784日目・・・「おかぁサンの代弁(代返答)」・・・地震災害、津波災害、原発被害、追い討ちをかけるような被災者への霙の寒さのTVニュース。今日は新入生の入学式。死んでしまった女の子の黒枠写真を胸に抱きしめた「おカァさん」が教室の後ろの方で、先生に子供の出席の名前を呼ばれて「代弁(代返答)」をしていた・・・毎日、毎日、TVニュースを見ているだけで残念で、悔しいほどの「命の脆さ」と「悲惨さ」、そして、無神経で素人(?)政治屋の「権力者の仕打ち(?)」・・・目頭と鼻と喉にジィワぁッと、苦い涙が滲んでくる・・・


 ボランティアではなかったけれど、11日と14日、茨城空港に二度降り立ったから「放射能」を少しはあびたかも・・・ ・・・ジェット旅客機に乗って上空から日本の地形を見るとまさに「おもちゃ」のような世界で「ガリバー」にでもなったような気分だ。バケツの水をぶちまけたらひとたまりもない豪雨で家や自動車が流されてしまうだろう、な、と思う。ジェット機のエンジンから轟音とともに噴射されるガスは地上にあるものを吹き飛ばしてしまう感じである。
 つくづく人間の日常生活は地球の自然環境の中で脆い、と思う・・・そして、人災を引き起こす人間の愚かさと、人間の執着心・・・
 ジェット機が雲が布団棉のように延々と敷き詰められている上を飛行している。
 「雲(ウン)」のコトを日本語では「くも」であるが、「海(カイ)」のコトを「うみ」と言い「棉津見(わたつみ)」、「海の原=わたのはら・海原(うなばら)」とも言う。「雲」は「運」と「云」に掛けられているのかなぁ〜とも思ったりなんかして。
 「わだつみ」は元々の意味が「海神(カイジン)」である。山頂の上空から見下ろして眺めた雲の広がるさまを「雲海(ウンカイ)」と言う熟語もある。海の波のうねりのように見える白雲と言うことなのだろうか、それとも海のような広大さの比喩なのだろうか。晴れ間の青い空に浮かぶ千切れた白い雲の影が海に映し出されているのを観ると、空の青、海の紺緑にも染まず漂う、である。
 「きけ、わだつみの声」と言う「学徒出陣」で死んでいった「学生の詩集の本」があったけれど・・・
 「わだつみ=わたつみ」は「海」であるが「わ・だ・つみ」とするなら「倭拿罪(わだつみ)」で、「倭(わ)」を「拿(ダ・とる・つかむ・とらえる)」で、合字としての「拿=合+手」であり、異字漢字としての「拏=奴+手」、「挐=如+手」は「引っ張る・乱れる」に意味は広がるが、同音、同義の意味である。
 拿は北方領土海域での日本漁船がソ連(ロシア)に「拿捕」された、としてよく新聞に載った漢字である。ならば「倭を捕らえた罪」が「海神(わだつみ)」なのだろう。それとも「和を乱した罪」なのかも・・・
 「雲」との関連は「雲=雨(あめ)+二(ふたつ)+ム(よこしま)」で、「アマの次のヨコシマ(横島・邪)」ならば、「あま(海部・海人・海女・海士・尼・天)」の「ふたつ・つぎ」の「邪」で卑弥呼を継いだ「13歳」の「壱与=壱與」である、カナ・・・阿毎王朝=阿倍(あべ・安部・阿部・安倍・安陪)・・・阿武・・・

 「くも(雲)」がナゼ、ムシの「蜘蛛(くも)」と日本語では同音なんだろう・・・「蜘蛛の糸」って云う小説、「芥の川」って作家書いていたなッ・・・「お釈迦の気紛れ」なら救われないョ、なッ。しかも一本の糸・・・スパイダーマンが・・・ネットを張ってくれれば・・・
 ・・・などと、ボンヤリ妄想をタケて、名古屋空港に・・・