1301日目・・・「安全保障の機密情報を漏えいした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案をめぐり、衆院国家安全保障特別委員会」・・・26日午前11時、特別委で法案を強行採決・・・自らの首を絞めてどうするんだか・・・

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 枕草子
 (二四一段)・・・「二百四十一・弐佰四拾壱・仁肆壱・貮陌肆足壱」段
          2+4+1=7=七=漆
          2×4×1=8=八=捌
 小一條院をば、
 (呼一帖音・・)
 今内裏とぞいふ。
 (今、ダイリ・・・)
 おはします殿は清涼殿にて、
 (・・・・伝葉、声量伝・・)
 その北なる殿におはします。
 (・・キタ、ナル伝爾・・・)
 西東はわたどのにて渡らせ給ふ。
 (所為等葉、話他度之・・・)
 常に參うのぼらせ給ふ。
 (ツネ爾・・・)
 おまへはつぼなれば、
 (於真経葉、ツボ・・・)
 前栽などうゑ、
 (前歳・・・)
 笆ゆひていとをかし。
 (ハ・ヘ結いて・・・)

 二月十日の日の、
 (爾解通、拾う比之化埜)
 うらうらとのどかに照りたるに、
 (裏、裏・・・能登掛爾、テ裏・・・)
 わたどのの西の廂にて、
 (話他度之埜、爾志・邁志廼想爾出)
 うへの御笛ふかせ給ふ。
 (得経埜、音擢、葺かせ・更かせ・・・)
 高遠の大貳、
 (口演之、題字)
 御笛の師にて物し給ふを、
 (音摘之施爾出・・・)
 異笛ふたつして、
 (意的・異的・・・)
 高砂ををりかへし吹かせ給へば、
 (考査・交叉・公差・・・)
 猶いみじう
 (ナホ意味字得)
 めでたしと言ふもよのつねなり。
 (メデタシ・・・世・代・与・夜・予・余・輿)
 御笛の師にて、
 (怨敵之示爾出)
 そのことどもなど申し給ふ、
 (素の言・・・)
 いとめでたし。
 (意図、芽出度し・愛でたし・目出度し)
 御簾のもとに集り出でて
 (音素之・・・)
 見奉るをりなどは、
 (実他真話留・・・)
 わが身に芹つみしなど
 (話臥実爾、競・施理通視名度)
 覺ゆることこそなけれ。
 (憶えるコト・・・)
 すけただは
 (透け・助・輔、他拿葉)
      伊藤博文
 木工允にて
 (黙考・紀項、允=インニテ)
     木戸孝允
 藏人にはなりにたる。
 (句等得奴・・・)
 大蔵相
 いみじう荒々しうあれば、
 (意味字得、新、蛙等詞得・・・)
 殿上人女房は、
 (伝情人、音納、附差葉)
 あらわにとぞつけたるを、
 (アラワニ・・・)
 歌につくりて、
 (ウタ爾・・・)
 「さうなしのぬし、
  (ソウナシ之塗師
  尾張人の
 (オワリビト之)
  本居宣長
  種にぞありける」
 (アネ爾素・・・)
 とうたふは、
 (読他附葉)
 尾張の兼時が女の腹なりけり。
 (名古屋之、建字臥、音名之、葉等名理懸理)
 これを笛に吹かせ給ふを、
 (・・・譜重爾・・・)
 添ひ侍ひて、
 (素意ハベリヒ出)
 「なほたかう
 (・・・)
  吹かせおはしませ、
 (・・・)
  え聞きさふらはじ」
 (・・・)
 と申せば、
 (・・・)
 「いかでか、
 (異化出化)
  さりとも聞き知りなん」
 (差理・・・)
 とて密にのみ吹かせ給ふを、
 (・・・秘密・・・)
 あなたより渡らせおはしまして、
 (・・・・)
 「このものなかりけり、
 (・・・・中理化理)
  只今こそふかめ」
 (・・・・譜化目)
 と仰せられて吹かせたまふ。
 (・・・・・付加施・・・)
 いみじうをかし。
 (意味字得・・・)

