1581日目・・・晴天なれど家は揺れ、アンテナが揺れ、電線が唸り、雲が走る激風。それでもスズメたちが飛ぶ・・・「山桜火焔輝-山鳥歌声滑(禅林類聚-元)」・・・現在12時50分、細かい雪が渦巻きハジメている・・・ガタピシ云っている窓の外を視ながら過ぎ去った時間を憶う・・・「過」は「辶(しんにゅう・しんにょう)」と「咼(よこしま・カ)」の合字・・・「辵部(チャクブ)」の漢字は「之繞(辶・辶)」・・・「辵」の字は行きつ止まりつしながら進むこと、あるいは急いで行くこと・・・道路を表す「彳」の下に足を表す「止」を

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 以下は「ブログ字典」から抜粋添付
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 意味
 字形の「彳(小径)」と「止(足趾)」の会意。
 「説文解字・巻二」には
 「乍(たちま)ち行き、乍ち止まるなり。
  彳に從ひ止に從ふ」
 とあり、
 「彳」を行く、止まると解釈して行ったり止まったり、という意味としている。
 「止」は足趾の象形の字なので、
 歩く意味と解釈する説もある。
 また
 「正字通」に引く
 「六書本義」、「六書故」
 に「道を循りて疾く行くなり」とある。
 「説文」にはまた
 「讀みて、
  春秋公羊傳に
  階を辵(こ)えて走ると曰ふ、が若くす」とある。
 「春秋公羊伝」の現在のテキストでは
 「辵」は
 「躇」になっているが、これは
 「階段を一段以上飛ばして上ること」。
 音読みは
 チャク(漢音)、
 訓読みは
 走(はしる)。
 部首「辵」は部首辵部を作る。
 「繞」に用いられ
 「しんにょう、しんにゅう(之繞)」と呼ばれる。
 「繞の字形」は現代の日本だと
 「辶(一点)」で、
 「辵」とかなり字形が異なるため
 「辶部」としている場合も多い。
 「康熙字典」に基づく伝統的な
 「之繞の字形」は「辶(二点)」。
 金文には現在
 「彳部」の漢字に「辵」を使うもの、
 逆に
 「辵部」の漢字に「彳」を使うものがある。
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 「滑(カツ・コツ・なめらか・すべる)=氵(水)+骨」・・・「山頂から滑落」・・・
 「骨=冋+冖(冂)+肉」・・・「咼=呉音はケ(クヱ)・漢音はカ(クヮ)、カイ(クヮイ)・よこしま、くちがゆがむ」→「渦(うず)=氵(水)+咼=鳴門の渦」、「蝸牛=蝸(かたつむり)→渦巻き状の殻・巻貝」→「スパイラルの形状はネジ(螺子・螺旋・捩子・捻子)」・・・「骨→咼→頭蓋骨の穴の開いた窪み→耳孔、眼孔、鼻孔と口孔」・・・
 「骨までアイして」、「骨までシャブって」・・・「獮=(犭+爾・かり・セン)=赤毛獮猴=アカゲザル(akagezaru)オナガザル科のサル学名=Macaca mulatta」、「hunt, autumn hunting, to capture with a fine net」・・・異体字は、
 𤝝
 狝
 𤣔
 𤣝
 𥙮
 𥜦
 𥜬
 𥜲
 獼
 簡体字
 狝
 山果獮猴摘
 池魚白鷺銜
 (寒山詩-清)
 「爾」=「T+八+冂+爻+爻」
 ・・・「形而上」・「形而下」
 異体字
 尒
 𠇍
 𤕨
 𠑂
 尓
 𣙡
 濔
 薾
 邇
 伱
 你
 儞
 您
 爯
 𫝃
 伲
 妳
 沵
 𠑓
 𡭗
 𤁶
 𤅤
 𨑸
 𨒛
 𦬼
 簡体字
 尔
 声符「爾」
 禰
 檷
 邇
 壐
 籋
 𩰞
 璽
 𩯨
 彌
 襧
 関連
 文産(產)
 彦(彥)
 顔(顏)
 諺
 爽奭爾凶匈胸兇・・・
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 かり
  ↓
 假=「イ」+「叚」
 仮=「イ」+「反」
 「叚」・・・蝦夷(えぞ・えみし・カイ)・・・蝦蟇(がまがえる・カバク)・・・「蟇=バ・バク(漢音)、マ(呉音)」・・・「ブユ・ぶゆ・蚋」・・・
  ヒキ、ガマガエル、ガマ、イボガエル、蟇蛙、蟾蜍、蟇、蟆などの異称をもち、漢名は「蟾蜍(センジョ)」・・・
 「選・撰・択(えら)」んで、「除(のぞ)」け・・・である・・・替える・・・蛙=中のム、土土=十一、十一、壱拾壱・・・イチ、拾う、イチ・・・