229日目・・・タロットカードの「ⅩⅤ・十五・15・壱拾五」は「TOWER・塔」である。その意味は既に別なところで述べたが「旧約聖書」の「バベルの塔」である。

塔2


 「卑弥呼の時代」ならば、

 「樓閣・楼閣・樓館・楼門・楼闕・楼台
  ↓
 (木+婁・木+娄)+(閣・館・門・闕・台)」

 で、「江戸時代」ならば「火の見ヤグラ・天守閣」、あるいは「天文櫓・天文台」である。「戦国時代」ならば「砦(とりで)・物見やぐら」で、中国、印度では「卒塔婆」である。漢和辞典によれば「楼閣・樓閣」の「婁=娄」は「重ねる・重ね組む」の意味である。「楼閣」とは「キをカサネて高く造った建物」である。俗字であるらしい「楼」の「娄」は「米+女」である。「楼=木(十+八)+米+女」・・・「キにコメられたオンナ」・・・「壱拾の八にコメられたジョ」・・・「宿曜経二十八宿」・・・

 記に込められた音名

 壱(イチ)を拾(ヒロウ)八(ハチ)は米(八方位)の女(女宿は磨宮・磨羯宮に属し、鷲座のアルタイ=牽牛=牛宿と重なる)

 鬼(宿)と八方位(米)の女(宿)

 「婁宿」は羊宮に属し、「女宿」とは「安壊の関係」で「女宿」を「破壊剋害」する・・・「張宿」は「友衰の関係」で「友人」・・・「鬼宿」は「女宿」から「13番目の宿」で「危成の関係」の「危険」である。
 楼閣→キ+壱拾八+米+女
    ↓
    鬼宿→娄(婁)宿
           ↓
          女宿(七夕津女・琴座)
           ‖磨宮で重なる 
          牛宿(牽牛・彦星・鷲座)

 ・・・「磨宮」が重なるって「間宮林蔵」・・・漫画「子連れオオカミ」の仇・・・?・・・文政十一年、1828年シーボルト事件の裏切り者、間宮林蔵。二月、天文方「高橋景保」が無念の獄死、「塩漬け」・・・文久二年、1861年12月には遣欧使節竹内保徳・松平康直」がイギリス軍艦「オージン号」に乗船して品川を出港・・・途中エジプトに寄港し、ピラミッド(黄金塔)を見学し、スフィンクスの前で記念写真を撮った。「オージン号」・・・「応神天皇の號」、和名は「大雀」ではあるナッ。

 鉄骨のタワーの最初はフランスの「エッフェル塔(EIFFEL-TOWER)」である。「フランス革命100周年を記念し1889年、パリ万国博覧会に、ギュスターヴ・エッフェルによって建てられ、高さ301メートル」。日本では明治「二十二年」であった。六十干支では「己丑」年であった。中国清王朝は「西太皇后」の摂政が止められた「徳宗」、「光緒十五年」で、この年に「汪士鐸」と言う人物が死亡している。「」は大海を意味し、「」は事を処理する才能ある人間で、職業名につけられる「武士・学士・弁護士」で、「紳士・女士」の美称だが、元々は最下級官吏の官職名、「士大夫」である。問題にしたいのは「銅鐸」の「」である。

 =氵+王
 =十+一
 =金+睪

 「銅鐸」の謎の示唆である・・・最近、電線ばかりか、火の見ヤグラの「半鐘(ハンショウ)」を盗んでいく奴がいるらしい。大陸中国産業界隆盛による銅を筆頭に貴金属原料の不足で投機的にも価格が暴騰しているらしいのだ・・・古代には確かに「銅鏡」は古代中国王朝から貰ったけれど、「銅鐸」の記載はナイ・・・のだが・・・「塔=土+荅」で、ボクの漢和辞典には無い漢字だけれど「荅(廾・丱+合」は「峇(山+合)」や、そして、答(竹+合)=こたえ」に似ているョ、ナッ・・・「苔(こけ)=廾・丱+台(ム+口)」・・・のムスまで・・・
 後でわかったことだが「」は「豆(まめ)」の源字であるらしい。「豆=荅=++合=草の冠を合わせる」である。「冠=冖(ワ)の元(二のヒト)をハカル(寸)」である。
 ・・・元々「豆(まめ)」の漢字は肉(ジク・にく)を盛る「高杯(たかつき)」と言われる「食器(ジキ・しょっき)」のコトであるらしい。「たかつき」で読まれる漢字には「高槻・高月」がある。
 「邪馬台国」の「台」の源字が

 「臺(ダイ)=吉ワ至

 なのか、

 「壹(イチ)=士(十一)ワ豆

 なのかの論争があったのだが・・・「壱を拾う壱はワ(倭)の魔女」・・・「邪馬台国」の「楼閣・樓台・楼台」が倒壊したのである、かな・・・「壱=十一のワの匕(メス)」によって・・・