864日目・・・前回の「眼から鱗が落ちる」だけれども、「柿(かき)と杮(こけら)」のカンジが異なっているコトの「説明」ををモウ少し・・・

 柿(かき・シ←木+亠+巾)・・・果物の秋に実る柿・「猿蟹」合戦の「柿の実」
 杮(こけら・フツ・ホ・ハイ←木+市(十+冂)・・・歌舞伎新築小屋の「杮落とし」

 「こけら」の訓読みには「鱗(うろこ・リン)」も「こけら」と訓読みしている。
 「魚や蛇の鱗(うろこ)」がナゼ「杮(こけら)」と同じ発音で「こけら」と読まれているのかは「屋根を葺く柾(マサ)の木が薄くキラレ」て「魚の鱗」のように「屋根葺き」の材料として重ねられていくからである。

 木屑・柾木(まさき)葺き→正記・雅紀→こけら(杮)=鱗(うろこ)・・・「眼から鱗が落ちる」・・・The scales fall from one's eyes.(目から鱗が落ちる新約聖書・第9章)・・・→「この表現は魚の鱗ではなく、『蛇の鱗が脱皮するときに目から落ちる』」・・・

 ボクが「現存-古事記・現存-日本書紀」の読み方を
 「メからウロコをオトス」とは
 「女(め・ジョ・ニョ・おうな・おんな=音名)」
 から
 「鵜(鸕・兎・卯・烏・宇・胡・得)の路(呂・賂)の処(拠・古・胡・子・故・弧)を音(おと)諏(す)」
 と「妄想」をタケて「思考」し続けているのは「現存-古事記・現存-日本書紀」が「旧約聖書新約聖書」を重ねた「旧訳、新訳」の「古事記日本書紀」であると思うカラです。「イッソップ物語」が「キリスト教」を布教する手段として日本に広められたのは「安土桃山時代」からで、「日本の御伽草子」も盛んになっていくのはこの時代以降、江戸時代です。「猿蟹合戦」の

 「猿→申(さる)→申(もうす)」→猿=獣+袁=ツ+田+一+口+十+一+口+衣
 と
 「蟹→仮似(かに)→化爾(かじ)」→蟹=解+虫=角+刀+中+ム
 は
 漢字の「マジック(文字霊)」だから・・・

 「コケラ(杮=フツ・フチ)」も「ウロコ(鱗=リン)」も重ねて屋骨、本体を「フク(葺く→譜句→付記)」ものです。大きな「蕗の葉」とはアマ傘(笠)の代用です。コロポックルの神様はフキの下にいらっしゃるらしい・・・・以下は「杮(こけら→木+市)・柿(かき→木+市)」が関連するボクの小説からの抜粋ヶ所です。
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 コジキ姫「壱与」、カンジて赤い絨毯にのり、空をカケメグル
           「古事記・字源」物語


 感じる・・・漢字は・・・核融合・・・そして・・・核爆発

「イチは位地、位置。初めのイチ。市はアキナイ、トリヒキ、シオキバ、サラシバ、チ、ナガ、マチとよむわ。イチが重なるイチ。『市』はまったく市と似ているけれども別の漢字で、フツ、フチとよむ漢字で意味がヒザカケ、マエダレがあるわ。膝掛け、前垂れ。これは妃の座を掛け、日の坐を懸け、『真』に重るは誰だわ」
 「布津、不知、それは字を比べ、懸け、前の、全(マタ)が誰、と云う事か?」
 「そう、前卷は誰かの字を観て比べよ、だわ。膝は月の木の水」

 興味のアル方はご訪問ください・・・
http://www42.tok2.com/home/nikorao/tokepe/hime18.htm
 序(ついで)に
http://www42.tok2.com/home/nikorao/tokepe/nakamaro1.htm
 の「阿倍仲麻呂」にも・・・ココには以下のモノを記してある・・・
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 斧鉞(フエツ)=重刑・征伐文章の字句などを削ること
         修正
 斧柯(フカ)=斧の柄・政権斧斤(フキン)=おの・まさかり
 斧鑿(フサク)=斧と鑿(のみ)大工道具
         詩文、絵画などに小手先の技巧をこらすこと
 斧質(フシツ)=首切る斧と首切り台処刑の道具
 斧辟(辟+力)=フヘキ・中国の山水画の岩石などを描く画法

 があり、「文章の字句などを削ること。修正」、「詩文、絵画などに小手先の技巧をこらすこと」があるのだ・・・「首」とは「和歌」の「一首」でもある。
 「岩石=磐石=ガンセキ」の「磐」は「現存・古事記」では、

 「磐余」として使用されている名前の持ち主である。
 「神武天皇」である。
 「彫刻」するために「素材の磐」をクリヌイた「岩石」の「小片(かけら・欠片)」である。スナワチ、

 「張告・長国・兆国・兆石・超克・チョウコク」するため
 「違和・イワ」を「庫裏・句理・繰り・クリ」貫いた
 「岩」の「石」
 「意思・意志・遺志・頤使・遺子・李氏・縊死・医師・イシ」の
 「アマリ」で、
 「掌編・小編・章編・小変・ショウヘン」の
 「ガン・セキ」=「雁・鴈・贋・含」の「籍・席・関・積・昔・蹟」

 である。「斧」の漢字分解は、「父」は「斤(キン・キム)」である。美男子の「キムタク」ではあるまい。「キン・キム」の同音を有する者に違いない。
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 「小片(かけら・欠片)」とは、スナワチ、「こけら」で「木の小片・木の屑・木の木っ端」で、「木材が製材された後に出るアマリ(余り・天利・甘利)」ある。
 スナワチ、
 「キギのショウヘン」とは「機宜・記義」、「記紀古事記日本書紀)」の「掌編・小変・小編」である・・・