
 柱に立てたこの
 石を神の家といたしましょう。
 そしてあなたがくださる
 すべての物の
 十分の一を、
 わたしは必ずあなたにささげます」。
第29章
29:1
ヤコブ
その旅を続けて
東の民の地へ行った。
29:2
見ると野に
一つの井戸があって、
そのかたわらに
羊の
三つの群れが
伏していた。
人々は
その井戸から群れに
水を飲ませるのであったが、
井戸の口には
大きな石があった。
29:3
群れが
皆そこに集まると、
人々は
井戸の口から
石をころがして
羊に水を飲ませ、
その石を
また
井戸の
口の元の
ところに
返しておくのである。
29:4
ヤコブは人々に言った、
「兄弟たちよ、
 あなたがたは
 どこからこられたのですか」。
彼らは言った、
「わたしたちは
 ハラン
 からです」。
29:5
ヤコブは彼らに言った、
「あなたがたは
 ナホルの子
 ラバンを
 知っていますか」。
彼らは言った、
「知っています」。
29:6
ヤコブはまた彼らに言った、
「彼は無事ですか」。
彼らは言った、
「無事です。御覧なさい。
 彼の娘
 ラケル
 いま羊と一緒にここへきます」。
29:7
ヤコブは言った、
「日はまだ高いし
、家畜を集める時でもない。
 あなたがたは
 羊に水を飲ませてから、
 また行って飼いなさい」。
29:8
彼らは言った、
「わたしたちは
 それはできないのです。
 群れがみな集まった上で、
 井戸の口から
 石をころがし、
 それから
 羊に水を飲ませるのです」。
29:9
ヤコブがなお彼らと語っている時に、
ラケル
父の羊と一緒にきた。
彼女は
羊を飼っていたからである。
29:10
ヤコブは母の兄
ラバンの娘
ラケル
母の兄
ラバンの羊とを見た。
そして
ヤコブは進み寄って
井戸の口から
石をころがし、
母の兄ラバンの
羊に
水を飲ませた。
29:11
ヤコブ
ラケルに口づけし、
声をあげて
泣いた。
29:12
ヤコブラケルに、
自分がラケルの父のおいであり、
リベカの子であることを告げたので、
彼女は走って行って父に話した。
29:13
ラバンは妹の子
ヤコブがきたという知らせを聞くとすぐ、
走って行ってヤコブを迎え、
これを抱いて
口づけし、
家に連れてきた。
そこでヤコブ
すべての事を
ラバンに話した。
29:14
ラバンは彼に言った、
「あなたはほんとうに
 わたしの
 骨(ほね・コツ)
 肉(にく・ジク)
 です」。
ヤコブ
一か月の間
彼と共にいた。
29:15
時にラバンはヤコブに言った、
「あなたは
 わたしの甥(おい)だからといって、
 ただで
 わたしのために
 働くこともないでしょう。
 どんな報酬を望みますか、
 わたしに言ってください」。
29:16
さて
ラバンには
ふたりの娘があった。
姉の名は
レア
といい、
妹の名は
ラケル
といった。
29:17
レアは
目が弱かったが、
ラケル
美しくて愛らしかった。
29:18
ヤコブラケルを愛したので、
「わたしは、
 あなたの妹娘
 ラケルのために
 七年
 あなたに仕えましょう」
と言った。
29:19
ラバンは言った、
「彼女を他人にやるよりも
 あなたにやる方がよい。
 わたしと一緒にいなさい」。
29:20
こうして、
ヤコブ
七年の間
ラケルのために働いたが、
彼女を愛したので、
ただ
数日のように思われた。
29:21
ヤコブはラバンに言った、
「期日が満ちたから、
 わたしの妻を与えて、
 妻の所に
 はいらせてください」。
29:22
そこで
ラバンは
その所の人々をみな集めて、
ふるまいを設けた。
29:23
夕暮となったとき、

レア

ヤコブのもとに連れてきたので、
ヤコブは彼女の所にはいった。
29:24
ラバンはまた自分のつかえめ
ジルパを
娘レアにつかえめとして与えた。
29:25
朝になって、見ると、
それはレアであったので、
ヤコブはラバンに言った、
「あなたはどうしてこんな事を
 わたしにされたのですか。
 わたしは
 ラケルのために
 働いたのではありませんか。
 どうしてあなたはわたしを
 欺いたのですか」。
29:26
ラバンは言った、
「妹を姉より
 先にとつがせる事は
 われわれの国ではしません。
29:27
まず
この娘のために
一週間を過ごしなさい。
そうすれば
あの娘もあなたにあげよう。
あなたは、そのため更に
七年
わたしに仕えなければならない」。
29:28
ヤコブはそのとおりにして、
その
一週間が終ったので、
ラバンは娘
ラケルをも
妻として彼に与えた。
29:29
ラバンはまた
自分のつかえめ
ビルハを
ラケル
つかえめとして与えた。
29:30
ヤコブはまた
ラケルの所にはいった。
彼は
レアよりも
ラケルを愛して、
更に
七年
ラバンに仕えた。
29:31
主は
レアがきらわれるのを見て、
その胎を開かれたが、
ラケルは、
みごもらなかった。
29:32
レアは、みごもって子を産み、
名を
ルベンと名づけて、言った、
「主がわたしの
 悩みを顧みられたから、
 今は
 夫もわたしを愛するだろう」。
29:33
彼女はまた、みごもって子を産み、
「主はわたしが
 嫌われるのをお聞きになって、
 わたしにこの子をも賜わった」
と言って、
名を
シメオン・・・・・・
と名づけた。
29:34
彼女はまた、みごもって子を産み、
「わたしは彼に
 三人の子を産んだから、
 こんどこそは夫も
 わたしに親しむだろう」
と言って、
名を
レビ
と名づけた。
29:35
彼女はまた、みごもって子を産み、
「わたしは今、主をほめたたえる」
と言って
名を
ユダ
と名づけた。
そこで彼女の、
子を産むことはやんだ。
ーーーーー
 ・・・