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 (二四二段)・・・「二百四十二・弐佰四拾弐・弐肆貳・貮陌肆足仁」段
          2+4+2=8=八=捌
          2×4×2=16=十六=拾六=足陸
 身をかへたらん人などは
 (視を変え他等務ヒト・・・)
 かくやあらんと見ゆるもの
 (書く也・・・)
 ただの女房にて侍る人の、
 御乳母になりたる。
 (音入慕補爾・・・)
 唐衣も著ず、
 (カラゴロモ・読異も記図)
 裳をだに用意なく、
 (摸緒・・・)
 白衣にて御前に添ひ臥して、
 (吐く異・羽咋・・・音全・・・)
 御帳のうちを居所にして、
 (音調・・・)
 女房どもを呼びつかひ、
 (助望・・・)
 局に物いひやり、
 (通模音爾・・・)
 文とりつがせなどしてあるさまよ。
 (・・・)
 言ひ盡すべくだにあらず。
 (・・・)
 雜色の藏人になりたるめでたし。
 (雑史記埜、)
 去年の霜月の臨時の祭に
 (コゾのシモツキのリンジのマツリ)
 御琴もたりし人とも見えず。
 (音言・音糊塗・・・)
 君達に連れてありくは、
 (訓立つ似、釣れて、亜理句葉)
 いづくなりし人ぞとこそおぼゆれ。
 (・・・)
 外よりなりたるなどは、
 (害・我意・賀意・臥意・・・)
 おなじ事なれどさしもおぼえず。
 (同じ字なれどサシもおぼえず)
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 (二四三段)・・・「二百四十三・弐佰四拾参・貮肆参・仁陌肆足参」段
          2+4+3=9=九=玖
          2×4×3=24=二十四=弐拾四=仁足肆
 雪たかう降りて、
 (説・・・振りて)
 今もなほふるに、
 五位も四位も、
 (語意・語彙も思惟・示威・恣意も)
 色うるはしう若やかなるが、
 袍の色いと清らにて、
 革の帶のかたつきたるを、
 宿直すがたにひきはこえて、
 紫の指貫も、
 雪に映えて、
 濃さ勝りたるを著て、
 袙の紅ならずば、
 おどろおどろしき山吹を出して、
 傘をさしたるに、
 風のいたく吹きて、
 横ざまに雪を吹きかくれば、
 (ヨコシマざま似、説を付記、不記、隠れ葉)
 少し傾きて歩みくる、
 深沓半靴などのきはまで、
 (フカグツ・ハングツ等、除キ、退キ、葉真出)
 雪のいと白くかかりたるこそをかしけれ。
 (説、接、切、節、摂、設、拙の意図、史録、
       懸かり他留こそ、可笑しい蹴れ)
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 (二四四段)・・・「二百四十四・弐佰四拾四・貳肆肆・仁陌肆足肆」段
          2+4+4=10=十=壱拾=足
          2×4×4=32=三十二=参拾弐=参足仁
 廊の遣戸をいと疾う押しあけたれば、
 御湯殿の馬道よりおりてくる殿上人の、
 萎えたる直衣指貫の、
 いたくほころびたれば、
 いろいろの衣どもの、
 (意賂、異賂埜、虎賂摸ども埜)
 こぼれ出でたるを、
 押し入れなどして、
 北の陣のかたざまに歩み行くに、
 あきたる遣戸の前を過ぐとて、
 纓をひきこして、
 顏にふたぎて過ぎぬるもをかし。

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 (二四五段)・・・「二百四十五・弐佰四拾五・貳肆五・仁陌肆足伍」段
          2+4+5=11=十一=壱拾壱=壱足壱
          2×4×5=40=四十=四拾=肆足
 ただすぎにすぐるもの
 帆をあげたる舟。
 (補・・・・譜音)
 人のよはひ。
 (比賭、埜、齢)
 春夏秋冬。
 (舜化、周当)
  駿化、州当
  俊化、集読
  ↓
  俊輔(しゅんすけ)、春輔(しゅんすけ)。号は「春畝(しゅんぽ)」、「滄浪閣主人(そうろうかくしゅじん)」、「春畝公」・・・利助(りすけ)・・・周防国出身・・・伊藤博文
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 (二四六段)・・・「二百四十六・弐佰四拾六・貳肆陸・仁陌肆足陸」段
          2+4+6=12=十二=壱拾弐=壱足仁
          2×4×6=48=四十八=四拾八=肆足捌
 ことに人に
 しられぬもの・・・・・秘密情報
 人の女親の老いたる。
 凶會日
 (くえにち)。・・・・弐千壱拾参年十一月二十六日

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 (二四七段)・・・「二百四十七・弐佰四拾七・貳肆漆・仁陌肆足漆」段
          2+4+7=13=十三=壱拾参=壱足参
          2×4×7=56=五十六=五拾六=伍足陸
 五六月の夕かた、
 (ゴリク解通、之、憂過多)
 青き草を細う麗しくきりて、
 赤衣著たる子兒の、
 ちひさき笠を著て、
 左右にいと多くもちてゆくこそ、
 すずろにをかしけれ。

