1122日目・・・ふち・フチ=「不知」は「無知」で「厚顔無恥」・・・不知火・・・「不治」の病・・・「付置」=あるものに付属させて設置すること・・・「布置」=物を適当な所に置き並べること・「何の因果関係もないにも関わらず、それが同時に起きるということから、あたかも関連があるかのような言い方、因果関係のない複数の事柄が殆ど必ずといっていいほど同時に又は連続して起きる現象を「布置(constellation)」という・全てが因果関係の糸でつながれている訳ではないのではないか(ユングの考え)・・・と言うモノらし
ーーー↓以下はスベテ、「ウイッキペデア」からのカリモノです・・・
「コンプレックス(感情複合)の現象を研究したユングは、言語連想実験等を通じて深層心理の解明を志向し、当時、精神分析を提唱していたウィーンのジークムント・フロイトから大きな影響を受けた。しかし、ユングは「リビドー」の概念を、従来よりはるかに幅の広い意味で定義し直してフロイトと訣別し、「集合的無意識」の存在を提唱し、元型の概念において、神話学、民俗学、文化人類学等の研究に通底する深層心理理論を構成した」
ユングは、このような、無意識にある「観念」と「感情」の複合体を「コンプレックス(Complex)」と名づけた。分析心理学は、別名、コンプレックス心理学(独語:Komplexe Psychologie)とも呼ぶ。
「コンプレックス概念」はユングの分析心理学の基本で
「ユング心理学」においては、
外的世界の物質の運動を主として規定する「因果性」と共に、
因果性とは
独立して、
「意味」や「イメージ」の
「類似性・類比性」によって、
外的世界の事物や事象、
個人の精神内部の事象等が互いに
同時的な相関性を持つ
「共時性(シンクロニシティ)」が存在するとされる・・・
「布置(Constellation)」とは、
個人の精神が困難な状態に直面したり、発達の過程において重要な局面に出逢ったとき、
個人の心の内的世界における問題のありようと、
ちょうど(関連)対応するように、
外的世界の事物や事象が、
ある特定の配置を持って現れてくることを、
「布置(コンステラツィオーン、独語:Konstellation)」という。
「布置」は、共時性の一つの現れであると考えられる。
・・・どうやら、カンジパラノイヤのボク自身の脳ミソ機能の「形態」らしい・・・
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フチ・・・「扶持」は武士の給料・・・「縁」は因縁、縁故、縁談・・・「渕」は「淵」の略字・・・ナルほど、「小渕恵三(1937年(昭和十二年)6月25日〜2000年(平成十二年)5月14日)・位階正二位。勲等は大勲位。学位は政治学修士(早稲田大学)・衆議院議員(12期)、総理府総務長官(第二十九代)、沖縄開発庁長官(第十代)、内閣官房長官(第四十九代)、外務大臣(第百二十五代)、内閣総理大臣(第八十四代)、自由民主党幹事長、自由民主党副総裁、自由民主党総裁(第十八代)などを歴任」の「2千札」である・・・
「淵=潭=渊=渕」で同意、同義異字である。
英語では
「deep pool・ abyss・ the depths」
↓
「deep [diːp・ディープ] (色が)濃い・(色に関して)深い・深遠な・奥の・深さがある・深刻な・深く」
↓
「pool [puːl・プール] 水たまり・小さな池・ため池・貯水池・生産連合・企業連合・合同資金・共同投資・チーム対抗・たまった液体・プール・共同出資・出し合う」
↓
「abyss [ə'bɪs・アベィス→阿倍主(州・諏)] 深い淵・深淵・底知れない穴・地獄・底無し地獄・奈落の底・・・
・・・「婣(イン・marriage connections, bride・姻の古字)」=姻族とは一方の配偶者と他方の配偶者の血族の関係のことをいう。 血族(けつぞく)・・・
血族とは出生による血のつながりのある者・・・
