1351日目・・・「会津=會津」・・・「文(ふみ・あや・ブン)」と言う漢字文字について・・・「亠(鍋蓋冠・音の漢字の略字」、音読みは「トウ・ズ」と、「乂(刈る・かる・収める・おさめる)」の合体である・・・「乂(ガイ・ゲ)」の類字は「メ(め)・X(エックス・カイ)・×(掛ける)・乄(しめる・しめす)・x(バツ・ぺけ)」、そして

 「Ⅹ=10=十=拾=足」で、
 「10(とう・たり・ジュウ)」は
 「ソじ=十路・十歳
        十→辻髪」、
 「ふたソじ=二十路・二十歳
       二十→弱冠・はたち」、
 「みソじ=三十路・三十歳
       三十→而立・立年・壮室・年壮」、
 「三十日=みソか=晦日」、
 「よソじ=四十路・四十歳
       四十→五八の賀・初老・不感・強壮」、
 「いソじ=五十路・五十歳
       五十→五十算・中老・天命・知命・艾服・艾年」
 「五十六=いソろく=五拾六」、
 「むソじ=六十路・六十歳
       六十→還暦・耳順・杖者・華甲・本掛還り」、
 「ななソじ=七十路・七十歳
       七十→古希・従心・致仕・懸車」、
 「やソじ=八十路・八十歳
       八十→傘寿・米寿」、
 「八十猛=やソたける」の「そ」とも発音させている・・・
 「ここのソじ=九十路・九十歳
       九十→卒寿」
 ・・・「そ・ソ」とはナニか?・・・
ーーー
 「そ・ぞ・ソ・ゾ」
 終助詞《接続》動詞および
 助動詞
 「る・らる・す・さす・しむ」の連用形に付く
 ただし、
 「カ変・サ変動詞には未然形」に付く
 「穏やかな禁止」
 「どうか…してくれるな。しないでくれ」
 「誰ソの」・・・「だれだ・だれか」
 徒然草 一一五「かくのたまふは、たソと答ふれば」
 「そ」は係助詞「ぞ」の古い形
 「ぞ」係助詞《接続》種々の語に付く
 文中にある場合は「受ける文末の活用語は連体形で結ぶ」
 「強意」の「ぞ」
 「何事も入り立たぬさましたるゾよき」
 「とゾ」・・・「と」が受ける前文の内容を強める
 「にゾ」・・・なりたち断定の助動詞「なり」の
        連用形「に」+係助詞「ぞ」
        「・・・だったのだ」
 「やゾ」・・・「どうして…か、いや、決して…でない」
        文末に用いて強い反語の意を表す
 「如何にゾ」・・・「どうだ・いかがですか」
          相手のようすを問う
          「いかにゾ。事なりぬや」
          「どういうわけなのか。どうしてか」
 「もゾ」・・・「…だって。…も」
        「も」の意味を「ぞ」で強調
 「然ゾ」・・・「そうなのだ」
        文末にあるときは上のものを強く肯定する
 「ものゾ」・・・「…ものだ。…にちがいない」
        強い断定を表す
ーー
 「そ・ソ」
 日本語の音節のひとつ
 仮名のひとつ
 清音(そ・ソ)の他、濁音(ぞ・ゾ)
 「五十音順」の第15位
 「いろは順」の第18位
 「れ」の次
 「つ」の前
 平仮名「そ」の字形は「曾」
         ・・・かって・すなわち・ひい
            ソウ・ゾ
 片仮名「ソ」の字形は「曾」の部分
    「曾」の略字体「曽」の上部「ハ・八」
     類字は「噌・層・會=会(あう・エ・カイ)
         甑譄僧潧�敞層矰蹭噌憎竲鄫」
     會津=会津
     曾孫・未曾有
        曽参・曽良・木曽・曽孫・曽遊・曽於
        曽鞏・曽子・曽祖・熊曽・曽祖母・曽呂間
        深曽木・曽丹集・曽祖父・曽先之・曽祖父
        嫡曽孫・曽祖母・曽祖父・老曽森・曽我菊
        比曽寺
     曽呂利 新左衛門(そろり しんざえもん)
     曽我=曾我=蘇我・・・ワレ、よみかえる・・・
 モールス信号は「ソ=−−−・」
 変体仮名は「楚」
 片仮名の「ソ」
 片仮名の「ン」と形が似ているため、
 隠語やパロディに使われることがある
 日本語音名の「と」=たちつて「と」の
 「二十番目」
       「ト」=イロハニホヘトの「ト」、
 つまり
 英語
 ドイツ語の 「G」=ABCDEFGの「G」にあたる音は、
 「七番目」で
 イタリア語・フランス語では「Sol」だが、
 日本ではしばしば「ソ」と発音・表記される
 ・・・「ト(ぉ)」が「ソ(ぉ)」と・・・訛る?