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 (二四八段)・・・「二百四十八・弐佰四拾八・貳肆捌・仁陌肆足捌」段
          2+4+8=14=十四=壱拾四=壱足肆
          2×4×8=64=六十四=六拾四=陸足肆
 賀茂へ詣づる道に、
 女どもの、
 新しき折敷の
 やうなるものを笠にきて、
 いと多くたてりて、
 歌をうたひ、
 起き伏すやうに見えて、
 唯何すともなく、
 うしろざまに行くは、
 いかなるにかあらん、
 をかしと見る程に、
ーーー↓
 郭公をいとなめくうたふ聲ぞ心憂き。
 (郭務悰)
 「ほととぎすよ、・・・不如帰
        (霍公、霍公鳥、
         郭公、不如帰、
         子規、蜀魂、
         杜鵑、杜宇、
         田鵑、早苗鳥)
  おれよ、
  かやつよ、
  おれ
  なきてぞ、
  われは
  田に・・・・・伝爾
  たつ」
 と
 うたふに、
 聞きも果てず
 いかなりし人か 
 いたく
 なきてぞと
 いひけん。
 「なか
  だ
  かわら
  はおひ、
  いかで
  おどす人」
 と。
 鶯に
 (ウグイス・得愚意素)
 郭公は・・・・・・
 (かっこう・
  霍公、霍公鳥、
  郭公、
  不如帰、
  子規、呼子鳥、
  蜀魂、杜鵑、
  杜宇、田鵑
  時鳥、鴇・・・朱鳥・朱雀)
 劣れると
 いふ人こそ、
 いと
 つらう憎くけれ。
 鶯は・・・・・・・
 (うぐいす、
  春告げ鳥、花見鳥、
  経読み鳥、人来鳥=ひとくどり)
  ↓
  ウグイスのホトトギスの托卵対象
  ウグイスとメジロは混同される
 夜なかぬ
 (世・代・余・予・与・與・輿)
 いと
 わろし。
 すべて
 夜なくものは
 (世・代・余・予・与・與・輿)
 めでたし。
 兒・・・・・・兒=臼+儿
 (こ・ジ・ニ・児=旧+儿)
 ども
 ぞ
 は
 めでたからぬ。

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 (二四九段)・・・「二百四十九・弐佰四拾九・貳肆玖・仁陌肆足玖」段
          2+4+9=15=十五=壱拾五=壱足伍
          2×4×9=72=七十二=七拾弐=漆足仁
 八月晦日がたに、
 (葉知解通、三十日、参拾比、臥他爾)
 太秦にまうづとて見れば、
 (うづまさ・・・)
 (タイシン・・・)
 (太=ふとい・おお・タイ・ダイ
  秦=はた・シン・ジン)
 穗に出でたる田に、
 人多くてさわぐ。
 稻刈るなりけり。
 早苗・・・・・・早苗(さなえ・さなへ)
         苗代から田へ
         植えかえるころの
         稲の苗のこと
         六月の季語
         早苗鳥(ホトトギス
         日本海軍の艦艇
         若竹型駆逐艦の三番艦
         「早苗」
 とりしか、
 (トリ史家)
 いつの間にとは
 まこと。
 實にさいつごろ賀茂に詣づとて見しが、
 哀にもなりにけるかな。
 これは
 女もまじらず、
 男の片手に、
 いと赤き稻の、
 もとは青きを刈りもちて、
 刀か何にあらん、
 もとを切るさまのやすげに、
 めでたき事に
 いとせまほしく見ゆるや。
 いかでさすらん、
 穗をうへにて竝み居る、
 いとをかしう見ゆ。
 庵のさまことなり。

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 (二五〇段)・・・「二百五十・弐佰五拾・貳五零・仁陌伍足」段
          2+4+0=6=六=陸
          2×4×0=0=零
 いみじく
 きたなき
 もの
 蚰蝓(ユユ)・・・蛞蝓(カツユ)
          ↓
        (なめくじ・なめくじら・なめくじり)
         陸生の巻貝のうち、
         貝殻をもたないものの総称
 (なめくじ)。・・・納目(眼・芽・女)句字
ーー↓
 えせ・・・・・・似非→にせ・贋・偽・似せ
 板敷の箒。
 殿上の・・・・・伝条埜
 がうし・・・・・合史・合詞
 (合子)。
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 ・・・ナメクジの漢方・・・いぼ、痔核、脱肛、浮腫、尿利、腫れもの、扁桃炎、声のかれ、ぜんそく、せき、夜尿症、マムシの咬み傷・・・