663日目・・・技術立国、日本国の誇るべき小惑星「いとかわ」の探査機「はやぶさ」の地球への帰還と、夕方のNHK教育TVの「サンデル教授のハーバード白熱教室の道徳・正義・愛国心」、それに機能のワールド・サッカーの「韓国とギリシャ」の対戦・・・昼間のTV番組の「たかじんのそこまで言う委員会」の「冤罪事件」と現在の「裁判員制度」、そして「命とは何か?」の問いかけ・・・ボクとしてはこれらの問題が全て「共通項」としてのテーマが重なっているように思えたのだが・・・

 戦後地球の一地方の日本に「人間」として生まれたボクは「はやぶさ」を「日本人」としてホコリに思う。この「誇り」は「日本国家」への「愛国心・忠誠心」からとは全く別物のである。たぶん、単純に言えば「日本国=憲法条文=国家(?)」としての「ホコリ」である。
 来週、「白熱教室」は最終回らしいが「サンデル教授(?)の思想の結論」が出るのだろう。「人間」としての「哲学的生き方の結論」が・・・
 「ワールド・サッカー」のTV観戦で「日本チーム」でない「韓国VSギリシャ」戦・・・「韓国選手のゴール、スゴぃ、ワッ」、と思うが「日本チーム」が「他国」と対戦する時の不思議な感覚、「心臓」と「肉体全体」へのあの変な圧迫感のあるドキドキするような緊張感が全然無い。所詮、「他国同士の試合」であるからなのか・・・だが、NHKの解説者のコトバは殆どが「韓国びいき(?)」であった。その理由が「韓国の選手」がかって「日本のJリーグ」のドコドコに所属して選手だった、と言うことらしい。チョットした関係であるとか、チョットした知り合いであるとか・・・そうなんだョなッ、ボクも「ギリシャ」よりも隣国の「韓国」が勝ってほしい、なッて。在日韓国人もいるし。それに「ギリシャ」のみならず、「ヨーロッパ諸国」の対戦相手が香港、台湾や、タイやフィリピン、東南アジアの国々でも気持ちは一緒だろう。日本の地理的状況から近い順・・・だがアジアと言っても「北朝鮮」や「中国」の対「白人諸国」戦だったらどうだろうか・・・全くそのサッカー試合自体に無関心かも。
 昨日の「サッカー」では「ギリシャ」には何故、シンパシーを感じなかったのか・・・その理由・・・?
 ギリシャに関しての書籍は神話から歴史、物語、哲学も随分と読み漁った。そして2度ほど訪ねて滞在したこともある。古代ギリシャ遺跡以外は当時のギリシャギリシャ正教会の教会もあったが、衣装も街並みの雰囲気も「アラブ・トルコ」、イスタンブールの延長と言う感じだった・・・偉大でアコガレの「古代ギリシャ国家」、「西洋史の原点」、古代の「アレクサンダー大王」の「侵略の歴史」・・・アジアの中央集権の大国ペルシャ都市国家ギリシャに負けた、と言う単純な理由かも・・・歴史的事情がわかれば何時の時代でも戦争には負けたくない・・・
 考古学的に古代の朝鮮の「新羅の文化」は古墳や装飾品、国家制度(?)が黒海周辺、北方経由で「古代ギリシャ」の影響があったみたいだけれど・・・
 「韓国VSギリシャ」のサッカー戦でのボクの単純な「韓国シンパシー」、「日本」に身近な存在の「韓国」は、朝鮮半島→九州→近畿・機内→東北←朝鮮半島と渡来してきた人種で、「極東アジアの隣国」だからと言う曖昧な「地理的・歴史的」なモノでしかない。
 サンデル教授の白熱教室の「道徳・正義・忠誠心」の「論戦(?)」で、「子供に対する親の義務・親に対する子供の義務」、「ルームメイトのカンニング学生に対するチクリの是非」、そして「フランスレジスタンスの郷土爆撃拒否」、「アメリ南北戦争時に於ける南軍将校の郷土愛の立場」、「アメリカ南部の歴史的プロセスに於ける白人、黒人種差別」、とにかく、「国家への愛国心、郷土への郷土愛」、「忠誠心」、ダレを優先順位に「護る」のか、家族→親族→地域共同体→国家・・・「忠誠心の自由な選択の基準」・・・「情緒・感情・慣習・伝統」に流されない「正義・道徳・善」とは?・・・「善」って、配膳される「お膳」の質と量的問題だろう、ナッ。
 ・・・「死刑の是非」・・・「たかじん番組」での「タジマ女史の発言」にチラッと見えた「死刑では無く、重労働とか・・」・・・たしかに、「殺人犯の体力・能力」を抹殺するにはもったいない。ボクは「60歳以下の殺人犯」には「死刑」でもなく、三食付き居住地の監獄へ無期懲役の収監するのでもない、「被害者家族に労働酷使権・遠島重労働・非売品奴隷・生体実験品としてのいずれか1つ選択権」を与える。「60歳以上は死刑」。「強姦犯罪」には「宮刑」・・・である。「詐欺横領の経済犯」には・・・
 問題は無実のモノを「冤罪」としない・・・「犯罪証明・立証」と「裁きの方法」であるな・・・
 ゼン→「全」、「膳」、「喘」、「禅」、「善」、「繕」、「然」・・・