法において血縁の繋がっている者(血縁関係にある者)を血族という。
日本の旧民法では「血統ノ相連結スル者ノ関係」と定義されていた(旧民法人事編19条1項)。
血族には自然血族と法定血族とがある。
なお、
「血族」の概念はあくまでも
法的な観点から決定される点に注意を要する(自然の血縁関係がなくとも養子縁組は血族を擬制し、他方、生物学上の血縁関係があっても非嫡出子は父や父の血族との関係を生じるためには父の認知が必要となる(民法第779条)・・・
「親等の数え方」・・・日本の民法上の親族の具体的範囲は次の通り(本人を基準とし数字は親等を表す)。
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6親等内の血族
1.父母、子
2.祖父母、孫、兄弟姉妹
3.曽祖父母、曽孫、伯叔父母、甥姪
4.高祖父母、玄孫、兄弟姉妹の孫(姪孫、大甥・大姪)、従兄弟姉妹(いとこ)、祖父母の兄弟姉妹(大おじ・大おば)
5.五世の祖、来孫(五世の孫)、兄弟姉妹の曽孫、従兄弟姉妹の子(父母の大甥・大姪)、父母の従兄弟姉妹(祖父母の甥姪)、曽祖父母の兄弟姉妹
6.六世の祖、昆孫(六世の孫)、兄弟姉妹の玄孫、再従兄弟姉妹(はとこ)、従兄弟姉妹の孫(伯叔父母の曾孫)、祖父母の従兄弟姉妹(曽祖父母の甥姪)、高祖父母の兄弟姉妹
日本の民法が
血族を
六親等内としているのは
江戸時代の慣行に由来する
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「淵・婣」は「氵」と「女」を省いた「鼎(かなえ)」にも見えるが・・・「爿(かた・ショウ・ソウ)」・・・爿部(しょうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典
241部首では
90番目に置かれる
(四画の三十番目、巳集の六番目)
「爿の字は木を裂いて二つにしたものの左半分を意味する。
大徐本の
『説文解字』には
この字が存在しないが、
『六書故』引く
唐本『説文解字』では
爿部があったという。
「牀」(寝台の意・ベット)の字についての
徐鍇の注で
「爿(ショウ・ソウ)」は
「牀(ゆか=床・ショウ・ソウ)=爿+木」の省略であるとしている。「淵」は「爿+片→片+爿←淵の氵とーを除去した漢字」で、「婣(イン)」は「婣の女とーを除去した漢字」で、「姻(とつぐ・イン)」の同音異字漢字である・・・「爿(ショウ・ソウ)」、この字の本来の音は qiáng ではなく、「牀」の chuáng であるらしいが、ベットにも「ダブル」と「シングル」がある。セックスで「シングル」は狭いだろう。「ツィンベット」は・・・二対の寝台だが・・・夫婦喧嘩した時には必要だろう・・・相手には触れたくも無い、触れられたくも無い・・・?・・・「婣(イン)=姻(とつぐ・イン)」ならば、婚姻関係で、ベットを共にする「女(おんな)」、「女(おんな)」が共にするベット・・・「セックスの場所」・・・
「ダブル→a double bed・ダブルベッドの部屋=a double‐bedded room」である。
「ダブル=重複」とは「duplication・ repetition・overlapping・redundancy・restoration」・・・
「ダブルの上着=a double‐breasted coat」
「背広・コートなどの洋服の上衣の前合わせのボタンが、縦2列に並んでいる形状またはそのような洋服」。英語の「double-breasted」は両前合せ(両前)、ダブルブレスト、 ダブルボタンとも。シングル(片前)に「対」する。1列が装飾用のボタンである場合もある。