 西洋音階の「ソ」は「五番目」・・・
 ド・レ・ミ・ファ・ソ(そ)・ラ・シ・ド
 「そ・ソ」は
 「五十音順」の第15位
 「いろは歌」の第18番目
 いろはにほへと ちりぬるを
 わかよたれ「ソ」つねならむ
 うゐのおくやま けふこえて
 あさきゆめみし ゑひもせす
  ↓
 色はにほへど 散りぬるを
 我が世たれぞ 常ならむ
 有為の奥山  今日越えて
 浅き夢見じ  酔ひもせず 

ーーー「古事記」原文抜粋・・・「・・・」カギ括弧は加筆
 ・・・神武天皇=磐余彦=倭伊波禮毘古・・・
 故、從其國上行之時、經浪速之渡而、泊青雲之白肩津。
   此時、「登美能那賀須泥毘古」
  自登下「九字」以「音」。
   興軍待向以戰。爾取所入御船之楯而下立。
 故、號其地謂楯津。
   於今者云「日下之蓼津」也。
   於是與「登美毘古」戰之時、
   五瀬命
   於御手負「登美毘古」之痛矢串。
 故爾詔、
   吾者爲日�撥之御子、「向日」而戰不良。
 故、負賤奴之痛手。
   自今者行廻而、背負日以擊期而、
   自南方廻幸之時、
   到血沼海洗其御手之血。
 故、謂血沼海也。
   從其地廻幸、
   到紀國「男之水門」而詔、
   負賤奴之手乎死、
   「男建」而崩。
 故、號其水門謂「男水門」也。
   陵卽在紀國之竈山也。
 故、�撥「倭伊波禮毘古命」、從其地廻幸、
   到熊野村之時、
   「大熊髮」出入卽失。
   爾�撥「倭伊波禮毘古」命、
   倐忽爲「遠延」、
   及御軍皆「遠延」而伏。
  「遠延」二字以「音」。
   此時、熊野之「高倉下」、
   此者人名。
   賷一「横刀」、
   到於天�撥御子之伏地而獻之時、
   天�撥御子卽寤起、詔長寢乎。
 故、受取其「横刀」之時、
   其熊野山之荒�撥、自皆爲切仆。
   爾其惑伏御軍、悉寤起之。
 故、天�撥御子、
   問獲其「横刀」之所由、
   「高倉下」答曰、己夢云、
   天照大�撥、
   「高木」�撥、
   二柱�撥之命以、
   召建御雷�撥而詔、葦原中國者、
   伊多玖「佐夜藝帝」阿理那理。
  此「十一字」以「音」。
   我御子等、不平坐良志。
  此「二字」以「音」。
   其葦原中國者、專汝所言向之國。
 故、汝建御雷�撥可降。
   爾答曰、
   僕雖不降、專有平其國之「横刀」、可降是刀。
   此刀名、
   云「佐士布都」�撥、
   亦名云「甕布都」�撥、
   亦名云「布都御魂」。
   此刀者、坐石上�撥宮也。
   降此刀狀者、穿「高倉下」之倉頂、自其墮入。
 故、阿佐米余玖 
   自阿下「五字」以「音」。
   汝取持獻天�撥御子。
 故、如夢教而、旦見己倉者、信有「横刀」。
 故、以是「横刀」而獻耳。・・・オウトウ
   於是亦、
   「高木」大�撥之命以覺白之、
   天�撥御子、自此於奧方莫使入幸。
   荒�撥甚多。
   今自天遣「八咫烏」。
 故、其「八咫烏」引道。從其立後應幸行。
   故
   「隨」其教覺、・・・「隋・随・髄・瑞・蕊・蘂」
   從其「八咫烏」之後幸行者、
   到吉野河之河尻時、
   作筌有取「魚人」。
   爾天�撥御子、
   問汝者誰也、
   答曰僕者國�撥、名謂贄持之子。
   此者阿陀之鵜飼之祖。
   從其地幸行者、
   「生尾人」、自井出來。其井有光。
   爾問
   汝誰也、
   答曰
   僕者國�撥、名謂「井氷鹿」。
   此者吉野首等祖也。
   卽入其山之、亦遇「生尾人」。
   此人「押分巖」而出來。
   爾問
   汝者誰也、
   答曰僕者國�撥、名謂「石押分」之子。
   今聞天�撥御子幸行。
   故、參向耳。
   此者吉野國巢之祖。
   自其地蹈穿越幸「宇陀」。
 故、曰「宇陀」之穿也。
   故爾於「宇陀」有
   兄
   「宇迦斯」
  自宇以下「三字」以「音」。
  下效此也。
   弟
   「宇迦斯」二人。
 故、先遣「八咫烏」問二人曰、今天�撥御子幸行。
   汝等仕奉乎。
   於是兄「宇迦斯」、以鳴鏑待射返其使。
 故、其「鳴鏑」所落之地、
   謂「訶夫羅前」也。
   將待擊云而聚軍。
   然不得聚軍者、
   欺陽仕奉而、
   作大殿、
