392日目・・・昨夜の「カンブリア宮殿」・・・2007年12月24日放送・・・「仕事快適!理想の工場へいらっしゃい

naie2007-12-25

〜創業450年、最先端を走る職人集団〜」・・・ゲスト:岡本太一氏(鍋屋バイテック会社会長)・・・観客:工場で働く人100人・・・以下抜粋・・・
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 岐阜駅から車で30分走った丘陵地帯に"理想の工場"がある。
緑に囲まれた工場では始業ベルは鳴らない。スタバの店員のようなシャツに身を包んだ工員たちが楽しそうに働く。目を移せば、プールが見える・・・
 その会社の名前は「鍋屋バイテック」。
 かつて千利休に茶釜を納品したという創業1560年の鋳物屋の流れを汲む企業。
 しかし、そんな伝統企業も、いつしか近代化の波に飲まれ時代遅れになりつつあった。  
 1972年、業態変換を模索していた会社は、社長の息子で商社マンだった岡本太一氏に将来を託す。
 岡本は、

 「工場ではない、工園を作る」
 「部品一個から即納品。注文されてすぐ握る寿司屋になる」
 「事業の予想は立てない。予想は当たらないから」

 など、ユニークな経営方針を次々と打ち出し、"老舗の考え"を一新させる。
 その一方で、"老舗の技術"を活かし、ハイテク部品の開発に乗り出す。鋳物職人たちの"匠の技"は見事に息を吹き返し、今やモーターやエンジンに使うプーリーなどのハイテク部品ではトップシェアを誇り、売上高は10倍の70億円にまで成長した。
 今や地元学生の間でも就職人気の高い会社となった。

 岡本氏が作り上げた"伝統"と"最先端"が共存する、古くて新しい町工場とは一体どんなものなのか?社員たちが働きやすい"理想の工場"について考える。
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 「岡本会長」に「日本国の首相」をやらせたらどうか?
 「理想の工場」か、どうかはワカランけれど、「岡本会長」がTVで言っていたコトは、ボクなりに勝手に捉え返すと、

 「自然」であるか
 か
 「不自然」であるか

 を基準に「生産設備」、「生産工程」を考えろ、であった。もちろん、その場所で「働く人間」も、「人間諸関係」をも前提に・・・
 「損・得」ではなく、「善・悪」でなく、「正義・不正義」でなく、「自然」か「不自然」かを「生産」と「販売」、すなわち「会社組織」に於ける「生産活動」とその「販売」、

 「生産物の生産」、
 「生産工程(生産諸関係・労働諸関係)」、
 「労働環境(労働者の労働空間・場所)」、
 「人間諸関係(技術修得に於ける上下マイスター制度)」、
 「人間教育(人間育成・従業員の家族環境も含む)」、
 そして
 「販売、取引先との諸関係」
 の
 「基準判断」とすべし、であった。

 「労働者の賃金を低く抑えるコト」によって、「利益・利潤」を出すのではなく、「労働環境を自然体として整備するコト」によって、そして、その環境で「労働者の物つくりとしてのプライド」を育て、自覚させ、「利潤・利益」を上げる・・・きっと、「労働環境」、
「労働者のプライド」ばかりでは無く、「企業としての利益・収益の配分」もそれなりに「労働者の賃金」として還元されているのだろうのナッ・・・結構、一昔前の企業家は「福利厚生、娯楽施設」に資金を注ぎ込んでいた、と思うのだが・・・「労働者」を生かさず、殺さず、生産効率を上げるためには「アメ」が必要だった。

 NHKのドラマ番組の「ハゲタカ」・・・ボクが勝手にシナリヲを改作・・・

 「借りた金は返済するのが当たり前」
 「・・・たった200万円が工面できなくて死んだんですよ」
 「仕方が無い・・・資本主義の世の中なんだから」
 「資本主義・・・」

 「創業者の理想は・・・」
 「理想は・・・」

 「・・・お札はたかが紙きれ、紙の上に数字が書かれているだけ。金を扱う人間は何等、実物、生産物としての価値を産み出さないモノを扱っているだけだ」
 「その紙きれで命を失う人間も大勢いる。ハゲタカなら最後までハゲタカとしての立場を貫きたい」

 「金が目的ではない。金持ちになるコトが目的じゃない・・・目的は実業、仕事をキッチリとやると言う事だ」

 ・・・要は、「人間のカネの使い方」の問題である・・・なッ。だが、有り余って蓄積された「金の流れ」は「ソウは問屋は卸さない」と言う状況もある。ドコのダレに「集中蓄積」されているのか・・・この集中された「余った、ダブついた膨大な金」をどうするのか?・・・「運用」だって?・・・博打だろう・・・「余った金」、くれるなら寝て暮らすかな?

 「いいコトバ」に騙されるなよッ!・・・あんたが、イイ人なら、「イイコト言う奴」は疑った方がイイ・・・アンタから何かを盗もうとしている奴らだから・・・