1294日目・・・特定秘密保護法・・・「三猿」法案・・・「法案」・・・「猿女君」は「海鼠(なまこ・名真呼・うみねずみ・sea cucumber・Sea Slug)の口」を封じるコトである・・・「古事記」・・・「海鼠」、当時はこれで「コ」と呼んでいた・・・「ナマコ」とは本来は調理をしていない「ナマのコ」を指す言葉・・・この名残が、「このわた(コの腸)・いりこ(煎りコ)」、「このこ(コの子)」・・・「和名類聚抄」には「老海鼠」、「虎海鼠」で、中国漢字表記は「海参(ハイシェン)」であるらしく・・・音訓読すれば

 「老海鼠」・・・ロウカイソ・おいるうみねずみ
         老 獪 姐 於意留宇美音頭見
 「虎海鼠」・・・コカイソ・とらあま(うみ)ねずみ
         呼開 祖 渡羅海人(宇美)子頭視
 「海参」・・・・カイサン・うみみつ
         開 山  宇美三津
 古代史の教科書は「虎」は「大海人皇子天武天皇」で、
 西洋近代史では「ナポレオン」、
 近代日本史では「虎」の名前に関係する人物は
 「寅(トラ)次郎」は「吉田松蔭」である・・・
 戦国から江戸時代初期の名前に関しては
 「藤堂高虎」である・・・
 八度も「主家・君主」をカエた・・・
 1)浅井長政→2)阿閉貞征→3)磯野員昌→4)織田信澄→
 5)豊臣秀長→6)秀保→7)秀吉→秀頼→8)徳川家康→秀忠→家光
 ・・・伊予今治藩主。後に伊勢津藩の初代藩主で、藤堂家宗家初代・・・築城技術に長け、
 宇和島城
 今治城
 篠山城
 津城
 伊賀上野城
 膳所
 などを築城
ーー↓
 「藤堂 高虎・与吉(幼名)」
 弘治二年一月六日(1556年二月十六日)
  〜
 寛永七年十月五日(1630年十一月九日)
 天正十九年(1591年)に君主の秀長が死去すると、甥で養子の豊臣秀保に仕え、秀保の代理として翌年の文禄の役に出征している。
 文禄4年(1595年)に秀保が早世したため、出家して高野山に上るも、その将才を惜しんだ豊臣秀吉生駒親正に説得させて召還したため還俗し、5万石を加増されて伊予国板島(現在の宇和島市)七万石の大名となる。この時、秀吉から「日本丸」という軍艦を拝領したとされる。
 慶長二年(1597年)
 慶長の役にも水軍を率いて参加
 漆川梁海戦では朝鮮水軍の武将・元均率いる水軍を殲滅
 南原城の戦い
 鳴梁海戦にも参加
 帰国後に
 大洲城一万石を加増されて八万石
 板島丸串城の大規模な改修を行い、
 宇和島城に改称
 朝鮮の官僚
 姜𦫿を捕虜にして日本へ移送
 慶長五年(1600年)
 家康による会津征伐に従軍
 後、織田秀信が守る岐阜城攻めに参戦
 九月十五日
 関ヶ原本戦
 大谷吉継隊と死闘
 留守中の伊予国における毛利輝元の策動による一揆を鎮圧
 戦後、
 家康から
 宇和島領を含む
 今治20万石に加増
 慶長十三年(1608年)
 伊賀上野藩主
 筒井定次の改易と
 伊勢津藩主
 富田信高の宇和島藩への転封で
 今治周辺の
 越智郡二万石を飛び地とし、
 伊賀一国、並びに
 伊勢八郡二十二万石に加増移封
 津藩主
 慶長十九年(1614年)
 大坂冬の陣で徳川方
 翌年の大坂夏の陣でも徳川方
 河内方面の先鋒を志願し
 八尾において
 豊臣方の
 長宗我部盛親隊と戦う
 戦後、32万石に加増
 閏六月
 従四位下に昇任
 高虎はこの戦いの戦没者供養のため、
 南禅寺三門を造営し、
 釈迦三尊像
 及び
 十六羅漢像を造営・安置
 家康没後は
 二代将軍
 徳川秀忠に仕え、
 元和六年(1620年)
 秀忠の
 五女
 和子が入内で
 露払い役
 寛永四年(1627年)
 自分の敷地内に上野東照宮を建立
 幕府の命令で
 会津藩
 高松藩
 熊本藩の後見を務め藩政を執り行った