   於其「殿內」作「押機」待時、
   弟
   「宇迦斯」先參向、
   拜曰、僕兄
   兄
   「宇迦斯」、
   射返天�撥御子之使、
   將爲待攻而聚軍、不得聚者、
   「作殿」其內張「押機」將待取。
 故、參向顯白。
   爾大伴連等之祖、道臣命、久米直等之祖、
   大久米命二人、召兄「宇迦斯」罵詈云、
   伊賀
  此「二字」以「音」。
   所「作」仕奉於「大殿內」者、
   意禮
  此「二字」以「音」。
   先入、明白其將爲仕奉之狀而、
   卽握「横刀」之手上、
   矛由氣
  此「二字」以「音」。
   矢刺而、追入之時、
   乃「己所作押見」打而死。
   爾卽「控出」斬散。
 故、其地謂「宇陀」之血原也。
   然而其
   弟
   「宇迦斯」之獻大饗者、悉賜其御軍。
   此時歌曰、
 宇陀能 多加紀爾 志藝和那波留 和賀麻都夜
 志藝波佐夜良受 伊須久波斯 久治良佐夜流
 古那美賀 那許波佐婆 多知曾婆能 微能那祁久袁
 許紀志斐惠泥 宇波那理賀 那許婆佐婆
 伊知佐加紀 微能意富祁久袁 許紀陀斐惠泥
 疊疊 「音引」 志夜胡志夜 
 此者伊能碁布曾。
 此「五字」以「音」。
 阿阿 「音引」 志夜胡志夜 此者嘲咲者也。
 故、其
 弟
 「宇迦斯」、此者「宇陀」水取等之祖也。
 自其地幸行、到忍坂大室之時、
 「生尾」土雲 訓云「具毛」。
 「八十建」、在其室待伊那流。
 此「三字」以「音」。
 故爾天�撥御子之命以、
 饗賜「八十建」。
 於是宛「八十建」、
 設「八十膳夫」、毎人佩刀、
 誨其膳夫等曰、聞歌之者、一時共斬。
 故、明將打其土雲之歌曰、
 意佐加能 意富牟盧夜爾 比登佐波爾 岐伊理袁理
 比登佐波爾 伊理袁理登母 美都美都斯 久米能古賀
 久夫都都伊 伊斯都都伊母知 宇知弖斯夜麻牟
 美都美都斯 久米能古良賀 久夫都都伊 伊斯都都伊母知
 伊麻宇多婆余良斯
 如此歌而、拔刀一時打殺也。
 然後
 將擊
 登美毘古之時、
 歌曰、
 美都美都斯 久米能古良賀 阿波布爾波
 賀美良比登母登 曾泥賀母登 曾泥米都那藝弖
 宇知弖志夜麻牟
 又歌曰、
 美都美都斯 久米能古良賀 加岐母登爾
 宇惠志波士加美 久知比比久 和禮波和須禮志
 宇知弖斯夜麻牟
 又歌曰、
 加牟加是能 伊勢能宇美能 意斐志爾 波比母登富呂布
 志多陀美能 伊波比母登富理 宇知弖志夜麻牟
 又擊
 兄師木、弟師木之時、御軍暫疲。
 爾歌曰、
 多多那米弖 伊那佐能夜麻能 許能麻用母
 伊由岐麻毛良比 多多加閇婆 和禮波夜惠奴
 志麻都登理
 宇上加比賀登母 伊麻須氣爾許泥
 故爾
 「邇藝速日」命參赴、
 白於天�撥御子、聞天�撥御子天降坐。
 故、追參降來、卽獻天津瑞以仕奉也。
 故、「邇藝速日」命、
   娶「登美毘古」之妹、
    「登美夜毘賣」生子、
    「宇摩志麻遲」命。
 此者「物部」連、
    穗積臣、婇臣祖也。
 故、如此言向平和荒夫琉�撥等、
 夫琉「二字」以「音」。
 退撥不伏人等而、
 坐畝火之白檮原宮、
 治天下也。
ーーーーー
 ・・・「音=亠」+「乂」=文・・・「オトかり」・・・
ーー
   十歳 幼学(ヨウガク・礼記・曲礼上編)
      辻髪(つじかみ・子供の髪型から)
  十五歳 志学(シガク・男性・論語・為政編)
      笄年(ケイネン・女性・礼記・内則編)
         笄(かんざし)をさす歳であることから
         二十歳とする説もある
  十六歳 破瓜(ハカ・女性)
        「瓜」(八と八)を加えて十六
  二十歳 二十路(ふたそじ・はたち)
      弱冠(ジャッカン・男性)
      「二十を弱と云ひ冠す・礼記・曲礼上編」
  三十歳 三十路(みそじ)
      而立(ジリツ)
      立年(リュウネン・男性)
      「三十にして立つ・論語・為政編」
      壮室(ソウシツ・男性)
      年壮(ソウネン・男性)
      「三十を壮と云ひ室あり・礼記・曲礼上編」
  四十歳 四十路(よそじ)
      初老(ショロウ)
      不惑(フワク・男性)
      「四十にして惑はず・論語・為政編」
      強仕(キョウシ・男性)
      「四十を強と曰ふ、すなはち仕ふ・礼記・曲礼上編)
