334日目・・・八月(戊申)十四日が新月の「庚辰」、十五日が「辛巳」の「支合申ー巳」、十六日が「壬午」、十七日が「癸未」・・・「ペルー地震」・・・関係あるのかな?・・・日本の東部沿岸は「津波」にも注意・・・それにしても「あつさ」は異常・・・古舘さんの「ニュースステーション」では北極海の氷が消滅しつつあるそうだ。北朝鮮では大洪水らしい・・・

 今日はお客さんから貰った招待券で「梅沢富男・前川清」の特別公演をデカイ劇場で見てきた。劇場でこんな「ショー」をみるのは二十前後にオフクロと東京で「日劇ダンサー・ショー」を一回見て以来である。さすがに「若い人」はほとんどと言っていいくらい観客席にはいなかったがオジィちゃん、オバァちゃん、中年の家族連れ・・・で、席に着いたボクはなんとなく孤独を感じてしまった。招待券は二枚貰ったのだが、一緒に行ってくれるヒトがイナかった。それにしても「大劇場のロビー」って、なんか北海道の千歳空港のロビーの売店みたいだった。

 帰ってきてTV番組の映画「戦場に架ける橋」を観た。ムカシも観たけれど、今回も「戦争」って言うのか、「人間の仕業」って言うのか、「生き物のサガ」なのか、宇宙、自然界のあり方なのか「造っては壊し、壊しては造り」の繰り返しの連続・・・この映画監督はかなり「日本人(武士道?)」を「勉強」しているヒトなんだろうな、とは思う。
 だまっていても、いずれは老化、死滅する個的人間なのに、生きている間の「戦争」って、社会的人間諸関係で、その時間帯で「如何に生きるか」が「意味」を持つんだろう、ナッ・・・
 「捕虜」になっても「軍人の階級性を厳守」する、と言う「国際条約」を作って「戦争」するなんて、ダレの思惑なんだか・・・アホらしい・・・そもそも「国家間の戦争殺人」に「ルール」を作りましょうって・・・「文明国同士の戦争殺人ルール=国際戦争ルール」・・・笑っちゃうけれど・・・なんせ、美化された騎士道も武士道も、「平和な時期」に「支配階級の秩序に都合よく物語化」された中世の「武人・軍人・武芸者」の個人的な「戦の心構、立場」で、忍者、間諜、諜略者には関係ないシロモノだし、鉄砲発明以来、「大量消滅作戦の中世、近代戦」でも無意味なのに・・・当然、「現代戦争」に於いてもである。

 命令絶対遂行と服従・・・戦勝日本帝国軍人
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 強制労働・・・・・・・・捕虜
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 国際条約厳守・・・・・・敗戦捕虜英国軍人
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 個的延命願望・・・・・・捕虜脱走アメリカ軍人
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 戦争任務遂行・・・・・・コマンド英国軍人

 映画は日本、英国双方職業軍人が「国家間の戦争目的」を忘れてしまって「木材橋梁」を造ることに埋没没頭してしまうのだが・・・