 晩年には眼病を患って失明
 寛永七年(1630年)十月五日に死去
 享年75
 後を長男の
 藤堂高次が継ぎ
 養子の
 高吉は高次の家臣として仕え、
 後に
 伊賀
 名張に転封、
 分家を興した(名張藤堂家)。
ーー↓↑・・・ウイッキペデア・・・
 「三猿」と「海鼠(なまこ)」から跳んでしまった・・・
 で、
 ・・・ボク的には「なまこ=名真コ」の「コ」は「コの同音異字」のスベテである・・・
ーー↓・・・ウイッキペデア・・・
 ナマコ(海鼠)
 「棘皮(キョクヒ)動物門」で、「体が細長く口が水平に向くなどの特徴を共有」・・・「体が前後に細長く、腹面と背面の区別があり、見かけ上は左右相称であるが、体の基本構造は棘皮動物に共通した五放射相称」・・・「比較的柔軟な体壁に覆われている」・・・「骨格の発達は悪く、細かな骨片として体壁に散らばっている。雌雄異体であるが、外観から区別することは困難」・・・「無脊椎動物」・・・
 敵の攻撃を受けると内臓を放出
 熱帯性のナマコの多くはキュビエ器官という
 白い糸状の組織を持っており、
 刺激を受けると肛門から吐出する。
 キュビエ器官は動物の体表にねばねばと張り付き、
 敵の行動の邪魔をする。
 キュビエ器官を持たないナマコは、腸管を肛門や口から放出する。
 ナマコは他の棘皮動物同様に再生力が強く、
 吐き出した内臓は1〜3ヶ月ほどで再生・・・
 細長い芋虫型で、腹と背の区別がある。前端に口、後端には肛門がある。
 ナマコの
 体表は主にコラーゲンから成る厚い体壁に覆われている。
 体壁は柔軟で、伸縮性に富む。
 表面はクチクラに覆われ、
 内側には
 環状筋と
 5列の
 縦走筋があり、これらを使って呼吸や運動を行う。
 体重の90%以上は水分で、
 深海の浮遊性ナマコは
 寒天質の体をしており、
 重量を減らすことで浮力を得ている
 ナマコの体も棘皮動物に共通する
 五放射相称の構造
 ナマコの腹には中央とその両側に
 歩帯(管足が並ぶ)があり、
 背側には左右両端に
 歩帯(管足が変形した疣足が並ぶ)がある。
 全身は放射状に並んだ5つの歩帯から構成
 腹側の管足は移動に使われ、先端が吸盤
 無足目と隠足目のナマコは管足を持たず、
 蠕動運動によって移動する。
 板足目のナマコは多くが深海性で、
 一部には
 太く大きな
 管足を持つ種類がいる。
 口周辺には
 管足が
 変形した
 触手が
 輪状に配列し、
 餌の摂取や、種によっては移動にも使われる。
 触手は他の管足よりはるかに大きく、
 先端は種によってさまざまな形に枝分かれしている。
 触手は口に引っ込めることも可能で、
 本数は5の倍数であることがほとんどである。
 ナマコは骨格を持たない
 体壁の内部に
 石灰質の骨片が無数に散らばっている。
 大部分は顕微鏡サイズで、
 微小骨片 (spicule) と言われる。
 骨片の形は
 穴の空いた平板型、車輪状、カギ型、錨型など
 体壁は
 真皮と
 筋肉から成り、水分の含有量が高い。
 体壁はその硬さを大きく変化させることができる。
 硬質ゴムのように硬くもなり、
 つかんだ指の間から
 流れそうなほど柔らかくなることもある。
 柔らかくなって
 岩の隙間にもぐりこみ、
 そこで硬くなって
 天敵や波に引き出されないようにするなど、
 ナマコはこの性質を防御に利用。
 神経系は食道周囲に環状に配置する
 周口神経環と、後方へ伸びた
 5本の
 放射神経からなる。
 目・耳・鼻など
 まとまった
 感覚器官は持っていない。
ーー↓・・・ウイッキペデア・・・
 三猿(さんざる・サンエン)
 三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)
 三様の姿をした三匹の猿