 四十八歳 桑年(ソウネン)
      「桑」の古い文字(耼)が
       四つの「十」と「八」と分解できるため
  五十歳 五十路(いそじ)
      五十算(ゴジッサン)
      杖家(ジョウカ)
      「礼記・王制篇」
      家の中で杖を用いることが許されるとされた
      中老(チュウロウ)
      天命(テンメイ・男性)
      知命(チメイ・男性)
      「五十にして天命を知る・論語・為政編」
      艾服(ガイフク)
      艾年(ガイネン)
      「髪が艾のように色あせて白くなる年」
  六十歳 六十路(むそじ)
      耳順(ジジュン・男性)
      「六十にして耳順ふ・論語・為政編」
      相手の言葉から善悪を判断できるようになる
      杖者(ジョウシャ)=杖を突く人
      杖郷(ジョウキョウ・礼記・王制篇)
      「郷土で杖を用いることが許される」
      本卦還り(ホンケがえり)
      「生まれた年の干支と同じ干支の年がくること」
 六十一歳 還暦(カンレキ)
      華寿(カジュ)
      華甲(カコウ)
      「華」が六つの「十」と「一」と分解できる
 六十四歳 破瓜(ハカ・男性)
      「八に八を乗ずる」
 六十六歳 緑寿(ロクジュ)
      「緑」の読み(ロク)から
  七十歳 七十路(ななそじ)
      古希(コキ)
      「人生七十、古来稀なり・杜甫「曲江」の詩」
      従心(ジュウシン・男性)
      「七十にして心の欲するところに
       従ひて矩を踰えず・論語・為政編」
      致仕(チシ)
      杖国(ジョウコク・男性・礼記・王制篇)
      懸車(ケンシャ)
      踰矩(ユク・男性)
      「七十にして心の欲するところに
       従ひて矩を踰えず・論語・為政編」
 七十七歳 喜寿(キジュ)
     「喜」の草体が七十七のように見えるため
  八十歳 八十路(やそじ)
      傘寿(サンジュ)
     「傘」の略字(仐)が八十と分解できる
      下寿(カジュ)中国古伝説
      六十歳は下寿、
      八十歳は中寿、
      百歳は上寿という三寿(サンジュ)説
      杖朝(ジョウチョウ・男性・礼記・王制篇)
      「朝廷でも杖を用いることが許された」
 八十一歳 半寿(ハンジュ)
     「半」の字が八十一と分解
      盤寿(バンジュ)
     「将棋の盤が 九×九=八十一 マスあることから」
      漆寿(シツジュ・礼記
 八十八歳 米寿(ベイジュ)
     「米」の字が八十八と分解
  九十歳 九十路(ここのそじ)
星寿(セイジュ)
聖寿(セイジュ)
卒寿(ソツジュ)
「卒」の略字「卆」が九十と分解
 九十五歳 珍寿(チンジュ)
 九十九歳 白寿(ハクジュ)
     「百」の字から一をとると白になる
   百歳 百寿(ももジュ)
      紀寿(キジュ)
      一世紀=100年期
      期頤(キイ)
     「百年を期と曰い、頤わる・礼記・曲礼上編」
      中寿(チュウジュ)中国古伝説
      百歳以上毎年 上寿(ジョウジュ)
  百八歳 茶寿(チャジュ)
     「茶」の字を分解すると「十、十、八十八」と分解
      不枠(フワク)
     「枠」の字を分解すると「十、八、九十」と分解
 百十一歳 皇寿(コウジュ)
     「皇」の字を分解すると
     「白 (=99)、一、十、一」と分解
      川寿(センジュ)
     「川」が「111」と読めるため
 百二十歳以上
      珍寿(チンジュ)
 百十九歳 頑寿(ガンジュ)
     「頑」の字を分解すると
     「二、八、百、一、八」と分解
 百二十歳 昔寿(セキジュ)
     「昔」の字を分解すると
      廿 (=二十)+百
      大還暦(ダイカンレキ)
      長寿世界一とされた
      泉重千代を讃えた言葉

      上寿(ジョウジュ)中国古伝説
ーー
 ・・・