「ダブル(double)」は、2倍や二重、2つ組などを意味する言葉。デュプル(duple)。日本語ではアルファベットのW(double U、ダブリュー)を「ダブル」と呼ぶことがあり、「W・ω」をダブルと同様の意味で使用する。英語小文字筆記体の「ω」はギリシャ文字のアルファベット第24番の「オー、オメガ」で、大文字は「Ω=オー、オメガ」である。英語の象徴文字では「D」、ギリシャ文字は「Δ・δ=デルタ」である・・・「Ψ・ψ(プシー、プスィ、プサイ」は、ギリシア語アルファベット第23字で「数価は700」・・・「Ψ・ψ=英語音表示は psi 」と表記され、心理学 (psychology)、超能力 (psychic ability/power) をあらわす包括的な単語で記号だが「惑星記号のネプチューンの得物である三叉矛を図案化したものΨが、占星術・天文学」で使用されている。「双魚宮(うお)の支配星(海王星発見以前は木星= ♃ U+2643 4に似ている記号」である・・・「八番目の惑星」で、1846年9月23日に「ユルバン・ルヴェリエ」、「ジョン・アダムズ」、「ヨハン・ガレ」等によって発見された・・・
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1845年
弘化二年
阿部正弘(第七代福山藩主)が
1843年の
「天保の改革」に失敗した
水野忠邦に代わり
老中首座となり、幕政改革を推進。
ペリーと日米和親条約を締結
アメリカ捕鯨船(マーケイター・クーパー船長)、浦賀に来航
1853年7月8日
(嘉永六年旧暦六月三日)
ペリーが、四隻からなる艦隊(内蒸気船2隻)を率いて浦賀に来航
6月12日・6月22日(1853年7月27)に日本を離れる(黒船来航)
1854年2月13日
(嘉永七年一月十六日)
ペリー再来、重ねて開国を要求
全権の
林復斎(大学守)らとの交渉により、
1854年3月31日(嘉永七年三月三日)日米和親条約が締結
英国のスターリングと
水野忠徳との交渉で
1854年10月14日(嘉永七年八月二十三日)日英和親条約
ロシア帝国のプチャーチンと
川路聖謨らの交渉で
1855年2月7日(改元・安政元年十二月二十一日)日露和親条約
1856年1月30日(旧暦十二月二十三日)日蘭和親条約調印が締結
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1846年の事件
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3月10日
(弘化三年二月十三日)
孝明天皇即位
4月25日米墨戦争勃発
5月8日米墨戦争: パロ・アルトの戦い
5月13日米墨戦争: 米国がメキシコに宣戦布告
5月16日英国で穀物法廃止(自由貿易体制確立)
5月17日アドルフ・サックスがサクソフォーンの特許を取得
6月10日米墨戦争: カリフォルニア共和国がメキシコに宣戦布告
6月15日英国・米国間でオレゴン条約締結(北緯49度線)
6月15日
ピウス9世 (ローマ教皇)が
第225世ローマ教皇に就任
7月19日(弘化三年閏五月二十七日)
ジェームズ・ビドル提督率いる
米国軍艦
二隻が浦賀水道に来航し通商を打診
7月27日(弘化三年年六月五日)
浦賀奉行が通商拒否・退去通告
7月29日(弘化三年六月七日)
仏国インドシナ艦隊司令官
セシュ長崎来航
9月23日
海王星を発見
12月28日
米国でアイオワが
29番目に州となる
日付不詳だがこの年に
輪転印刷機の発明
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誕生
4月5日(弘化三年三月十日)
西寛二郎、陸軍軍人(〜1912年)
5月12日(弘化3年4月17日)
山内豊範
第十六代
土佐藩主(〜1886年)
5月25日
ヘレナ、イギリス女王ヴィクトリアの第3王女(〜1923年)
6月19日
エドワード・ピッカリング、天文学者(〜1919年)
7月3日
(弘化九年閏五月十日)
和宮親子内親王
孝明天皇の妹宮
徳川家茂の妻(〜1877年)
7月17日(弘化三年閏五月二十四日)
徳川家茂
江戸幕府第
十四代将軍(〜1866年)
9月16日
セス・チャンドラー、天文学者(〜1913年)
