1009日目・・・朝、9時半頃、窓の外をみたら、雪がチラチラと舞い落ちて庭の松ノ木も、家を囲む松ノ木も白帽子。ガレージの屋根にも10センチくらい降り積もっている・・・電柱も電線も、向かいの家の屋根のTVアンテナにはナゼかツガイのカラスがトマっている。夫婦なのか親子なのかは判らないけれど、この雪の降りしきる中、雪を頭に載せながら・・・餌を確保するには困難だろうナ、ッ。もう、30分くらいはそこに佇んでいる。又、外での除雪の時間かな・・・

 ・・・ニュースを覗いたら「カン」さんが「センキョ宣伝中に10針ほど縫う怪我」とあった・・・「殿中でござる」、「乱心めされたか、浅野殿」、「おのれ、上野介」・・・「即刻、切腹、申し渡す」・・・「なんと、御無体な仕儀、仕置き」・・・「大石蔵之助殿はイカガなされるおつもり」・・・「敵を欺いて艱難辛苦、堪忍辛苦」・・・
 「各々方、討ち入りでゴザル」・・・「吉良殿、天誅でござる。お覚悟を・・・御首、頂戴いたしまする」・・・
 「御政道にあらざる仕舞い」・・・「私闘である。即刻、捕らえ、吟味、処刑」・・・「今しばらく、ご猶予を・・・忠義の断行、お家お預かりの上・・・ご判断を・・・」
 最近、「四十七士」の「当時、処刑された場面の絵図」が発見されたが、その「絵図」には「武士からぬ様子の処刑場面」が描かれてあった。
 現実には討ち入りも姿も「具足、軍装」でもなく、「誠」の羽織、軍旗も陣太鼓も無かったらしい・・・戦術的な奇襲作戦なら当然である。
 美化されたのは「歌舞伎」に於いてである・・・吉良、浅野、双方に対する幻想、妄想は「脚本」と「舞台」でバラ撒かれたのだ。それは幕府「御政道」にとって、ホクソえむモノガタリでは、あったカナ・・・「仮名手本忠臣蔵」・・・桜田門外の変・・・「花の生涯」・・・「井伊直弼」・・・サクラダファミリア・・・石造、石刻寺院、聖堂、教会・・・