820日目・・・取り敢えず「お袋の家の中と庭、物置」を空っぽにした・・・6月28日〜10月20日・・・晴れの日も、雨の日も、強風の日も、霰の日も、ひたすら荷車を押し、イチ、ニイ、サン、シイ、往復1000歩の歩数を数えながらモノを運ぶ作業はオワリになりつつある・・・一往復する度に「わかば」と珈琲の「ご褒美」・・・歩数を数えながらもピラミッドの建設作業に従事したと言われてきた「奴隷の重労働」を思い浮かべていた。現在的にはピラミッドの建設に従事したのは「奴隷」ではない、と言われている。農閑期の農民に対する「失

 それにしてもナゼ、「豊穣」だったはずの古代エジプトの農閑期が「失業」になるんだか。農閑期のピラミッドの「建設重労働」が農民のレジャーだったとは思えないが・・・かっての「スターリン」の政策を揶揄批判した「ファーム」を思い出した。それとも「国家の専売だったビールの配給」につられた、のかも。「ニコチン」よりも「アルコール」の威力の方が強烈であることには間違いない、とは思う。「禁煙法」は出来たとしても「禁酒法」は無理に違いない。それにしても「禁酒法」にせよ「禁煙法」にせよ、これらの「禁止法律」は「闇市場」が潤う根源である。砂糖、糖分は糖尿病、塩分は高血圧、マクドナルドのハンバーガーは肥満病、セシウム汚染米、野菜、それに魚、牛肉は「仏教徒」ならば・・・禁止しなくちゃぁ・・・トーテム信仰の多神教はナニを喰ってもオッケイ牧場だ。カミのタマシイが宿っているモノは何でも喰ったら強くなるらしいから・・・薬事法で禁止されている「コカイン」は南米アンデスの気うすな高地で生活している人々の生活必需品だった。
 ・・・日曜日にNHKの教育で「日本、白熱教室」をみたが、どこが「白熱」なのか、サッパリ。先生は日本語の使われ方が「奇妙だ、奇妙だ」を連発していたが、ナニを「基準」にしての「奇妙なハナシ」なんだか奇妙だった・・・「参加と帰属」、西洋人も「帰属意識」はあるさ。「モノとコト」、「モノの出来事・モノの関係性の事態」である「物事」は分けては「考えない」のさ。主語名詞、叙述動詞の分類は「哲学の範疇」ではない、なッ・・・
 ・・・幕末に「露寇事件」があったとのNHK番組でやっていたのもみた・・・倭寇・和寇・若生・・・「元寇」は神風が吹いたらしいけれど、「露寇」には「冬将軍」で東北の諸藩の武士は大勢が凍え死んでいった・・・それでも「お江戸」は町人文化の花盛り・・・蝦夷、北海道は大変だった・・・イヤァ、ッ、今現在も、出生地がこんなに厳しい気候とはね、ッ。
 さぶい、ひゃっこい・・・水道料金、灯油、野菜類、健康保険はオワリのオオスよりもハルカに高い・・・ボロ屋敷での生活、もつかな・・・平安時代の貴族の生活よりは文明、文化の生活だけれど・・・
 ・・・以下、抜粋記事です・・・
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 神風で沈んだ元寇の軍船、長崎・松浦沖で発見
 読売新聞10月20日(木)18時48分
 長崎県松浦市鷹島沖の伊万里湾で、鎌倉時代元寇(げんこう)(弘安の役、1281年)の際に沈んだとみられる元の軍船が発見された。

 発掘を続けていた琉球大の池田栄史教授(考古学)が、20日明らかにした。鷹島周辺ではこれまで元軍の船材の一部やいかり石、砲弾などが出土しているが、原形をとどめた船体がまとまって見つかったのは初めて。

 船体は鷹島の南、水深20〜25メートルの海底を約1メートル掘り下げた層で昨年発見され、今年9月30日から本格的な調査を行っていた。船底の背骨にあたるキール(竜骨、幅50センチ、長さ15メートル)と、その両舷側から、幅15〜25センチ、厚さ10センチ、長さ1〜10メートルの船底・船腹の板材が多数見つかった。キールの両側には白灰色の塗料が塗られていた。

 中央にキールが通っている船底の構造のほか、船材上に中国陶磁器の破片や中国特有のレンガである磚(せん)があったことから、元の軍船と判断された。キールの先端にはさらに部材をつなぐ加工があり、全長は少なくとも20メートルに達するとみられる。

 鎌倉時代、中国・元のフビライは日本に服属を迫るため、2度にわたり朝鮮半島の高麗との連合軍で来襲した。文永の役(1274年)に続く弘安の役では、約4400隻からなる大船団で、14万人の将兵が攻めよせ、一部が博多などで戦闘を繰り広げた。その後、船団が鷹島周辺に集結した際に「神風」と呼ばれた暴風雨で、大半が壊滅したとされる。

 日本列島ではこれまで縄文、弥生時代の丸木舟が出土した例はあるが、木材を組み合わせた中世以前の構造船が原形をとどめて出土したのは初めて。構造船としては最古の発見例となる。
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 元寇の「寇」の漢字は、王冠の「冠」に似ているけれど

 「寇(コウ・ク)」=宀+元+ト+又
 「冠(カン)」=冖+元+寸
 
 である。漢和辞典での意味は
 あだ。かたき。敵
 国外から侵攻して来る敵。外敵。また、外敵の難。外寇。
 あだする。あだす。
 害を加える。そこなう。あらす。
 しいたげる。乱暴する。
 かすめとる。おびやかして奪い取る

 である。ここには「よこしま(邪)」の日本語意味が無い。だが「そこなう=害う」の「害」は「にくむ=憎む・ねたむ=妬む・嫉む」の意味も記されている。「憎む・妬む(嫉む)」とは「よこしまな心、気持ち」である。偏に「女」で「石」である。石女(うまづめ)で妊娠しない女性のことだ。「女」で「疾」である。「女の嫉妬」らしい。「疾」とは「疫病」で「流行病・急病」で、「疒」+「矢」である。「妒(ト)」も「ねたむ」と訓むが「妬」の同音同意の異字である。「戸(と・コ)」は「片開きの扉のこと」である。そして「上戸・下戸」は「飲酒の量」である。「引きとめる」の意味もある。
 ・・・「妒」とは「音名(おんな)」を「引き留める」である・・・
 「ネタミのカミ」とは「旧約聖書の神」であった。すると、「唯一神」とは「女神」のことだな。多神教のオリンポスの女神の「ヘラ」は確かに嫉妬深い女神ではある。「古事記」の「伊邪那美」には夫に対する怒りやネタミがあっても、男の「伊邪那伎の左目」から生まれた「天照大神」には「嫉妬の記事」は無い。「左」も「よこしま(邪)」と訓じられている漢字である。
 「よこしま(邪)」のセリフのある歌舞伎には「韓人漢文手管始」があるそうだが・・・ボクは、そのストリーの内容は知らないんだけれど・・・学問の神様に祀り上げられた菅原道真の「菅」も「よこしま(邪)」と訓じられている。手管の「管」は「竹冠」で、前首相のカン総理大臣の「カン」の漢字の苗字は忘れた・・・