9月19日(弘化三年七月二十九日)
箕作麟祥、啓蒙思想家(〜1897年)
9月28日(弘化三年八月八日)
蜂須賀茂韶
第十四代
徳島藩主(〜1918年)
9月28日(弘化三年八月八日)
内藤魯一
立憲政友会衆議院議員(〜1911年)
10月5日(弘化三年八月十五日)
中島信行
初代衆議院議長(〜1899年)
10月24日(弘化三年九月五日)
雨宮敬次郎
大実業家(〜1911年)
ーー↓
死去
2月21日(弘化三年一月二十六日)
仁孝天皇(1800年〜)
6月1日
グレゴリウス十六世、ローマ教皇(1765年〜)
ー↓
同名の
グレゴリウス十三世は
グレゴリオ暦(Calendario gregoriano)を、
1582年にローマ教皇として
ユリウス暦を改良して
十月十五日から使用
春分日である
「三月二十一日」に対して、
天文現象としての太陽の春分点通過日は
平均して
「ユリウス暦上の
三月十一日」となり、
十日ものずれが生じていた。
1579年に
シルレト枢機卿を中心とする委員会を発足
新しい暦を
1582年
二月二十四日に発布。
十月四日(木曜日)の
翌日を、
曜日を連続させながらも
十日間を省いて、
十月十五日(金曜日)と定めた
ー↓
6月1日(弘化三年五月八日)
徳川斉順、紀州藩主(1801年〜)
6月16日(弘化三年五月二十三日)
浦上春琴、文人画家(1779年〜)
6月22日(弘化三年五月二十九日)
宇田川榕菴、蘭学者(1798年〜)
9月26日
トマス・クラークソン
奴隷制反対運動指導者(1760年〜)
11月30日
フリードリッヒ・リスト、経済学者・歴史学者(1789年〜)
12月2日(弘化三年十月十四日)
伴信友、国学者(1773年〜)
ーーーー↓
「ベットでタバコを吸わないで」・・・欠片(かけら)・・・「牀=ベット=爿+片=寝台」から・・・
「W・ω」・・・・・・・・・・・・・お尻
「Ω・ω=オー、オメガ」・・・・・・屈んだお尻
「D」=「Δ・δ=デルタ」・・・・・ヴァギャナ
「Ψ・ψ(プシー、プスィ、プサイ」・ペニス
ギリシア語アルファベットのハナシだった・・・トンだハナシになっちまった・・・これらの「ギリシャ・アルファベット文字」はボクの主観は「イロっぽい・エロっぽい」なッ、のイメージを連想させてしまう。
で、量子力学では「Φ・φ(ファイ、フィ、ピー・英語音表示は phi)は、ギリシア語アルファベット(ギリシア文字)第21文字。小文字の字形には二通りがある(φ・4を丸く崩したような字」で、「Ψ・ψ」とともに「波動関数」を表すらしい。大文字は「系全体の波動関数」を表し、小文字は「一粒子の波動関数」を表す場合が多い」らしいのだが・・・
「寝台=ベット=ベッド(bed)」とは英語で床(とこ・ゆか・ショウ・ソウ・寝床・苗床・川床・鉱床・道床)、ドイツ語ではベット (Bett) 」。甲骨文字では「牀」のを縦にした形で、本来の意味は寝台で、後に左半分の木切れの意味が生じたと考えているらしい・・・ボクには同音に聴こえる「ベット」の別途の意味は「賭け事」の「ベット=betting・gambling・a gamble・a bet on・betting;(ゲームなどの)gambling・ a gamble on(賭(か)ける)・(危険)a risk・(賭け金)a bet・stakes」であるのだが・・・「カケ」である・・・
「木切れ」の意味については『新加九経字様』雑辨部に
「鼎」字の下は木を裂いて炊くことに象り、左が爿で右が片であるとしている。
「偏旁」としてはもっぱら「音符」として使われ、ショウ(壯・牆・將など)やジョウ(狀など)といった音を表している。
「爿」を偏旁にもつ漢字はもっぱら
「旁(かたわら・ボウ)」に従って分類されており、
「爿部」はそれらに分類しづらかった少数のものだけを収めている。
・・・「淵・婣」の「氵」と「女」を省いた造りは「丱(くさ・カン・ケン)」の部首を内向きに4っ上下に組み「一」で繋いだようにも・・・