 両手で両眼・両耳・口を覆って、
 「見ざる・聞かざる・言わざる」
 三匹の猿が両手でそれぞれ
 目、耳、口を隠している像
 「三猿」
 余計なことは見ない、聞かない、話さない
 両手でそれぞれ両目・両耳・口をおおっている
 三匹の猿の像
 「見ざる・聞かざる・言わざる」の意を表した
 絵・彫刻に描かれ、
 庚申塚(こうしんづか)など
 さんさる
 日光東照宮=神厩(三猿=見ざる・言わざる・聞かざる)
ーーーーー
 枕草子
  (二一九段)・・・二百十九段・弐佰壱拾九段・貮壱九段・仁陌壱足玖段
           2+1+9=12=十二=壱拾弐=壱足貮=壱足仁
           2×1×9=18=十八=壱拾八=足捌

 硯きたなげに塵ばみ、
 (スズリきたなげにチリばみ)
−−↓
 墨の片つかたにしどけなくすりひらめかし、
 (スミのカタつかたに、しどけ、なく、すりひらめかし)
−−↓
 勞多きになりたるが、
 (ロウ、オホきになりたるが)
−−↓
 ささしなどしたるこそ心もとなしと覺ゆれ。
 (ささし、など、したる、こそ、ココロもとなしとオボゆれ)
−−↓
 萬の調度はさるものにて、
 (マンのチョウドはさるものにて)
−−↓
 女は鏡硯こそ心のほど見ゆるなめれ。
 (オンナはカガミ、スズリこそココロのほどミゆるなめれ)
−−↓
 おきぐちのはざめに、
 (おき、ぐちの、はざめ、に)
−−↓
 塵ゐなど打ち捨てたるさま、
  (チリゐなどウちスてたるさま)
−−↓
 こよなしかし。
 (こよ、なし、かし)
−−↓
 男はまして文机清げに押し拭ひて、
 (オトコは、ましてフミ、ツクエ、キヨげにオしフひて)
−−↓
 重ねならずば、
 (カサね、ならず、ば)
−−↓
 ふたつ懸子の硯のいとつきづきしう、
 (ふたつカケコのスズリの、いと、つきづき、しう)
−−↓
 蒔繪のさまもわざとならねどをかしうて、
 (マケエの、さまも、わざと、ならねど、をかしうて)
−−↓
 墨筆のさまなども、
 (スミフデの、さま、なども)
−−↓
 人の目とむばかりしたてたるこそ、
 (ヒトのメ、とむ、ばかり、したて、たる、こそ)
−−↓
 をかしけれ。
 (をかし、けれ)
−−↓
 とあれどかかれどおなじ事とて、
 (と、あれど、かかれど、おなじコトとて)
−−↓
 黒箱の蓋も片方おちたる硯、
 (クロハコのフタもカタホウ、おちたるスズリ
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 わづかに墨のゐたる、
 (わづかに、スミの、ゐたる)
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 塵のこの世には拂ひがたげなるに、
 (チリの、このヨには、ハラひ、がた、げ、なる、に)
−−↓
 水うち流して、
 (ミズうちナガして)
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 青磁の龜の口おちて、
 (セイジのカメのクチおちて)
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 首のかぎり穴のほど見えて、
 (クビの、かぎり、アナの、ほどミえて)
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 人わろきなども、
 (ヒト、わろき、など、も)
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 つれなく人の前にさし出づかし。
 (つれなくヒトのマエにさしイづかし)
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