ーーー↓フチのブログ記事からの抜粋アラカルト・・・
ふち(淵・潭)
底が深く水がよどんでいる所
容易に抜け出られない苦しい境遇。苦境。
「絶望の―に突き落とされる」
「淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず・(漢書・董仲舒伝)
岸辺に立って魚が欲しいとただ眺めているよりは、
家に帰って魚を捕る網を編んだほうがいい。
具体的に努力すべきであるという戒め。
ーー
淵(ふち)
河川の流水が緩やかで深みのある場所。
川の深み
淀み
対語は、水深が浅い
急流部を示す瀬(せ)
渕は俗字
ーー
淵が川の「深い」部分であることを示す
「筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞ積もりて 淵となりぬる」
陽成天皇、後撰和歌集(小倉百人一首)
「吾が宿の 菊の白露 今日ことに 幾世積もり 淵となるらん」
清原元輔、拾遺和歌集
ーー
淵が川の「澱み」であることを示す
「山河は 木の葉流れず 浅き瀬を 急けば淵とぞ 秋はなるらん」
壬生忠岑、拾遺和歌集
ーーーー↓
・・・「かしこいヤツ」だな・・・
(一)
【畏し】
もったいない。恐れ多い。
出典更級日記 竹芝寺
「かしこくおそろしと思ひけれど、さるべきにやありけむ」
[訳] もったいなく恐ろしいと思ったけれど、そうなる運命だったのだろうか。
ーー
恐ろしい。恐るべきだ。
出典万葉集 一二三二
「大海の波はかしこし」
[訳] 大海の波は恐ろしい。
ーー
高貴だ。身分が高い。貴い。
出典源氏物語 薄雲
「かしこき御身のほどと聞こゆる中にも」
[訳] 高貴なご身分と申し上げる中でも。
(二)
【賢し】
賢い。賢明だ。分別がある。
出典源氏物語 桐壺
「世に知らず、聡(さと)うかしこくおはすれば」
[訳] (源氏は)世間に比類がないほど、聡明(そうめい)で賢くいらっしゃるので。
ーー
すぐれている。立派だ。
出典源氏物語 若紫
「北山になむ、なにがし寺といふ所にかしこき行ひ人侍(はべ)る」
[訳] 北山の、何とか寺という所に、すぐれた行者がおります。
ーー
上手だ。大変よい。巧みだ。
出典枕草子 ねたきもの
「とみの物縫ふに、かしこう縫ひつと思ふに」
[訳] 急ぎの仕立て物を縫うときに、上手に縫ったと思ったのに。◇「かしこう」はウ音便。
ーー
都合がよい。ありがたい。
出典源氏物語 若菜上
「風吹かず、かしこき日なり」
[訳] 風も吹かず、(蹴鞠(けまり)には)都合がよい日だ。
ーー
〔「かしこく」の形で〕盛大に。大いに。非常に。
出典竹取物語 かぐや姫の生ひ立ち
「男はうけきらはず呼び集(つど)へて、いとかしこく遊ぶ」
[訳] 男はだれかれの区別なく呼び集めて、たいそう盛大に管弦の遊びをする。
参考
「かしこし」と「ゆゆし」の違い 「かしこし」が畏敬(いけい)という肯定的な気持ちを持っているのに対し、類義語の「ゆゆし」は、不吉・不浄な物を忌み避ける否定的な気持ちを持っている。
ーーーー↓
・・・ボクのモンダイは「淵=潭=渊=渕」の探索であった・・・どうやら「同時的な相関性を持つ共時性(シンクロニシティ)」であるらしい・・・「布置」の「精神構造」・・・「精神構造」というより、コトバとしては漢字的には「存在(患者)」対象である「人間の脳ミソ」の機能的で動的な「精神形態」・・・「認識主体」である「医者・研究者・心理学者」の「存在機能=認識」としての「精神形態」の方がイイ・・・だろう・・・
ーーーーー↓やっと、「目的知」に「辿り着いた」・・・
枕草子
(一五段)・・・・・十五段・壱拾五段・壱五段・拾伍段・・
淵は
かしこ淵、
いか
なる
底の心を
見えて、
さる名を
つけけんと、
いとをかし。
な
いり
そ
の淵、
誰に
いか
なる
人の
教へし
ならん。
青色の
淵こそ
また
をかしけれ。
藏人などの
身に
しつべくて。
いな淵。
かくれの淵。
のぞきの淵。
玉淵。
ーーーーー
・・・いと、おかし・・・ふちぶち・・・